レオ、少年時代
オーレ地方、この地方では数ヶ月前、シャドーという組織がポケモンを洗脳し心を閉ざした戦闘マシンであるダークポケモンを使い大暴れしていた。
その下部組織であったスナッチ団はポケモントレーナーからポケモンを
だが、そのシャドーはスナッチ団の元団員だったレオにより完全に倒されオーレ地方からはシャドーがいなくなったのである。
そして、そのレオはシンオウ地方でハンターとして暴れている元スナッチ団のNo.2であった
レオは船の上でパートナーのブラッキー、エーフィと一緒にいたのだ。
『ブラッキー』
『エーフィ』
「……フン、ブラッキー、エーフィ、船の上だと楽しそうだな」
『ブラッキー』
『エーフィ』
「……ずっとスナッチ団の頃もヤッチーノたちと一緒だったし、シャドーと戦う時もミレイと一緒だった、ひとりになるなんてまるでガキの頃みたいだな」
『ブラッキー』
『エーフィ』
「まぁ、バンナイとか言う俺の偽物が出た時もひとりだったがその時はそれどころじゃなかったからな」
レオは子供の頃を思い出したのだった。
今から7年ぐらい前、10歳であるレオは父親と一緒にオーレ地方の砂漠をトレーラーハウスで走っていたのである。
「父さん、腹減った」
「まだ10時だぞ、とりあえず、アイオポートで品物売って商売してからご飯な」
「ちっ、そんなにあとか」
「その変わりハンバーガーな」
「感謝する」
「お前、どこでそんな言葉覚えたんだ?」
「さぁ?」
そこへ、
『フラァァ!!』
父親のフライゴンがレオの顔をなめた。
「わっ、フライゴン!!くすぐってぇ」
『フラァァ』
レオの父親は色んな場所で道具やアクセサリーを作って売って商売していたのだ。
特に船の町であるアイオポートではオーレ地方に仕事や旅行に来ていて帰る人々にアクセサリー等が売れるためそこで仕事することが多かったのである。
トレーラーハウスではアイオポートに入れないためアイオポートの入り口の近くにトレーラーハウスを停車し商品をまとめて台車に乗せて父親とレオはアイオポートに入り父親は商品を並べて商売を始めていた。
「はい、いらっしゃいませ、こちらはサニーゴの角です、それとこっちはサニーゴの角を使ったアクセサリーです、いかがですか」
「父さん、相変わらず喋り方営業マンみたいだな」
「ちょ、やめろ、レオ」
そこへ、旅行に来ていた女性の2人組がやって来たのだ。
「あ!!これから地方へお帰りですか?お土産にいかがですか?」
「え、すごい、これサニーゴ?」
「たしか、ジョウト地方やホウエン地方でもサニーゴいるよね」
「はい、そうですね、サニーゴはこのオーレ地方でも野生で生息していてよく角を生え変えるので海では角を拾うことができますよ、これは角ですけどこれなんかはアクセサリー、こっちは置物、いかがですか?」
「え、迷うなぁ」
「どうしようかな」
「その他にもこちらは……」
その後、父親とレオは商売を終わらせトレーラーハウスに戻り父親がハンバーグを焼いていたのである。
「よし、そろそろかな」
父親はパンにハンバーグ等を挟みハンバーガーを作った。
「ほら、レオ」
「どうもな!!……うん、うまい」
「本当にハンバーガー好きだな」
「ああ」
「なぁ、レオ、今後どうする?」
「ん?」
「もう10歳だろ、この地方じゃ関係ないけど他の地方じゃ10歳からポケモントレーナーになれるんだ、もし、ポケモントレーナーになりたいなら他の地方に旅に出ないか?」
「いや、考えとく」
「ああ、そうだな」
「でも、ポケモン捕まえるのは面白そうだな」
「そうだよな、俺も昔、こいつが進化前のナックラーの時に捕まえたし」
『フラァァ』
父親はコーヒーを飲んだのだ。
「まぁ、まずオーレじゃモンスターボールは売ってないしな」
レオはモンスターボールを2つ出したのである。
これは過去にレオが拾ったモンスターボールでレオはこれを使ってポケモンにモンスターボールを投げる練習を多くした。
「にしても、レオ、お前すごく上手だもんな」
「ん?でも、他の地方のトレーナーには敵わないだろ」
「さぁ、分かんないな」
…いや、レオのモンスターボールの投げ方のレベルは異常だ、たぶん、他の地方のトレーナーたちより全然な…
そして、次の日。
「じゃ、海に行ってくる」
父親はサニーゴの角やその他の商品になる物を探しに海の近くまでトレーラーハウスを走らせたが探しに行く所まではトレーラーハウスは入れないので出て行こうとしていたのだ。
「父さん、行ってらっしゃい」
「ああ、鍵は閉めとけよ、数時間で戻ってくる」
「ああ」
父親はトレーラーハウスから出ていきフライゴンに乗り飛んでいったのである。
その後、父親は海の岩場で色々と探していた。
「駄目だ、全然、角は落ちていない、それに……」
『フラァ』
少し先にサニーゴが1匹だけいたのだ。
「……昔は多く野生のポケモンもいた、けど、完全に減っている」
『フラァ』
今はオーレ地方は砂漠だらけだが昔は今より緑が多かったのである。
しかし、最近は伐採や火事等色々な事情により殆ど植物がなくなり野生のポケモンも多く減ってしまった。
「このままじゃ商売ができなくなる」
その時
「ん?」
向こうの海の方で火花のような物があったのだ。
「火花?……なんかでんきタイプのポケモンか?」
父親はフライゴンの上に乗ったのである。
「フライゴン、あの火花の方へ向かってみよう」
『フラァ』
父親はそのままフライゴンと共に火花の方へ近寄って行った。
「なんだこれは?」
『フラァ』
その時
その火花から巨大な光の衝撃が広がったのだ。
その光が消えた頃には
そして、その場所から父親とフライゴンの姿は消えていたのだった。
ここからがレオの少年時代のスタートです。最後にルギアが突然現れた理由は関連作品にレオが現れるエピソードを読んで貰えば後々わかるかもです!!理解できない方はコメントしてくれれば言える範囲で説明します。