八雲紫 彼の地にて、斯く戦えり   作:片腕仙人

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ボーダーランズにコードヴェイン、アトリエいろいろやってました。すいません。

紫「言い残すのはそれだけかしら?」

………デスストランディング早くやりた━━↓スキマ

紫「……さてゲームでもしましょ」



8話

参考人招致が終わりあとは二泊三日のちょっとした旅行、休日になる。

 

流石に国会の正面から出ていったり、もと来たバスで戻るのは危険らしく現在は国会議事堂前の地下鉄。

公安の人、駒門さんがバスが狙われていると教えたらしくこうなった。たぶんバスは今頃どこかに向かって走っているだろう。

 

ただここは地下鉄、そこに冴えないサラリーマンの他に特殊な格好をした女性が4人。端から見たらかなり目立つ、伊丹は視線が気になっているようで居心地が悪そうだ。

 

すぐに電車がやって来て扉が開き乗り込むとちょうど乗り込んだ場所にバスを囮にすることを聞いたであろう栗林、富田それ極秘扱いのピニャ、ボーゼスがいた。

 

レレイ、テュカは特に怯えたりはしておらず興味津々という感じ。

特地には地下鉄とか地面のしたを通るものなんてないからね。

 

逆にボーゼス、ピニャは怯えている。ボーゼスは富田の腕にぴったりくっついている。これはそういうことでいいのだろうか?流石に怖いからであそこまで密着するもんか?

 

一応、おめでとう。囲んで順におめでとうっていってあげよう。

 

ここで一人、怯えとは無縁の人物も怯えていた。

ロゥリィはピニャ、ボーゼスよりも辺りをきにして柄にもなくガタガタと震えている。そうしてれば少しは可愛げがあるようにも思える。ただ張り合いがないからさっさと戻って。

 

ロゥリィも伊丹にくっついているがハーディよけらしい。

ハーディってのはエムロイとは別の神。まあ簡単にいえばレズかピグマリオンコンプレックスの神様だと思ってればいいと思う。

 

何駅かいったところで駒門さんも同じ車両に乗ってきた。どうやら囮の方はうまく引っ掛かったらしい、これで情報漏洩した人物が二人に絞れたと。その二人には心のなかで合掌しておくことにしましょう、ハニートラップには気をつけましょ。

 

今後の二人の教訓になるでしょう。そんな風に思っていると栗林が話しかけてきた。

 

「紫さん、レレイやテュカと違って地下鉄に興味津々て訳じゃないのってなんでなんです?それにやけにこっちの方に詳しかったりもしますし」

 

栗林はそこが気になっているよう、隣の富田も頷いていてこちらも気になる様子。それはもちろん、私は転生者で本来ならばこっちの世界の人間だった。といってもこの世界とは別の世界での話なのだけど。

 

なんていってもわからないだろうし特に言う必要もないでしょう。

これは中国4000年の歴史的な八雲紫※※※※年の歴史、みたいに語ることはできないわ。

 

「そうねぇ、それは」

 

「「それは」」

 

「ヒ・ミ・ツ、ご想像にお任せします」

 

二人はそれを聞きなんともいえない表情でうなだれてしまった。

でも栗林、女は秘密の一つや二つや三つあった方が魅力的に見えるものよ。栗林は秘密を殴って聞き出すようなタイプだけど。

 

「おーい、次で降りるぞ~」

 

そう伊丹が間延びした声でいう。予定していた駅はまだのはずだけど、どうやらもうロゥリィが限界らしくこの駅で降りるようだ。

 

駒門さんは、こっちにも段取りってものが~とかいっていたけど少しぐらいいいでしょう。臨機応変に対応していきましょ。

 

地下鉄を出てロゥリィは元気を取り戻したらしい。夜の街並みはクリスマスが近いからだろうか、所々ライトアップされていたりしていて特地では見られないから随分と綺麗に見える。

 

レレイたちも辺りを興味深く見たりしながら歩いている。ロゥリィが地下鉄から解放され伸びをしたその時一人の男性が急に近づいてきてロゥリィの持っている物を奪って走りさって行こうとして派手に転んだ。

