グワデン 白亜の間
「閣下、茨の園に接近しつつあった連邦は排除いたしました。そしてリリー・マルレーンを始めとするパーツを譲っていただき誠にありがたく思います。おかげで我らの悲願である『星の屑』
連邦軍撃退の報告とパーツの受領の礼を言うため、グワデンを訪れたクレアは椅子に座るデラーズに
「うむ。リリー・マルレーンと5機のMSでサラミス2隻と10機のMSを一方的に
「……そのような言葉を頂けるとは。このシーマ、感無量でございます!」
(白々しい。シーマ・ガラハウの名を
頭を下げたまま改めて感謝の意を述べるクレアに、デラーズの傍で控えていたガトーが侮蔑の色を濃くする。
「ところで閣下。このシーマ、一つ確認しておきたいことがあります」
「ほう、それは何だ?」
顔を上げたクレアにデラーズが尋ねる。
「恥ずかしながら。この
「つまり。褒美がちゃんと貰えるかという保証が欲しい、と」
「……ッ!!」
苦笑するデラーズにギッとクレアを睨み付けるガトー。そんな二人の反応に気にする様子もなく自信たっぷりに微笑むクレアに、デラーズはフッと笑う。
「シーマよ、一つ聞かせて欲しい。貴公は何を望む?」
「……
「うむ!星の屑が成功した暁には貴公の言葉が真実か確かめた上で貴公の申す通りであれば貴公とシーマ艦隊の無実を証明しよう。そして部下の安全を保証しよう!」
「ハッ!ありがとうございます!!」
ビシッとした敬礼をデラーズに向けると、クレアはガトーの方へ振り返る。
「ガトー少佐。もし私とシーマ艦隊が星の屑成就に貢献した暁にはデラーズ閣下が先程の二つを実行して下さるという立会人になってもらってよろしいでしょうか?」
ガトーは「お前のような女狐に出来るものか」と侮蔑の色を隠すことなく口を開いた。
「……その身が砕け、猛火に焼かれるまでデラーズ・フリートに尽くすというのなら。このアナベル・ガトー、立会人になろう」
……見事なまでにフラグを重ねるガトー。まぁ文字通りその身が砕け、猛火に焼かれるとは思わないでしょう、普通に。
筆先文十郎、風邪をひいて投稿できないほど疲れきってました。本当に申し訳ございません。皆様もお疲れの出ませんようお願い致します。