【完結】アーセナルギアは思考する   作:鹿狼

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File63 異形

 ある建物に立ち入ってはみたものの、やはり収穫はなかった。

 しかし、ない筈がないのだ。それは必ず存在する。あるとすれば地下工場か。ガングートは足元を見下ろす。この広大な工場から、どう探し当てればいいのか。

 

 それを狙う勢力は多い。あいつらだけではない、大本営や合衆国も例外ではない。この短期間でCIAまで来ているとは考えにくい。青葉に探らせるべきか、いや、それは()()()()危険になる。

 

 一人で、誰にも話さずにこなすしかなさそうだ。

 ガングートは溜息をついて建物から出る。感情を殺すことは慣れている。私はそうやって生きてきたのだから。感情がなければ時代に流されることもないのだから。

 

 

 

 

 

── File63 異形 ──

 

 

 

 

 しばらく経つと、また、無線機が起動した。周波数はスネークのものを示している。通信を繋いで声をかけると、やや遅れて返事が来た。不機嫌さを隠そうともしていない。どうも、ヴァイパーの発作と川路のやったことの類似点について、納得できる説明がなかったらしい。

 

 一応だが──発作のメカニズムだけは分かった。これをメカニズムと言っていいのか分からないが、『超能力的』なものらしい。

 

 艦娘には提督の遺伝子コードを、接触せずとも認識できる能力がある。その際、互いで感知できない脳波のやり取りがされている、という仮説がある。実際艦娘と提督を接触させると、脳が活性化することが分かっている。

 

 それが何なのか分からない時点で、オカルトに片足を突っ込んだ仮説止まりだ。それでも元々が出自不明の兵器故、この仮説は有名なものとして受け入れられている。同時に、深海凄艦の姫級とイロハ級にも、似た関係性が見出されている。

 

 艦娘は──提督が着任することで、艤装遺伝子が100%作動するようになり、全力を振るえるようになる。発作とは、この相互間の情報伝達に干渉することで発生する現象だ。

 

〈ヴァイパーはあの時、発作はSOPシステムの出来そこないだと言っていた〉

 

「兵士や兵器をデジタルによって一元管理する、お前の世界のテクノロジーだったな」

 

〈あの時代だと、SOPがなければ、兵士は全力を発揮できなかった。これは、提督と艦娘。姫とイロハ級の関係に近くないか?〉

 

 近いシステム同時を干渉させたことによるエラー、そう考えれば、川路の言っていることは真実味を帯びてくる。いくら奴でもSOPは知らない。それが確証を強める。しかし、スネークは納得いっていないようだ。

 

「信じられないのか?」

 

 スネークは無言だ。理屈が信じられないのではなく、川路を信用できないのだ。当たり前だ、恩人(神通)友人(神通)を殺し合わせた張本人なのだから。それを呑み込んでもらわなければ困るのだが。

 

「落ち着け、作戦には関係ないただの情報だろう。それに、今KGBには敵対する理由が少ない」

 

〈そうではない〉

 

「ならなんだ?」

 

〈……いや、なんでもない。心配をかけた、任務に戻る〉

 

 今のは強がりか、本当に別の理由があるのか。

 どっちにしても、任務をこなしてくれればガングートとしては何でも良かった。スネークが工場内に入ってくれなければ、私も探し物はできない。

 

 しかし、発作の理屈がそんなに信じにくいのだろうか?

 ガングートには良く理解できない。オカルトは空想ではない、実在する技術ではないか。ソ連は昔から、そっち方面の研究を良くやっていた。

 

 特に、屍者と会話できる霊媒師ザ・ソローは特に有名だ。捕虜を活かす理由はなくなり、嘘をつくこともできなくなった。その力でスターリン政権下の大テロル(粛清)に貢献したと聞いている。その分、ツェリノヤルスクで暗殺された時は激震が走った訳だが。

 