 

無理もないでしょうね。ロゥリィの持ってたのって布に繰るんであるけど超重量のハルバードだしね。むしろ油断してたとはいえよく亜神から一瞬だけど引ったくることができたなと感心する。次はもっと鍛えて出直してください。

 

「たく、いきなり出てきてすっ転びやがって」

 

駒門さんがそういいロゥリィのハルバードに近づいていく。

 

「あ、それぇ…」

 

「よっと、!?」

 

「「あっ…」」

 

持ち上げようとした瞬間、駒門さんの腰からペキンっと軽い音が響く。

 

 

「伊丹、これは…やったわね」

 

 

「だな。やったな、とりあえず救急車呼んどく」

 

 

まあ、確かに見た目少女がこんなに重いものを片手間で運んでるとは思わないでしょう。布に繰るんであるから鉄の塊だってのもわからないから軽いものだと思って持ったらとんでもない重さでしたってなったら腰もやるわね。

 

さてといつまでもこの危険物を地面に置いとく訳にはいかないしとりあえずは持ち主に返しましょ。そう思いハルバードに近づき片手で軽々と持ち上げる。

 

「まったく、ロゥリィあなた亜神なんだからそんなに軽く引ったくられないようにしなさいよ。力だけはあるんだから」

 

そういいハルバードをロゥリィに投げ渡す。

 

「わかってるわよぉ、そんなこと。少し油断してただけよ。それと力だけは余計」

 

はいはい油断してただけね。それからしばらくすると伊丹が呼んだ救急車が来て駒門さんは無事に搬送されていった。

きっと特地に戻る頃には回復してるでしょう。

 

さてとじゃあさっさとホテルにいきましょう。伊丹は秋葉原よってとかいってたけど栗林が速攻で拒否してたけど私はいってもいいと思ったけど口には出さないでおきましょ。

 

 

 

◆◆◆

 

 

「伊丹、本当にここでいいのね」

 

「ああ、知ってるとこで安全な場所っていったらここぐらいしか思い当たらないし」

 

今私たちがどこにいるかというとホテル、ではなくどこかの団地というかアパートというかそんな場所にいる。ホテルには行くことはいったのだけどチェックインしてから少ししたらいきなりの小火騒ぎ。

 

誰かがホテルに放火したらしい。まったくストーカーに引ったくりりに放火までなんだか最近物騒じゃない?まあ私たちの周りだけな気がするけど。関係ない人たちまで巻き込まないでほしいんだけどね。

 

そんな風に思っていると伊丹は鍵を取り出しガチャガチャと扉を開けなかに入っていく。私たちも後に続き入っていく。

 

部屋のなかは真っ暗だがどうやら伊丹の他に一人別の人物がいうようだ。随分と親しげに話して━━━

 

「かわいぃよぉぉぉぉ~」

 

そう思っているとその人物がいきなりロゥリィに向かって飛び込んできたしかも。それをロゥリィは何とか回避。

突っ込んできた人物は結構な勢いで積まれていた紙の束に突っ込んだ、しかも頭から。

 

だがすぐに起き上がり『うへへへへ』と気味の悪い笑いかたをしながらロゥリィに迫っている。なんかどっかでこんな感じの奴を見たようなきがする、誰だったか?

 

「落ち着けよ、梨沙よだれでてんぞ。実は俺たちホテルから焼け出されちゃってさ」

 

「ん?火事?」

 

そういい伊丹に梨沙と呼ばれた彼女はパソコンに向かいなにか調べ始めた、かと思えばすぐさまこちらにバッと振り向きブツブツとなにか呟きながらまた気味悪く笑いながらパソコンに向き直った。

 

ロゥリィはその姿に怯えてここにもハーディがいる、とかいっていたがそうかハーディか。

確かに好きなものに迫ってるハーディはあんな感じにも見えたわね。怯えるロゥリィ、珍しい物が見れたから私としては満足よ。

 

 

「ところで伊丹、いい加減彼女がなんなのか説明してもらえるかしら?」

 

「あー、これは俺の元嫁さんだ」

 

……………………へ?

