白夜裕翔の暗殺教室   作:ワンフォーワン

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さて、久しぶりの投稿ですが……皆様自分のこと覚えてますか?

どうも、ワンフォーワンです。

実は、ゲーミングPCを買いまして。そのPCでAP○Xをインストールして遊んでいたら……


気づけばこんなにも頻度が空いてしまいました。ごめんなさい。そして、久しぶりに書いたため、キャラの口調が変かもしれませんがご了承ください。

あ、自分のこと覚えてるよーって人は感想で言ってくれると嬉しいです。

それでは!第41話夏休みの時間です!どうぞ!


第41話夏休みの時間

翌日。1学期の修了式。

 

オレ達はA組の負けた顔を……んんっ、約束の確認をする為に行った。あ、ちなみに殺せんせーとビッチ先生を置いて来ている。

 

オレ達はいつもどおり先に並んでいるが、寺坂組がA組をイジるために来るのを待っている。なんだかんだ皆も乗り気で待ち構えている。

 

そうしているとA組が体育館の入り口にやってくる。先頭にいる5英傑達を見て、寺坂の顔がニヤリと笑う。最近カルマにイジられてたからな、自分がイジれる立場になれて嬉しいのだろうか。

 

「おうおう、やっと来たぜ。生徒会長様がよぉ」

 

「…なんのようかな?式の準備でE組に構う暇なんかないけど……」

 

「おいおい、なんか忘れてんじゃないのかぁ?」

 

無視しようとする浅野に対し、寺坂はニヤつきながら肩に手を置くと磯貝が口を開く。

 

「浅野、賭けてたよな?勝った方が一つ言うことを聞くって。要求はさっき連絡したけど、アレで構わないよな?」

 

「まさか、今更冗談とか言わないよなぁ?なんならよ、5教科の中に家庭科とか入れてもいいんだぜ?それでもこっちが勝つけどなぁ」

 

いつもと様子が違うE組に動揺し、ざわつく他のクラスがいる中、オレ達はニヤニヤと笑っている(オレは無表情)

 

こうして、オレ達E組vsA組の勝負はE組の勝利となったのだった。

 

 

 

 

 

 

と、締めてみたはいいものの、集会は普通にある。

 

「えー、夏休みと言っても怠けずに!えー…E組のようにはならないように……」

 

いつもの校長のE組イジリはいつもより受けが悪いようだ。まあ、元々のギャグセンスがないのだろう。

 

いつもなら顔を俯かせていたであろうE組だが、今回は胸を張って並んでいる。

 

さて、校長の話は長い上につまらないという時間の無駄なので、今の内にオレ達がA組に要求した物と、使い道を説明しよう。

 

まず、この椚ヶ丘中学校には成績優秀者には、常夏の沖縄で過ごす2泊3日という豪華な夏期講習を受けられる権利が送られる。まあ、夏期講習と言っても殆どリゾートのような物だ。

 

オレ達はこの権利を対決の景品としてもらい、そこでオレ達は殺せんせーの暗殺を行う予定である。触手の破壊権はその暗殺の際に使うというわけだ。

 

今オレ達が現状得ている最大級の殺せんせーの弱点である水。それを活かせる暗殺であり、過去最高のコンディションで行うことができるということだ。

 

と、解説している内に集会は終わったようだ。

 

 

 

 

さて、場所は変わってオレ達はE組校舎に戻り、殺せんせーによる1学期修了の挨拶をもらう。

 

「さて、触手の破壊権という大ハンデで満足せず、水で覆われたこの島で暗殺を行い、万全に、そして貪欲に命を狙う。……正直に認めましょう、君達は侮れない生徒になった」

 

そう言って殺せんせーはどこからか紙を数十枚持ってきて、サラサラと赤ペンで何かを書く。

 

「親御さんに見せる通知表はもう渡しました。これは…先生からの貴方達への通知表です!」

 

そう言って、赤い二重丸に囲まれた殺せんせーが書いてある紙を宙に投げる。

 

