ね?(威圧)
皆は春といえば何を思い浮かべるだろうか?入学式や卒業式?まぁ、出会いと別れの季節だし、俺も
席の隣が
……こほん、少し動揺した。で、話を隣が
桐崎千棘が転校してくる!
落ち着け、俺。原作通りで小野寺さんは、
__翌日
まじで学校行きたくねぇ~、だってさ今日から原作開始するだぜ?巻き込まれるかもしれないしさ。話は変わるけど。まだ納得出来てないんだよな、余ってたからって飼育係にほぼ強制的に入れるとか、マジないわ、本当にない。でも、まぁ飼育係の仕事って言っても朝の餌やりだけだし、放課後の餌やりは主人公がやるから、彼とも交流が、あるとしても彼と担任の呼び出しによるものくらいだろう。…………まだ呼ばれてはないけどね。
朝の餌やりの為、皆より一時間くらい早めに登校しているから、登校中は朝のマラソンをしている爺さんや散歩している婆さんがいるだけで、俺と同じ学生はいないな、いるとしても運動系の人達だろう。
う~ん、やっぱりさ。原作を読んでいた時もおもってたんだけど、動物の種類多くない?よく見ても、多いな。洒落にならない位多すぎて、餌やるのも大変過ぎる。これ以上増やされたら、登校する時間がもっと早く来ないと行けなくなっちゃうだろうな____後は青山ストロンガー大輔(ゴールデンハムスター)にひまわりの種をやれば、終了だな。餌やりの後は、手洗いしとかないとな。一日中臭い手で過ごすのは嫌だからな。………よし。てか、そろそろ早く教室に行かないと、ホームルームが始まりそうだから、小走りで行くとするか。
何とかホームルームが始まる前に教室に着いた。何とかギリギリ間に合ったな。
「今日もギリギリだったなぁ、タケ」
「あぁ、間に合って良かったわ」
息を吐きながら、自分の席に着いた。すると前の扉から、キョーコ先生が入ってきた。
「よし、休みはいないな?今日は目立った予定はないが、転校生が来てるぞ」
“ハイハイ!その転校生は女の子ですか!”
「それは…自分の眼で確かめるんだな。入っていいぞ
!」
キョーコ先生の呼び声で、入って来たのは桐崎千棘__この
「初めまして!アメリカから日本に転校してきた。桐崎千棘です!これからよろしくお願いします!」
彼女は元気な声で自己紹介をした。そんな彼女にクラスは「可愛い」とか「スタイルがいい」と、彼女を褒め称えていた。
___お前、朝の時に!
後ろの席から馬鹿みたいに大声出す主人公に、反応する
「(遂に始まったか……)」
周りの眼を気にせず、言い合いする主人公とヒロインを見ている俺は、はぁと息を吐いた。
「(……最終的に
_放課後
たまたま、キョーコ先生の近くに居たからって、雑用を任されるとか、付いてないなぁ。……そう言えば、確か主人公の重そうなペンダントを探しているだっけ?ちょっと見てみたい気持ちはあるけど、よくある二次小説で偶然俺が見つけてしまうとか、原作キャラから手伝いを求められるとかありそうだからな。パパっと帰る支度をして、校舎から出ないとな。
あ、森谷君!
フラグ回収はや、一級フラグ建築士かよ、俺。
神様は言っている「ここで、
「何か用か?小野寺さん」
「うん!ちょっとね探し物をしてるから、手伝って欲しいんだ!」
頬を赤らめて、上目遣いをしてくる小野寺。
「(上目遣いやめろ、つい手伝ってしまうだろ。)」
「で、どうかな?手伝ってくれる?」
「(落ち着け、俺。勘違いするな、俺。)…あぁ、悪いんだけど、今日は家の用があるから、じゃあ!」
「…そっか。家の用事じゃ、仕方ないね」
__数日後
おかしい、絶対にとは言わないけど、俺の記憶の中では、多分何らかの反応をしていたはずなのに、それが無いなんて、俺というイレギュラーがいるから?いや、それは無いな。俺は自意識過剰の電波野郎かっての、でもおかしい。何で
__
どうして、主人公に熱い視線やショックを受けた雰囲気を出して無いんだ?もしかして、表に出してないだけで、内心は、めちゃ反応しているのもかもしれないな。そうだな、そうに決まってる。俺が勝手に反応するものだと、勘違いしているだけだな。…………よし、モブっぽく過ごせた気がするぞ!(多分)
宮本side
焦れったいわね。さっさと告ればいいのに何でしないのかしら?………こうなったら、私が舞台を整えて、結ばせようか。……でも、どうしようかしらね。……ううん、そうね。
番外編:手料理
小野寺side
今日は調理実習は、ケーキを作ること。ちなみに、私が好きなケーキはショートケーキ。だから、ショートケーキを作ろうと思う。
「ん?どうしたの?るりちゃん」
此方に来いと、言わんばかりに手招きをしているるりちゃん。その手招きに、応じて行くと。
「小咲は誰にあげるの?」
と言ってきた。私がその言葉の意味を理解するまで、少し時間かかり、その意味に辿り着いた。瞬間、顔が熱くなってきた。
「なな、何を、い、いい、言ってるのかな!?るりちゃん!!」
「何って、クラスの女子たちは、誰かにあげるから。小咲も
私、わかってるわよと言わんばかりの、ドヤ顔を決めているるりちゃん。
「それって、普段お世話になってる人に、あげてもいいんだよね?」
「いいんじゃない?別に。誰かにあげるのを、決めるのは自分自身だしね」
「そ、そうだよね?別に、お母さんでも良いわけだし?でも___」
森谷side
今日は調理実習で、ケーキを作ったけど。何故か、ほぼ全部古田の野郎に食われて、一口しか食べれてなかったからなぁ。……帰りにケーキ屋に寄って、行こうかな。
も、森谷君!!
「うおぉ!びっくりした!」
さすがにあんなに大きな声で、呼ばれたら、びっくりしたって言ってしまうわ。
「あ、ごめんなさい!緊張して、つい」
「そ、そっか」
何をどもってるだ俺、緊張でも移ったか。
「何か用か。小野寺さん」
「あの、その、これあげる!」
卒業証書を受け渡すかのように、両手で小さな箱を渡してきた。
「これは……もしかして」
「そうだよ、今日の調理実習で作ったケーキ。もしよかったら、家で食べてくれるかな?」
「うん。食後のデザートとして食べるね」
「じゃ、私。もう帰るね。また明日!」
「ああ、また明日!」
__帰宅後
う~ん。
………………………っは!食べた記憶が無いんだけど!?どれくらい、意識を飛ばしてたんだ。何時だ、最後に見たのは、午後の8:00くらいだから、今は……午前の5:00だって?9時間も飛んでたのか。やべぇな、今後貰いそうになったら、気をつけないとな。