ASの研究が少し進んだので
今度は複数の機体に搭載して実験してるような感じ。
ある日、いつものようにアニメグッズを購入すると、珍しく店員から話しかけられた。
「お客様はポイントが溜まっていますので、特殊なサービスを受けられるのですがどうでしょうか?」
勿論今の僕に断る理由なんて無い
「詳しくお願いします。」
僕が返事をすると店員は書類とパンフレットのようなものをレジ奥から取り出してカウンターに並べた。
「お客様は当社の製品『フレームアームズ・ガール』をご存知でしょうか?」
フレームアームズ・ガール...は
確かファクトリーアドバンス社のオリジナルシリーズ製品だったかな
「まあ名前くらいは聞いた事があります。」
なんでもFA社の製品である
フレームアームズを擬人化させた同人誌が
まんま商品として採用されたシリーズらしい。
「先月より当社の最新プログラムシステムであるASのテストプレイヤーを募集しておりまして、今回累計ポイントが規定以上のお客様に限り一般向けにテストプレイが開始されることになりました。」
なるほど、つまりは僕にそのテストプレイをさせたいというわけか。
店員の説明を聞きながらパンフレットに目を通す。
「まずお客様には、ある程度基本人格が形成された状態でのテストプレイをさせて頂きます。」
ASとは「アーティフィシャルセルフ」というプログラムで、
どうやら成長学習によって、人間の感情をプログラムで再現できるらしい。
いや、その技術力は絶対玩具なんかに搭載するべきものでは無いと思う。
何を思って美少女ロボットに搭載させたんだこの
そして、このテストプレイはその感情の学習ではなくて
ある程度学習が進んだASの育成らしい。
学習し、形成された人格は一般生活において問題無く稼働し、
最終的な目標である「一般人との共同生活」において支障をきたさないか、その実験だそうだ。
ちなみに、極端に酷いやり方でなければ育成の仕方は自由だし、
対戦玩具であるFA:G本来の使い方もして良いらしい。
面白そうだし、何よりテストプレイをすると報酬が出るらしいので契約してテストプレイをやってみることにした。
「...はい。契約書はこれでOKです。後は、フレームアームズ・ガールの素体とASの基本となる性格を選んでください。」
パンフレットを開いて5秒で
ドストライクの娘を見つけた。
「この娘でお願いします。」
「スティレットですね。基本となるASの性格も決められますが」
SA-16 スティレット。
このドヤ顔やクールな振る舞いこそ「ツンデレ」が合うと思わないか?
カテゴリー"元気"を探すと性格 ツンデレ の文字があった。
その辺はまあ流石と言ったところだよね
「機体はスティレットで性格はツンデレですね。後日自宅へと発送されますので詳しい情報はメールでご確認ください。」
漫画版のフレームアームズ・ガールラボデイズによれば、
フレームアームズ・ガールは元々対戦玩具らしいですね。
ASは後から研究が始まったとか。
アニメ版ではその描写が無いので
「ASの学習=バトルをする事」だと勘違いしている人も居たらしいです。
ちなみに今回登場した「ポイントシステム」は実際のコトブキヤのサービスです。
勿論ポイント所持者に特殊なサービスが入るなんてことは多分ありませんが、
ブキヤ会員はポイントを使って商品を購入できたはずです(作者は未だ会員になっていない)
2020/1/20 テストプレイに関しての記述を追加
2020/5/14 文章の細部を修正