お久しぶり…今回は戦闘訓練の続きになります。
頑張って終わらせようとしましたが4000字を超えたあたりで区切りがちょうど良い所だったので途中で区切らせて貰いました。
勝手ながらすみません。
なので今回は戦闘訓練(中編2)となっております。
次回こそは終わると…思います。
それではどうぞ。ごゆっくり!
時乃が峰田とペアになりお互いの個性を確認し終えた。
「くっついたら自分の意思でも離れず自分の体調しだいでくっつく時間が決まり自分は跳ねるか…使えるな」
「本当か!?本当にオイラの個性を使って勝てるのか!?」
「勝てるとは限らないが…そこは俺が何とかする」
「か、勝てるんだよな!?」
「…」
峰田の個性を聞いた時乃は早速作戦を考え始めるが確実に勝利出来る自信は無かった。
そして調子に乗った発言をした峰田は若干後悔し始めた。
「とりあえずその『モギモギ』を大量に設置しておけ、後で役に立つ…かもしれない」
「分かった!」ピューッ!
時乃の言葉に峰田はモギモギを大量に置きに行った。
「…アレを出すか?個性による召喚とかは禁止されていないからな…時間稼ぎ程度になるだろうな」
反則ギリギリの禁じ手を思いつき少し迷いながらも実行する。
「来い…我が家臣よ」
そう呟くと何もない空間に突如として黄金の扉が現れ中から一人…いや一機の兵士が現れる。
「お前の命を俺のために使ってくれるか?」
「よろこんで。我が魔王」
◆
爆豪&轟サイド
爆豪と轟は演習用のビルの外で待機していた。
「……」
「……」
自尊心の塊である爆豪と基本無口でド天然な轟が会話を始めるとは思えない。
当然その二人の間に会話が生まれる事なく時間だけが過ぎていった。
『戦闘訓練、第6試合!始め!』
オールマイトがスピーカー越しで開始の合図を出すと同時に轟がまたもやビルを一気に凍らせた。
ピキピキッ!
「勝手な事やってんじゃねえよ半分野郎!」
「これが一番手っ取り早い方法だ」
「俺が変身野郎をぶっ殺すんだよ!」
ビルを凍らせた事に対し爆豪がキレるが轟が反論した。
だがその反応が気に食わなかった爆豪が再びキレた。
二人が言い争いをしていると
カチッ…カチッ…カチッ…
ジ…ジジ…
チカッ…チカッ…チカッ…
ジジ…カチッカチッカチッ
ビルの時間が8分巻き戻され氷が全て消えた。
「何!?」
「攻略されてんじゃねえかよ!」
目の前で起こった現象に轟は驚愕で固まり爆豪は先に突っ込んだ。
「今ぶっ殺しに行くぞ変身野郎!」
「なっ、待て!」
二人ともビルに入った。
それが罠とも知らずに
2分経過
「死ねや!」
BONW!
爆豪が二階の一室のドアを爆発でこじ開けると
スッカラカ~ン!
何もなかった。
「っ~!次だ!」
恥ずかしい気持ちを隠そうとした爆豪は次の部屋のドアもその次の部屋のドアも爆発でこじ開けて行ったが
「どこに居んだ!」
やっぱり何もなかった。
「さっさと上に行くぞ」
「俺に指図してんじゃねえ!」
階段を見つけた轟の言葉に爆豪は相変わらずキレまくっていた。
「そこまでだ!侵入者共!」
だが階段を上るとした二人の前に一つの影が現れた。
「ああ!誰だてめえ!?」
「何者だ?」
二人の言葉に現れた影が持っていた武器を振り回しまるでヒーローの様に名乗りを上げる。
「私はカッシーン部隊第137部隊所属第3大隊内第17小隊副隊長補佐!型番B-196製造番号143万9887番!初期カッシーンモデル!通称.戦闘用人工知能搭載人型機械兵である!」
名乗りを上げたのは黒をメインに所々金や青のパーツが入った鎧を身に纏い、鳩を模した頭部と翼を思わせる肩から靡くマントに三又の槍を持った一機の機械兵。
仮面ライダージオウ本編に登場する機械兵のカッシーンだ。
「我が魔王の命によりお前たちの足止めを仰せつかった!ここから先に進みたくば我を倒してからにしろ!だが我も鉄くずになるまでお前たちを足止めさせて貰うぞ!」
ジオウ本編では中々不憫な扱いを受けていたカッシーンだがこの作品では結構マシな扱いを受けている。
「いざ参る!」
その声と共にカッシーンが突撃した。
「「邪魔だ!」」
「グハァッ!?」
だが轟が足元を凍らせてから爆豪の爆破による連続攻撃を食らい肩の装甲が破壊される程のダメージを受ける。
が、さすがは忠誠を誓う魔王のためなら己の命を捨てる事も躊躇わない狂信的な機械兵。
「まだだ!我が魔王のためであればこの程度の
まるで何もなかったかのように動きだし自分の足元の氷を力で無理矢理破壊し拘束から逃れ轟に向かって槍を連続で突きまくった。
「貴様の個性は一時的とは言え私の動きを止めた!厄介な個性はお前の方だ!」
「クッ!」
「俺を無視するな!」
轟がカッシーンの槍による連続を攻撃を間一髪で躱しながら隙を窺っていると爆豪がカッシーンの背中に特大の爆発を喰らわせる。
BONW!!
