ジョジョの世界に転生しました。   作:鏡華

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お久しぶりです(小声)
なんやかんやで前回投稿から1年以上開いてしまった事実に震えています申し訳ない……。時の流れはやいこわい。

遊郭編アニメ楽しみですね。


柱合会議と家族会議

──産屋敷邸。

 

鬼殺隊本部に、各地から柱が集結する。

すなわち、第n回目の柱合会議でございます。

 

例を見ない高頻度での招集だが、上弦の鬼討伐という、鬼殺隊全体の悲願成就といっても過言ではない一大事の後だ。

今後の方針固めと全体の士気向上のため、多忙な柱の時間を割く価値は十分にある。

 

上弦の参との接敵した後にも略式での集会はあったらしいが、あの時は昏睡した波柱()に重症の炎柱(杏寿郎)、そしてその治療につきっきりの蟲柱(しのぶ)という惨憺たる有様だったからなぁ。

 

「……お館様、柱総員十名、罷り越してございます」

 

畳に指を置き、頭を下げる。

続いて、背後で一斉に動く気配を感じた。

 

こういう場で、私は上座を譲られることが多い。

年功序列を気にしてのことだろうが、元々若様へのご挨拶は早い者勝ちなんだから、そこまで気にしなくてもいいと思うんだけどな。

と言いつつ、可愛い後輩たちの厚意に甘えてちゃっかり先頭に座っちゃってる私も私だ。だって嬉しいんだもん。

次の機会は行冥にでも譲ろう。

 

そんなことを考えているうちに、前方の襖が開く音。

 

「──やあ、私の可愛い剣士(こども)たち。壮健で何よりだ」

 

投げかけられた弱弱しい声色を受けて、頭を上げる。

 

輝利哉様に支えられて布団から上体を起こすその御姿は、包帯に巻かれ痛々しい。

 

……歴代当主の影が重なり、膝の上に置いた手に力が籠る。

 

残された時間は、少ない。

 

 

「こんな姿での出迎えになり、申し訳ない。けれど、上弦の鬼を倒してなお、こうして誰1人欠けることなく再び会えたことを喜びたいんだ」

 

「その思いは我々も同じです。お館様含め、これほど長期間柱合会議の顔ぶれが変わらないことは僥倖と言う他ないでしょう」

 

 

じゃらり、と数珠の擦れる音。

ここまで穏やかな空気が鬼殺隊の中で流れたのはいつ以来だろうか。

 

 

「上弦だけじゃない。我欲のままに暴れ回っていた市井の鬼たちも目撃情報や被害情報が著しく減少している。おそらくは無惨の命令によるものだろう。

無惨が鬼の指揮に本腰を入れ始めたとなっては油断はできないが、鬼殺隊としても戦力を徒に分散させずに済むのは有難い。この小康状態の間に、隊士それぞれの戦力向上、隊全体の編成の見直しを行おうと思う」

 

「来たる総力戦に備えて、ということですね」

 

「鬼の数が減りつつある今!少数派遣の現状より統率のとれた部隊を編成する方が戦略的にも善いでしょう!連携の強みは上弦の陸との戦闘で師匠(せんせい)や宇髄、そして何より竈門少年たちが示してくれたことだしな!」

 

 

杏寿郎の溌剌とした声が皆の士気を引き上げていくのがわかる。

 

ふうむ、部隊ね。

多対一の方が確実に鬼を狩れる上にこちらの損耗も減る。数が減った一方で、出くわす鬼が十二鬼月である確率が上がりつつある中、確かにその策をとるなら今しかないだろう。

まあ私は遊撃担当だから部隊を組んだとしても真菰と玄弥くらいの少数精鋭になるだろうけれど。

 

にしても隊の指揮かあ……行冥やしのぶはともかく、無一郎とか小芭内とか大丈夫か?あとダントツで義勇が心配なんだが。

 

 

