1454人もの方々。
ご協力感謝です。
結果、ほのぼの日常兼修行パートがトップですので、そちら方面で約10話ほど書いていきます。
その間にヒーロー科との出会いも混ぜていくようにしますので合わせてよろしくお願いします。
今回登場するのはあの子です。
かぁいいよー。
Side:Sir Nighteye
「さて、それでは会議を始める」
総勢20名にも及ぶプロヒーローとそのサイドキックたちだ。
いずれも一線級の技量を持ち合わせ、その力量も折り紙つき。
そんな彼らが一堂に会するはマイトタワー66階多目的会議場。
私はその彼らに向かう形で上座に座している。
「司会進行は私、オールマイトのサイドキックを務めるサー・ナイトアイです。よろしくお願いします」
起立し一同に頭を下げる。
小さく返礼があり、それが無くとも皆黙礼で返してくれている。
「さて、本日お集まりいただいたのは、事前の連絡の通り、将来的な危険因子の排除が目的です。お手元にお配りしております全30部に渡る資料は将来的にヴィランとなりうる者たちの個性と大まかな犯行場所を記録した資料となります。それらの資料は部外秘となりますので、お取り扱いには十分にお気をつけください」
机に着くなり、大前提の項目を並び立てる。
一斉にその資料を皆めくり、中身を大雑把にだが、確認する。
「一つ質問いいか?」
全身にチェーンを纏った男がジャラリと音を鳴らしながら右手を挙げた。
どうぞ、と意味を込めて片手を差し出すとその場で立ち上がり、続ける。
「ここ二十年近く先のデータが纏められているが、これらの資料は何だ?何故ここまでのデータを集めることが出来ている?例えばヴィラン名"血狂いマスキュラー"町尾拳、『個性:筋力増強』殺人9件未遂18件『予定』とはなんだ?何故、まだ起きてもいないことが書かれている?」
その通り。
この資料は全て『未来』に起こる事象を纏めたものだ。
その質問は最もなものだ。
「そちらについては私から説明させていただこう」
そう言って立ち上がるのは、No. 1ヒーロー。
フォーマルなスーツで会議に臨んだオールマイトは私の隣から声を上げる。
「えー。まずいつもの挨拶としてだが、今回の目的を合わせて【私が協力を求めに来た】と言うことで今回の会議の主目的にあたる本資料の作成に至った概要を大まかに説明させていただく。まず、隣にいる私のサイドキック、サー・ナイトアイの個性はご存知『予知』だ。しかし、彼は二十四時間につき一人の未来しか見れない。今回彼にお願いしたのはその人物の追跡、未来予知を通じて大元の資料の検分を行ってもらった。
大元の資料の作成者は彼より確度の高い予知能力を持っているが、本人の意向で匿名とさせていただく。ヒーローでは無い為、個性の無断使用に関しては既にお説教済みなので、今後その作成者を追及するのは控えていただくようお願いする。」
事前に緑谷出久には会っている。
オールマイトに聞いた話だけでは眉唾物だったが、実際に会って、『個性』を見せてもらい、そして『個性』を使った結果、真実だと認めざるを得ない状態であった。
アレが生まれた時からほんの数年の間に完成したとすればそれは事だ。
有り得ない。
故に認めるしかなかった。
"時間遡行"の話を。
「さて、本資料について、極めて確度の高い"犯罪予報"の資料となるので、これによって個人を"先制攻撃"するのはヒーローとしての行いではないので、辞めてくれよな。このまま何もしなくてはヴィランになってしまう者たちばかりなので、先回りして救出しようと言うのが、今回の会議の主目的となる。そのためには私の2本の腕と足では足りないのでね…是非とも皆に協力していただきたい。よろしくお願いする!!」
ヴィランになってしまう者は簡単に分けて2種類いる。
精神的によるものか、環境的によるものかだ。
環境的なものならば、環境そのものを変えてしまえば良い。
ただし、精神的なものは悪質になりやすく、極めて厄介だ。
そう言ったものにも救いの手を差し伸べると言うのは、余りにも無理な話。
救えるならば救うが、そうでなければ最小被害で抑えるために即座に捕縛する。
そうし得る為の協力体制をこの場で築き上げたいのだ。
「事情は承知した。私はこの資料をもとに全面的に協力しよう」
「俺もだ。将来の不安の芽を摘むことが出来るのであれば、それほど良いことはない」
参加してくれていたNo.3のベストジーニストとNo.2のエンデヴァーが賛同を示してくれた。
元よりこの二人には緑谷出久から直々に説明をしていると事前に聞いているので驚くことも喜ぶこともない。
トップ中のトップの賛同を得たと思えば、その他のヒーロー達は己のサイドキックと何事かを話している。
「こんな眉唾資料じゃ協力してやれねーよ。実例をくれよ。この資料の中ですぐにでも現れる都合のいいヴィラン候補はいないのかよ?」
突如声を上げたかと思うと乱雑にその持っていた資料を机の上に投げ捨てる。
後ろでサイドキックが慌てふためいているぞ?