「グッ!私の邪魔をするな!!」
カッシーンが自分の背後から来た衝撃に振り向き槍を構えると槍の先端からビームが飛び出したがそれをギリギリで躱した。
「うおっ!?」
「チッ!外したか!だが今度こそ!」
「おい…俺を忘れてんじゃねえよ」
パキパキッ!
轟の出した氷塊によりカッシーンの体の前の半分が凍らされ
「当たるんじゃねえぞ半分野郎!そして死ねぇ機械野郎!」
爆豪が先ほど爆発を食らわせた背中に両手で最高威力の大爆破を食らわせる。
BONW!!!
「ガハッ!!?」
「損傷率63%ただし内部回路及びエネルギーコアを著しく破損…なるほど見事だ。貴様らの力を認めよう…お前たちは我が魔王と戯れるに相応しい強さだ。精々我が魔王を楽しませてみろ…」
「時乃 王魔様 万歳!我が魔王の
カッシーンは両手を上に掲げ後ろに倒れて行き…
ドッガ――ン!!!
盛大に爆発した。
「爆発しやがった…」
「なんだったんだあいつは?」
「知るか!とっとと先に進むぞ!」
カッシーンの事を疑問に思いながらも二人は先に進んだ。
5分経過
◆
時乃サイド
~スタート直前~
時乃は通信機越しにオールマイトと話していた。
『時乃少年、君が召喚したアレは何者なんだい?』
「俺の個性によって生み出された兵士です。ルール上、八百万の個性と同じ扱いになるので反則ではありません」
『う~む…グレーゾーンだが今回ばかりは許可しよう』
「感謝します…」
『では早く準備を進めたまえ』
「もう終わっているのでいつでも始められます」
『そうか…わかった』
~スタート直後~
『戦闘訓練、第6回戦!スタート!』
オールマイトがスタートの合図を出すとほぼ同時にビルが凍り付いて行く。
「おいおい!マジか!?」
「ぎゃあ、どうすんだよ!?」
泣き喚いていた峰田を脇に抱え因果律の操作により宙に浮かびあがり自分達が凍るのを防ぐ。
「巻き戻し!」
そしてビルの時間を8分巻き戻し氷が来るのを遅れさせた。
「すげー!氷が一気に消えた!」
「消したんじゃない。凍り付くのを8分遅れさせただけだ」
「どういうことだ?」
「8分後にまた凍り付く。その時がタイムリミットだ」
「何自分で時間制限設けてるんだよ!?不利になってんじゃねえか!」
「安心しろ。これも作戦の内だ」
~2分経過~
ドォンッ!!
ドガァンッ!
「なんだよこの音!?」
「下で時間稼ぎをやって貰っている。出来る限り時間を稼いで欲しいが…もうじき終わるかもしれない」
~3分経過~
ドガ――ン!!
二人で話をしていると最後に大きな爆発音が鳴り響いた。
「…倒されたか。弱くはなかったがやはりあの二人を相手にしては3分が限界か」ツー…
「た、倒された!?あの強かった奴が倒されたのか!?ってあれ?時乃お前泣いてんのか?」
「目にゴミが入っただけだ…戦闘の準備をしておけ。あの二人を迎え撃つ」
『ジカンギレード!ケン!』
そう言って涙を拭いながらジカンギレードを取り出し左手に青と銀のライドウォッチを持つ。
「いいか、作戦通り動けよ?」
「もうやけくそだ!やってやるよ!」
BONW!!
