時の王のヒーローアカデミア   作:揚げ物・鉄火

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どうもこんにちは。
まさかの二日連続投稿に成功しました。
今回は戦闘訓練の後編でやっと決着です。
相変わらずの微妙な戦闘描写ですが頑張らせていただきました。
なぜか轟と爆豪が意外と仲良くなってて書いてる本人が一番ビックリしました。

あと一つだけ謝罪させて下さい。
昨晩小説投稿予約をミスったせいで投稿時間が早まり小説の更新通知が早く届いてしまうといった軽い事件が起きてしまいました。
すぐに削除し新しく予約投稿しましたが皆さまにご迷惑をおかけしました。
大変申し訳ございません。

では、どうぞ。ごゆっくり!


6ページ目

時乃がザンバットソードとフレイムセイバーをそれぞれの手に持ち爆豪、轟と向かい合っていた。

時乃からすれば氷の再発まで二人の足止めを行いその後で拘束するかタイムリミットまで戦いルールで勝利するのが理想と考えているため自ら動こうとは思っていない。

それに都合よく時乃の煽りで爆豪と轟のプライドを丁度良い感じに刺激し二人の冷静な判断力を鈍らせ核の回収を忘れさせる事に成功した。

(偶然ってすごいな…)

だがこれは全て想定外の出来事。

運に身を任せ直感(&未来視)だけで戦闘を行った結果起こった偶然の出来事であり完全に予想外の状況。

まさに運が味方したとしか言えない。

 

【おばあちゃんが言っていた。俺が望みさえすれば、運命は絶えず俺に味方する】

 

「……」

突如、頭の中に天道語録が流れたが気にしない方が身のためと思い無視することにした。

 

 

「死ねぇ!」

時乃が一向に動かずしびれを切らした爆豪が爆発による加速を行いながら一気に近づい顔に小さな爆発で目くらましをしてから背後に回る。

「当たると思うか?」

だがそれを先読みしていた時乃に目くらましは効かずザンバットソードを振ろうと体を捻り足を動かした時…

ズルッ!

「なっ!?」

バキンッ!

足元が凍り付いており足を滑らせて盛大にバランスを崩しザンバットソードによる斬撃は爆豪の籠手を破壊するだけに終わった。

さらに轟が氷塊を出しバランスを崩した時乃に氷塊をぶつけて吹き飛ばすことに成功した。

パキパキパキ…ドンッ!

 

「クッ!油断した!」

スタッ!

だが時乃も空中でバランスを取り綺麗に着地し再び剣を構えた。

「次は無いぞ!」

 

一方の爆豪は助けられたことに対し轟に文句を言っていた。

「おい、半分野郎。俺を助けたつもりか?」

「助けなければあの剣に当たって死んでただろ?」

「死ぬか!あの程度で俺は死なねえ!」

爆豪は強がっているが確かにザンバットソードが直撃していれば有無を言わさず死んでいただろう。

だが殺さないように柄の部分で意識を刈り取ろうとしていたので運が良ければギリギリ死なずに助かっていたのかもしれない。

 

「あいつの持っている剣から途轍もない威圧感を感じる…あの剣の攻撃を一度でも食らえばこっちが即戦闘不能になる。それに対しあいつの防御力は異常なまでに高くお前の爆破攻撃も俺の氷塊による攻撃も大したダメージになってなかった」

「…残り1分半」

「それに八百万達との戦いでも見た通りあいつのコスチュームは伸縮自在で上鳴を拘束し放電攻撃をものともしなかった」

「たしかにそうだな…だがあいつの持っている武器による攻撃ならダメージが入る可能性がある。問題は武器をどのように奪いどうやってあいつに当てるかだ…あいつの先読み能力は異常だぞ?」

「それについては大丈夫だ。あいつはお前の攻撃を先読みしたとき俺が地面を凍らせたことに気づかず足を滑らせた。どうやらあいつは一人分しか先読みする事が出来ないようだ…俺が囮になるからその隙に武器を奪い確実に当てろ。悔しいがそれしか勝つ方法がない」

「チッ、わーったよ」

轟の作戦を聞いた爆豪は勝つために自分のプライドを投げ捨てた。

 

「作戦会議は終わったか?氷の再発(タイムリミット)まで残り1分。悪いが1分以内にケリを付けさせて貰うぞ」

そう言いながらザンバットソードに付いているザンバットバットを動かし刀身を赤く光らせフレイムセイバーに炎を纏わせもう一度、両方の剣を構えた。

 

「いいか?当たれば死ぬぞ。だから絶対に当たるなよ?」

「しつけえぞ」

爆豪と轟も戦闘の構えを取った。

 

 

「「「……」」」

三人が睨み合い…

 

「…!」

パッキーンッ!

