黒獅子と9人の女神の物語   作:面心立方格子

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バンドリに ブランドルームが出来ていてとても驚きました。入ってみましたが、スコアが200万超の人がほとんどで凄いなーとおもいました。(一応僕も200万は超えています)
休んでる間にお気に入りが増えていて驚きました。


#14 First Live 当日①

騒がしかった夜も明け、皆いつも通りの生活に戻っていた。俺が見回りから帰ってきた頃には黒柳や橘さんは消えていた。あんだけ酒を飲んだり騒いでいたのに朝早くから動けるのはさすがだとしか言えない。

に比べ、親父と那月はずっと寝ている。お前ら仕事と学校あるだろ!!

.....久しぶりの静寂だ。こう静かだとらしくないが思いにふけることもある。いつまでも縛られ続けてる女々しい自分、黒獅子という名で周りから畏怖され、頼られている自分。どっちも自分だけど本当の自分が何なのか分からなくなる。そして、親にも姉にもない身体的特徴。俺は目の色が他の2人と違う。俺の目は緑色。親父と姉は黒色。姉はどちらかと言えば青に近いのか。ともかく、俺だけは特に違いがある。最近はこんなことをよく思う。思春期だからか。それとも.....俺が『あれ』に向き合おうとしてるからか。

いくら考えても仕方がないので。朝食の準備をする。こう見えても料理は出来るんだぜ。と言うのも、夜の見回りとかしてるとお腹減るし、コンビニに入れば不良と勘違いされ、通報されかけたこともあったので、自分で作るのが1番平和な気がするだけである。

「おはよう、伊月。朝食何ぃ?」

「おはよう。今日はな、サンドイッチにでもするよ。軽めにな。」

「うーん、分かった〜。お姉ちゃん着替えに戻るけど、覗きに来ないでね.....伊月に見られるなら別にいいけど.....」

「覗きに行かねーから安心しろ。」

というか今の服装も危ないと思うぞ。だって、今とかシャツの間から下着見えてるし。もうちょいちゃんとした服装で寝ろよ。

「おい伊月、俺二日酔いでしんどいから今日休むわ。」

「お前は自由人か!!仕事行け!!」

「少しは労れよ!!どうせ今日は社長が会議で喋るのを聞くだけだから今日は行かなくてもいいんだよ!!」

「いや尚更行けよ!!社長に喧嘩とか売ってないよな?」

親父は、会社員とは思えないくらい自由人である。よくこれでクビにならないな。

「とりあえず、朝食食うぞ。」

そういえば、今日はライブの日だったっけか。放課後行かなきゃな。

「なぁ那月。今日の放課後にスクールアイドル部の人がライブするんだけど、見に行かね?」

「伊月ってアイドルとか好きだっけ?」

「そういうわけじゃねーけど.....姐さんが出るらしいから」

「ことりちゃんが?意外だねー。よし、私も見に行くよ!!」

「あんまり騒ぐなよ。」

 

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「今から、1泊2日の宿泊研修の行動班と部屋決めをします!!」

先生がやけにテンション高いと思ったらこういうことか。

「小泉さん、宿泊研修って何するんだ?」

「ええとですね.....研修とは言いますが特に勉強とかはしないそうです。栃木の方に行って観光のようなことをするらしく、何をするかとかは生徒に委ねられるそうです。」

「そうか。微塵も興味がねーわ。多分休む。」

「え?どうしてですか?」

「まぁ.....色々と事情があってな。」

そう、俺が黒獅子とか呼ばれ始めてから俺はこういう校外行事は参加出来ない。俺がいないと分かって、闇取引をしたり、大人しくしてたチンピラ共が暴れ出すからである。警察も頑張っているが、バレないように動いているから、警察はあまり頼りにできない。過去に俺が修学旅行に行った時にそうなったため、それ以来一度も行ったことがない。

「因みに部屋割りですが、一条くんは女子と一緒の部屋に寝てもらいます!!」

.......は?

こいつは何を言ってるんだ?モラル的に問題あるだろ。まぁ行かないから一緒の部屋にされても構わないのだが。

「先生、いくらテスト生とはいえ扱いがおかしいです。俺はともかく女子は嫌がるんじゃないですか?ほら、言うじゃないですか?男は獣とか.....」

「心配ご無用です!!一条くんがいる部屋に先生も入るので!!」

「教師と生徒が一緒の部屋ってのもある意味気まずくないですか?」

「文句が多いですね!!先生これでも25だよ!!」

「俺達は15or16です。」

「だから皆は私と一条くんをセットで考えてください!!」

というわけで話し合いが始まった。まだ決まりそうにないけど

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絵里side

今日3年生にも転校生が来るみたい。女の子らしいけどどんな子なのかしら?

「はい、転校生を紹介する。入りなさい。」

「はーい。私は一条 那月です!!イギリスの留学から帰ってきました!!これからよろしくお願いします!!」

とても明るそうな子ね。一条?一条くんのお姉さんなのかしら?

「一条、お前は綾瀬の後ろの席だ。行きなさい。」

「はい!!」

そう言って彼女は、私の後ろに来た。それにしても可愛いわね。私は自分のスタイルにはそれなりの自信があるけれど、彼女も凄い。顔も可愛いし、雰囲気も優しそうね。

「えーと、これからよろしくね!!あなたは?」

「私?私は綾瀬絵里よ。よろしくね、一条くん。」

「那月でいいよ!!絵里ちゃん?でいいのかな?」

「別に構わないわ。」

「私、生徒会の生徒会長を務めているのよ。」

「え!?生徒会!?私生徒会には嫌な思い出しかないなー。」

「何かあったの?」

「うーんとね、生徒会長に口説かれたり、副会長がしつこくお茶誘ってきたし、仕事全くしてなかったしね。印象は良くなかったかな。」

「それは災難ね。安心して。私達はそういうことにはならないから。」

「そこ、そろそろ私語を、慎みたまえ。」

「はーい、すみません」

こうして、クラスに1人新しい仲間が増えた。彼女とは仲良くなれそうね。

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那月side

絵里ちゃんかー、可愛いなー。でもなんか心の闇がありそう。少し雰囲気が伊月と似ている。伊月ほど重くはなさそうだけど、これは手を差し伸べなくちゃいつまでもこのままでいそう。

 

 




ねぇ知ってる?アニメの時間じゃまだ3話に入ったばっかなんだよ。かなり展開が遅いですね。あと、今回のイベント報酬がいいですね。花陽ちゃんSRが3人。70000ptで勧誘チケット。ユニット対抗戦で周回しきれなかったので、今シュガーキューブが38個残っています。

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