「編成部隊の担当地区は、指揮官となる柱のものを中心として展開する。各隊での連携訓練、討伐作戦については(きみたち)に一任しよう。部隊員の配置は階級や現在の活動地域を鑑みて決定するが、原則として継子は育手の柱が率いる隊に所属するものとする」

 

 

若様の言葉が紡がれる度に、期待とやる気に色めきだった声が上がる。杏寿郎に蜜璃、天元あたりだな。

若人は元気なのが一番──と、うんうん頷きながら耳を傾ける。

 

 

「私がみんなを指導する立場になるってことよね?きゃあすごい!今からドキドキしてきちゃった!煉獄さんとか綾鼓先生みたいにできるかしら!?」

 

「甘露寺、君ももう一人前の“柱”だ!何も臆することはない!」

 

「そーそー、なんせ俺らはあの“波柱”にド派手に認められた「()()()」だからな」

 

 

………………うん?

 

 

 

「あっ!宇髄さんってばまた意地悪言ってる!この間からそればっかりじゃない!」

 

「おい宇髄、甘露寺に変なことを吹き込むんじゃない」

 

「お前甘露寺のことになると地味に喋るな伊黒。でも変なことじゃあねえだろ。煉獄も俺もちゃーんとこの耳で聞いた言葉だぜ」

 

 

いや待て。待って。

 

 

「うむ!上弦を前にしても全く臆せず言い放った師匠(せんせい)の大啖呵!誇りに思うにこれほど相応しい言葉もあるまい!」

 

 

あっ……あぁー……。

 

 

「むー!うらやましい!私も綾鼓先生に認められたい!」

 

「……そういえば、何故“男”と限定したのか聞いてませんね。しかも2回も。せっかく皆さん集まってるんですし、教えてくださってもいいんじゃないですか?」

 

「…………」

 

 

…………やっ……べー……。

 

思いっきり勘違いされてる!そうだよなこの世代で「“柱の男”箝口令騒動」知ってる奴いないもんな!そりゃ“柱の男”=鬼殺隊の“柱”になるわ!

うっわ今更気づいた超恥ずかしい!私もボケてたけども、同じ世界だからって偶然の一致にも程がないか!?

 

背中に滅茶苦茶視線を感じるが振り向けない。ごめんやっぱり一番上座で良かった。いま顔真っ赤だし汗がもの凄ぇもん。

 

 

あー……無限列車での戦闘以降みんなのモチベが鰻昇りだったのこれのせいかあ……たった一言でここまでやる気出してくれるとか私のこと好きすぎないか?最近涙腺弱いんだよ勘弁してくれ。

 

つーか、これはまずい。下手に「違うよ勘違いだよ」って言えない。お婆ちゃん若い子に冷や水ぶっかけるような真似できない。

 

でもこのままだと私がしのぶと蜜璃のこと認めてないみたいな感じで捉えられかねないしなあ……。

 

何とか角を立てずにいい感じにやんわり訂正したい。どうしようこれどうしよう。

 

 

ぐるぐると巡る思考の中、縋るように正面の若様に視線を送る。

 

産屋敷家当主なら昔の事情も知ってるはず。助けて!そういうの得意でしょ!

 

 

 

──にっこり、と笑みだけが返された。

 

 

若様~~~~!?

 

あっこれ怒ってますね!? 箝口令思いきり破ったの怒ってますね!

 

「自分で蒔いた種なんだから自分で解決するんだよ」って目で訴えかけられてる!ごめんなさい!

 

 

……大きく息を吸って、吐く。

 

脈拍を整えて、頬の赤みを引かせた状態で、振り返る。

 

波紋の呼吸が血流操作にも通じていて良かったぜ全く。

 

 

「あー……、悪い。別にしのぶや蜜璃をのけ者にするつもりじゃなかったんだ。というか、他の柱にも謝らなきゃならん。ごめんなさい」

 

盛大に?を浮かべながら首を傾げる杏寿郎に心が痛む。

 

言えー。ちゃんと言え私ー。ここでごまかすと後で辛いのはこいつらだぞー。

 

 