 

「嫁さんって、あの嫁のこと?」

 

「あー、どのことかは知らないけどその嫁さんであってる」

 

ど、どうやら聞き間違いじゃなかったようね。てっきり伊丹は俺の嫁は二次元一択、画面から出てこないとかそんな感じかと思ったのだけどそうでもなかったようす。

 

この衝撃の事実に他のメンバーも驚きすぎて声も出せていないようね。

 

 

「二尉と結婚する物好きがいたなんて!!でも実物見たら納得…」

 

栗林、流石にそれはひどいと思うのだけど。そこまで危機迫ったみたいに言わなくても。

 

 

 

 

 

 

 

それから少したち、夜も遅かったわけだしピニャやテュカたちは寝袋で寝てしまった。というよりもよくこんなに大量の寝袋があったと思う。私を合わせて10人、梨沙と富田は寝袋には入っていないけど他は全員入っている。

 

伊丹も起きてはいたが富田に明日4時に起こしてくれといって眠ってしまった。今起きているのは私に梨沙に富田の三人だけ。

ただ富田は暇潰しかなにかのためにその辺にあった本をとってその本が女性向けの18禁本という地雷を踏み抜きあえなく撃沈。

 

「ねえ、梨沙。元嫁ってことはなにかあって別れたの?」

 

 

「んー、別にそういう訳じゃないんだけど。ちょっと特殊なわけがあってね、別に喧嘩別れって訳でもないし今の方がうまくいってるのかな」

 

確かに険悪な雰囲気ではなかったしそんな風ではないとは思ったけど特殊ね、まあ深くまでは聞かないでおきましょ。それはそうとさっきから何を描いてるのか気になる。

 

「で、さっきから何を熱心に描いてるの、よっと」

 

梨沙の背中に抱きつき肩から顔を出してパソコンの画面を見てみる。おっと、これは……完全にR18指定ね。

 

「うわぁ!?いきなりなにを!?」

 

「なに照れてんのよ、気になっただけよ気になっただけ。それと梨沙、あなた少し位お風呂入りなさいよもしくはシャワーだけでも折角の美人が台無しよ。それに『元』夫もいるわけだしね」

 

さてと私も寝ましょ。といっても場所がないのよねどうしましょ。

んー、いいこと思い付いたわ。ここを枕がわりに使いましょ、狭いから仕方がないわよね許してねロゥリィ。

 

私も横になり頭をロゥリィの寝袋の上に置き眠りにつく。頭を置くときは少し強めにしておくことを忘れない。ロゥリィからなにか変な鳴き声みたいなのが出てたけど別に平気でしょ亜神だし。

 

それじゃ、おやすみ。

 

 

◆◆◆

 

 

 

翌朝、ロゥリィ・マーキュリーの朝は早い。

 

なぜならゴスロリに身を包んでいるといっても彼女は神官、故に日の出と共に起き神エムロイに祈りを捧げる。

 

だがその日はいつもよりも早く目が覚めてしまった。

 

なにやら腹部に圧迫感というかなにかが乗っているような感じがしたためである。少し苦しいが体が動かないというわけではない。

 

ゆっくりと重い瞼を開けるとそこに見えたのは金、朝の日の光に当たればキラキラと輝きそうなそれ。

それを見たと同時におぼろ気だった意識が一気に覚醒し自分の腹を枕にしている人物にだんだんと怒りがわいてくる。

 

いっそのこと思いっきりぶっ叩こうとも思ったがここには目の前のコイツとは別に眠っている人達がいるということを思いだしグッとこらえることにしたようだ。

 

改めて自分のことを枕にしている人物をよく見てみる。

 

白い肌に整った顔、眠っている今は本当に精巧にできた人形のようにも思える。

 

「本当に黙っていれば綺麗なのよねぇ、ハーディが欲しがるのも少しは分かる気がするわねぇ」

 

だからといってハーディには絶対に近づきたくはないロゥリィ。

 

今回は起こさないようにそっと頭を自分の体から離して起き上がろうとする。

 

