なんか最近りみりん可愛く見えてきて書きたくなって書いちゃいました。まありみりんの可愛さを布教出来ればと思っております。
とりあえず1話だけでも見て行ってくださればありがたいです。
それでは本編にどうぞ。
1日の始まり。皆さんにとってそれはどのようなものだろう?
楽しいことでいっぱい?
学校や仕事がつらい?
好きなあの子に会える……なんてのは考えすぎだろうか。
朝というのは多くの人が活動を始める時間帯で前日の夜からの眠りから目を覚まし、気合いを入れてまた1日の学務や業務に励む必要がある。しかし、中には朝に弱くなかなか起きることが出来ない人もいる。しかし、それを乗り越えてこそ己の心を鍛えることが出来る。そう自分は考えている。
『腕を大きく広げて背伸びの運動から!いっちに、さんし!』
現在の時刻は6時30分。自分は日課であるラジオ体操をしている。基本的に6時に目覚め、顔を洗って完全に目を覚まし、簡単な運動をする。朝の運動は良いものだ。眠気覚ましにもなるし何より眠っていた間になまった体を整えることが出来る。だが早朝から激しい運動をするのは控えた方がいい。あまり厳しい運動をしすぎると筋肉や心臓に必要以上の負担がかかり、場合によっては朝の運動で心筋梗塞を起こすことや脳梗塞などが生じる恐れもある。それを考慮した上で短時間でやり易い運動といえばラジオ体操だ。体に負荷をかけずに程よい運動をするには持ってこいと言うべきものだろう。
『背筋を伸ばして深呼吸~。』
最後の深呼吸を行いラジオ体操は終わる。
運動の後は朝食だ。これもまた1日の始まりには重要な要素である。これを食べるのと食べないのとでは1日を乗りきれるか乗りきれないか大きく左右される。故に自分はこの朝食にも気を使っている。今日は炊きたてのご飯に焼き鮭、お吸い物にたくあん。質素に見えるかも知れないがこれだけでも1日過ごすには必要不可欠なエネルギーなのだ。
「おはよぉ……。」
「おはよう。」
「ん…?またご飯作ってくれたの…?」
「まあな。大したものじゃないが十分じゃないか?」
「うん…。ありがとー…。」
「その前に母さんは顔を洗って来た方がいいんじゃないのか?まだ眠そうに見えるぞ?」
「そーする…。」
失礼、先程のは自分の母親だ。自分の母はかなり苦労の多い職場に勤務していて、そのせいか朝に弱い体質になっているような感じだ。因みに父親は現在単身赴任で少し離れた場所で下宿している。しかし家族の顔を見に1ヶ月に1度はうちに戻ってくるのだ。苦労の多い両親の負担を軽減すべく自分も自分が出来ることをやっている。この朝食もそのひとつだ。
母親が戻ってきたところで食事の時間に入る。今回も変わらず上手く出来ていると好評だった。この一言は作った身としてはとても嬉しいものだ。
朝食が終わり、歯を磨く。そして時刻が7時45分になると自分は家を出る。いい忘れていたが自分は学生だ。遅刻をしないように余裕を持って家を出る。すると隣の家から出てくる1人の女の子の姿が目に入った。
「あっ…葛三くん。」
その子は自分を見るとこっちに歩いてきた。
「りみか。君も相変わらず朝早いんだな。」
「うん。紗綾ちゃんのところに早く行かないとチョココロネ売り切れちゃうからね。」
そう言えば紹介を忘れていた。自分の名は『十六夜葛三』。そして目の前のこの子は『牛込りみ』という。自分たちの関係を簡潔に説明すると隣人同士でそれ故に友人となった…と言うべきかな。
「本当に君はチョココロネが好きだな。」
「うん!特に紗綾ちゃんのところのチョココロネは格別なんだ!特に焼きたてだとフワッとしたパンにほんのり暖かいチョコが口の中で合わさってとても美味しくなるからね!」
早口にチョココロネの魅力を語る彼女を見ると本当にそれが好きなんだということが伝わってくる。自分はりみの言う紗綾というお嬢さんのお店には足を運んだことが無いのだがりみから話を聞いていると何だか自分も食べてみたいと思ってしまう。
「りみはこれからそこに行くのか?」
「うん!」
自分の問いにりみは元気よく返事をした。
「なら今日は…自分も行ってみてもいいかな?」
「えっ?」
