ダンジョンに傭兵上がりの先生がいるのは間違っているだろうか? 作:デキンハンザー
やり過ぎたかも知れないけどfeの主人公ならこのぐらいだよね!……たぶん!!
ヘスティアは驚愕していた。今日の朝、ベルがつれてきたベレト・アイスナーという男…無表情ながら瞳の奥では、何かを秘めた力があるような…青年だと思った。
しかし、このような力を秘めているなんて思わなかった。
ヘスティアは、一通り絶叫したあと、ベルに「大丈夫ですか?!」と言われながら、「うん……大丈夫…」と心ここに在らずといった状態で返事をし、
それは、共通文字が読めないのである。その無表情ながら困惑していると、ソティスが
『なんじゃ?おぬし?その文字が読めんのか?』
と聞いて来るので素直に頷くと、ベルとヘスティアが意外そうな顔をし、ソティスは、ベレトの前に手を差し出し、
『ほれ わしにその紙を渡すがよい。わしならたぶん読めるぞ』
それならと思いソティスに羊皮紙を渡すが…
『フム……ダメじゃ…書いていることは、わかるが普通の冒険者の基準を知らんからのう…強いかどうかわからん……たぶんそれなりに強いと思うがの……よし!ベルよ、この紙をみてベレトの具体的な強さを教えてやれ』
「僕が……ですか?…それは、もちろんいいですよ」
とソティスの提案に乗ってくれたベルは、ソティスから羊皮紙をもらいベレトのステータスを見ていると …… 数秒後……
「……な、な、なななな、なんですか!?このステータスは!?規格外にも程があるでしょう?!」
すごく動揺していたのでベルをなんとか落ち着かせベルにステータスの詳細を聞くと以下の通りであった。
<ベレト・アイスナー>
Lv7
力:A 833
耐久:C 626
器用: B 788
敏捷 : B 763
魔力 : E 473
<スキル>
師の導き
:戦闘もしくは、訓練を指導すると自分と指導
相手の貰える
:戦闘時、自分の攻撃が当たった時たまに相手の耐久を半減させ、自身の傷を癒す。
:発動時、全ステータス+補正
:天帝の剣装備時、任意で発動可能
:天帝の剣が天帝の覇剣となる
:全ステータス超補正
:自身の中の神祖と同調率が上がるほどさらにステータス上昇
<魔法>
リザイア
:詠唱文【天上より見守りし主よ、我に勇気と癒しを】
:光魔法
:この魔法で相手に傷を与えた時、自身の傷を癒す
リカバー
:詠唱文【天上より見守りし主よ、我に癒しと安らぎを与える力を】
:回復魔法
オーラ
:詠唱文【天上より見守りし主よ、我に浄化された光で敵を伐つ力を】
:広範囲攻撃魔法
:光魔法
<アビリティ>
剣術:A
格闘術 :C
指揮 : B
魅力 : B
魔防 : E
耐異常 : F
という具合だった。しかしベレトは、余りこのステータスについて、どこがすごいのかイマイチ理解できていなかった。そんなベレトに、いつの間にか放心状態から復活したヘスティアが冷静に、どれだけすごいことか教えてくれた。
ヘスティア曰く、ベレト以外でLv7は、このオラリオでフレイヤ・ファミリアの
ヘスティアは、このスキルについてベレトに、どんな経験をしたらこんなスキルが発現するんだい?とベレトに聞いた。
そんなヘスティアの質問に対して答えるか否か迷っているとソティスが
『……ここは素直に答えるべきじゃろう。』
なぜ…?とソティスに聞くと
『ここには、わしらを知っておる者がおらん。じゃから疾く腹を割って話せる仲間がほしいんじゃ!…なに!こやつらは、大丈夫じゃ!』
なぜ…そこまで言いきれる…?とソティスに問うと無邪気な笑顔で
『それは、ワシの勘じゃ!』
そのソティスの答えを聞き、さらに迷っていると
「その…ベレトさんが…僕たちに話したくなかったら構いません……だって僕たち会って1日も経ってないですから……でも…ファミリアの……ヘスティア・ファミリアの仲間になったんです!……何年……何十年先でもいい……いつか…ベレトさんが話せるなと思ったら話してくれれば…僕は…いいですから…!」
「ぼくもベル君と同じ気持ちだよ。ベレト君…さっきは、つい聞いてしまったけど…ぼくのファミリアに入った子には、家族のように接したい…ぼくは、家族になった君に傷ついてほしくない!だから…!いつでもいい…ベレト君が話せると思った時にぼくは、聞くようにするよ…!」