「1学期で培った基礎を十分に活かし、夏休みもたくさん遊び!たくさん学び!そしてたくさん殺しましょう!…椚ヶ丘中学校3年E組、暗殺教室!基礎の1学期!これにて修了!!」

 

なんとも殺せんせーらしい言葉で1学期を締めくくり、オレ達は夏休みに入った。

 

 

 

 

 

 

…白夜Side

 

 

夏休みが始まって数日後、陽菜乃がE組校舎がある山で虫取りをしている中、オレは殺せんせー暗殺計画のための武器を作ろうとしていた。

 

「さて、イア?起きてるか?」

 

『私AIなんで睡眠なんてしませんよ』

 

「ふむ……そうだったな」

 

(天然なんでしょうか…?)

 

「計画の方は順調か?」

 

『はい、この調子で行けば3日後以内に終わります』

 

そう言ってイアは画面に『現在インストール進行度47%』と表記する。2日前に始めたからこんなもんだな。

 

「んー……眠いニャ〜…二人がうるさいから眠れないのニャ」

 

「すまんな、そろそろ寝るか」

 

「えー……久しぶりのボクの出番ニャのに……」

 

寝たいのか映っていたいのかどっちなんだ……。

 

『メタ発言は良くないですよ』

 

ツッコミつつ、キャトラを部屋の奥に誘導するイア。…思えば久々の登場だな。

 

と、キャトラの出番の少なさになんと言えばいいのか迷っていると、陽菜乃からメールが来る。内容は…

 

『裕翔君!実は今日、虫取りするって言ってたけど虫取り用の罠を仕掛けて一日待つことにしたの!それで、明日良ければ一緒に虫取りしない?こんな時間にごめんね!』

 

ふむ……明日か。ちょうど空いてるな。明後日から会社の合宿があるが、問題はないな。…そうだ、この機会に…。

 

「イア、明日は虫取りをして、明後日から会社で合宿があるから明日からは休んでいいぞ」

 

『休み、ですか……何をすれば…』

 

「したいことをすればいいさ。そうだな…律と遊んだり、皆のスマホの中に入れてもらって何をしてるのか、とかを知るのもいいかもな」

 

『なるほど!しっかり休ませていただきます!』

 

「えー…僕はどうすればいいニャ?」

 

イアの休日を決めると、膝の上に乗せて撫でていたキャトラから講義の声がかかる。大丈夫、ちゃんとキャトラの事も考えている。

 

「キャトラは速水の所に行ってもらおうかと」

 

「速水?誰ニャ?」

 

「クラスメイトだ、この前猫カフェで見かけたんだ」

 

そう、それは数日前のことだ。

 

 

『あ、猫カフェか。良さそうな店だな、今度陽菜乃と言って見ようか…あ』

 

この店、実は中の様子が窓から見える設計になっているのだが、店内にクラスメイトの速水がいた。なんとなく、このまま帰ると少し気まずいので店内に入り、少し速水と話してみる。

 

『やっぱり猫は可愛いわね…』

 

『そうだな。あ、そういえば家にも猫がいるんだよなぁ……今度会社の合宿の時どうしようか……』

 

『白夜』

 

『ン?どうした?』

 

『良ければ家に預けてもらえる?大丈夫、ちゃんとお世話するわ』

 

鬼気迫る表情で迫ってきた。まあ、悪くはないな。キャトラも偶にはオレ以外の人とも接してみるといい。

 

 

 

「というわけだ」

 

「ニャるほどね……まあ、猫好きなら悪いようにはされないだろうからニャ……別にいいニャよ」

 

「じゃあそういうことで。今日はこれで解散だ。もう夜も遅いから早く寝るように」

 

 




はい、というわけでいかがでしたでしょうか?

それと皆さんに質問があるんですが、新しい暗殺教室の作品書いていいですか?

異能力系の物を書きたいんですが、いいですかねぇ…。

まあ、良ければ感想にそれも書いてくれるとありがたいです!

それでは!また次回で!

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