斬魄刀を持って鬼退治!!   作:みるくてぃー

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玄弥…むっくん…珠代さん…
鬼舞辻無惨…テメーは許さねー!




斬魄刀を持って鬼退治!!7話

とある山奥に刀と刀がぶつかり合う音が響く

キィン!ガキィ!

桜歌「フッ!」

炭治郎「何の!」

ガキィ!!

ギチギチ……

 

桜歌「ぬぐぐぐ!」

炭治郎「おおおお!!」

 

鱗滝「…………」

 

桜歌「ゥオリャア!」

ブン!と炭治郎を突き飛ばし

炭治郎「うわっ」

桜歌「散れ!千本桜!」

始解を発動

桜歌「イケー!」

 

無数の桜の刃が炭治郎に襲いかかる

 

炭治郎「!!!」

【水の呼吸…参ノ型…流流舞】

水が流れるような動きで

桜の刃を避け、反撃に出る

 

炭治郎「スゥゥ」

【水の呼吸…壱ノ型…水面切り】

腕を交差した状態から

勢いよく水平に振るうことで繰り出し

強い威力が出せる

 

桜歌「なっ!」

桜歌(避けられない!

俺にできるか分からないけど

やるしかない!)

 

桜歌「縛道の八十一!」

腕を前に突き出し

桜歌「断空!!!」

 

炭治郎「おおおおお!!」

ゴンっ!!と何かにぶつかった

炭治郎「え!」

しかし桜歌の前には何も無い

炭治郎「何も無いのに、

まるで壁の様なものがあるかのように、

動きを止められた!

桜歌!何をしたん…だ?」

 

桜歌「きゅううー」

目を回して倒れていた…

霊力切れである……

炭治郎「桜歌?!大丈夫か!」

 

桜歌「はにゃあー」

鱗滝「今日の訓練はここまで!

桜歌を運んでやれ」

炭治郎「は、はい!

よいっしょっと」

炭治郎(あっ桜歌いい匂い…)

鱗滝(本当は儂が運びたかった…)

 

ーーー

桜歌「……ん」

千本桜「起きたか」

桜歌「あれ……千本桜?って事は」

千本桜「うむ……我らの世界だ」

桜歌「やっぱりかー…なんで俺ここにいるの?」

 

桜歌のこの言葉で

千本桜はお説教モードに入る

 

千本桜「正座だ……」プルプル

桜歌「え!なんで?」

千本桜「正座だぁーー!!」

桜歌「は、はい!」チョコン!

 

千本桜「何故、私が怒っているか分かるか…」

桜歌「えーと…この前、千本桜の

ウグイス餡のお饅頭食べた事?」

 

千本桜「なぬっ!!あれは楽しみに取っておいたのに

…他には?」

 

桜歌「……怒らない?」

千本桜「……怒らない」

桜歌「本当?」

千本桜「本当だ…」

桜歌「……こ、この前…千本桜が大切にしてた

鉢植え割っちゃった☆」てへっ

 

千本桜「なぁ!確かに1個足りないなーって

思ってたらお前の仕業か!」

桜歌「怒らないって言ったのにー!

それにあれは、氷輪丸のせいだもん!」

千本桜「なに?」

桜歌「あの時氷輪丸が…」

 

氷輪丸「よし!桜歌!今から

俺が攻撃するから避けてそのまま

オレに反撃してみろ!」

桜歌「よぉぉぉし!来い!!」

 

氷輪丸「行くぞ!!」

ゴァァァと氷輪丸はブレスを放つ

桜歌「ぬー!範囲が大きい!」

バッと横に飛んだが、

桜歌「ひゃう!!あ、足が…」

桜歌の左足が氷に覆われた

 

氷輪丸「まだまだ遅い!もっと

足を動かせ!もっと速く1歩を踏み出せ!」

桜歌「うん!!」

氷輪丸「行くぞ!!」

桜歌(速く速く速く速く…)スーフー

氷輪丸がまたブレスを放つ!

桜歌「速く!」

 

ブレスが当たる直前桜歌は消えた

そして…

氷輪丸「!!!」

氷輪丸の上に居た

桜歌「貰ったー!!!」

氷輪丸「甘いわー!!」

氷輪丸は尻尾を高く上げ振り下ろす

桜歌「うわっ!!」

ドゴッと音を立てて

そのまま桜歌を叩き落とす

桜歌「いっちちち

はぁ手加減してよー…」

氷輪丸「ガハハハハ!しかし

よく避けれたな…」

 

桜歌「何かね!こう!速く動けって思ったら

身体がね!羽のように軽くなってそれでね!

ビュンビュンってなったの!」

桜歌は感覚派でもある…

氷輪丸「……そうか!」←分かってない

氷輪丸(それにしても、瞬歩をやってみせるとはな

この調子なら、いづれ卍解も…)

桜歌「よーし!もう1回!…ふん!

