ダンジョンに傭兵上がりの先生がいるのは間違っているだろうか?   作:デキンハンザー

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前からダンまちの世界観にファイアーエムブレムってあっているのでは?と思っていました。なので書きました 。
初心者ですので暖かい目で見てください。


序章 始まりの時

暖かな朝の日差しが差し込み春が来たと教えてくれるこの時期、ガルグ・マク大修道院の豪華な一室には

ベットに静かに命の灯火が消えていくのを待っている

翡翠の色のきれいな髪だったであろう老人がいた。

 

 

 

あぁ 体が重い 目が見えない わかる わかる 自分の命の灯火が消えていくのを感じる。

しかしもうやるべきことはやった。

このフォドラは自分がいなくてもやって行けるだろう。

 

『……ぬし』

 

なんだろう……?

 

『……おぬし』

 

少女の声……?懐かしさを覚えて……

 

『おぬし!おぬしおぬしおぬし!!わしの存在なぞすっかり忘れおって!!』

 

深縁の玉座がある見覚えがある空間、いつの間にか

自分の精神の世界にいたそして、自分の目の前に怒った表情を見せ、身の丈ほどある翡翠色の髪を激しく揺らしている少女がいた。彼女はソティス

自分の精神の中にいた神祖である。

しかし闇に蠢く者アガルタの魔術師であるソロンの禁呪の闇に呑まれたあとその闇から抜け出すため自分に神祖の力を託し精神が消えたはずでは?と質問すると寂しそうに

 

『わしはいつでもおぬしと共にあるともあの時言うたぞ?それともなんじゃ?欠片も残さず消えたほうが良かったのか?』

 

それは…と答えをいい淀んでいるとソティスはちょっと怒った顔で

 

『なんじゃ!せっかくおぬしが寂しそうに最後を迎えようとしとったからわしが戻って来たと言うたのに!!』

 

……ありがとう と感謝を笑みを浮かべながらソティスに伝えると

 

『そうじゃ それでいいんじゃ!』とソティスも腕を組ながら笑みを浮かべた。

 

 

 

『ところで提案があるのじゃが?』

 

と聞いてくるので……提案?と聞き返すとソティスは笑顔で

 

『そうじゃ!提案じゃ!単刀直入に言うぞ、おぬし。』

 

とコホンと咳払いししてから

 

『おぬし…わしと共に異界に行き共に旅をせんか?』

 

異界……?と聞き返すると

 

『そうじゃ!異界じゃ!わしと共にフォドラとは全くちがう世界に行き旅をせんか?』

 

しかし自分は、この年老いた体、そして今命が尽きそうになっている。と伝えるとソティスはハアとため息を吐き

 

『……おぬしなぜわしが、おぬしが死にそうなっている時に姿を見せこのような提案をすると思う?』

 

それは……なぜ?と聞き返すとソティスは自信に満ちた顔で

 

『それはじゃな……おぬし…力をためておったのじゃ!おぬしを若返りさせるためと異界にいくためにな!!』

 

……若返り……と呟きソティスをちょっと呆れた目で見ていると

 

『ムッ!おぬし信じておらんな!!わしは神祖じゃぞ!

できんことはない!!天刻の拍動を使うのじゃ!』

 

天刻の拍動……ソティスの少しだけ時間を巻き戻す神ごとき力……しかしあれをどうやって若返りに使うのかと

ソティスに質問すると

 

『おぬし、ずいぶんと前から天刻の拍動を使っておらんな?だから力がたまっているのじゃが……天刻の拍動をかける対象を世界ではなく、おぬし自身にかけ、おぬしの体の時間だけを巻き戻すのじゃ!これによりおぬしが士官学校で教師しとったぐらいの若さになれるじゃろう!』

 

なるほど……と納得するとソティスは申し訳なさそうな顔をすると

 

『じゃが……このような使い方をすると天刻の拍動は異界では使えなくなり、さらには異界にいった時こちらの世界…つまりフォドラには二度と変えれなくなるが…………それでも ……いいかの?』

 

………もう自分がいなくてもこのフォドラは平和にやっていける。 このフォドラがどんな未来になろうともフォドラの民は、自分たちの力で乗り越えてくれると信じている。だから大丈夫だとソティスに伝えると

 

『………そうか…おぬしも成長したのじゃな……』

 

と優しい慈愛の笑みを浮かべた

 

『さて!早急にせんとおぬしが力尽きそうじゃからの

今すぐに若返りさせておこうぞ!』

 

ソティスは自分から数歩離れた場所から中心に自分の血に刻まれた炎の紋章《ファイアーエムブレム》が描かれた

金色の魔方陣をソティスの突きだした手に展開させる。

 

『では……いくぞ!天刻の拍動!!発動!!!』

 

瞬間自分は、目の前が真っ白に見えるほどの金色の光に呑み込まれいた。十数秒ほどで金色の光は消え目を開けた。

ソティスはどこか懐かしむような目で自分を見て

 

『ほう……懐かしいのう……おぬしの髪の色が戻っておるぞ』

 

そう言ってほれほれと手鏡を渡して来るので確認すると

自分が傭兵をしていた頃の黒に緑がかった黒髪に戻り顔もほうれい線とシワが目立っていた顔がきれいさっぱりなくなっていた。そして老体になり動かなかった体も今では、

体の底から力が沸き上がっているのを感じた。

 

『よし!その様子じゃと問題ないようじゃな!では今から異界にいこうぞ!』

 

ソティスは地面に先ほどと同じ金色の魔方陣を展開し中心に立ち自分に手を差し出し

 

『さあ!いこうぞ!おぬし!いや……

ベレト=アイスナーよ!!』

 

その差し出された手を笑顔で手を取り自分 ベレト=アイスナーはソティスと共に金色の光に包まれた。

 

 

この瞬間ガルグ・マク大修道院の豪華な一室のベットに横たわっていた王だった老人と

ガルグ・マク大修道院の地下にある封印された棺の中にあった、かの解放王ネメシスと夜明けの王と呼ばれた

ベレト=アイスナーにしか使えない 天帝の剣が金色の光に包まれ消えたという。

 

 

 

 

 

 




ベレトのファミリーネームはジェラルトの息子なので
アイスナーにしました。ジェラルトのファミリーネームはアイスナーなので
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