少しキャラ崩壊?しているかもしれません.....
教育委員会
「失礼します。今あなた達のおかげで世間で騒がれてる一条伊月です。ここで1番偉い人を出してください。」
「一条.....く、黒獅子!!す、少し待ってください!!」
何だ?あれだけ騒ぎを作ってるのにこの腰抜けみたいな反応は....。度胸無いのか?
「君困るよ!!いくら騒ぎが起こったからといって殴り込みに来るのは!!今すぐ帰りなさい!!」
「俺は暴れに来たわけじゃない。ちゃんとした説明を受けに来たんだ。」
「そんな言葉が信用出来ると思うのか!!」
「俺にはそのつもりはない。ちゃんと話し合いが出来たら出ていってやるから。そんなに信頼出来ないなら警察なりなんなり呼んだらどうだ?俺は一向に構わない。」
「.......会長がお見えだ。」
「あんたが会長か?....少し話をしようか。」
「.......」
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「何をしに来たのだね?」
「俺が退学処分を受けた理由を正確に教えて欲しい。テレビじゃちゃんとした調査をしたと言っているがそれをいったいいつしたんだ?」
「それを君に教える必要はない。」
「何故ですか?」
「多くの生徒が君のせいで不快な思いをしている。学校は君みたいな厄介者を抱える場所じゃないんだ。特に高校は生徒が自ら学ぶ意志を持って来ているんだ。その邪魔をされるのは困る。我々はまだ世間では退学だけだと言っているが処分はもっと重くするつもりだ。警察の方々と相談して、刑罰を受けてもらう。」
「答えになっていませんよ。.......じゃあ俺は何もしていないのに『黒獅子』という肩書きだけで悪者のレッテルを貼られて排除されている、と取って間違いないですね?」
「そんな言い方は無いだろ。」
「そして気になっているのは.....その証言が確かな物的証拠、例えば監視カメラの映像や加工されていない動画などがあるのですか?そしてその出元がちゃんとした監視カメラ等からなのか、編集が容易なスマホや手持ちのカメラからなのか、そこもはっきり教えてほしい。」
「音声ファイルや動画も提出されているよ。警察もこれは本物だと言っているのだからそうだろう。」
「その警察官の名前は分かりますか?本件を預かっている人の名前が。」
「大森さんだよ。」
「やっぱりあいつか.......ではその映像などを検察は調査をしたんですか?」
「なぜに検察を使うんだね?」
「あなた方が撒いたものは、いわゆる事件そのものです。明らかに退学処分を越えた問題になるのですよ。退学させる理由が学校生徒に対するセクハラ行為や恐喝ならそれは立派な犯罪になるでしょう。それにこれだけ騒ぎを大きくしたんです。まさか裁判をせずに済ませられるとは思ってませんよね?あなた方の味方である世間はそれを許しませんよ。いくら社会が苦手な俺でも考えられる事なんですからそれくらい予測出来ましたよね?。」
そう、この一連の騒動の盲点は、裁判に発展する可能性を考えていないことだ。おそらく城善寺財閥なら裁判官を買収して俺を有罪判決するが.....それは考えたって仕方がない。だが検察がメスを入れれば.....何かが分かるはずだ。俺の部下にも元検察の奴がいるし、与助もいる。その証拠が本当かどうかなんてすぐに分かる。だから今回はどこかの弁護士みたいに知的に、かつ相手を問う。
「.....まずお前は普段から暴力行為を繰り返しているそうじゃないか。今更何を偉そうな口を聞いているんだ。」
「偉そうな口?そもそもあんたは俺のことを知らないくせにただの噂だけでさも全部を把握しているように言うじゃないですか?あなたこそ偉そうな口聞いてませんか?」
「それが目上の大人に対する口の利き方かね!?」
「すみませんが今の問題は俺の退学処分のことであって、口の利き方じゃない。話題を露骨に反らさないでもらいたい。」
知ってるだろ.......そんな見え見えな嘘で俺を騙せるとでも思ってるのか?それにこんな手の込んだ汚いことしやがって.....俺がそういうことが大嫌いということくらい噂で聞いてないのか?