 殺したのは──かつて同じ部隊だったザ・ボスだった。

 そうやって、昨日の友を殺さなければいけない諜報の世界に、ガングートは今も生きている。全ては確率論だ。裏切る可能性が高いか低いかで判断される。心から信じて良い物は何もない。

 

 だが、ないままでは生きていけない。

 ガングートは再び歩き出す。工場への、山道を使わないルートを伊58が探り当ててくれた。正規のルートに紛れ込み、侵入するのだ。

 

 そこまでは、スネークと同じく見つかってはならない。

 慎重に慎重を重ねて動かないといけない。肌がひりつくような感覚が、じわりと広がる。

 懐かしい感覚だ。ガングートはふと、KGBにいた頃を──更に前を思い出した。艦娘として、ソ連で再び戦い始めた頃だ。

 

 その時まだ、艦娘は生まれたばかりだった。唯一深海凄艦に対抗できる戦力として、世界中で運用方法が模索されていた時期に、ガングートは着任した。

 

 ソ連が深海凄艦に近いのは、地形的な理由だけが原因ではない。

 艦娘として顕現した軍艦が、ほとんど確認できていないのだ。他国に比べて、絶対的に不足する艦娘。当時の大本営との取引で、一部の駆逐艦や海防艦を接収したことはあるが、差は未だに縮まらない。

 

 希少な艦娘の一隻として、ガングートはあらゆる運用方法を試された。実戦においての戦闘は勿論、通常の軍隊と連携行動、スパイ活動、破壊工作。耐久度を調べる為の凄惨な実地試験を、味方にやったこともある。

 

 見た目は人間と変わらなくても、力は段違いに高い。諜報と破壊工作の両方を兼ね備えた特殊部隊としての運用もあった。ガングートは、特にその適正が高かった。他国へもぐりこみ、味方の組織にも潜りこんできた。

 

 しかし、艦娘は艦としての年月を重ねていく。

 開戦直後から活動してきたせいか、ガタが来つつあった。そのせいでミスを犯し、KGBを追放されたのだ。既に、時代に付いていけなくなったのだ。

 

 そうして、国家の規範から自由になった私は、何の因果かまたソ連に戻ってきた。あの頃から、またソ連は変わっていた。ここはもう、私の知る祖国ではないのだろう。それでも、漂う諜報の緊迫感は、全く変わらず懐かしいままだった。

 

 

 *

 

 

 ここまで順調に来たつもりだったが、時間が経っていた。作戦開始時は日の出を見た。今見ているのは夕日だ。ジャングルは赤く染まり、地平線が黒く染まり出す。冷たい風が体を叩きだす、獰猛な夜行性の動物が動き出す。

 

 角のおかげで、暗視機能を使えば夜でも動ける。だが、日中の視界には敵わない。一日中歩き続けて、疲労も溜まっている筈だ。できれば少し休みたい。その為には、目の前に座る川路が邪魔だった。

 

「お前はこれからどうするんだ?」

 

「ガングートを工場内部に手引きしなければならないのでな、私は戻る」

 

「……歩きでか?」

 

 やや暗くなっている山道を徒歩で一気に下る気なのか。そんなことができるのかと首を傾げたくなった。

 

「それとジャングルを経由しない安全なルートがある、お前はそれを使えば良い」

 

 川路は深海凄艦の装備からペンを奪い、ボロボロの地面に山の地図を殴り書きする。

 山を少し下ると地下通路への扉がある。昔は鍵がかかっていたが、経年劣化で壊れているらしい。その最下層に、崩落でできた小さい抜け穴がある。その先が、通ってきた倉庫の向こう側に繋がっている。

 

 思い当たるフシがあった。スネークイーター作戦の時も使われた通路だ。途中、遭遇した敵の自爆により崩壊したとG.Wには記録されていたが、そんな道ができていたとは。歩いている間に崩れないか心配だが、その分安全かもしれない。

 

「分かった、だが、私はここで休むことにする

 

「そうか、なら一足先に行っている」

 

 身支度を整え、川路が山小屋から出ていく。ドアノブに手をかけ、彼は振り向く。

 