「……“柱の男”っていうのは、お前らを指した言葉じゃないんだ。もちろんお前たち柱はみんな上弦にも打ち勝てる強さを持っていると確信してはいるが、鬼たちにとっては、恐らく別の意味で捉えられている」

 

「……別の意味?」

 

 

妙に静まり返った空気に耐えかねて、縁側の向こうに視線を逸らす。

 

 

「ああ。今この時代よりも遥か昔にいた、鬼たちを恐怖させたであろう存在。故あって詳しくは話せないが、私が指したのはそれだ」

 

「そんな……存在が?」

 

「……ま、今となっては影も形もない、御伽噺みたいなもんだ。この場にいる皆の方がよっぽど頼りになるってもんだぜ。誤解させるような言い方して悪かった。“男”に限らず、柱は揃いも揃って強い奴らばっかなのにな!」

 

 

安心させようと、精一杯の笑顔を見せる。

 

訂正の意図はもちろんだが、全て心の底からの本音のつもりだ。

 

あんまりこのままでいても居た堪れないので、話題を断ち切るように振り返る姿勢を戻して再び若様の方を向く。

 

最後に視界に認めた皆の顔は静かだったが、落胆よりも引き締まった顔つきだったから大丈夫、かな?大丈夫であってくれ。

 

 

 

***

 

 

 

その後はつつがなく、会議も無事に終わった。

 

予想通り、私は遊撃部隊長に位置づけられるらしい。

 

真菰と玄弥は確定として、他に誰か迎え入れられそうな奴いるかなあ。

 

炭治郎の索敵能力は欲しいが杏寿郎が持っていきそうだし、善逸はそもそも性格上遊撃は不向きだろう。天元が面白がってたし、そちらに行く可能性も高い。

 

となると、伊之助かねえ。……真菰の予想ぴったりのとこではあるが、玄弥とすげえ相性悪そうなんだよなあ……。

 

ああでもないこうでもない、と廊下を歩きながらうんうん考えていると。

 

 

「──()()ァ」

 

 

不意に、背後から投げかけられた声を受けて、振り返る。

 

 

「……どうした、実弥。そんなに改まって」

 

 

両手を固く握りしめて、ともすれば睨みつけられていると勘違いしてしまいそうな意志の籠った瞳。

 

こんな様子じゃあ何を言われるかなんて分かりきっていることではあるが、こちらからは何も言わず、相手の出方を待つ。

 

 

「……あんたの、継子のことで、話がある」

 

「そんな他人行儀に言わず、ちゃんと名前で呼んでやれよ"お兄ちゃん"」

 

 

自分でも驚くほど冷たい声が出て、実弥の肩が強張るのがわかった。

 

一瞬視線を彷徨わせた後、しかしすぐにこちらの視界を射抜いてくる。

 

 

「部隊を結成する時、あんたの隊から外して、胡蝶の隊に入れてやることはできねえかァ」

 

「……あ?」

 

「あんたの呼吸は治療にも強いだろォ。医務班で使ってやれば、他の隊士の負担が減る。だから──」

 

「──だから、代わりに他の隊士を前線に出して、犠牲を増やせってか?」

 

 

実弥が大きく目を見開く。

 

そこまで考えが回ってなかったって顔だな。らしくもねえ。

 

 

「お前もわかってんだろ。波紋使いが1人前線にいるのかどうかで、どれだけ戦果に差が出るか。“柱”としてどちらを選ぶべきか、なんてことは私が言うまでもねえ。

 ……それに、これは玄弥自身の意志でもある。鬼と戦う術を身に着けて、強くなろうとしてるんだ。邪魔してやるなよ。長男だろ」

 

「ッ……!」

 

ギリ、と奥歯が軋む音がこちらにまで聞こえてくる。

 

「あいつは、っ、鬼殺隊に向いてねェ!あんたはその呼吸に加えて、悪鬼滅殺の意思が固いからこそ柱としてやっていけてるんだ!付け焼刃の呼吸ごときであんな甘っちょろい奴が生き残れるはずがねェ!それどころか、いるだけで他の隊士の足を引っ張るような無能だ!そうだろォ波柱!」