だが、再度掴まれ枕にされてしまう。

 

「ちょっとぉ起きれないじゃない」

 

再度起きないように引き剥がす

 

またしても直ぐに掴まれ同じ体勢に

 

「ねぇ、ちょっと」

 

今度は少し強引に引き離す

 

だが、起きているかのように瞬時に戻ってまた同じ体勢に

 

この繰り返しが何度か続きこれには今回は優しくしようと思っていたロゥリィもその考えを完全に変えて

 

「あなたねぇ!、実は起きてるんでしょ。どうなのよぉ」

 

そういい思いっきり両方の頬を引っ張る。引っ張られた当の本人は、うぅ~と唸って丸まってしまった。完全に猫かなにかのようになったその人物を横目にようやく解放されたと安堵して立ち上がり身仕度を整えようとして歩きだした。

 

だがすぐになにか違和感を覚えて立ち止まってしまう。

 

この片足に感じる人肌くらいの温度、柔らかな感触がまとわりついてくる感覚。ロゥリィはとてつもなくいい笑顔のまま自分の片足を見て状況を理解しゆっくりと腕を掲げる。

 

そして拳を作り勢いよく目標に向かって振り下ろす。不思議とかなりの勢いがついたがまったくの無音だったのはきっと神エムロイのおかげだとロゥリィは思い気分よく準備に取りかかった。

 

ちなみに拳を落とされた人物、八雲紫はピクピクと痙攣しながら白目を剥き少し深めの眠りについたが特に問題はないので心配はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えー、皆様おはようございます。八雲紫です。

 

 

何でだかわからないのだけどものすごく両頬と頭が痛いのだけどどこかに打ったかしら?そこまで寝相が悪くはないはずなのだけど、なんでだろう?

 

まあそれはそれとして私が起きた頃にはロゥリィと伊丹、ピニャにボーゼスがすでに起きていたみたい。

 

ロゥリィは朝日に向かって祈りを捧げるようにしている。そういえば彼女は神官だったわね。ゴスロリだからあんまりそんな風に見えないし意識しなければただのゴスロリ少女にしか見えないしね。

 

ピニャ、ボーゼスはなにやら本のような物に夢中になっている様子。ふむ…………ちょっと待って、あそこはR18な感じの女性向け本があった場所だったはず。

少し聞き耳をたて聞いてみると『これ程の芸術が』とか聞こえるんだけど………

 

ねえあなたたち、いつからソッチの世界に行ってしまったの?小さい頃はあんなに素直だったのに。

ああ、いけない。まだそうと決まった訳ではないしきっと漫画の絵が綺麗とかそういうことなはず、きっとそうね。

 

そう自分に言い聞かせていると伊丹が台所から出てきた。

 

「えーと、朝食食べる?」

 

その言葉にロゥリィはゆっくりと声のする方を向く、ピニャとボーゼスはバッとかなりの勢いでその方を向く。その顔はかなり赤みがかっていて控えめにいっても興奮しているように見える。

 

私も錆びたロボットのように伊丹の方を向いてとりあえず答えておくことにした。

 

 

「エエ、イタダキマス」

 

「えーと、なんで片言?」

 

 

 

 

それから朝食を済ませてとりあえずさっきのことは頭から消しておいた。そして今は朝食を済ませたこともあって全員ゆっくりとくつろいでいる状態。そんななか伊丹が急に立ち上がり今日は遊ぶぞといい放つ。梨沙もそれに同調してくる。

 

 

ロゥリィは乗り気ではなかったようだが梨沙の巧みな話術で呆気なく陥落、そこから特地の女性陣プラス栗林は梨沙も含めてきゃいきゃいと盛り上がり始めた。

 

 

私は流石にこの姿では目立つので私服バージョンに衣装チェンジしておく。格好は金髪の私服ライダーさんだと思ってくれればいい。

 

そして場所は移り原宿へ、ちなみに伊丹は単独行動で集合場所は新宿駅アルタ前広場だそうな。

 

 