あれ?も、もう1回!…ふん!…できない…」

 

氷輪丸「ん?桜歌!何踏んでるんだ?」

桜歌「え?」

そっと足を退かしてみると

桜歌「何だこれ…鉢植え?」

氷輪丸「や、やべー…それは

アイツが大切にしてる物だ…」

桜歌「……バレなきゃ犯罪じゃないって

ことわざ知ってる?」

 

桜歌「って事何だよー」

千本桜「そうか…そうか…氷輪丸は後でピーな…」

桜歌「俺には何もないの!良かったー…」

千本桜「桜歌はまだ、説教だー!!」

桜歌「わぁぁーー!やだー!」

 

 

ーーー

ここはとある屋敷

 

カァー!カァー!

??「おや、来たようだね…」

??「例の不思議な刀を使う少女の情報ですか?」

??「そうだね…今は鱗滝さんの所にいるらしい」

??「うむ!!その少女に是非とも会ってみたい!」

??「不思議な刀とはな…地味に派手じゃねーか」

??「くだらないくだらない…不思議とは

何を思って不思議なのか、俺は信用しない」

??(女の子なのね…可愛いといいわね♡♡)

??「………」ポへ〜(あっ…あの雲見たことある…)

??「……ふん…」

??「南無阿弥陀仏…南無阿弥陀仏…」

??「………」

 

??「……ふむ…ならここに呼んでみるかい?」

??「お言葉ですが御館様

鬼殺隊でもない者が屋敷の敷居を跨ぐなど

あってはなりません…」

??「うむ!!俺も同じ意見だ!

鬼の刺客かも知れないからな!!」

??「もし刺客なら俺が派手に首を

切ってやろう、もう派手派手にな」

??「南無阿弥陀仏…南無阿弥陀仏…

おお…可哀想に…名も知らぬ少女よ…」

 

??(え?ええ?皆反対なの?

私は女の子が増えるなら歓迎なのに…)オロオロ

??「あらあら…それなら

私の屋敷でしばらく様子を見るのは

どうでしょう?」

??「そうだね…頼めるかい…しのぶ」

しのぶ「お任せを」

 

ーーー

桜歌「ん…」パチ…

桜歌「ん。んーーー!…はぁ」

炭治郎「おっ…目が覚めたか」

桜歌「はにゃ…炭治郎…」

炭治郎「大丈夫か?無理はするなよ」

桜歌「大丈夫大丈夫…ありがとうー」

禰豆子「むー?むー?」なでなで

桜歌「禰豆子もありがと♪」

禰豆子「むんむん♪♪♪」

 

バサバサ!!

桜歌「え?!か、鴉が入って来たよ!

追い出さないと!」

鴉「カァー!カァー!

竈門炭治郎ー!竈門炭治郎ー!」

 

炭治郎・桜歌「か、鴉が喋った?!!」

禰豆子「むぅーー!!」

 

鴉「竈門炭治郎ー!北西の街へ迎え

そこでは少女が消えている!

そこに潜む鬼を見つけ出し討て!

それが最初の仕事だ!…カァー!

それと!鈴燈桜歌!」

桜歌「え?!お、俺?」

 

鴉「お前は柱の1人……

「蟲柱」胡蝶しのぶの元にいけ!」

桜歌「いや行けと言われても

場所知らないし…」

鴉「後で使いがくるから

ついて行け!!」

バサバサ!

そういい鴉は飛んで行った。

 

炭治郎・桜歌「………」

鱗滝「……」

 

炭治郎「俺の初仕事…」

桜歌「…蟲柱…胡蝶しのぶ…さん」

 

炭治郎「…とりあえずご飯食べて

明日に備えて寝るか…」

桜歌「そうだね…」

 

炭治郎「よし!寝るか!!」

桜歌「なんかやる気だね…炭治郎」

炭治郎「まぁな!…俺みたいに

鬼に苦しめられてる人達がいるんだ

クヨクヨなんてしていられない…」

 

桜歌「そっか…炭治郎…無理だけはしないでね?」

炭治郎「ああ 桜歌もその

蟲柱さんと上手くやれよ?」

 

桜歌「ううー…怖い人だったら嫌だなー」

桜歌(蟲かー…きっと)

蟲柱「言うこと聞かない奴は

脳みそ吸い取るぞー!!」

桜歌「ひぃぃーー!助けてー!」ガタガタ…

 

桜歌「こ、こんな人に違いない…」ガタガタ

 

炭治郎「だっ大丈夫だぞ!桜歌!

鬼殺隊は隊士同士での喧嘩はご法度だから

大丈夫なはずさ!」

桜歌「そうかな…?」

炭治郎「うん!さっ!もう眠ろう…お休み…」

桜歌「うん…お休み…炭治郎」

桜歌(炭治郎はああ言ってくれたけど

クヨクヨなんてしてられないか…

俺も強くならないと!よし!寝よ!)

 

 

 

 

しのぶ「ふふ…桜歌ちゃんですか…

お待ちしてますね♪♪」ニッコリ

 

ーーーTo Be Continuedーー

 

 




遅くなってすみませんでした(つ﹏<。)
次回はしのぶ様とご対面です!
お楽しみにー♪♪


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