「期待しているぞ、デンセツのエイユウ」

 

 最悪の気分だった。

 それでも、得た情報は使える。夜のジャングルを行かなくていいなら、朝まで待つ必要はない。仮眠は一時間もとれば十分だ。

 

 小屋の端に置かれていた深海凄艦は、もう消えていた。装備だけが残っている。別に彼女達がなにかした訳ではない。襲われたから反撃しただけ。恨みはない。装備には防寒用の夜戦服や武器があった。手を合わせ、しばし黙とうする。服を貰い、それに身を包む。

 

 どっと、疲れが沸いて来た。

 スニーキングは何度もやったが、ジャングルでの行動は始めてだ。思った以上に疲労が溜まっていた。倦怠感に誘われるまま、左目の瞼を閉じる。彼女の意識は、すぐに消えてなくなった。

 

 

 風に軋む小屋の音に、目が覚める。

 時間を確認すると、丁度一時間経過していた。回復し切っていないが十分だ。軽く装備の点検を済ませる。ハンドガンの弾薬は十分あるが、もう少し装備が欲しかった。

 

 遺体の残骸を見ると、アサルトライフルが残っていた。動作確認をする、不調はなさそうだ。折角なので、これを借りよう。もう一度、礼も込めて黙とうを捧げる。

 

 山小屋を出ると、外は真っ暗になっていた。監視のための照明も最小限で、足元から数メートルまでしか見えない。深海凄艦は元々夜目が効くから、照明が要らないのだ。同時に、侵入者に対する強い牽制になっている。

 

 暗視ゴーグルを起動させ、視界を広く確保する。敵兵の数は、日中よりも増えていた。種族的なアドバンテージを活かすために、夜の警備に力を割いているのだ。巡回している敵兵も、昼間の敵より動きが良い。

 

 再び塹壕に身を隠しながら、山を下っていく。途中、ローター音が急激に大きくなった。スネークのすぐ傍を、戦闘ヘリが通過していく。サーチライトが、塹壕を撫でるように照らしていく。操縦しているのは軽空母だ。バレた瞬間、艦載機が空を覆い尽すのだ。

 

 侵入者がいること事態は、既に把握されているようだ。警備の厳しさが明らかに上がっている。そうなると、ガングートもかなりキツイ状況になっている。伊58も同様だ。そんな中でも、二人はやれることをやってくれている。

 

 期待されているかまでは知らないが、任務は必ず達成したい。疑心で一杯だった彼女の心に、少しだけ余裕が生まれていた。よく見れば、ヘリの型はやや古い。一世代前のハインドが飛んでいる。

 

 それでもヘリは強いし、敵兵もそれを信じている。だがそれ故に、ヘリが飛ぶ近くがやや手薄だ。ヘリだけを警戒すれば、切り抜けられそうだ。サーチライトが途切れた隙を突き、ヘリの近くへ飛び込む。

 

 狙いは当たっていた。少し大胆に移動しても、敵は気づかない。サーチライトがある分、照らされていない場所への注意が薄くなっているのだ。

 

 ヘリに合わせて歩きながら、ふと考える。

 なぜ、ハインドなんて飛ばしているのか。深海凄艦の空母は、夜でも艦載機を飛ばせる。小さいから当然気づきにくい。ヘリの方が小回りは効くが、わざわざハインドを飛ばす理由はなんだろうか。

 

 周囲には。空母クラスの個体は一切いなかった。中立区の規模から行って、不自然だ。別の場所にいると考えられる。より警備の厳重な場所、守らないといけない場所。もし、艦載機を見つけたら、追ってみても良いかもしれない。

 

 更に下ると、細い脇道があった。事前に知らなければ気づかないような扉がある。再びタイミングを見計らって、ヘリの影から飛び出す。誰の視界にも入っていない瞬間は今しかない。勢いのまま駆け抜け、扉へと張り付く。

 

 扉が開くのを確認して、スネークは中へと潜りこむ。外よりも真っ暗な闇の中へ身を沈める。山頂への扉は、また閉ざされた。

 