轟が視界の全てを覆うほど巨大な氷塊を一瞬で作り出し時乃を攻撃するがそれをフレイムセイバーの一振りで焼き切る。

「爆豪がいない!?どこにいっt『BONW!!』痛っ!」

だが爆豪が居ない事に気づき探そうとした瞬間、左手に激痛が走り思わずザンバットソードを手放す。

 

「今度こそ死ねや!変身野郎!」

「グッ!」

爆豪が落ちたザンバットソードを拾い時乃に向かって斬りつけるがギリギリ反応し右手に持ったフレイムセイバーで対抗する。

 

ガギィィィィィン!!!

 

だが二つの剣には僅かながらに力の差があったらしく

ギリギリッ…ピシッ!パッキィィィン!

 

「マジかよ!?おい!」

時乃が持っていたフレイムセイバーを真っ二つに圧し折られその勢いで時乃のローブに当たる。

バキバキッ!

「ガハッ!」

しかしローブの耐久性が僅かにザンバットソードの攻撃力を上回ったのか、それとも無意識下で力を抜いたのかローブは斬れなかったが時乃の体に衝撃が走りあばら骨を数本折る怪我を負わせた。

 

ドガンッ!

「クッソ痛え…けど我慢出来ない程の物じゃない!」

壁に叩き付けられた時乃は半ば圧し折られたフレイムセイバーを杖替わりにしながら立ち上がり折れたフレイムセイバーで土煙を払う。

 

 

「残り30秒…いや25秒か?まあどっちでも良い。あと少しで勝敗が決する」

そのままフレイムセイバーを捨てると爆豪が持っていたザンバットソードも空中に分解されるように消失する。

 

「だから最後は俺自ら相手してやろう。さあ掛かって来い!ヒーロー!」

そう言って空手の猫足立ちの構えを取り迎え撃つ準備をする。

 

「その必要は無えみてぇだぞ」

「なに?」

『爆豪、こちら轟。核を回収した。繰り返す核を回収した!』

「ほらな?」

轟は時乃が爆豪との戦闘に夢中になっている内に別の部屋に隠されていた核を回収した。

爆豪は途中でそれに気づき結果的に殿を引き受けたが時乃は気づけなかった。

 

『核を回収!ヒーローチームWIN!!!』

オールマイトの声が響き渡り爆豪と轟の勝利が知らされる。

 

「なるほど…ルールで負けたか。参ったなーこりゃ!アーハハハハ!ゴブォッ!」

負けを認めた時乃が笑い出したかと思ったら突如、吐血した。

 

「おい変身野郎!」

「あばらが2,3本折れてるだけだ。あと10分もすりゃ完治するよ」

「そうか…」

爆豪は少し心配したが時乃の力であれば問題なかったようだ。

 

「あと5秒か…どっちみち俺の負けだったな」

「どういう事だ?」

ピキピキ…パキッ!

爆豪が質問すると同時にビルが凍り付いた。

 

「こういう事だ。さっさと行くぞ地味にあばらが痛いからな」

「チッ!」

 

こうして爆豪&轟ペアvs.時乃&峰田ペアの戦闘訓練の結果は爆豪&轟ペアの勝利で幕を閉じた。

 

ちなみに峰田はちゃんと回収され女子からの評価が一時的に変わったがその後のセクハラ発言で評価は元に戻った。

そして時乃と爆豪はオールマイトに武器を使った事について怒られた。

 

とあるバー

 

この場所に4人の影があった。

1人目はバーテンダーのような服を着た黒い靄の男がグラスを拭いており

2人目は手のような物を顔や腕などに大量に付けた男が新聞のオールマイトが雄英の教師に就任した記事を読んでおり

3人目はボロボロの短パンを履いた上半身裸の黒い肌をしたムキムキな脳をむき出しにした鳥の嘴のような口を持った大男が生気を失った目でただボーっと立っている。

 

「なあ見ろよこれ。オールマイトが雄英の教師に就任だってさ」

そんな中、2人目の男が新聞を投げ出しながら口を開いた。

 

