【完結】アーセナルギアは思考する   作:鹿狼

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File61 寄生する声

 KGBにまだ籍を置いていた頃、一つの昔話を聞いたことがあった。

 世界が東西に分かれ対立していた時代、世界は二度、全面核戦争一歩手前まで行ったことを。一つ目は1962年、キューバ危機。これは良く、世に知られている。

 

 そしてもう一つ、闇に葬られた歴史を私は知った。

 1964年、当時既に、伝説の英雄と呼ばれていた、ザ・ボスのコードネームを持つ工作員がソ連へ亡命。その際手土産として持ち込んだ携帯用核兵器デイビークロケットを、ソ連領内にて使用。世界は、二度目の危機を迎えた。

 

 時代は、その危機を一人の青年に負わせることになる。ザ・ボスの弟子であり、後に伝説の傭兵──ビッグボスと呼ばれることになる、ネイキッド・スネークが選ばれた。シェル・スネークがそのミームを継承していると知った時、私は自然と、彼女に興味を持っていたのだ。

 

 

 

 

 

── File61 寄生する声 ──

 

 

 

 

 ジャングルに姿を消したスネークを見届けて、ガングートは止めてあったジープに再び乗り込む。ここはまだ深海凄艦の警戒範囲外だから見つかることはない。気を抜いていいのはここが最後なのだ。

 

 スネークとは違いガングートは陸路でツェリノヤルスクに乗り込んでいる。ガングートが()()()ルートを使うことで敵の注意を引くためだ。だからといって、私が見つかる前提の作戦ではない。

 

〈ガングートさん、聞こえてますか?〉

 

 明石からの無線に返事をする。ノイズ一つない上、盗聴の危険もない。艦としてはとことん使えないアーセナルギアだが、テクノロジーは規格外だ。いったいどんな歴史を辿れば、こんな技術が生まれるのか想像もできない。まあオカルト(わたしたち)も、人のことは言えない。

 

〈スネークさんは無事に潜入できたみたいです〉

 

「ああ、こちらからも確認している。既に行動は始めているのか?」

 

〈はい、イクチオスの工場への侵入ルートを探しています〉

 

 工場の場所はあらかた把握できている。しかし、さすがに内部構造までは把握し切れなかった。KGBのネットワークを調べたG.Wによれば、その情報はどれも抹消されていた。

 

 抹消される理由はある。この地下工場はかつて、核戦争の引き金に指をかけた場所なのだ。ソ連からすれば歴史の闇に葬りたい土地だ。だから情報は秘匿されていた。万一に備え、情報はデータ化されていなかったため、復元もできなかった。

 

「工場の正面入り口はどこにあるんだ?」

 

〈それについてなら、青葉さんから話があります。無線を繋ぎますね……〉

 

 工場のデータを手に入れたのは、モスクワで諜報活動に当たっている青葉だ。私とG.Wがある程度教えたとはいえ、この短期間でここまで伸びるとは思わなかった。元々、こっち方面の才能があったのかもしれない。

 

〈どうも青葉です、聞こえてますか?〉

 

「ああ、ガングートだ。久し振りだな、調子はどうだ?」

 

〈お蔭さまでバッチリですよ〉

 

 諜報、と言っても電子データ関係は全てG.Wでどうにかできる。青葉がしているのは電子化されていない、書籍や個人が保有している物理データだ。その為に現地の取材スタッフを装いながらあちこちを探っている。

 

 それも一人ではない。ガングートの知る、信頼できるツテに手伝わせている。政治の舞台や、社交界での動き方といった青葉では知りようのないことだ。KGBを追放されたとは言っても、個人的なコネはまだ残っている。

 

〈本当に色々ありがとうございます、気を使って貰っちゃって〉

 

「気にするな。すべきことをしていればそれで良い」

 

〈はい、それで工場の入り口ですが……地図出してもらって良いですか?〉

 