二人で最後の会話をしていると爆発音と共に扉が壊され一気に氷が押し寄せてくる。
「今だ!」
『ブレイド!』
『フィニッシュタイム!ブレイド!ギリギリスラッシュ!』
それを予知した時乃は『ブレイドライドウォッチ』を起動させてジカンギレードに装填し迫りくる氷塊ごと入り口の壁を切り裂き壁が崩れ落ちる。
ズズゥゥン…
「おらー!モギモギ乱れ撃ちー!」
ピタピタ
そこに峰田のモギモギを連続で飛ばし簡易な罠が出来上がった。
「てめぇ…わざわざ場所を広くしやがって…舐めてんのか?」(爆豪)
「こっちの方が戦いやすいだろ?ヒーロー共?」(時乃)
「俺たちを気遣ったつもりか?随分舐められたものだな」(轟)
「あわわわわ…」(峰田)
遂にヒーローチームとヴィランチームが真正面から相対し一触即発の空気となった。
◆
第三者視点
爆豪、轟、時乃、峰田の中で最初に動いたのは…
「我が家臣の仇!討たせて貰うぞ!」
ダッ
意外にも時乃だった。
「ハァッ!」
「当たるかよ!」
仇討ちと称し止めを刺した爆豪に目にも止まらない速度で近づき剣を真横に振り抜くが爆豪が持ち前の反射神経で紙一重の所で躱し、逆に剣を振り終えてがら空きになった時乃の腹部に爆発を食らわせる。
「死ねぇ!」
BONW!
「ガハッ!?…なんてな!」
「なにっ!?」
だがローブの圧倒的な耐久性の前にダメージは、ほぼ無く逆に膝蹴りを食らわせようと踏み込むが
「おらっ!」
「チッ!」
またもやギリギリの所で躱される。
パキパキパキッ…!
その隙を突き轟が氷を出し時乃を捕らえようとする。が…
「おいらだって!役に立つんだー!」
峰田が時乃を押し出し変わりに凍り付いた。
「あとは…頼ん…だ、ぜ」ピキーン!
「峰田…仇は討つぞ」
そう言いながら手に持ったジカンギレードを手放す。
「我が家臣を倒し、一度ならず二度までも俺の攻撃を躱し、挙句の果てに俺の
突然、時乃の雰囲気と口調が変わり右手に黒と黄色のライドウォッチを左手に銀と金のライドウォッチを持ちそれぞれを起動させる。
『キバ!』
『アギト!』
音声が鳴ると黄金の扉が二つ現れそこから一振りの魔剣『魔皇剣ザンバットソード』と炎の剣『フレイムセイバー』が現れた。
「ハアッ!」
右手にフレイムセイバーを左手にザンバットソードを持ち構える。
「1対2だが…丁度いいハンデだ。さあ殺す気で掛かって来いヒーロー共!手を抜けばこの町を地図から消す!」
威圧感を出しながらも時乃はヴィランとして戦う姿勢を維持し続ける。
「ハンデだと?丁度いいだと?…どこまで俺を怒らせれば気が済むんだお前は!」
「いいだろう。お望み通り本気でやってやるよ!」
「それでこそヒーローだ!」
時乃の言葉に爆豪はさらに怒りが上昇し轟は全力で戦う姿勢を示し時乃は大きな笑みを浮かべた。
~
と言うわけで戦闘訓練(中編2)でした。
恐らく次話で終わると思います。
あとカッシーンですが彼らは時乃くんがオーマジオウの力を発現したと同時に何処からともなく勝手に作られ始め時乃くんに絶対の忠誠を誓っています。
最初の方は困惑していましたが今では普通に受け入れています。
近いうちにキャラ紹介?みたいな奴を作ろうと思います。
では、また次回!
USJ編でオールマイトvs.脳無戦の後に対アナザージオウ戦をやる予定なのですが…正直どれが見たいですか?
-
オーマジオウの無双
-
正義(ジオウ)と悪(スウォルツ)の共闘
-
その時不思議な事が起こった(地獄絵図)
-
そもそも要らない
-
祝え!