双璧の結晶と双璧が行くIS世界   作:白銀マーク

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更識姉妹仲直り

 ライとカレンの模擬戦、アキラの実力チェックをした放課後、ライはカレンに連れられ生徒会室にいた。アキラはというと、血液検査のため、出払っている。

 

「突然なんだけどもライ君生徒会に入ってくれないかしら?」

 

 楯無からそのようなお願いをされ楯無の扇子には『勧誘』と書かれていた。

 

「会長、先に私達の紹介をした方がいいと思うのですが・・・」

 

 そう言いながらライに紅茶を差し出したのは楯無の従者でもあり本音の姉の、布仏 虚である。

 

「そうだったわね、じゃ私から。改めて更識楯無よ。ここIS学園の生徒会長よ。よろしくね」

 

「会長の従者の布仏虚です。お見知りおきを」

 

「虚お姉ちゃんの妹でかんちゃんの従者の布仏本音だよ~」

 

「かんちゃん?」

 

「更識簪。私の妹よ」

 

「今私のルームメイトなの」

 

 本音がかんちゃんと言い誰なのか分からずにいると、楯無とカレンが教えてくれた。

 

「けど簪ちゃんは私のこと嫌っているはずよ・・・」

 

「何があったんだい?」

 

「実は・・・」

 

 ライは楯無から妹・簪のことを聞いた。

 

「君にとって妹さんは大事だとわかったよ。だからこそ遠くに置いておきたかったんだね?」

 

「そうよ。その方が安全だから・・・」

 

「なら何故自分の近くに置いておかないんだ?」

 

「え?」

 

「確かに君の家なら狙われるかもしれない。その時に遠くにいて守れなかったら君は後悔することになる。何より大切なら自分の手が届く所に置いた方がいい。僕達の話を聞いた君なら分かるだろ?本人に何も言わず突き放すのはダメだと」

 

「・・・」

 

 僕達の話で楯無は察した。ライは母と妹を遠ざけようとしたがギアスの力で失ってしまった事。

 

 布仏姉妹は何のことかわからなかったが、空気を読んで黙っていた。

 

「そう、ね。でもどうすればいいのか分からないわ・・・」

 

「なら僕に任せて欲しい。妹さんと話してみて、君と向き合えるように頼むよ」

 

「私も手伝うわ」

 

 カレンもライと共に更識姉妹の仲直りに協力すると言ってきた。

 

「早速行ってくるよ」

 

 ライとカレンは整備室に向かい簪に会いに行った。

 

 整備室。

 

「ここに会長の妹さんがいるんだね?」

 

「ええ。1人でISを作っているわ。会長がやったみたいに自分も1人で作るって会長も言っていたわ」

 

「なら先にその誤解を解消して、頼る事は悪い事ではないと教えないとね」

 

「そうね」

 

 

 

 

「簪いる?」

 

「・・・どうしたの?」

 

「ちょっと紹介したい人がいるの。今大丈夫?」

 

「・・・うん」

 

「ライこの子が会長の妹さんの更識簪よ。簪こっちは2人目の男性操縦者で私の恋人の蒼月ライよ」

 

「始めまして、蒼月ライです」

 

「初めまして。更識簪です。更識って呼ばれるのは嫌いだから簪でいい」

 

「なら僕の事もライでいいよ。さて単刀直入に言うけどお姉さんと仲直りしない?会長は君と仲直りしたいと言っていたよ」

 

「嘘お姉さんは私の事嫌っているはず」

 

「それは誤解だよ」

 

「え?」

 

 ライは簪に楯無から聞いた事を話した。簪は今まで誤解していたと気づき楯無と仲直りしようと思った。

 

「まだ会長は生徒会室にいると思うけど行くかい?」

 

「うん」

 

 ライ達は生徒会室に向かい楯無と簪を2人きりにして、ライ達は部屋の前で待っていた。

 

 数分すると楯無が入って来ても大丈夫と言い、ライ達が中に入ると目に涙を浮かべながら手を繋いでいた。

 

「ライ君本当にありがとう!おかげで簪ちゃんと仲直り出来たわ」

 

「ありがとうライ」

 

「どういたしまして」

 

 楯無と簪からお礼を言われライは笑顔で答えた。

 

「ところでライ君生徒会に入ってもらえる?」

 

 勧誘の事を思い出し楯無はライに聞いた。

 

「はい、カレンも生徒会に入っているのでよろしくお願いします」

 

「ならライ君には副会長をお願いするわ」

 

「分かりました。これからよろしくお願いします会長」

 

「頼りにしているわ、副会長」

 

 そう言いライと楯無は握手をした。

 

「あ、あとでアキラ君も誘うから」

 

 その後、血液検査から帰ってきたアキラを誘うも、断られてしまって、さらに血液検査の結果も、ライとカレンの子だということを示してきた。

 

 ライとカレンはアキラに生徒会の勧誘を断った理由について尋ねると、無茶ぶりをする会長と副会長にもみくちゃにされた記憶しかなく、疲れそうだから、だそうだ。

 

「手伝いにはいきますけど、正式に生徒会に入ることはしません。手伝いが欲しいって思ったら遠慮なく呼んでください。会計書類等の作成ならできますので」

 

ライもカレンも、お互いの顔を見て苦笑いを浮かべるしかなかった。




 アキラ、生徒会断っちゃいましたね。ライとカレンも生徒会では苦労してましたからねぇ

 さて、だんだんと話が進んできましたよ? この先はどうなるんでしょうか?(え? 転載元を見ればわかるだって? ・・・勘のいいガキは嫌いだよ)

 今後もごゆるりと、どうぞ
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