梨沙を先頭に原宿をうろつく女性陣、原宿といえど注目は集まる。

さらにレレイとテュカが梨沙の着せ替え人形と化した今余計に目立つ。なんといってもテュカはエルフだしレレイはレレイで可愛いからどんな服を着ても似合うし報道の効果もあり人だかりがすぐに出来上がってしまう。

 

なかには私に気づいている人もいるようだ。このままだと私まで着せ替え人形にされそうだから離れて私も単独行動するとしましょう。大丈夫、気配遮断EXと単独顕現がある私に問題はない。

 

そうして向かった先はゲームショップ、さてと時間はそれなりにあるからゆっくりと物色するとしましょう。

 

 

 

店内に入ると棚にゲームソフトがずらりと配置してある。今人気のものや新作のものなどパッと見でも目を引く箇所が多い。

 

今はオープンワールドが主流になりつつあるけど、というよりももうなってるわね。オープンワールドだとメインをしようとしてもその途中で別の物が出てきたりして脇道にそれまくってしまうのよ。でもマップが広すぎたりすると移動とか同じことの繰り返しで内容が薄くなったりしてしまうからオープンワールドって難しいわね。

 

 

時間がたっぷりあれば問題なくできるんだけど。そう思うとずっと昔、特にすることもなかった時に出来ていればかなり有意義に過ごせていたはず………

 

今さらそんなことを考えても悲しくなるだけだし切り替えて見ていきましょ。

それからとりあえずは置いてある棚を無事にすべて一通り見終え買うものが決まった。

 

まあ、こっちに来ようと思えばいつでも戻ってこれるのだけどどうせなら正式な今のような時に欲しいものは買っておきたい。

だから、持ってないものやってみたいものこの際だから全て買いましょうそうしましょう。

 

 

 

買うものをすべて持ってレジへと向かう。レジにつくと店員がぎょっとした顔をしたがすぐに対応してくれた、三人でだけど。

合計の値段を確認してスキマからお金取り出しお釣りのないようにぴったりで払う。

 

スキマを使ったとき店員三人ともとんでもない顔になって驚いていたけどいいわねその反応。最近じゃ伊丹たちあんまり驚いてくれなかったから久々にいい表情が見れたわ♪

それとどうやって知ったのかは定かではないけど私目的の人達がチラホラ出てきてたしここはさっさと梨沙たちに合流した方が良さそうね。

 

 

 

店を出ると同時に両脇にスキマを開いて両手にある娯楽品を放り込む。放り込むといってもスキマの中ではしっかりと床に置かれているから問題はない。

 

スキマを使ったとき周りからシャッター音と驚きの声が聞こえたけど私は動物園の動物じゃないのよ。そういうのはしっかりと許可を取ってからにしてもらいたいわね。

 

それから直ぐに梨沙たちと合流し待ち合わせの場所に向かい誰一人かけることなく伊丹、ピニャたちとも合流した。

 

それにしても、随分と……いろいろ買ったみたいね。

 

 

 

テュカはコンパウンドボウを買ったらしい。その威力と精度にとてもはしゃいでいるみたい。それ人に撃たないようにね、少なくともこっちでは。

 

レレイは何となく予想はしていたけど本が多い、ただノートPCにタブレットまで買っている。この子はいったいどこに向かっているのだろうか?なんだか心配になってきたようにも思えてしまっている私がいる。

 

ロゥリィは………網タイツ。うん、そうね向こうじゃ作るの大変だしね。

 

皆がホクホク顔の中一人だけとてつもなく落ち込んでいる人物がいる。その人物は富田。どうやらピニャとボーゼスと図書館にいったらしく何でも芸術が見たかったらしいが期待に応えられなかったらしい。

 

まあ、彼女たちの言ってる芸術ってたぶんアッチの方だから同人ショップの方だったわね。芸術だけじゃ流石にわからないわよ、ドンマイ富田元気だして。

 

さて全員揃って報告も済んだし後は地下鉄で箱根に向かうだけね。

温泉が私たちを待っている!さあ行きましょう。

 

 

地下鉄という事でロゥリィはやはりとてつもなく嫌がったがそれはまた別の話。

 

 

 




ゆっくりと更新していきます


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