LoveLive! Anotherstory 作:神崎あやめ
「…ちゃん!ごめん…次の世界では絶対に私達が…ちゃんを守るから」
私が最後に聞いたのは大事な
けれどもし、もしも私に来世が訪れるならまたこのみんなで平和な時代に生まれて楽しく過ごしたいな………
「私の騎士団に入ってくれませんか?」
私は最初、彼女の騎士団に入るつもりはなかった。けれど彼女との勝負に負けてこの騎士団、通称『Aqours』へと入った。それから私と…ちゃんは他のみんなよりも深い絆で結ばれたと思う。それなのに、私は彼女が助けを求めていたのに側にいてあげられなかった。その後なんとか合流に成功したものの彼女は命尽きてしまった。こんな悲しみをもう味わうわけにはいかないの。私にとって…ちゃんはかけがえのない光なのだから。
「やっぱり…ちゃんはすごいな〜私ってこんなことしてるけど普通だからさ」
…はいつも自分のことを普通だって言ってた。でもね、貴女が普通なんだったら私達を集めてあの世界最強と名高い騎士団である『μ's』に匹敵する力を持つことなんてできなかったんだよ。なのに私達に何も言わずに先にいなくなるなんてそんなの無しだよ!だから私達がまた絶対に…を見つけるから!その時まで待ってて…
「…さん。いつも迷惑ばかりかけてごめんね。でもこんな私についてきてくれてありがとう」
貴女はいつも私に謝ってばかりでしたわよね。ですが一番大変な思いをしていたのは貴女だったと私はわかっていました。それなのに私は、いえ私達は貴女を助けきることができませんでした。今更後悔しても貴女には届かないのですが…。でも来世では貴女を一人にはしませんから。安心してください。
「やっぱり…ちゃんは自分の武器で戦ったほうがいい!私に合わせるんじゃなくて一からやり直したほうがいい!…ちゃんと私の二人だけの技を!」
…ちゃんは私が力をセーブして戦っていたのにもすぐに気づいてくれたよね。まあ同じように私も…ちゃんが隠してたことに気づいていたけど。でも私は…ちゃんにちゃんと言葉にして伝えてあげられなかったんだ。大丈夫だよって、その一言を言えなかったんだ。だから私はもうこんな過ちは犯さないよ。次こそ…ちゃんと一緒にみんなで
「…ちゃんはそのままでいいんだよ!自分が一番好きな姿で戦うんだよ!」
…さんはこの世界では忌避される存在であった堕天使である私すらも受け入れてくれたわよね。あの言葉があったから私は今まで頑張ってこれたの。それなのに私は貴女が抱えていたものの重さに気づけていなかった。そしてあなたを失ってしまった。でもこれで終わりじゃないわ。だって私は堕天使だから。絶対にまたあなたと巡り合うからその時までせめて安らかに…
「一番大切なのはできるかどうかじゃない、やりたいかどうかだよ!」
…ちゃんはおらにそう言ってくれたずらね。あの時…ちゃんが言ってくれなかったらおらは『Aqours』に入ることもなくひっそりと暮らしてたのかな…。また一緒に笑いあいたいずら。…ちゃん、…たちの力でみんなで未来へ行くずら。だから…ちゃんも一緒に行こうね……
「もしも私がいなくなったら次のリーダーは…ちゃんに任せようと思ってるんだ」
…ちゃんは前にそう言ってたよね。あの時…は冗談だと思って笑っていたけどこういうことだったんだね……。でもね…ちゃん、…達は…ちゃんのいない『Aqours』なんて考えられないよ。それだけ…ちゃんの存在は大きかったんだよ。
これはそんな私達Aqoursの物語……