「だが警察の方々が本物だと言ったのだから本当だろう。言いがかりも程々にしたまえ!!お前は警察を否定出来るほど偉いのか!?」
「埒が明かないな.....もういい。話したって無駄だ。あと覚えておいた方がいい。そうやって生徒を検挙して退学処分にするならその理由や物的証拠を明確にして、かつ警察、検察の調査をした上で俺に言えばいい。曖昧なのに本当かも分からない証言や証拠で勝手に悪者扱いをすれば.....後々地雷を踏むのはあんたらだ。じゃあな。」
俺はもう話しても意味が無いと思い、場を抜けた。言いたいこと言っただけみたいで後味悪いんだけどな.....でも、そんな悠長に過ごしている時間はない。次に俺がやるべきことは...,...
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μ's side
「失礼します!!2年の高坂です!!神崎先生はいらっしゃいますか?」
「はい.....高坂さん、どうかしたんですか?」
「スクールアイドル部の部室まで来てくれませんか!?」
「部室?何かあるんですか?」
部室
「え!?みんな揃ってどうしたんですか?」
「先生.....今教員の間では彼の退学処分の事はどう考えられているのですか?」
「そうですね....退学に賛成している先生が多いです。ですが私や理事長以外にも反対している先生もいます。なので今の比率は7:3になっています。」
「3割は反対しているのね.....」
「はい、理事長の判断に従う先生と見回りをしているけどそういう現場に目撃したことが無いからそれはアンチのでっち上げじゃないかという先生が反対派にはいます。それに校内の監視カメラにはセクハラ紛いなことをしているところは一切写ってないので。」
「それじゃああの張り紙は.....?」
「おそらく一部の生徒が生徒会を通したと嘘をついて賛成派の先生に渡したんだと思うの。生徒会を通すとなると一条さんと仲が良いあなた達がいるわけだから都合が悪かったんでしょう。」
「お母さんはこの事知ってるんですか?」
「知ってるわ。でも今は理事長は下手には動けない。」
「それは何故ですか?」
「理事長が動いたとなれば揉み消しと言われる可能性があるから。うちの生徒たちがそういうことをするとは思えないのだけれど.....現にそういった音声や動画はもう警察に提出されているのよ。この状況下なら有り得なくもないわ。」
「まさかここまでやるなんて.......」
「でもどうしてここまでするんだろう.....1年生はともかく私たちや2年生はまず関わりすらない。なのにどうしてこんな大がかりなことをしてまで伊月を追い出したいのかしら?」
「.....廃校が阻止された、その事実が原因だと思います。」
「先生....?」
「廃校が阻止された今、この学校は安定した。でもそれと同時にもし黒獅子のことがバレれば、その努力も虚しくなる。また廃校の危機に立たされる.....そう考えたからだと思うわ。」
「...........」
「そして....あなた達の影響を受けたというのもあると思うわ。」
「うち達のことですか?」
「そんなことあるんですか!?」
「UTXが近くにあり、一時廃校の危機に立たされた。その時、高坂さんが立ち上がって.....そしてメンバーを集めて、そして今ではトップスクールアイドル、AーRISEと肩を並べる程までに結果を残している。そのあなた達の勇姿が.....今度は自分たちが学校を守るという思いを行動に変えて、一条さんを排除して廃校の可能性を完全にゼロにする.......一種の団結ね。」
「そんな.....」
「私たちが今までやってきたことが.....こうして別の形で動きを生むなんて.....」
「悔やんでも仕方ないわよ。現にこの状況は変わらないじゃない。まずはどうするかを考えるのが優先でしょ?今度は学校の揉め事を止めるために動く。スクールアイドルとは無関係だけどこういうことをやらないと私たちは本当の意味で学校を救ったことにはならないわよ。」
「にこちゃん.....」
「私も全力を尽くします。一緒に頑張りましょう。」
学校編はある意味キャラのオリジナルならではの一面が見れるのかなーと思い書いてます。意外と考えるのも難しい分作るのも楽しいです。