 青葉の説明を聞きながら、地図上での位置を確認していく。ツェリノヤルスクと聞いて予想していたが、やはり地下工場そのものは、かなり広範囲に跨っている。一日二日で掘れる大きさではない、とても長い時間をかけて、少しずつ拡大していったのだろう。

 

〈で、場所ですが、ここからどんどん北上していった場所にクラスノゴリエという山があります。そこを下った先に湖が広がっています〉

 

「だいぶ先だな、Роковой Берег(ロコヴォイ・ビエレッグ)という湖か」

 

〈あ、違います。そこ昔の地形と変わっちゃっているんですよ〉

 

 衛星写真のデータを見ると、湖は山を下ったすぐの場所にあった。ガングートの覚えが正しければ、ここには昔GRUの要塞があった筈だ。噂レベルでしか知らないが。その要塞が突如無くなったという噂も聞いたが、水没していたとは。これも深海凄艦の影響だろう。または、工場を隠すための工作か。

 

「工場は湖の真下か」

 

〈そうです、入口も湖の畔にあります。山を回りこむルートはありますので、そっちを使って下さい〉

 

「分かった。青葉は引き続き、KGBの調査を続行してくれ。あいつらが何を目論んでいるか知らなければならない」

 

 KGB──フョードロフがスネークに何か期待しているのは間違いない。もしかしたら、深海凄艦とグルになって陥れようとしている危険もある。ソ連に最接近できるこのチャンスは生かしたかった。青葉には危険な任務だが、できないことはない。そうガングートは思っている。万一の()()()()()

 

〈任せて下さい、その為に来たようなものですから!〉

 

 青葉は、まるで夢を見る少女のようだ。いや、英雄に憧れる少年か。しかし、夢物語としてではなく、本物としてスネークが隣にいたからか、決して慢心せず、冷静に任務を達成しようとしている。

 

 自分自身の意志で、現実に向き合っている。新人故の技術不足はあれど、極端な油断や自信はない。ただ傍にいるだけで、此処まで変わらせるとは。『スネーク』とは、そういう存在なのかもしれない。

 

 なら、私も影響を受けているのだろうか。

 受けていたとしても、特段、重要ではないが。私がどう変わろうとも、それは、大きな意味を成さない。すべきことは、変わっていかないのだから。

 

 

 *

 

 

 時間は、作戦開始の数日前に遡る。

 回転ベッドに寝かされた女性が拘束されている。意識はないが、念のための処置だ。万一暴れられたら、誰であっても止めることができない。

 

「見た目は普通の艦娘なんですが」

 

「まあ、そんなわけないよな」

 

 明石と北条はお互いを見合わせながら首を傾げる。

 徹底した精密検査をするために、彼女は服を脱がされていた。手術跡もない。局所的に深海凄艦化してもいない。見る分には、本当に普通の艦娘でしかない。

 

「提督は何か知らないんですか?」

 

「川内が、俺が捕まったあとに配属されたのは知ってんだろ。俺は全く知らねえ。スネークはどうだ」

 

「知ると思うか?」

 

 検査を受けているのは、未だ昏睡状態を保っているサイボーグ忍者──軽巡川内だった。アフリカで行えなかった精密検査が、やっと行われているのだ。体にはデータを取るための機械が幾つも繋がれている。送られたデータは、別室の北方棲姫が解析している。

 

 しかし、どう転んでも普通の艦娘ではない。スネークはそう確信している。あんな動きが普通の艦娘に出来てたまるか。確実に何かがある。その恐ろしさを味わったせいか、顔が若干蒼ざめていた。

 

 アフリカの調査で分かったのは、艦としてのテロメアがほとんど残っていないこと。それだけだった。モセスの設備を使えば、もっと詳しく調べられる。

 

 大本営に引き渡す選択肢もあったが、それは妹の神通が望まなかった。

 正しい政府機関である大本営は、彼女を徹底的に調べるだろう。そうなれば、川内は間違いなく死ぬことになる。

 

〈……これは、どう言えば良いのか〉

 

