黒獅子と9人の女神の物語   作:面心立方格子

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スクスタで、にこちゃんのURが3回被りました。被る確率が尋常じゃありませんね。


#30 キャラ作り

「で、那月。俺に何の用だ?いい加減1時間もだんまりだと俺の膝がそろそろしんどいんだが。」

引き止めておいて、ずっと黙られるって結構めんどくさくないか。

 

「.....少し厄介なことになったのよ。今日の下校中『あいつら』を見たの。また動き出しているみたいだよ。」

「!?」

嘘だろ.....あいつらは3年前に消えたはず.....

 

「ずっと黙ってたのって.....」

「うん、この事を伊月に話すのを躊躇ったのよ。」

「.....なんでだ、そんな表目立った動きは出来ないはず。あいつらは警察から機密に監視されているからまともに動けない.....」

「気をつけなよ、伊月。あいつらがまた動くとなると.....」

「ああ。また無意味な犠牲が払われる。.....それだけは何としてでも阻止しなければ。」

 

 

「うん、それはそれなんだけど...」

「え?用ってそれじゃないのか?」

「伊月、他校の生徒に手を出したみたいだね!」

「は?いやいやそれさすがにないでしょ。」

「だって今日UTXに行ったでしょ。しかもそこであの綺羅ツバサと接触したんだってね。」

「お前、どうやって.....」

「あなた、自分に記録係がいるの忘れてたの?」

「あいつかーーーー!!!!あの野郎!!どんな伝え方してんだよ!!」

「と、いうわけで、今日はお姉ちゃんと一緒に寝てもらうからね。」

「お前俺の事抱き枕にするだろ。抱きしめる力が強くて痛いんだよ。」

「あーあ、仕方ないなー。こうなったら絵里ちゃんと希ちゃんに、この事を伝えないとなーーー。」

 

おいなんでそこでその2人が出てくるんだよ!!

「ことりちゃんにも伝えないとねー。」

「ちょ、マジでそれだけは勘弁して下さい。姐さんにばれたら、めっちゃ怖いんすよ。」

 

 

そう、かつて俺が小学生の時、姐さんのおもちゃにされた時があって、死ぬほど恥ずかしい思いもしたし、あの時の姐さんの光のない目が今でも怖い。しかも成長して女子高生。同じ状態になったら恐ろしさは倍以上になる。

 

「あ、間違えて画像送っちゃった♪」

「お前絶対わざとだろ!!この状況楽しんでるだろ!!」

 

ピコン

 

ことり「ふーん、伊月くん♪今度ことりの家でゆっくり話そうね♪」

 

 

さらば俺の人生.........那月、今度こそお前をレタスだらけの空間に叩き込んでやる!!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あれから三日後

 

「一条くん、そっちのクラブの調査表まとめておいて。」

「はい、分かりました。.......ん?アイドル研究部?」

「あ、それね。私たちが1年生の頃にできた部活なんだけど、今は部員が一人しかいないのよ。」

「へー、当時はこういう部活を作ることには反対してなかったんだな。」

「ええ。それは否定しないわ。」

 

 

「失礼します!!2年の高坂です!!生徒会長、ちゃんと約束通り5人以上集めてきました!!スクールアイドル部の設立を認めて下さい!!」

「残念ながらそれは出来ないわ。この学校にはもうそれと同じらしき部活が存在しているので、これ以上の部活の増加は認めません!!」

「そんなぁ.....」

「もしそれが嫌なら「その部活と話を付けてくることやね。」.....希」

「まぁ、絵里、一応規定を守って申請をしてきたんでそこら辺は許容してもいいでしょ。」

「一条君まで.....分かりました、ならアイドル研究部の人と話を付けることが出来たら認めてあげるわ。」

「はい!!失礼します!!」

 

 

 

「伊月くん、他校の生徒以外にも先輩と仲良くなっちゃって.......これは話し合わないとね。」

\(^o^)/

 

「他校の生徒に手を出す.....一条くん、私も後で話があるわ。.....逃がさないわよ♪」

 

 

もうこの人ら怖いよ。ヤンデレみたいな雰囲気が出てるよ。俺特に悪いこと1個もしてないのに.......

 

 

「一条くん、それはそれとして、アイドル研究部の部室に行ってくれる?」

「それはまたどうして?」

「他の部活の視察には行けたのだけれど、アイドル研究部の部室だけは入れてもらえなくて.....こっちも困っているのよ。」

「まぁ分かった。.....あんまり期待はしないでくれ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ここがアイドル研究部の部室かな?」

「伊月、あなたなんでここに来たのよ?」

「え?いや、生徒会の仕事で。部室を見て来いって。別にお前らの邪魔をするつもりは毛頭ないよ。」

「そう、残念ね。さっきアイドル研究部の人が部室に籠っちゃったのよ。ほら、あそこで高坂先輩と凛が騒いでるでしょ。」

 

あ、あれか。てか鍵が開かないなら、ドアごと壊して道を開けばいいのにな。

 

「外から行くにゃー!」

 

.....え?凛のやつ、窓割って行くつもりなのか?後で部室の掃除がとんでもなく大変になるぞ。

 

「じゃ、俺もドアを開けるとしますか、後で直すから許せよ.....おらぁ!!」

 

『ドカァン!!』

 

「.....もぬけの殻、か。随分とバリケード張ってやがったのか。」

 

「捕まえた、言う事きかんとワシワシするよー。」

「ひゃぁぁぁぁ、許してくださいー!!」

 

希が外で捕まえたみたいだな。わしわしってなんだ?

 

 

 

「て、アイドル研究部の部長って、あんただったのか。」

「なんであんたがここに来てるのよ。」

「なんでって、俺生徒会だし、部室見に来るって仕事があったんで。別に、そこら辺に揃えてあるDVDとかポスターは捨てないし、持って帰れとも言わないから安心しろ。」

「そう言えば名前聞いてなかったな.....俺は一条伊月。」

「矢澤にこよ。3年生よ。」

「矢澤.....なんか前にそんな名字の小さい女の子助けたな。まぁいいや。部室の視察も終わったし、俺帰るわ。」

「伊月、あなたこの話に関わったんだから最後までいなさいよ。」

「え?俺帰りたいんですけど.....」

「部長さん、いえにこ先輩、私達スクールアイドルやっているんです。だから.....」

「希に話を付けてこいとでも言われたのね。その話ならお断りするわ。」

「え!?なんで」

「あなた達がアイドルを汚しているからよ。あなた達はアイドルが何たるかを何も分かってないわ!!」

 

まぁ、まだ生まれたばっかだからな、そこら辺は多めに見てもいいような気するが.....

 

「にこ先輩、具体的にはどんなことですか?」

「いい!!見に来てくれた人がアイドルに求めるのは夢のような時間。つまり、ちゃんとキャラが作れているかよ。あなた達、ちゃんとキャラ作り出来てる?」

「.........」

 

 

「さっきすごい音したけど、何何!?面白いことあるの!?」

 

 

このタイミングで、那月が来るんかい!!帰れ!!




ちょっと駄文ぽいですが、許してください。

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