単独行動か?
「気に入らないのならば、おかえりいただいて結構。ちなみにこれは国とも話が付いていることだ。既に保護したヴィラン化予定の女の子もいる。親からのネグレクトも有り、保護施設で問題なく保護・教育が出来ている。」
「へぇ。そんな女の子がいるのか。名前は?個性は?予定の事件件数は?」
「未成年なので控えさせていただく。個性は『変身』予定事件件数は…」
「認知している件数だけで殺人390件超。内プロヒーローの被害が50件以上。組織内部から破壊工作、暗殺行動による疑心暗鬼を誘う超級ヴィランだ。通称"
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Side:Katsuki Bakugou
「こんにちはぁ…トガです」
「なんだテメェは」
「トガです。ボロボロですね…大丈夫ですか?」
師匠にボコボコにやられた俺は休憩を言い渡され、倒されたままに空を見ていると逆さまな頭が俺を見下ろしていた。
「見んな、クソが」
その後も怪我した膝が痛そうですね、とか血が出てますよ?とかいちいち話しかけてきやがる。
少しでも体を休めたい俺は、完全に無視を決め込むことにした。
目を瞑り、全身の力を抜く。
ザリザリと靴の裏が土を削る音が聴こえて少しずつ遠退くのを感じた。
やっと諦めたか…と思った次の瞬間。
れろん。
経験のない不快感が膝を襲う。
腹筋を使ってパッと飛び起きるとさっきの女が俺の膝を舐めてやがった。
BOOOOOMMM!!!
「何してやがる!?」
俺は両手から爆炎を吹き出して、その女を吹き飛ばした。
「あいったぁ!?せっかく人が好意で傷口綺麗にしてあげてたのに何するんですか!?」
「うるっせぇ!!頼んでねーわ、イカレ女!!」
「イカレ女とは言ってくれますね!?個性が爆発してるせいで頭の中身も爆発してるんじゃないんですか!?」
「つーか、転がされて土付いてんのに汚ねえだろ、舐めんじゃねぇ!!」
「怪我が悪化するかもしれないでしょう!?だから、とりあえず舐めて綺麗にですね…」
「だからって、お前は土を食うのか!!やっぱりイカレ女じゃねぇか!!」
「トガです!!イカレ女って呼ばないでください!!もしもそう呼ぶなら…爆発…そうあなたなんて爆発さん太郎です!!!」
「誰が爆発さん太郎ダアアアアアア!?」
BOOOOOMMMBOOOOOMMM!!!
俺の両手は許容限界を物ともせず爆裂し、その言い合いは師匠と師匠が連れてきたデクとあの女が来るまで延々と続いた。
…徐々にエスカレートしながら…。
「このイカレ女があああ!!」
「爆発さん太郎おおお!!」
最初はおれが頭や肩を殴ったり引っ叩いたりする一方だったのに、少しずつ避けられ、今や個性を使って移動しながらでなければ、上手く当てられないし、避けられない。
「クソクソクソ…クソがああああ!!」
「辞めんかバカ共!!!」
そうこうしてるうちに師匠の靴の裏を舐めさせられ、そのまま昏倒する羽目になった。
今回の捏造箇所
マスキュラーさんの名前
ベストジーニスト→3位
トガちゃん未来設定
トガちゃんコードネーム
ホント自分の小説捏造だらけ☆