「なあ、どうなると思う?平和の象徴がヴィラン(俺たち)に殺されたら」

聞きながら右手に持った酒の入ったグラスを勢いよく傾け一気に酒を煽り懐から三つの黒いウォッチを取り出す。

『ガイム!』

『オーズ!』

『ジオウ!』

それをそれぞれ起動させるが何も起きない。

 

「気を付けてくれたまえ死柄木 弔。それらは私がスウォルツから奪って来れた貴重なウォッチの内の3つなのだから」

「ああ、分かってるよ。心配すんな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

救世主(ウォズ)さんよ…」

手を大量に付けた男に声を掛けたのは未来的な銀色の画家風の服を身に纏い、銀のベレー帽を被った男。

通称.白ウォズだ。

「そうかい?じゃあ頼んだよ。今はまだ行動出来ない私の代わりにあの魔王を討ち取ってくれたまえ」

 

時乃ハウスにて

 

現在時乃は静かに怒っている女性の前で正座させられていた。

「先になにか言って置きたい事ある?」

「ない…です」

「あっそ。じゃあ私の(・・)ウォッチを勝手に持ち出した理由を聴かせて貰えるかしら?」

白いワンピースを着て黒いタイツを履いた女性の圧倒的な女王様としての圧力に押され時乃は渋々今日の事を喋り出す。

「実は今日戦闘訓練があって…そこでクラスメイトがどんな個性を使うか分からなくて…俺が常備しているライドウォッチだけでは心配だったから全部のライドウォッチを持って行っただけだ…です」

「ハァ…ねえジオウ。私の職業が何か知ってるよね?」

「ヒーロー…だよな?」

「そう。私はヒーローをやってる。じゃあ私のヒーロー名とランキングは言える?」

「月光ヒーロー.ツクヨミ。ヒーローランキング25位」

「その通り。そして私の相棒(サイドキック)一人だけ。だけどそれで充分なぜなら私の相棒(サイドキック)はそんじゃそこらのプロヒーローよりも強いからね」

「…知ってます」

「そりゃ知ってるよね。じゃあさ…私が常備している6つのライドウォッチを私に一切相談せず全て持って行ったら…私がどれだけ困るかあなたなら分かる筈よねぇ?」

「…はい」

「ふふふふ…あなたが私のライドウォッチを全部持って行ったせいでパワー系のヴィランに押し負けそうになったのよ?気合でどうにか乗り切ったけどおかげでいつもより何倍も時間が掛かった上にいつも以上に疲れたのよ?どう責任取る気かしら?」

「…分かりません」

「あっそ、じゃあ…あとでマッサージして頂戴」

「いや、しかし…」

「あなたに拒否権は無いわ。今夜風呂から上がったら私の部屋に来て全身マッサージしなさい。それが今回の事への罰よ」

「分かりました…」

女性(ツクヨミ)に一切相談せずライドウォッチを全て持って行った時乃が全面的に悪いのでツクヨミの注文をただ黙って受け入れる事しか出来なかった。

 

 

 

 

 

「ジオウを一方的に攻めるとは…やはり女は強い」

「それはツクヨミくんだけに限る事だと思うよ?」

柱の陰から覗いていたスウォルツ(元ラスボス)ウォズ(臣下)はひっそりと話していた。




やっと戦闘訓練が終わりました…めっちゃ疲れました。
時乃くんが負けた理由は普通に油断(慢心)していたからです。

質問等がございましたら遠慮なく聞いて下さい。
次回は委員長決めことマスコミの侵入の回です。
その次がついにUSJ編です!
アンケートは受付中なのでどんどん投票して下さい!

果たしてオーマジオウで無双するか。
それともグランドジオウとアナザーディケイドが共闘するか。
はたまた不思議な事が起こりジオウが増えまくるか。

全ては皆さまの投票次第です!
投票で選ばれなくても番外編みたいな物で選ばれなかったのを書く予定なのでご安心下さい。

では、また次回!(いつになるか分からない)

USJ編でオールマイトvs.脳無戦の後に対アナザージオウ戦をやる予定なのですが…正直どれが見たいですか?

  • オーマジオウの無双
  • 正義(ジオウ)と悪(スウォルツ)の共闘
  • その時不思議な事が起こった(地獄絵図)
  • そもそも要らない
  • 祝え!
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