自分の発言に今度は驚きの表情をした。
「いやなんだ、話を聞いていると何だか気になってしまってな。1度チョココロネだけでも食べに行ってみようかと思ったんだが。」
「えっ…ちょっと待って…。」
そう言うとりみは顔を自分から背けてボソボソと呟き始めた。
「えっと……今から?」
「そのつもりだが。」
「えっ!?い…今から!?」
どういう訳かりみは突然慌て始めた。先程から何度か彼女に呼び掛けてみたものの一向に返事がなく
「どうした?何か問題があるなら止めておくが…。」
「ううん…そうじゃないの…。そうじゃないんだけど…。」
普段にも増して歯切れのわるいりみ。そんな彼女を見ていると自分は何か悪いことを言ったのだろうかと不安になってしまった。
「じゃあ…今日のところは止めておくか。」
「えっ…?」
「いや、何だか良くないことを言ったかと思ってな。都合が悪いなら日を改めようかと。」
「ちゃ…ちゃう!そういうことじゃ…「おーい!りーみりーん!」ふぇ!?」
突然背後から別の少女がりみに飛び付いてきた。猫の耳のような髪型をした少女とのこのやり取りはいつものことなのかりみも慌てていたものの「ちょっと香澄ちゃん…」と馴れのような雰囲気を感じていた。
「おい香澄!お前急に走んな!」
今度は金髪のツインテールの少女が息を切らしながら走ってきた。彼女らがいるところまでたどり着くと膝に手つき呼吸を整えていた。
「も~!有咲遅いよ~!」
「お前が急に走るからだろうが!」
まるで姉妹のような微笑ましいやり取りだ。彼女らの制服はりみと同じ花咲川女子学院のものであり、彼女の友達であることは容易にわかった。
「ねえりみりん、この人誰?」
猫耳ヘアの少女が思い出したかのように自分のことを聞いてくる。
「えっと…私の隣にすんでいる子で…その…えっと…。」
「もしかしてりみりんの彼氏!?」
思いがけない発言により、金髪の少女も「はあ!?」と大きな声を上げた。肝心のりみは漫画などでよく見かけるような感じでうつむいたまま何処からかはわからないが蒸気を発していた。
「いやいや待て待てちょっと待てちょっと!」
「えっ!?どうしたの有咲!?」
「どーしたもこーしたもねーよ!大体りみに彼氏とか聞いてねーぞ!?」
「私も知らなかったよ!?ねえ!りみりんどうなの!?」
なにやら慌てふためいている2人は混乱しながらもりみに問いかける。確かにこういう場合は本人から直接話して貰った方がいいだろう。りみは素直だし嘘はつかない。きっとその事は彼女らも重々承知している筈だ。
「・・・・・・・・・・・」
「りみりん?」
「・・・・・・・・・・・」
「おーい、りーみーりーん?」
「駄目だ。全然反応しねえ…。」
「じゃあこのまま聞いちゃおうよ!」
「ちょ…香澄おまっ」
「ねぇりみりん、この人ってりみりんの彼氏なの?」
猫耳ヘアの少女がそう聞いたとたんりみは突然「が…学校早く行かないと遅刻しちゃう…。」と言いながら走り去って行った。それを聞いた猫耳ヘアの子は「えっ!?もうそんな時間なの!?」と言いながら追いかけ、金髪の少女は「いやまだそんな時間じゃねーよ!とりあえず落ち着けお前らぁぁぁぁ!!」と叫びながら2人を追いかけていった。
突然この数分間で起こったことの情報量が多すぎるため何処から突っ込めばいいのかわからないがとりあえず自分も自身の学校に向かうとしよう。確か今日の1時間目は古文の授業だったなと考えながら騒がしかった場所から離れていく。
その後のりみが心配ではあるものの、あのお嬢さんたちも悪い人では無いだろうし大丈夫だろうと思った。ただな…1つだけ、先程のやり取りで気になるところがあったのだ。それは何かと言うと…
『自分関連のことだったのに自分は蚊帳の外だったよな』ということだ。
いかがでしたか?
りみりんの特徴を掴めてるか不安ですがとりあえず今後も続けていくのでこれからもお付き合いくださると嬉しい限りです。
それでは、次回も是非読んでください。
評価、感想是非是非よろしくお願いいたします!
@kanata_kizuna
p.s.ジオウ最終回見終わってジオウロスから抜け出せません誰か助けて。