黒獅子と9人の女神の物語   作:面心立方格子

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スマホ投稿だから、結構見やすく書くのが難しいです。これから慣れていきます。


#2 再会と学校

状況を整理しよう。俺は国立音ノ木坂学院に入ることになった。親父によって。別に学校に行くことに不満があるわけじゃない。音ノ木坂?あそこって、女子高だよね?え?この親父は、何を言ってるんだ?

 

「親父」

 

「ん?何だ?」

 

「親父から見た俺は、男か、女か、どっちだ?」

 

「そりゃ男だろ。」

 

「そうか.......なら音ノ木坂学院は、どういう学校だ?」

 

「そうだなぁ、歴史のある女子高d「いや、おかしいだろ!?なぜに女子高なんだよ!?」

 

「華の女子高だぞ!?ウキウキしないのか!?」

 

「ウキウキしねーよ!?畜生がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

思わず親父のセリフを遮ってしまった。ウッソだろお前!?分かってて入れるのかこいつは!ぼっちの未来しか見えねぇよ(・ω・`)

 

「大丈夫だ。お前は共学化テスト生徒という形で編入するんだ。白い目で見られることはない。それにお前もそろそろ『あれ』を克服しないといかんしな。」

 

「...........それを言われると、なんとも言えねぇよ」

 

俺にはあるトラウマがある。それについてはまた今度でいいだろ。

 

「とりあえず、理事長に会ってこい。話はそれからだ。」

 

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翌日

 

俺は音ノ木坂学院の裏門にいる。正門だと、怪しまれるだろ

 

「来たはいいが、理事長室って、どこにあんだよ」

 

そう、校内の構造を知らないため、今呆然としているのである。

 

「どうしたん?こんな所で突っ立ってて」

 

「!?」

気付かぬ間に背後にこの学校の生徒らしき人が立っていた。気配消すのうますぎだろ。この子も可愛い

 

「怪しいもんじゃねえよ。ちょっとこの高校の理事長に話があるんだ。ただ、場所が分からんくてな。」

 

「うーん、あんまり信じられへんけど悪い人じゃなさそうやね。いいよ、うちが案内してあげる」

 

「感謝する。」

 

感で人を信じるのもどうかと思うけどありがてぇ。

 

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「ここやね」

 

「そうか。案内してくれてありがとな。」

 

そして、その女の子は去った。不思議ちゃんだったなー。

 

「失礼します。共学化テスト生とやらになった一条伊月です。理事長さんは、いらっしゃいますか?」

 

「はーい、どうぞ」

 

緩い返事が返って来たので、入ると........

 

「姐さんのお母さん!?」

 

まさかの南さんがいた。親父が言ってた意味が今ようやく分かった。

 

「久しぶりね、伊月君。本当に大きくなったわねぇ。お父さんに似たんじゃないかしら?」

 

「そうですか。3年ぶりですねー。相変わらず若いっすね。」

 

「あらあら。嬉しいわね。ことりとはもう会った?」

 

「姐さんとは、まだ会ってないです。あの頃から変わってますか?」

 

「いえ。ことりはあの頃とほとんど変わってませんよ。」

 

そこから20分くらい思い出話に花を咲かした。懐かしいなぁ。

 

「ところで、理事長。俺の共学化は本当に大丈夫なんですか?」

 

「ええ。伊月くんのことは昔から知ってるし、いい子だからテスト生を安心して任せられるわ。それに、伊月くんも学校に行ってないみたいだし。」

 

「そう言ってもらえるならありがたいっす。」

 

「じゃあ、生徒会室に行って、編入に関する資料を貰ってきて。伊月くんが、学校に行くのは来週からになるわ。」

 

「分かりました、それじゃあ失礼しました。」

 

「待って伊月くん。」

 

出ようと思ったら呼び止められた。なんかあるのかな。

 

「ことりのこと、またよろしくね。あと良い学校生活を。」

 

....言葉が重いよ。姐さんと結婚するわけじゃないのに。まぁ信頼されてるのは嬉しいけどさ。

 

 

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なんと迷いました。(2回目) 校内うろうろしてたら余計に怪しまれるだろ。大丈夫か。この学校の人。けど、今回は運良く着いた。

 

「失礼します。共学化テスト生の一条伊月です。資料もらいに来まし......た」

 

「理事長から聞いてるわ。資料はここ.......に」

 

『ああーーーーーーー!!!』

 

「ん?二人とも、知り合いなん?」

 

目の前にいたのは、先日助けた金髪ちゃんだった。しかも隣にはさっき案内してくれた不思議ちゃんがいた。すげー偶然。

 

「まさかここの生徒だったとはな。驚きだよ。」

 

「私こそ、あなたが共学化テスト生だなんて驚きだわ。そう言えば、まだ名前を教えてなかったわね。私は絢瀬絵里。生徒会長をやってるわ。」

 

「じゃあうちも。うちは東條希。副会長やね。よろしくね、一条くん。」

 

「え?なんで俺の名前知ってんの?怖。」

 

「なんでって、それはそこの資料に名前が書いてるからやん。」

 

「」

そりゃそうか。資料に書いてるもんな。気づかんかった。

 

「あれ?生徒会長ってことは、もしかして....」

 

「ええ。私も希も3年生よ。」

 

\(^o^)/ てことは、俺は先輩に向かって思いっきりタメ口聞いてたのか。終わってしまった、俺の学校生活。

 

「す、すみませんでした、タメ口聞いて!」

 

「え.....気にする事はないわ。私はあなたに助けてもらってるし、別に気にしていないわ、だから今まで通りでいいわよ。」

 

「あなたは女神様ですか」

 

「め、めが....もう、そういうことは思っても言っちゃダメよ。」

 

思うのはいいのかよ。にしても、見た目は大人っぽいのに、案外子供っぽい所もあるんだな。

 

「じゃあ失礼しました。あ、そうだ。絢瀬先輩。」

 

「何かしら?」

 

「なんか、その、もうちょっと自分の我儘っていうかやりたいこととか、やってもいいんじゃないですか?俺みたいな第三者が言うのあれなんですけど、なんか今の絢瀬先輩は、抑えてるというか無理してる気がするんですよ。」

 

「!?」

図星かな。でも、触れちゃいけないところに触れたかな。怒りの感情が少し見えた。

 

「余計なことでしたかね。それじゃ失礼します。もし気に触ったならすみません」

 

「.........」

 

そう言って俺は生徒会室をさった。昔っから、思ったことをすぐ言う癖があるけど、そろそろ治さないとな。

 

 

 




文章をきるのって、かなり難しいです。正直今回の終わり方は微妙ですね。これから書く力を鍛えないと.....それはそうと、UR絵里ちゃん可愛いですね。

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