この二人の言葉を聞きベレトは、決心がついた。
ベレトは二人に自分は、まず、異世界からきたことを伝え、自分の出生について語った。自分が生まれた時に、神祖ソティスの心臓から作りだされた紋章石を自分の心臓に埋め込まれたこと、自分と紋章石が適合しソティスの意識が復活し、文字どおりソティスと一心同体になったこと、父、ジェラルトと共に傭兵をし、フォドラを回っていたこと、士官学校の生徒を助けその能力を見出だされ教師をしたこと、次期皇帝となる生徒が戦争を仕掛け、五年間戦乱に包まれたこと、同盟軍の指揮官をし、皇帝と闇に潜む者を討ち戦争を終わらせたこと、フォドラ統一王国の王になったこと、王となりフォドラを平和な時代が終わらないよう尽力したこと、寿命で死にそうだったときソティスの力で若返りこちらの世界に来たことを伝えた。
ヘスティアとベルは、驚いた顔をしながらも自分の話を最後まで聞いてくれた。
「……神さま…僕、今の話を聞いて信じきれてないんですけど……ベレトさんは嘘をついてない……ですよね…」
「あぁ ベレト君は、嘘をついていない…神には嘘をつけないからね…今の話しは全て本当だろう…しかし…いいのかい?君は、元の世界に帰らなくて?」
ヘスティアの問いにベレトは、自分がいなくてもフォドラは大丈夫、どんな窮地でもフォドラの民は強いから何度でも立ち上がれるからと返した。
「そうかい……ならいいんだ」
ヘスティアがそういうとパンッと手を鳴らし気持ちを切り替えるように
「よし!ベレト君!とりあえずだ!君のステータスは、ぼくたちのファミリアの秘密にする!公開したらぼくたちのファミリアは、一瞬で潰されかねないからね!」
なぜ自分のステータスを公開したら潰される?とベレトがヘスティアに質問すると
「神は、好奇心で動くものだからね! 自分の物にしようと強引な方法で君を奪おうとする神が出てくるだろう……というかぜっったいに出てくる!だから…ギルドには、Lv1として冒険者登録してステータスも、公開しないようにしないと……公開すると絶対騒ぎになるから…ベル君!このことは絶対に口外しないように!」
「はい!」
「わかったならよろしい!ベレト君!君も口を滑らさないように!」
わかったと頷いてギルドにいこうとソティスを呼んだがソティスは、なにやら本を読んで困惑した顔していたためどうした?と聞くと
『いや、のう、おぬし、この本『ゴブリンでもわかる現代魔法』と言う本じゃからこの異界の魔法がわかると思ったのじゃが……この本…中が真っ白なのじゃ!』
ほれ!と自分に見せてくるので確認するとソティスが言う通り中が真っ白だった。
「?その本昨日ベル君が読んでた本だよね?」
「はい…そうですよ?」
「けど…今は中が真っ白…………まさか!!」
するとヘスティアがソティスから奪うように本を取り中をパラパラとめくり次第に顔が青くなり叫んだ
「これ…
「これは、読んだだけでその人物にあった魔法を強制的に発現させる物なんだ……ただ効果は一度だけしか使えない…一度使うと……この通りページが真っ白になる」
そう真っ白なページを見せながら説明するとベルが焦りながら
「じゃあ!僕!今すぐに弁償してきます!!」
「待つんだ!ベル君!君には、とても払える物じゃない!!
その言葉を聞いたベルは、その場で固まり青い顔をして尋常じゃない汗をかき始めた。
しかし、ベレトは、その例えでは金額がわからずヘスティアに具体的な数字を聞いてみると
「……たぶん……億は飛ぶ……」
『……御愁傷様じゃな……ベルよ……』
するとヘスティアはいまだ固まっているベルに優しく、女神ように
「ベル君……忘れるんだ……君はこの本は読んでいない……そう思うんだ……あとはぼくに任せろ!」
そのヘスティアの言葉を聞き、再起動したベルは表に続く階段を上ろうとしたヘスティアの手を掴み…
「待ってください!神さま!その本!どうするつもりですか?!」
「止めてくれるな!!ベル君!!この本は永遠の闇に葬らなきゃいけないんだ!!」
「そんなことしたらダメです~~!!」
本日何度目かわからない絶叫がそうすると荒廃した教会から響き渡った
ベレトのオリジナルスキル神祖同調は、ソティスがベレトに神祖の力を譲渡して髪と瞳の色が緑色になる強制イベントのあれを任意でできるというものです。簡単に言うとスーパーサ◯ヤ人みたいなものです。