・本作で最も参考にしている
・それでも大丈夫でしたら読んでいただけると幸いです。
リリー・マルレーン シーマの部屋
「……」
椅子に腰かけたクレアは、『月刊ガンダムエース』で2013年8月号から2021年4月号に連載された
「……さ、さすがはシーマ様。……まさか、ここまで考えておられていたとは……」
本を持ったままクレアは
「まさかソーラシステムの照射という絶体絶命の状況で危機を脱した上に後のことまで考えておられていたとは……」
クレアは思わず「はぁ~」、と重いため息をつく。
「ここまで先の先まで読むなんて……MSの腕を除くと残るものはシーマ様に次ぐこの美貌しかないバカの私はまだしも──」
そう言ってクレアは一度言葉を区切る。
「大昔。下級貴族の生まれでありながら他の追従を許さぬ才覚でフランス皇帝に上り詰めた軍神ナポレオン・ボナパルトが嫉妬するほど有能で、『鉄元帥』や『無敗のダヴー』の異名を持つルイ=ニコラ・ダヴーと
クレアは力なく天井を見る。
「……私は何のためにシーマ様を裏切ったんだろう? シーマ様のやり方ではシーマ様は救われないと思い、反逆を
そう言ってクレアは再び大きく項垂れる。
「だからといってシーマ様を再びシーマ艦隊に迎え入れるわけにはいかないし……もう私が
クレアは再び力なく天井を見る。
「シーマ様を追い出した上にここまできた以上、もうなるようになると諦めて進むしかない……それがシーマ様の幸せを願い、私を信じてくれたコッセル大尉やヒイラー達に対して唯一できる償いにして義務なのだから」
クレアは
「私はもうサイコロを振ってしまった。出たサイコロの目を変えることは出来ない。……私は私の出来ることをして目的に向かってただ突き進む。……それしかないのよね!!」
そう言ってクレアはいつの間にか手にしたサイコロを天井近くまで投げると手の甲でピタッと受け止めた。
サイコロは1と1で止まっていた。
ドラント・ヒイラーの元ネタは作中でも書いた通りナポレオンの配下で最強とも言われる生涯無敗の元帥、ルイ=ニコラ・ダヴーです。(もしわかった人がいたらすごい)
しかし参考にした戦いは島津の釣りの伏せなど一つもないのですが(^-^;