我が魔王のなんか違くねアーマータイム   作:エンドン

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ブレイド編
カードに封印したアンデッドの力で戦うライダーは・・・ブレイドだ!



必殺技なんか違くね?

 

 

この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ

彼には魔王にして時の王者・オーマジオウとなる未来が待っていた

最高最善の魔王になるべく全ての平成ライダーのライドウォッチを手に入れなければならない常磐ソウゴ

仮面ライダーブレイドの手がかりを探すソウゴ達の前にアナザーブレイドが立ち塞がる

その圧倒的な力に苦戦するソウゴだったがソウゴが鎧武アーマーを、ゲイツがファイズアーマーを使用することによりなんとか撃退に成功する

戦闘を終えた彼らの前にサングラスをかけた怪しい男が現れる

男の名は『橘朔也』

本来の歴史において仮面ライダーブレイドと共に戦った仮面ライダーギャレンその人である

彼はかつての仲間である『剣崎一真』を探して欲しいとソウゴ達に頼みこんできたのだ

数週間前から行方不明となった剣崎、行方不明になった直後にアナザーブレイドが現れたというのだ

手がかりを探す為に彼と親交があった白井虎太郎の元に訪れる

突然の来客に驚く虎太郎だったがソウゴと橘を歓迎する

彼の話によると行方不明になる数日前ここに訪ねてきたというのだ

そして自分を探してここに来た男にあるものを渡して欲しいと頼まれる

虎太郎が預かったものこそ『ブレイドライドウォッチ』だった

虎太郎は剣崎の真意を察してソウゴにライドウォッチを託す

ライドウォッチは手に入ったが肝心の剣崎の居所を掴めずにいたソウゴ達の前にまたもアナザーブレイドが出現、襲いかかる

即座に変身し応戦するジオウ

二人の戦いを見守る中、橘はある事に気づく

それは………

おっと少し話過ぎましたね

ここから先はあなた方にとって未来のお話でした

 

 

 

 

 

 

「GAAAAAAA!!!!」

「ウワッ、力強っ!」

 

ジオウの持つジカンギレードがアナザーブレイドのもつ剣とぶつかり合うも力負けし弾かれてしまう

後退させられるもなんとか体制を整えアナザーブレイドを見ると彼はまたも絶叫していた

まるでなにか苦しんでいるように……

そうこう考えているとアナザーブレイドの周りに破れかけのトランプのようなものが浮かび上がりアナザーブレイドに吸収される

 

〈マグネット〉

 

無機質な音声が響くとジオウの体が突如アナザーブレイドの方向へ引っ張られた

 

「へっ!?ちょ、引っ張られてる!?」

 

〈ビート〉

 

ジオウが引っ張られると同時にまたもトランプのようなものがアナザーブレイドに吸収、その右腕にオーラが纏い引き寄せられたジオウにその拳を突き立てた

強烈な一撃を喰らい火花を散らし転がるジオウ

追撃をかけようとアナザーブレイドが近寄るが横から何者かに組み付かれその動きが止まった

橘朔也だった

 

「もうやめろ!!お前……剣崎なんだろ!」

「ッ!!」

 

アナザーブレイドの動きが止まる

そして、橘を凝視した

 

「やっぱり……そうなんだな剣崎!!」

「………ウ、ウゥ……」

「動きでわかったぞ、お前の戦い方は俺が一番よく知ってるからな」

「……た…ち…ば………な…さん…………」

「もうやめろ剣崎、こんな事をしてもお前が傷つくだけだろ!!」

 

必死にアナザーブレイドの説得をする橘だったがその体が謎の波動により吹き飛ばされてしまう

 

「おっと、話はそこまでだ」

 

スウォルツだった

彼が手から放つ波動により橘を吹き飛ばしたのだ

 

「なんだ、また意識が戻りかけているのか。なんにせよお前にはもっと働いてもらわなければならん。安心しろ、お前の意見は求めん」

「ガッ、AAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」

 

スウォルツがアナザーブレイドの体に手を突っ込み何かを握るとアナザーブレイドは絶叫、その体を緑のオーラが包む

そんな彼の姿を見て絶望感を抱く橘

 

「クソッ……俺では…あいつを、剣崎を救う事は出来ないのか……」

 

そんな彼の肩に誰かの手が置かれる

ジオウだった

 

「安心して、俺が、必ずあの人を救ってみせる」

 

そう宣言し橘の前に出ると腕のライドウォッチホルダーから蒼きライドウォッチ、『ブレイドライドウォッチ』を取り出し起動させる

 

〈ブレイド〉

 

