【艦娘宝箱】ある日駆逐艦になった妹が俺の隣で寝ていました 作:暁刀魚
『じゃあ、司令官が私を立派な女にしてよね!』
『はいはいそのうち。そのうちいくらでもしてあげるから』(カチッ)
「さぁて司令官、これは一体なんでしょう」
「何のつもりだ、青葉」
「いえいえ、ものは一つ相談です。もしもこれが外部に漏れてしまったら、提督はどうなるでしょう」
「どうにもならん。そもそもこのやりとりは一体何時のものだ。心当たりがありすぎて特定できんぞ」
「昨日のものですよ」
「それよりも、確かに青葉達艦娘は、これが一種のじゃれあい出会うことを知っています。誰も青葉を相手にはしてくれません」
「ならば……!」
「ですが、提督のことをよく知らない人であればどうです? 変な想像しますよ? 青葉ならします」
「なら、改めて聞こう、何のつもりだ――青葉」
「ようやく青葉の話を聞くつもりになりましたね?」
「だが、解らん。なぜそれを俺に見せた。俺である必要がない。たしかに俺は提督だ。地位はある。しかし、金ならわざわざ俺を頼らずとも」
「暁ちゃんに、このデータをみせればいいですしね」
「…………」
「いやぁ、提督もなかなか鬼畜ですねぇ。青葉、もし逆襲されたらと思うと、ぞくぞくしちゃいます」
「提督たるもの、常に最悪の可能性は考えておくものだ。……まさか、味方の中にお前のような可能性があるとは思わなかったがな」
「ふふ、お褒めに預かり光栄です」
「じゃあ、青葉の言いなりになっていただけますか? 青葉の言うこと、全部聞いていただけますか?」
「……あぁ。煮るなり焼くなり好きにしろ。今更抵抗を見せるなど、それこそ無様だ」(カチッ)
「提督、それが隙というものですよ。今の会話、しっかり録音しましたから」
「勝手にしろ」
(スッ)「……青葉?」
「なんです?」
「お前は一体何をしている……?」
「提督のお洋服が邪魔なので脱がしています」
「それに何の意味がある」
「おやぁ? まだわかりませんか?」
「だから――」
「――――んっ」
「っ!?」
「……んっ、はふ」
「んぐ……」
「っはぁ!」
「――――青葉」
「なんです?」
「……お前は一体、何をしている」
「お洋服を脱いだ。半裸の提督の上に、馬乗りになって……キスを、して、います」
「それに……何の意味がある」
「ですからぁ」
(カチッ)『青葉の言いなりになっていただけますか? 青葉の言うこと、全部聞いていただけますか?』
『……あぁ』
「――提督は、青葉の言うとおりにしていればいいのです」
「…………お前ッ!」
「安心してください、“私”もこういうの、ハジメテですから」
「……青葉ッ!」
「提督、これが“私”がしたいことです。ですから提督は、ぜぇんぶ“私”に任せて頂いてよろしいですよ?」
「……」
「だって……」
――その時見た、青葉の顔を、俺は一生忘れることはないのだろう。
「……だって!」
青葉は、いつも浮かべている明朗なはずの笑みを引っ込めて、艶美に――それこそ、男を喰らい尽くす淫魔のように艶やかで、美しく、麗しく、
そして――今にも泣き出しそうな瞳で、笑みを浮かべていたのだから。
「提督は、青葉のもの、なんですからね?」
(省略されました。全てを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください)
こちらはちょっと書き上げてツイッターに上げたシロモノを改行だけして再掲したものです。
因みにオムニバスなので提督さんが同一人物とは限りませんが、多分同一人物でも大丈夫たと思います。
※このあと色々あって泣きだした青葉が色々心情ぶちまけて、二人でラブラブしたあと、オチとして暁、見ちゃいました! な展開があったりしますがこの作品はXXXな感じではないので省略されます。