黒獅子と9人の女神の物語   作:面心立方格子

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ことりちゃんの誕生日に、番外編とか作ろうか悩んでます。なにせストーリーの進行スピードが遅いので書ける内容が限られるんですよね……


#16 First Live当日③

穂乃果side

今日はライブ当日!!たくさん練習したし、チラシも配ったし皆来てくれるよ!!頑張らなくちゃ!!

「海未ちゃん?本番は恥ずかしがっちゃダメだよ!!」

「でも.....やはり恥ずかしいです。今からでも、制服に着替えたいです!!」

「制服のスカートも膝下より上だよ!?大丈夫だよ、海未ちゃん似合ってるし。」

「うんうん、海未ちゃん可愛いよ!!」

そう言ってことりちゃんが海未ちゃんを鏡の前まで連れていった。

「これが.....私.....ですか?」

海未ちゃんも見入ってるのかな。海未ちゃんスタイルいいからやっぱり良いよねー。穂乃果もダイエットしなくちゃ!!

「穂乃果ちゃん、もうすぐ時間だよ。」

「うん!!ことりちゃん、海未ちゃん、頑張ろう!!」

穂乃果達はお互いの緊張をほぐすために手を繋ぎあった。

そして、ステージの幕が上がり、スポットライトが差し込んできた。

『.......え?』

そこには、誰一人いなかった。そう、誰一人。

「嘘.....でしよ?」

「ごめん、色んな人に呼びかけたんだけど.......」

どうして......?

「穂乃果.....」

「穂乃果ちゃん.....」

2人とも穂乃果を心配してくれている。2人も同じ気持ちなのかな。

でも2人の前で弱音は吐けない。穂乃果がアイドルをやろうと言ったから、責任は持たなきゃいけない。生徒会長の言う通り、私達じゃ無理なのかな。

「仕方ないよ、世の中そんなに甘くない!!」

口ではそう言えるが、涙が込み上げてくる。だめだ、泣いちゃう.....

 

 

 

『バン!!』

「はぁ.....はぁ.....間に合ったのか?」

「一条くん、着いたんだしそろそろ下ろしてくれない!?」

「あ、悪ぃ。」

一条くんと花陽ちゃんが来た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「講堂ってどっちだ?」

「知らずに走っていたんですか!?方向は合ってます。あとあそこを左に曲がったら入り口があります。」

「おーけー。あ、小泉さん、前から気になってたんだけど」

「何ですか?」

「俺に対して丁寧な口調してるけど、同級生でもそういう感じなの?」

「そ、それは.....私が昔から人と話すのが苦手で.....凛ちゃんみたいに気軽に相手に接するって言うのが出来ないんです。」

「凛は幼なじみなのか?」

「はい。凛ちゃんは昔から私のことを助けてくれたんです。」

「いい幼なじみを持ったな。あと、俺に対してはタメ語でも構わないよ。この学校唯一の男子とか気にする必要ないし、別にそれくらいで相手をボコボコにしてやろうとかは思わねーからさ。」

「.....さすがに今すぐは難しいです。けど、一条くんが良いって言うのならやってみます。いつまでも引っ込み思案は嫌ですので。」

いい目をしてるな。こういう澄み切った目を見ると染めてやりたいと思うけど、綺麗すぎて染めたいとは思わなかった。

「なら、俺も少しは変えないとな。そうだな.....小泉、て言うとなんかあれだし下の名前で呼ぶか?花陽だっけ?」

「は、はい!!」

「なんでビビってるんだよ.....まぁ慣れるまでは時間かかるか。」

背が低いのと引っ込み思案のキャラがマッチしててある意味できてるよな。こんなこと言ってたらまた真姫に怒られる。ある意味思考回路も変態だしな。

「ここ、か。中から音が聞こえないがライブやってるのか?」

「うーん、ライブはもう始まってるはずなんだけど.......」

「とりあえず入ろう。小泉さん、しっかり掴まっとけよ!!」

「ふぇ!?一条くん、どこ触ってるの!?」

花陽を片手でだっこする。なんか柔らかいものを掴んでるがまぁいいだろう。そこまで力入れてないし。

『バン!!』

 

 

 

ということで今に至る。ステージの幕は上がってるし、3人がステージに立ってるってことはライブは終わったのか。

「あ、あれぇ、ライブは?」

「姐さん、もしかしてもう終わったんですか?」

「ううん。まだ始まってないよ。伊月くんと花陽ちゃんが一番早く来たんだよ。」

「ということは、定刻には客はゼロ、か。まぁいいさ。俺達はライブを見に来たんだし、まだなら見せてくれませんか?」

遅れてきたのに随分と図々しく頼んでしまった.....これは反省。

「え.....でも.....」

「数の問題ですか、大丈夫ですよ、あともうもう1人来るので。」

「え.....もう1人?」

「はい.....入ってこいよ、那月。」

「えへへー、バレてた?やっぱりお姉ちゃんと伊月は以心伝心だね!!」

「お前の足音は聞こえてたからな。以心伝心かどうかは知らないな。なぜ遅れたんだ?」

「えーと、職員室で先生に怒られてて.....なまいきだーって。それより伊月も遅れてるけど何かあったの?どうせ寝てたんでしょ?」

「よく分かったな。疲れてるんだよ。」

「ふふーん、これでもお姉ちゃんは伊月のことを理解してるつもりだよ!!」

この姉は恐ろしいな。観察でもされているのか?

「まぁとにかく、私もライブが見たいな!!まだなんでしょ?遅れてきて凄い偉そうだけどライブ、見せてくれませんか?」

「やろう!!」

『穂乃果(ちゃん)!?』

「せっかく来てくれたし、私達もいっぱい練習してきた。だから、やろう!!」

そして、姐さんと園田さんは頷き、配置についた。

 

『START:DASH!!』μ's 高坂穂乃果、園田海未、南ことり

 

 

 

 

 

彼女たちはライブを始めた。これが.....アイドルなのか。

「那月、どう思う?」

「うーん、私もダンスは習ってたからあれだけど、まだまだ荒削りだね。もっと練習したら良くなるよ。けど、それは上手い人がメンバーにいることが条件だけどね。歌に関しては上手いと思うよ。もう少し上手くなると思うよ。」

「初心者しかいないのに、ここまで短期間で仕上げるのはすごいな。」

俺達は彼女達の踊りや歌を分析していて、小泉さんは見入ってる。

外に数人いるし、1人は撮影をしているのか?カメラの光が見えた。




熱い。9月なのになんでこんな夏みたいな熱さなんだ!!
UAが5000を突破していたり、お気に入りも少しずつ増えていてとても嬉しいですね。そろそろ見ている人の声、要はコメントが1件くらいは欲しいです。助言とか間違いの指摘とかおねがいします。
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