 

認めてくれと。首を縦に振ってくれと。

 

そんな慟哭すら聞こえてきそうな切なる声。

 

だけれど、そんな言い方じゃあ、求める答えは出してやれない。

 

「……玄弥は、私の継子だ。()()()()()()()()()()()()()()だ。いくら素質があったとは言え、それだけで修められるほど、波紋の呼吸は甘くはない。そも、私と出会う前、呼吸が使えず藻掻き足掻いていた頃に逃げていない時点で、その胆力は称賛すべきだろう。

 ──あの子は間違いなく、鬼殺隊を背負うに値する逸材だよ」

 

「……ッッ!」

 

傷だらけの腕が私の胸倉を掴み上げる。

 

戦術も動線も何もあったものじゃない、激情に任せただけのそれ。

 

その先の行動を何も考えていなかったのだろう、逡巡の隙に足払いをする。

 

 

「──ッ!」

 

 

呆気なく重心を崩し、頭から床にぶつかる寸前で背中に手を回して抱き留めた。

 

 

「おいおい、若様のお屋敷内で乱闘沙汰か?流石に怒るぞ」

 

「…………」

 

 

茫然とする実弥を一睨みして、支えていた腕から力をそっと抜き、宙ぶらりんになっていた身体を床に静かに下ろす。

 

実弥がそのまま座り込んで蹲るので、視線を合わせるように私も膝をついた。

 

 

「……ンでだよ。何で、分かってくれねェ……」

 

「年寄りの説教になっちまうがな。お前は他人の目を気にしなさすぎだ。いや、それ自体は言いようでは美徳なんだろうが、大切にしたい張本人の思いすら無視できちまうのはちょいといただけねえ。義勇の言葉足らずをとやかく言えんぞ」

 

「……」

 

「弟も兄貴譲りの強情っぱりってんだから、そりゃいつまでも進展しねえよ。お前、玄弥が何で鬼殺隊から離れようとしないか聞いたことあるか?」

 

「……聞く必要なんざねェ。どんなご高説垂れたって、結局死んじまえば……」

 

 

ぐ、と喉を詰まらせる音。

 

不意の沈黙に、しかし口を挟むなんて野暮な真似はしない。

 

今まで自分の胸の奥底にしまい込んでいたものを吐き出すまで、待つ。

 

 

「……あいつは、鬼なんて一生見なくていい。所帯を構えて、爺になるまで呑気に暮らしてりゃいいんだよォ。そのために邪魔な鬼は全部俺が殺し尽くす。……あいつは、親殺しの兄貴のことなんざ忘れて、不幸なんて知らない場所で生きてさえいれば、それで──」

 

 

今にも消え入りそうな声音で、それでもやっと思いの丈を吐き出した実弥の項垂れた後頭部をそっと撫でる。

 

 

「──よく言った。それだけ聞ければ十分だ」

 

 

私に聞けるのは、引き出せるのは、ここまで。

じゃあ、あとは当人たちの問題だ。

 

 

「つうわけで、こっから先は勝手にしな、()()

「……は、──!?」

 

 

私の言葉を間抜けな顔で数瞬嚙み砕いた後、実弥は弾かれたように後ろを振り向く。

 

「に、兄ちゃん……」

「……お迎えにあがりましたよ、綾鼓さん」

 

壁の角から顔を覗かせる2人。

泣き出しそうな顔の玄弥に対して、真菰は見るからに呆れ顔だ。

 

「げ、げん、なんで、おまえ、ここに」

 

四白眼をこれでもかと見開いて、青くなったり赤くなったりと忙しない様子の実弥は、しかし流石に柱といったところか、すぐさま意図を見抜いてこちらを睨みつけてきた。

 

「あんた、最初っからわかって……!?」

 

「さァ~ど~だかな~?」

 

 

