というわけでこんな話を作りました。
バニング大尉が死んだ時、コウと一緒に叫んだ自分が約10年後に大尉が生きていた話を考えるとは。
軍を除隊しMSパイロットの経歴を買われて民間MS&パイロットを様々な場所に派遣する会社に再就職したサウス・バニング(42歳)の朝は早い。
0:00
「おぎゃ~おぎゃ~おぎゃ~!!」
「う、うぅ……おぎゃ~おぎゃ~おぎゃ~!!」
長女ミレーユ・バニング(0歳)の夜泣きに双子の兄、ハッサン・バニング(0歳)が起きて泣き出す。
「んんっ!……おぉ~、どうしたどうした?」
眠りにつきかけた時に起こされ一瞬怒りを露にするバニングだったが、それが愛する子供の夜泣きだとわかると妻のシルビア・バニングと手分けしてあやしにかかる。
30分後。スースーと寝息を立てた二人の我が子に微笑むと、バニングは妻と共に再び眠りにつく。
6:00
起床。その後仕事の準備をしつつ子供のたちの面倒を見る。
8:00
長男のボッツ・バニング(3歳)を保育園に送り届けた後、会社に到着。8:30の始業に備えて準備をする。
9:00
朝礼後。災害救助で瓦礫を除去するという訓練で民間機用MSを動かす新米に通信機で檄を飛ばす。
「パラッツォ!クリストフ!もっと機敏に動かせんのか!?」
『し、しかし課長……』
『我々は標準設定時間を一応クリアしております……』
「バカ野郎!」
反論する社員、ビッグス・パラッツォとウェッジ・クリストフをバニングは叱りつける。
「災害現場は訓練所と違って足場がもっと悪かったり人がいたりするんだぞ!標準設定時間を一応クリアした程度の腕前で救助活動なんて出来るか!!」
『は、はい!』
『申し訳ありません!』
20:30
午後の訓練、報告書の作成など様々な業務を終わらせて帰宅。
「あなたお風呂にするご飯にするそれとも?」
「……ッ!?」
黒の下着の上に白いエプロンという妻の服装を見た瞬間、バニングの体がたぎった。
「夫が仕事で疲れているのにムラムラ……じゃなくて。どうしてイライラする格好で出迎えるんだ、お前は!!」
「きゃあ!あなた、許してぇ~~~♥」
「誰が許すか!……来い!!」
「いやあぁ~~~♥」
抵抗する妻の手を掴み寝室に連れ込むと、バニングは愛する妻をベッドに押し倒した。
22:00
寝室で
「また……やっちまった」
その後バニング夫妻の間に次女バーバラ・バニング、三男チャモロ・バニング、四男アモス・バニング、五男テリー・バニングが産まれ、バニングは最終的に7人の父親になる。
そんなバニングに、共に激戦を戦い抜いた元部下のベルナルド・モンシアは再会時にこう言った。
大尉は敵に銃弾を当てるのがとても上手かったですが、それ以上に女の○○に○○をぶち当てるのはもっと上手かったんですなぁ
と。
カレント大尉が生きていたらこう言っていたでしょう。
バニングのスケベ野郎!
と。
あとシルビアさんノリノリ。