歩兵道   作:yudaya89

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第01話『歩兵道』

 この世は女性優先社会

 

 常にトップは女性

 

 男性は二の次の世界

 

 

 

この世界の現代日本において、男性は女性より立場が低い。家事は男性の成功を生み、育児は有能者を生み出す。男性の成功は女性の成果である。社会の成功者はその母親が成功者である。逆もありえることだ。 

 

 しかし男性の中には女性よりも優秀であると考える者も居る。しかしそれは傲慢と言うものだ。結局その者の私生活は女性無しでは成り立つものでなく、一人暮らしの男性は家事、洗濯等を疎かにする傾向を示し、結果遅刻、体調不良が目立った。

 

 

 かつて世界大戦においては男女問わず徴兵され、体力のない女性は戦車、男性は歩兵となり戦った。終戦後、とある流派が「戦車道」という武道を発足し、瞬く間に世界に浸透した。しかし戦車道には男性は参加できず、参加しようものなら、四方から凶弾された。そんな男性への扱いを改善、男性の地位確保のため『歩兵道』が発足した。しかし歩兵道は『危険』であった。何十トンもある戦車が相手であるのだから当然である。また女性に対する冒涜であるとみなされ、男性は死んでも女性は罪にならないとルールが成立された。

 

①戦車道、歩兵道、殺したほうは罪に問われない

②遠距離(15m以上)からの攻撃は無効とする。

③敗北条件は双方戦闘継続が困難となった場合(敗北宣言は無効とする)もしくは白旗での降伏とする

④歩兵道が持ち込む武器に関しては制限を設けない。しかしミサイル、破壊力のある爆発物等は不可とする

⑤人間への銃、砲撃はライオット弾を使用する。破壊目的では実弾の使用を許可する。

など

 

 

 戦車道が有利になるルールが設けられた。それでも女性に挑んだ男性も居た。しかし現代社会までただ一度も歩兵道が戦車道に勝利した事は無い。

 

 

 

 『・・・勝者・・・歩兵道・・・』

 

 しかしそんな男性を取り巻く環境が一遍する事件が発生した。勝利したのだ、歩兵道が戦車道に勝利してしまったのだ。日本中の男性が歓喜した。自分達の地位が、扱いが変わるかもしれない、変えられるかもしれない・・・そんな気持ちを心に持った男性達は再び歩兵道をはじめた。

 

 

 この物語は、そんな志しを持ち、日本を変えようとする男性達とは、まったく関係ない気持ちで歩兵道を受講している男子生徒の物語である。

 

 

 

 

 

 その男子生徒は、小学校3年生まで普通だと自分でも思っていた。しかし事件が起こった。女子生徒同士のいざこざからイジメに発展し、遂には双方の両親が学校に呼び出される自体となった。その時偶々学校の行事で残っていた男子生徒は、ある光景を目にしてしまった。何時もはプライドも高く、お高くとまっている女子生徒が両親にこってり怒られて、鼻水を流しながら号泣し、ごめんなさいと誤っている姿を。

 

 通常ならここで、可哀想、自業自得などの感情が出るはずだが、男子生徒は違った

 

 

 

 『可愛い』

 

 

 女子生徒の姿を見て『可愛い』と感じてしまった。しかしその後女性の泣き顔をみてもそのような感情が表れることは無かった。

 

 

 事態が一変したのは中学1年生のときであった。一人の女性生徒にイジメを受けた男子生徒は、証拠を集め、相手の両親の前で全てを暴露、女子生徒の悪事を暴いた。お金で全てをなかった事にしてくれと悲願する相手両親と女子生徒に対し、『この証拠を世間に晒し、お前の未来を潰す』と中々の陰湿な言場を浴びせた。そしてこの時、男子生徒は何故か女子生徒に性的感情が芽生えてしまった。

 

 

 この女を犯したい

 

 

 征服したい

 

 

 この顔をもっと見ていたい

 

 

 

 

 

 我に帰り自分は異常であると認識した。試しにアニメキャラで気の強い女キャラが乱暴され、屈服されている同人誌等を検索しオカズにした所、今まで感じたことのないオーガズムを体験した。

 

 

 そう気の強い女性が屈服された場合の表情に性的感情を持つという特異・・・いや変態性をこの時知ってしまった。その性癖が原因で事件を発生させ、他人に危害を与えたことはなかったが、突如としてやってくる衝動を押さえ込むには10回のオーガズムが必要であった。

 

 

 そんな時、歩兵道の話を聞いた。要約するとルールの範囲内で戦車を戦闘不能にする。戦車道を行う女性の殆どは男性に負けるはずが無いという考えでありプライドが高い場合がある。

 

 

 

 『俺にピッタリの武道じゃないか』

 

 

 

 それから通学する中学に歩兵道があるか確認したが、歩兵道ではなく歩兵同好会は存在していた。日本中が歩兵道の話題で持ちきりだが、やはり危険性については今直高く、実際に参加するものは少ない。代わりに、装備開発や作戦の考案等が主になっていた。理論だのロマンを追いかける男性が主に歩兵道を行っていたのが現実だった。

 

 

 

 

『俺には目的がある(女子の泣き顔をみるという)』

『だから俺を使ってくれ(間近で泣き顔を見るために)』

『頼む(マジで)』

 

 

 そしてその言葉に感化された同好会部員はこれまでの成果である装備、作戦を彼に託したのだった。

 

 

 

 それから1年後

 

 

『許して!!!』

『いや!!!!!!!』

 

 一両の戦車が暴走していた。しかしこの戦車はただ暴走してるのではない。歩兵同好会との試合中なのである。しかし暴走している。指揮官である女性生徒は冷静を失い唯泣き叫んでいる。他の砲手、操縦士においても同じである。何かを戦車から振り払おうと戦車を横に大きく振る・・・何度も何度も。そうしているうちに、戦車の足回りが損傷し走行不能となってしまう。しかしルール上まったく問題はない。

 

 走行不能となった戦車の中で指揮官の女子生徒が白旗を外に出そうと、ハッチを開け様としたが・・・開かない!!何度も押したが・・・開かない。なんで!!どうして!!彼女は原因を考えようとするが、

 

『コン・・・コン・・・コン・・・』戦車の上で鳴る音が、その思考を遮る。

 

「何の音・・・?」

「解かりません!!!」

 

 

 

『コン・・・コン・・・コーン』

 

 

 

「何?何!!何なのよ!!」

 一人が混乱するなか、冷静さを取り戻した女子生徒が

 

「これ・・・装甲の薄いところを確認していたんじゃ・・・」

  

 その時だった

 

 轟音と共に彼女達の数cm前の座席に何かが打ち込まれた・・・そして見てしまった。ハッチに開いた穴から覗く目を

 

 

 そして彼女達の悲鳴を消し去るかのように轟音が鳴り響き

 

 

 

 

 

 

 

 

 『勝者・・・歩兵同好会・・・』

 

 

 

 

 

 後に男子生徒はこう言われるだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『命を捨てた大馬鹿者』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






 戦車にひき殺される夢を見ました。その影響でパンプキン・シザーズを見てしまい、思いつきで投稿しました。

 後日文章等の改訂を行う予定です。



 勿論続く予定は・・・・・不明です。
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