ジクウドライバーの左スロットに装填させ、ロックを解除すると

 

「 AAAAAAAAAAA!!!!!」

 

アナザーブレイドがこちらに走って向かって来ていた

ジオウは無言でジクウドライバーを回転させる

 

〈アーマータイム!〉

 

〈ターンアップ!ブレイド!〉

 

音声と共にトランプ型の光のゲート『オリハルコンゲート』が出現、そのままアナザーブレイドにぶつかり弾き飛ばしてしまう

そしてゆっくりとジオウに重なるとジオウの体に『ブレイドアーマー』が装着され顔の『ライダー』の文字が『ブレイド』に変わる

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウ・ブレイドアーマー。また1つライダーの力を継承した瞬間である」

「よし、いける気がする!」

 

突然生えてきて祝い始めたウォズを完全に無視してジオウがジカンギレード片手にアナザーブレイドに仕掛けた

ぶつかり合う剣と剣

先程までと違いジオウは力負けせず、むしろアナザーブレイドを後退させるほどのパワーを発揮していた

相手の体制が崩れた隙にジオウは肩のオープントレイが展開されたブレイラウザーをタッチするとトカゲの絵が描いたトランプが現れジオウに吸収される

 

〈リザード〉

 

音声が鳴り終えると同時にジカンギレードに青白いオーラが纏う

ジオウは攻撃力の上がったジカンギレードで斬りつける

アナザーブレイドは剣で防ぐが威力が数段上がったジカンギレードを防ぎきれず吹っ飛ばされてしまう

 

「よし、次はこれだ!」

 

〈ジャガー〉

 

先程と同じようにジャガーの絵が描いたトランプが現れジオウに吸収される

するとブレイドアーマーの頭部が少し赤く染め上げられ体から蒸気が噴出する

そして目にも止まらぬ速さでアナザーブレイドを斬りつける

アナザーブレイドも抵抗し手の剣を振るうが全て避けられ逆に一撃を喰らってしまう

 

「これで終わらせるぞ!」

 

〈フィニッシュターイム!〉

〈ブレイド〉

 

マッハジャガーの能力が切れ、速さが元に戻ったジオウは必殺の体制にはいる

そしてジクウドライバーのロックを解除、勢いよく回転させる

 

〈ライトニング!ターイムブレイク!〉

 

ジオウの体中にエネルギーが篭り熱気が溢れる

ベルトから体中に電撃が走りジオウの体を包む

そして……

 

「ウェェェェェェイ!!!!」

 

奇妙な掛け声と共にアナザーブレイドの方へ思い切り走り込みそのまま()()()()した

そう、タックルしたのである

 

スペード4のラウズカードに封印されている猪のアンデッド『ボアアンデッド』の力を使ったタックル

だがブレイドは本来の歴史において一度たりとも命中させた事はないのだ

 

電撃を纏ったタックルの直撃を受け吹き飛ばされ爆散するアナザーブレイド

アナザーブレイドウォッチが倒れた剣崎の側にこぼれ落ち砕けた

 

 

 

 

「ありがとう、君達のおかげで助かった」

 

後日、意識を取り戻した剣崎とその付き添いで橘がクジゴジ堂へお礼をしにやってきた

椅子に座り礼を言う剣崎の横で橘は出されたお茶とお菓子をボリボリ食べていた

 

「いいよお礼なんて、だって困った民を助けるのも王様の役目でしょ?」

「はは……君、変な事言うな」

 

剣崎が苦笑いしながら言うとソウゴが思い出したかのように剣崎に質問した

 

「そういえば何で虎太郎さんのところにライドウォッチを預けてたの?」

「ああ、それか。実は虎太郎にあれを預けるちょっと前からあの片袖だけない紫色の服を着た男に変な事をされてな、それで一応あいつに預けたんだよ。俺にもしもの事があったら探しに来た人にこれを渡してほしいってな」

 

剣崎は立ち上がると橘を連れて帰ろうとする

 

「ほら橘さん、行きますよ。烏丸所長に怒られちゃいますよ」

ひょっとはへ(ちょっと待て)

「ちゃんと飲み込んでから話してくださいよ……」

 

そんなやりとりをソウゴは笑顔で眺めて出て行く二人を見送った

 

 

 

 

 

 

かくして、わが魔王はブレイドの力をえた

歴史は着実にオーマジオウへと向かっている

そしてまた、次なるレジェンドとの出会いはすぐそこに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




剣崎と橘さんは警備会社「BOARD」に勤めていて烏丸所長にこき使われてる設定です

とうとう明日から令和が始まりますね
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