 

 *

 

 

 地下通路、とでも言うべき道に、敵は全くいなかった。いるのはせいぜい、数十匹もの蝙蝠ぐらいだ。昔と同じく、ここはソ連側もほとんど把握できていないようだ。埃が大量に積もっている。サーマルゴーグルで見ても、足跡もない。

 

 地下へ繋がる長い階段を下りていく。予想通り、途中で行き止まりにぶつかった。情報通りなら、ここはかつて、ネイキッド・スネークと交戦したコブラ部隊のザ・フューリーの自爆により、崩落した場所だ。

 

 怒り、というコードネームを彼は名乗っていた。コブラ部隊の隊員は全員そうだった。由来は分かっていないが、一説によれば、戦場で見出した特別な感情を名前にしていたらしい。

 

 なぜ、そうしたのかは分かっていない。ただ、目の前にある夥しい瓦礫と焼け跡は、確かに壮絶な怒りを帯びていた。瓦礫をどかせば、あの時の憤怒の炎が吹き上がる気さえする。

 

 瓦礫の道を歩きながら、焼け跡を眺める。コブラ部隊は、色々な国家の兵士で構成されていた。合衆国の兵士とソ連の兵士が、同じ部隊で戦っていたのだ。あの頃はまだ、冷戦が起きるなんて誰も想像できていなかった。

 

 その構図が続いているせいで、スネークは今、ソ連にいる。助けてくれるのは、ソ連から追放されたガングートと、KGBの連中だ。青葉も、伊58、北条も国家には帰れない。私は元々祖国がない。ある意味、コブラ部隊と似ている。

 

 だが、コブラ部隊になりたいとはまったく思わなかった。一時的な繋がりで、私たちは協力し合っている。ことが終われば、それぞれの道を行くだけだ。冷戦により引き裂かれたコブラ部隊とは、前提から違う。

 

 あの部隊は強い絆──まるで家族のような感情で繋がっていた。だが、時代は彼らを引き裂いた。制度の中で繋がれなかった彼らは、別のもので繋がる必要があったのだ。時代に左右されないもの、その一つが戦場だった。

 

 スネークに、特別な感情はない。愛国者達に対する怒りは依然燻っている。今も時々、爆発するジミーの姿が夢に出る。トラウマが心を抉る度に、報復心が角を疼かせる。しかし、それは特別な感情だろうか?

 

 報復心や、怒りなんて、戦場にいれば否応なしに感じるものだ。それを特別なものだとは思えなかった。無理に持とうとも思わない。敢えていえば、今暗躍する愛国者達に対する憎しみが、一番強い。それも、目的が達成されれば、忘れ去るだろう。

 

 山積みになった瓦礫の一角から、小さい風を感じた。外に繋がっている場所がある。風を辿ると、成人男性一人分がギリギリ通れるぐらいの抜け穴があった。川路が言っていたのはこれだ。

 

 覗き見ると、穴は妙に綺麗だ。埃や石はあるが、真っ直ぐ規則的に繋がっている。崩落で偶然できた道ではない。元々あった隠し通路が、衝撃で顕に成ったのだ。こんな場所の隠し通路がジャングルに繋がっているとは、後ろめたいものを感じる。

 

 その時、真後ろに足音を聞いた。

 しゃがんだ姿勢で横に跳躍しながら振り返る。頬を砲撃が掠める、摩擦で髪の毛が何本か焼けてしまった。

 

「こいつは……まさか」

 

 暗がりの中に、巨大な尻尾を持つ少女の影が見えた。

 あの形状はレ級の艤装だ。何の気配も感じさせずに現れたということは、間違いなくスペクターだ。ガルエードにいた新型と同じタイプ。死体故に、生きている気配さえ消した哀れな人形。

 

 暗視ゴーグルを作動させようとするが、尻尾の主砲がすぐこちらを捉えた。また跳躍し爆発をかわす。空間が揺れ、天井から石粒がパラパラと落ちる。長く戦っていたら、完全に崩壊して生き埋めになってしまう。