わざとらしく視線をそらしてはぐらかす。

真菰の絶対零度の目がこちらを突き刺してくるが無視だ無視。

 

 

「せっかく兄弟久しぶりの再会なんだ、観念して腹割って話せよ。

……あァそうだ!玄弥に刀鍛冶の里におつかい頼んでたんだ。ついでに実弥も行ってくればいい。あそこの湯は極楽だからな~」

 

「ふっざっけ……!」

 

「つうか玄弥だけで行かせるとその口につけてる呼吸矯正器具は1人で外せねえから向こうで飲まず食わずの可哀相な目に遭うぜ?誰を同行させるか迷ってたから、丁度よかったよかった。んじゃ!あとよろしく!」

 

 

わなわなと震える実弥にとびっきりの笑顔を見せて、踵を返す。

廊下を曲がったあたりで、この糞婆!!と叫ぶ声が聞こえた。

 

 

 

「……いくらなんでも無理矢理すぎませんか?」

 

 

私の隣に追いついてきた真菰が、不満を隠そうともしない声音で語り掛ける。

 

 

「いーんだよ。多少強引でもきっかけさえ作ってやれば、後は自己解決できるさ。2人とも強ぇんだから」

 

「そもそも、私を玄弥くんに同行させるつもりだったじゃないですか。……久しぶりに温泉入れると思ったのに……」

 

「悪い悪い、また今度連れて行ってやるよ。実弥には後で烏使って矯正器具の外し方教えてやってくれ──ん?」

 

 

ぶすくれる真菰をなだめていると、視界の隅に見知った人影が。

小柄な体躯に、どこか空ろな眼差し。

 

 

「無一郎、どうした?」

 

 

頭をもたげて、目を合わせる。

 

 

「……さっきの…………」

 

「?」

 

「…………──いえ、何でもないです」

 

 

要領を得ないぼんやりとした言葉尻のまま、ふらりと立ち去ってしまった。

 

 

「うーん?どうかしたのかねえ」

 

「さっきの騒ぎがうるさかったんじゃないですか?」

 

「……否定できねえなあ……」

 

 

確かに、無一郎は騒がしいの苦手なんだよなあ。悪いことしちまった。

あの子が次に向かうのはどこだったか。後で珊瑚に謝りに行ってもらうとするか。

 




綾鼓 汐
私ぁおせっかい焼きの波紋使い!不死川兄弟の仲が心配なんで取り持ってきた!
この後実弥が向かう予定だった任務を全て肩代わりした後に温泉宿で真菰の機嫌取りする。
「まあ正直、綾鼓さんと一緒にお風呂入ると下手な温泉より効能あるんですけどね」by真菰

産屋敷 耀哉
鬼舞辻に届きうる兆しを逃すまいと全力を尽くす。
鬼舞辻が産屋敷一族の出身であるという事実は、鬼殺隊全体の統制や士気を揺るがしかねないので代々最重要機密事項として伏せられている。そのため綾鼓もその因縁を知らない。

不死川兄弟
綾鼓によって兄弟水入らず刀鍛冶の里ツアー御一行様に強制参加。
糞婆発言に「俺の師範をそんな風に言うな!」と強い言葉で反抗した玄弥に驚いてフリーズしている隙を隠たちに抱えられ里へ出発。
背後の気配がめっちゃ怖くてちびるかと思ったとは運搬役の隠の言。

時透 無一郎
霞柱。“日の呼吸”の使い手の子孫とされている。
綾鼓の言う“柱の男”の心当たりがあったような気がしたが、忘れてしまった。
この後修行のために刀鍛冶の里へ。
彼の記憶障害は、波紋の呼吸の陸の型・琥珀で回復させること自体は可能である。
しかし、綾鼓が過去に同様の状態に陥った隊士を治療したところ、脳が忘れようとしていた悲惨な記憶を無理に呼び起こしたことにより逆に再起不能へと追いやってしまったことがあるために、本人が自然と思い出せるようになるまで経過観察となっている。
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