バカとゲームとドロップアウト!?(凍結) 作:あんこ入りチョコ
「ガヴもFクラスだったんだね。テストの出来は悪かったの?」
「アキも一緒に来ただろうけど、テストの前日に箱争奪があってたよね?それで疲れてたからテストの時に寝てた」
「あー、うん。僕も疲れてはいたけど流石にテストの時には寝てないよ…」
「隠さなくていいよ。私は知ってるから。ずっと寝てたよね?」
うっ…バレてる…
「ちょ、ちょっとだけ疲れて少し居眠りしてただけだから…!」
「その割には、毎時間寝てたよね?」
「吉井くんもガヴも、テスト中寝てたの?春休みの間ずっと教えてあげてたのに…」
「ヴッ…そ、そんなことより、Aクラスについた…ってここ、ほんとに学校の教室…?」
「アキは相変わらず話そらすの下手だなー…って、ホントだ…あのババァ、学校の設備にどれだけ金つぎ込んでるんだよ…」
「うわぁ…下界の学校って凄いのね…」
僕たちはそれぞれの教室に向かうために2年生が使う3階に到着したんだけど、目の前に拡がっていた光景は、まるで高級ホテルのパーティ用の部屋のような大きさをした2年Aクラスの教室だった。
「ずるいぞヴィーネ。私とクラスを変えてくれ」
「無理に決まってるでしょ?努力しなかったガヴたちのせいなんだから…」
「ガヴ、駄々こねないで僕たちは僕達の教室に行くよ。ただでさえ遅刻してるんだから…」
「そうだった!またあとでねガヴ、吉井くん!放課後、ガヴの家に行くから!」
「ちょ、なんで放課後に私の家に来るんだ」
「そりゃあ、私があれだけ教えてたにも関わらずFクラスなんだから、その反省会よ」
ガヴ…ご愁傷さま…
「自分は関係ないみたいな顔してるけど、吉井くんもだからね?拒否したらこの前没収したガヴと吉井くんのカードゲーム、捨てるからね?」
「…はい」
「人質なんて卑怯だぞヴィーネ」
「そりゃあ、私は悪魔だもの。じゃあ、またあとでね。
すみません!遅れてしまいました!」
そう言いながら月乃瀬さんはAクラスに入っていった。
「…とりあえず僕たちもクラスに向かおうか」
「アキ!あれだけは捨てられる訳には行かないから絶対に私の家に来てよ!」
「絶対いくよ、僕もあれを捨てられる訳には行かないんだ…!」
僕とガヴが没収されたカードゲーム、遊戯王のデッキなんだけど、僕もガヴも1番お金のかかったデッキを取られたんだ、捨てられる訳にはいかないよ。
「…あれ?僕達のクラスは?ここ、廃墟じゃないか」
「…ガラスに2-Fって書いてあるけど、誰かのイタズラだな…?」
僕たちは教室に向かってたはずなんだけど…おかしい、目の前にあるのは廃墟だ
「うん、きっと誰かのイタズラだよね!さぁガヴ、帰ろうk「吉井くん、天真さん、入口でたたずんでないで入ってください」あ、福原先生!ってことは、ここ…Fクラスで間違いないんですか…?」
「そうです。ホームルームはまだ始まってないので、早く入って始めましょう」
「「…わかりましたー」」
こ、こんな廃墟が僕たちの教室だなんて…
この先が不安だな…
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