閃の軌跡~剣神と謳われた者~   作:璞毘

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イース、クリアしましたぁぁぁぁぁぁ
赤の王とアドルの関係性には驚かされました
イースもひと段落着いたのでできるだけ投稿頻度あげていけたらなと思っています


六話

ラウラたちが別で動いてる同時刻・・・・

 

 

リィンは、レクターからの要請でとある人物がこのケルディック付近に潜伏してるというその後情報局からの情報で明らかとなった。

とりあえずリィンは、今回のターゲットを見ていないかとケルディックの住民を中心に聞いて回ってたが、変装でもしてるのか中々見てると言った情報は得られなかった

のだが・・・・・

 

「あらアンタ、学院の演習できてるサラちゃんのとこの・・・・」

 

「えぇ、今回は別件で動いてまして別行動を取ってるんです

あ、そうだこの写真の男些細なことでもいいので見ていませんか」

 

リィンは写真を取り出し女将さんに見せた

 

「いや、この人は・・・・うん?」

 

「見たことが?」

 

「あーうん、髪型とか服装が違ってたんで最初は気付かなかったんだが

昨日までうちに泊まっていた人だよ」

 

「なに・・・」

 

リィンは詳しく話を聞くため女将さんに詰め寄るのだった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさか数日ケルディックに滞在してたなんてな・・・

しかも旅行者って・・・・

プライドもくそもねぇな・・・」

 

リィンは女将から得た情報を聞いてあきれるしかなかった

リィンにとって、貴族は良くも悪くもプライドの塊のような連中だった。

姿を変えて逃げ切ろうとするやつなど今まで現れなかったリィンにとってそれは楽しくて、しょうがない要素にしか過ぎなかったが・・・

 

「アッハハハハハハハハハハ

逃げ切って見せろよ・・・・

なぁ・・・・?」

 

リィンは、狂ったように甲高く笑うと始末するため動き出す

上が斬れと命じた以上一切の容赦もなく斬り殺すために・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁはぁ、ここまでくれば流石の奴も・・・」

 

東ケルディック街道・・・

そこに一人の男性が息を切らし木に片手を突つき息を整えていた

彼独自の情報網を使い己を狙っている者が来ているという情報を得たからだ

彼自身狙われるようなことをした覚えはないといいたいが逆にありまくりだ。

貴族という立場を利用し、平民を食い物にして来た

どうやらそのことが露見したということであった。

 

「くそ、政府の犬が・・・!!

いや、ギリアス・オズボーン!!!」

 

男は、自分をここまで追い込んだ実質帝国のナンバー2初の平民宰相の名を口にする

実際貴族のたしなみという理由で、平民をおもちゃ同然と扱ってきた彼に報いを受ける時が来た。ただそれだけだ。

 

「おいおい、狙われてるってのに随分と余裕じゃないかグリーワイズ家の当主

シルビア・グリーワイズ」

 

「貴様は鉄血の子飼い

”剣神”」

 

「へぇ、外道貴族がオレのことをご存じとはね

有名になったもんだな」

 

「なんだ、私を捕まえにきたのか

残念だが捕まえたとこで金をつめばいくらでも・・・・」

 

「なにを勘違いしてんだよ

グリーワイズ」

 

リィンはシルビアの声を遮るように口を開いた

 

「なに・・・?」

 

「おまえはこの先、生きる必要は・・・”ねぇんだよ”」

 

そういうとリィンは腰から太刀を引き抜く

 

「ひっ・・・」

 

「てめぇはここで”死ぬんだよ”」

 

シルビアはおびえたように腰を抜かす

彼は、甘く考えていた。

帝国政府は、自分を捕まえにきたのとばかり考えていた。

だがそれは、自分が都合のいいように甘く考えていたにすぎなかった

政府は、己を完全に亡き者にするために子飼いの中でも一番の使い手である武人のリィンを送り込んだのだろう

氷の乙女やかかし男や白兎でもなく戦闘に特化した剣神を・・・・

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ」

 

シルビアは、恐怖にかられながらも抜けた腰をあげ一目散にリィンから逃げるため走り出す

 

「おいおい、あまり面倒をかけないでくれよ」

 