 別室で解析している北方棲姫の戸惑う声が聞こえてくる。

 

「どうした?」

 

〈ゲノム情報の解析が終わった。やっぱり普通の『川内』と違う。彼女のコードには、人間と深海凄艦のコードも混じっている〉

 

 それはつまり、継ぎ接ぎということか。

 川内は私と同じく、スペクターに近い存在なのか。一応、私よりは艦娘側に寄っているらしいが、混ざっていることは変わらない。

 

〈こんな個体が自然に生まれることはない〉

 

「ってことは、誰かが意図的に建造したってことか」

 

〈スネークを建造したのと同じ存在かもしれない。ただもう一つ分かったことがある。本体の劣化具合から計算して、川内が建造されたのはおおよそ30年ぐらい前だ〉

 

 艦娘として活動できるのは、おおよそ30年が目安と言われている。それを越えるとゲノム情報の劣化によって艤装とリンクできなくなる。その後解体されて、人間社会に入る個体が多数だ。

 

「川内さんが建造されたのって、1年ぐらい前じゃなかったんですか?」

 

「おおかたなんかの方法で偽造してたんだろ。だが、それでもおかしいぞ……艦娘が出現したのは、今から1()5()()()だ」

 

 ますます意味が分からない。艦娘が現れるよりも前から、川内がいた計算になってしまう。謎が謎を呼ぶ。いっそ直接話してくれれば話が早いが、今までの態度を思うと、素直に話してくれるとは思えない。

 

 しかし調べないわけにもいかない。できる範囲で調べていくしかない。途中、明石が彼女の喉元を大きくのぞき込んでいた。聞くと北方棲姫が、レントゲン写真で妙な影を見つけたと言う。

 

 直接取り出すのは難しい。仕方なく高速修復剤を用意し、明石が素早く喉を切開していく。北条は出血を抑えたりしながら明石を補助する。元々同じ艦隊にいただけあって、連携は完璧だった。

 

「……これでしょうか」

 

「あったのか」

 

「はい、取り出してみます」

 

 とても小さなそれを取り出し、消毒後すぐに修復剤を塗っていく。一瞬で傷は塞がり跡も残らなかった。

 

 取り出した()()は、短い回虫のような虫だった。寄生虫の類なのは間違いない。虫と聞いて思い浮かぶのは屍棲虫だが、あれは目視困難なレベルで小さいので、これとは違う。なら何なのか──そう誰もが思った瞬間、医務室にアラートが鳴り響いた。

 

〈全員、()()()()()()()()、一言も話すな〉

 

 アラートを鳴らしたのはG.Wだった。AIだと言うのに、焦っているように聞こえた。そしてこの医務室を一時的に封鎖するとまで言い出した。

 

「どういう──」

 

〈話すなといった。それとも死にたいのか〉

 

 凄まじい圧に、明石も押し黙る。G.Wがここまでするとはただ事ではない。別室にいる北方棲姫さえ口を閉ざしている。全員が沈黙したのを確認すると、部屋にMk-4が入ってきた。

 

 Mk-4がモニターを出現させる。AIの合成音声さえ危険だと言うのか。そして、そのモニターに書かれた文字を見て、それを知る者は背筋を凍りつかせる。

 

 

()()()だ〉

 

 

 目を疑った。

 かつてアフリカでスカルフェイスが目論んだ、民族解放の計画。その中心を成すファクター。それが声帯虫だ。特定の言語に反応し、特定の言語を使う宿主のみを抹消する言語浄化兵器。だが、スカルフェイスの絶命と共に、完全に抹消された筈だ。

 

 川内を保護してから、もう色々な言葉を話してしまった。私は英語だし、ガングートはロシア語。他の面々は日本語を話している。もうパンデミックが起きているかもしれない。そしてここに、声帯虫の専門家はいない。もしもそうなら、ここで終わりだ。

 

「……大丈夫、それは、問題ない」

 

 聞こえたのは、破滅を齎す声なのか。川内が、虚ろながらも目を開けて、こちらを見つめていた。

 