 

 ハンドガンではなくアサルトライフルを手に持ち、数発連射する。効果はほとんどない。レ級の装甲は分厚い。しかし一瞬怯んだ。その隙を突き、股座へ滑り込む。尻尾の付け根なら、主砲は向けられない。

 

 稼働し続ける尻尾に手をかけて立ち上がると、スペクターは尻尾を乱暴に振り回す。見た目と一致しない、圧倒的な質量で押し潰す気だ。

 

 だがそれが隙だ。尾を振った遠心力を制御するため、力を入れた軸足を払いのける。一瞬で姿勢を崩したスペクターを押し倒し、倒れた勢いでナイフを突き刺す。小さな悲鳴を上げた。

 

 スペクターが悲鳴を上げた?

 疑問があったが時間はない。傷が再生するまえに銃身を捻じ込み、奥のコアに向けてフルバーストで撃ち込み続ける。内部で跳弾する痛みに痙攣したスペクターは、その内動かなくなった。

 

 奇妙な個体だった。誰も潜んでいる痕跡がなかったのに、スペクターは現れた。長期間潜んでいたとは思えない。それに、気配こそないが弱い。スペクターはもう少し、強かった気がする。機能停止を確認し、スネークはもう一度暗視ゴーグルを起動する。

 

「……は?」

 

 声が漏れた。つま先から冷たいものがじわりと昇っていく。やがてそれは、吐き気に変わっていく。あえぎながら嘔吐したのは胃液だけだ。食事をしていなかったのが幸いした。もう一度見ても、それは変わらない。

 

 確かに、スペクターだが。

 だが、余りにも歪だった。今までのは一応、レ級の見た目をしていた。これは違う。レ級の形をしているだけ。

 

 素材として使われたであろう、人間、艦娘、深海凄艦の手足、顔、内蔵、血管が、剥き出しのまま放置されていた。絶望に満ちた顔が、半端に混ざり合い、ひしめいている。また僅かに動いている顔もあった。

 

 スネークは狂いそうな激痛に襲われた。

 当然、何の関係もない人たちだ。だが、ここまでされる理由はなんだ。全く意味が分からない。激し過ぎる激痛と怒りが全身を苛んでいく。

 

 スネークはライフルを構える。

 張り付いた顔に向け、一発ずつ銃弾を撃ち込んでいく。もはや生きているのか死んでいるのか。それさえ分からなくなってしまった犠牲者を弔うために。胸中に渦巻くのが憤怒か、悲哀なのか。その自覚もないままに。

 




―― 145.73 ――


〈どうしたスネーク〉
〈川路が教えてくれた地下通路だが、正直言って今にも崩落しそうだ。本当に大丈夫なのか?〉
〈問題ない、その通路を破壊したのはコブラ部隊のザ・フューリーだ〉
〈フューリー……怒り、か。確か爆発物のプロフェッショナルだったな〉
〈当時、奴が爆発を起こしたのは、グロズニィグラードから逃走できる道を潰し、かつ地下を脆くすることで、施設を完全に破壊する為だった。つまり、関係のないエリアには一切ダメージが行かない様に爆破されている〉
〈経年劣化の心配は?〉
〈そちらも無用だ。元々かなり頑強に設計されている。もっとも、もう一度核爆発級の衝撃を受けたら、耐えられないだろうが〉
〈……待て、イクチオスには核が搭載されていたよな。それを破壊したらこの基地は〉
〈だから、核弾頭は別の場所で管理していたのだろう。ヴァイパーに任せ、深海海月姫が開いたビーチによって、誰にも見つからずにイクチオスと核を運搬していたのだ〉
〈今更だが、ビーチは何でもありだな、私達が言えたことでもないが〉
〈どうもビーチ内、もしくはビーチ同士でワープの真似事もできるらしい。エラー娘の猫がそう証言した〉
〈……あの猫、エラー娘もそうだが、何者だ?〉
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