そんなシルビアを一瞥しリィンはシルビアのあとを歩き出す

シルビアの平民での遊びは貴族間でも有名な話だった

戦えない平民を雇った猟兵に連れてきてもらい別室に連れ込み魔獣と戦わせて恐怖に染まる平民をみて楽しむという人間性を疑うようなことばかりしてる外道貴族そのものだった

一度その件を受けて、軍が彼の家を調査に乗り出したこともあったが彼はこれを金を積んで退避させた

今回も、捕まりそうになれば金を積めばいいと考えていたのだがそれは愚策にすぎなかった

もし鉄血の子飼い以外から派遣されたのであれば、話は別だったかもしれないが、今回は宰相直属の精鋭から派遣されたそれが一番の要因でもあるだろう

それにシルビアは”やりすぎた”それだけだ

貴族らしく傲慢なだけなら捕まることはあっても政府の目に留まることさえなかった

少なくとも暗殺対象には、ならなかっただろう。

その一線を、シルビアは超えたのだ

だから今この瞬間にリィンに命を狙われている

 

「ハァッ、ハァッ、ハァッ・・・」

 

シルビアはひたすらにリィンから逃げ続ける

だがそれも、限界が近いシルビアは武をたしなんでいるわけではないその時間があるなら平民で遊んでる方が有意義だと感じていたからだ

だが、今その体力の限界がシルビアを追い詰めている原因だ

まぁ、多少武を修めている程度ではリィンを退避させることすら難しいのだが、それこそ光の剣匠や黄金の羅刹など武の最奥、“理”にたどり着いたまたはそれに近い武人でなければ彼とやりあうなど到底無理な話だ

 

「クソッ、クソッ、クソッ

なんでこの私がこんな目に・・・!」

 

「それはおまえがそうなるようなことをしてきたからだろ」

 

シルビアは、本当に自分がこんな目に遭っているのが心底わからないといった風に言うその疑問に答えたのがいつの間にか迫ってきたリィンだ

 

「“剣神”ッ・・・」

 

シルビアは自分をここまで追い詰めたリィンを忌々しいと睨みつける

 

「ハハハ・・・

そんな睨みつけてもお前の運命は変わらないぜ」

 

リィンはそう言うと太刀をシルビアに突き付ける

 

「何故だ!!!

何故私を狙う!!

私は私らしく人生を謳歌していただけだ!

なにがいけない!?

平民は平民らしく貴族に飼いならされ、そして朽ちていけばいい!!」

 

「おまえ・・・

今までいろんな奴を見てきたが流石にここまで腐った奴は久々だったぜ」

 

リィンは要請を完遂するため腰を低く落とし狙いを定める

 

「ま、待て

か、金ならいくらでも積んでやる

いくらほしい

なんなら・・・・・」

 

「おまえ、何を勘違いしてるのかは知らねぇけど

おまえに飼われる気はねぇし見逃すつもりもねぇんだよ

大人しく“死ね”」

 

「ガハッ・・・・」

 

そしてリィンは一瞬でシルビアの心臓を貫いていた

 

「おまえに飼われるような安い人間になった覚えはねぇよ」

 

「く、くそ・・・・・

こ、こん・・・な・・・クソガキに・・・・私が・・・・」

 

「心臓貫かれてんのにしぶといなおまえ」

 

リィンは、シルビアの元まで行くと彼の身体を少し強めに押した

シルビアは、すでにリィンに追いつかれたときにすでに追い詰められ、後ろは川が流れていた。

しかも、リィンの一撃によってかなり弱っている

少し力を加えてやるだけでシルビアは、川に真っ逆さまに落ちて流されていく

そんなシルビアをリィンは見えなくなるまでずっとみていたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お疲れ様です、リィンさん」

 

「クレアさん・・・

えぇ、そちらも」

 

リィンがケルディックに戻ると出迎えたのはクレア・リーヴェルトだった

 

「でもクレアさんどうしてここに・・・」

 

「実はリィンさんにも耳に入れておきたい情報が・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケルディック・元締め宅

 

「あの馬鹿ども・・・・」

 

リィンはクレアから聞かされたラウラ達の行動を聞いて顔をしかめた

正義感に動かされ動いたかもしれないが無謀すぎると考えたが・・・

 

「けどあそこってそんな強い魔獣もいなかったですよね

聞く限り今回の犯人もあいつらで対処できる練度のような・・・」

 

リィンはクレアから話を聞いてそれならと任せる方向にしようかと考えたが

 

「それが・・・ここ最近大型魔獣が発見されたという情報が入ってまして・・・」

 

「なるほど、そして領邦軍と今回の窃盗犯の繋がり・・・」

 

「えぇ・・・」

 

「わかりました、オレも一応そっちに向かいましょう

オレならこっからルナリア自然公園まで一分で行けますから」

 

「えぇ、私たちも準備を整えたらいきますのでお願いします

リィンさん」

 

そして、リィンは一仕事終えたばかりだというのにまた更に動くことになるのだった・・・

 




投稿頻度上げたいのは本音なんですけどコードヴェイン買おうか迷ってる自分がここにいます
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