「この声帯虫はね、特注なの。ロシア語にも日本語にも、英語にも──この世界の、言語と言えるものには一切反応しない」

 

〈なぜだ?〉

 

 聞いたのはG.Wだった。私たちはまだ、声帯虫の恐怖に固まっていたのだ。

 

「超音波だからだよ、人間に聞き取れない音じゃ、言語にはならないでしょ? それに声帯虫は人に害を与える虫じゃない、私のこれは、愛国者達が改造する前の虫」

 

 沈黙は保たれていた。恐怖ではない。川内の言葉を聞き逃さないためだった。彼女の声は、静寂でしか聞き取れないほどか細い。そんなこと構いもせず、川内は口を開く。額に汗が浮かんでいた。

 

「スネーク、頼みがあるの」

 

「なんだ」

 

「この子を、ツェリノヤルスクに連れていってほしい。そこに行くんでしょ?」

 

 ツェリノヤルスクだって? 

 それは今まさに、これから行こうとしている場所だ。朦朧としながらも、私達の話を聞いていたのだろうか。

 

「私は、この子を託すためだけに生きてきた。それが彼の、最後の願いだったから……正直、貴女で良いのかって思うけど、もう時間がない」

 

「時間がない?」

 

「……これを遂行できない人に話しても意味がないから、言わない。でも大丈夫、答えは、その虫の中にある」

 

 川内の腕が、だらりと崩れた。

 明石は回収した声帯虫を保管する為に走る。別室の北条と北方棲姫も、動きだす。G.Wも何かをしているのだろう。

 

 川内の手を握りながら、スネークだけが呆然と立ち尽くしていた。

 

 

 *

 

 

 非干渉地帯であるツェリノヤルスクでは、武装の所持が著しく制限される。例え警備の深海凄艦であっても、艤装の装備が許されなくなる。野生動物を迎撃する武器さえ持っていない。

 

 そもそも、正規の深海凄艦が、そんな危険な道を歩くことは想定されてない。

 つり橋が落ちていたのもそれが理由だ。不審者を焙りだすための罠と言っていい。ガングートは最大限警戒を高めながら、ジャングルの中をバックサックを背負い歩く。

 

 スネーク程ではないが、私も元工作員の端くれ。

 何なら、姫級深海凄艦の基地に、単独潜入したこともある。ある程度のスニーキング能力は持っている。若干感覚が鈍っているが、そこは実戦で取り戻せばいい。

 

 ツェリノヤルスクは中立区だ。

 しかし、一枚岩ではない。

 むしろ、中立を維持するため強固なルールによって護られている。その分、規則の抜け穴を探る者も多い。

 

 大多数は、艦娘との戦闘を回避するために逃げてきた勢力だ。それさえも、戦闘を嫌う穏健派や、攻撃には徹底抗戦すべきと主張するグループに分かれる。水面下でコソコソ動き、陰謀を張り巡らせるものもいる。人類社会に紛れ込もうとする個体もいる。それらを統制するには、厳格で冷たいルールが必要だ。

 

 ガングートは増水した川のほとり、地下洞窟だった入口付近で、人を待っていた。増水の量は凄まじい。洞窟は完全に水没している。上にあるクレパスからも、水が覗き込める。専用の潜水装備無しで、潜り続けるのは不可能だろう。

 

 河の中に、不意に影が写った。身構えながら、それが浮上するのを待つ。手にはハンドガンが握られている。

 

「出迎えにしては、物騒でち」

 

「敵地でなにを言っている、信用していいのは、自分だけだ」

 

 不服そうな態度で、伊58が浮上した。背中には、大型機械のパーツが積まれていた。待っていた人とは、彼女のことだ。

 

「スネークが使えそうな水路はあったか」

 

「全然駄目でち。どこもかしこも、潜水艦やソナーまみれ。ゴーヤもほとんど進めなかった」

 

 潜入工作に向いているのは、言うまでもなく潜水艦だ。だから対潜対策が厳重なのは当然だ。やはりスネークは、陸路で侵入するしかないらしい。

 

「そっちはなにか、成果があったでちか?」

 

「せいぜい、大規模な物資輸送がされているぐらいだ。恐らくイクチオス建造のための資材だろう」

 

 遠巻きに見ただけだが、輸送に関わっているのは過激派のように見えた。しかし途中、何度も物資の引継ぎが行われている。大本以外は、誰も物資がどこに行っているのか分かっていないのだろう。

 

 そこを辿れれば、スネークが潜れるルートを出せるかもしれないが……それはガングートの仕事ではない。ガングートはただ、真っ直ぐに正面入り口を目指している。

 

「お前こそ、艤装の運び込みはどうだ?」

 

「まだルート確保の最中でち、そっちはスネークから借りたレイを使って頑張ってるよ」

 

 仮に、イクチオスの工場があった場合は、破壊するための大火力兵装が必要だ。一発二発の砲撃では意味がない。そこで、スネークの艤装に白羽の矢が立った。もっとも、分割しなければ運べないほど重かったが。

 

 一方、艤装に搭載されたレイは優秀だった。完全AI制御に、高いステルス性。これを可能な限り配備すれば、ツェリノヤルスクの地下は完全に分かる。

 

 深海凄艦が主に暮らしている。

 つまり、生活や流通の拠点も、水中にある。人間より遥かに水に適合しているのだ、恐らく、ツェリノヤルスクには莫大な地下水路が張り巡らされている。敵も活用しているだろう。

 

 それを辿れば、工場へのヒントがある。伊58の役割は、想像する以上に大きい。スネークやガングートがわざわざ地上を歩いているのは、陽動の意味もある。地上がおなざりになって良い訳ではないが。

 

「了解、また潜ってくるでち」

 

「頼んだぞ」

 

 再び消えた伊58と別れ、次なる目的地を目指す。スネークが山頂に着くまでの間に、行くべき場所があった。まず残っていない。彼らはそう思っているが、万一残っている可能性を許容できない。だから、ガングートに依頼が来た。

 

 スネークにも言っていない内容だ。

 まあ、無関係ではない。もしかしたらだが──愛国者達の資料があるかもしれないのだ。行くことが無駄になることはない。

 

 双方に利益があれば、それは裏切りではないのだ。

 それでも、少し後ろめたい気持ちを抱え、ガングートはジャングルの奥から、洞窟の出口への回り道を歩き出していた。

 




―― 142.52 ――


〈どうも! 青葉です! 何か御用でしょうか!〉
〈いや、ソ連の現状を知りたくて通信した〉
〈と言いますと?〉
〈どうも敵兵の様子がピリピリしている、通常の警戒態勢とは違う気がする〉
〈なるほど、その予想は当たってますね……正直、全く笑えない、ていうかヤバイです〉
〈ヤバイ?〉
〈えー、元々フョードロフさんがイクチオスの破壊を依頼してきたのは、この情報を他の国に嗅ぎつけられたら、ヤバイからですよね?〉
〈ああ〉
〈……ぶっちゃけ、感づいていそうです〉
〈……ヤバイな〉
〈まあ、まだ乗り込んで来る気はないみたいです。いざ乗り込んで証拠がなかったら、今度ヤバイのはあちらですからねぇ〉
〈だが、時間の問題なんだろ?〉
〈はい、特にアフリカで、ヴァイパーがビーチ……深海の技術を使っていたことから、深海凄艦に近い、ソ連が疑われ出したんです。多分中立区は、まるで無関係だと思いますが〉
〈強硬偵察が起きれば、中立区も被害は確定か〉
〈青葉の国が、無関係な人や深海凄艦を沈めるのを見るのは嫌です〉
〈そんなことは、私だって同じだ。気持ちの良い物ではない〉
〈お互い意見は一致してますね、慣れない環境ですが頑張りましょう!〉
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