LoveLive! Anotherstory   作:神崎あやめ

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Chapter1-4

決闘が始まると両者はしばらくにらみ合っていた。

 

「桜内さん、何もしてこないの?」

 

「そういうそっちこそ始まっても何もしないなんて何を考えてるの?」

 

「まぁそれを言われちゃうとそうなんだけど…さっきも言ったけど私が本気で戦うのって1年か1年半ぶりだからね、多分だけど今曜ちゃんが準備してるんじゃないかな?」

 

「準備?それって…」

 

「そうだよね!曜ちゃん?」

 

「そうだよ。まあ私のでも長時間は持たないから最終手段も使わせてもらってるけどね」

 

「そっか!じゃあもうそろそろいいかな?」

 

「うん、発動しておくね!」

「蒼弓アズールサファイア・白矢ヴァイスミラージュ!」

 

曜が顕現させた武器に驚きを隠せなかったのは梨子だった。

 

「な、なぜあなたがそれを!?」

 

「…それは多分桜内さんがここに来たのとも関係あるとは思うけど、とりあえず今は千歌ちゃんに集中したほうがいいと思うよ?私はこのフィールドを守るので精一杯だから…」

「園田流奥義・南流奥義同時発動!世界を護る盾となれ!『無限の神盾(インフィニットイージス)』!」

 

曜の発動した合技によりフィールド全体が透明な壁で覆われた。

 

「これでいけると思うよ?」

 

「ありがとう曜ちゃん!それじゃあ桜内さん、あなたがいつまでも攻撃してこないから私ももう我慢できないや。ここから先は私自身でも加減が難しいから気を付けてね?」

 

 

その頃、秋葉原から浦の星へと向かっていたμ'sの団員たちもその圧倒的な力を感じ取っていた。

 

「海未ちゃん、ことりちゃん」

 

「はい、この気配は曜の技ですね」

 

「でも私達の技を1人で使ってるみたいだよ?」

 

「無限の神盾ですか…ということはアズールとヴァイスですね。まあ守護系統ならばそれしかないですからね」

 

「そうだね。曜ちゃんの本来の武器は基本攻撃特化型だからね」

 

「そうなの?」

 

「はい、ですが千歌のほうが攻撃力が上回ることが多いので、曜は防御よりの攻防一体型である私達と同型の武器を用いているのです」

 

「そう、でもさすがに無限の神盾を使ったのならしばらくは持つんじゃないの?」

 

「それはわからないよ…千歌ちゃんがどれだけの出力を出すかわからないから。ただ、もし千歌ちゃんが神格を使ったならかなりまずいことになるよ」

 

「そうですね」

 

「蓄積してる力の量から推定すると私達が間に合わずに発動をさせちゃったら最悪静岡エリア全体が何かしらの被害を受けるんじゃないかな?」

 

「なっ!?」

 

「まあ曜ちゃんがこの技を使ったのは今から千歌ちゃんが開放するよっていう合図のはずだから。私の全力で向かうよ!」

「神格開放 モードホルス・ブレイブバード」

 

そう唱えた穂乃果の背中からは燃え上がるような紅い翼が顕れていた。

 

「穂乃果ちゃん一人じゃ大変でしょ?ことりもいくよ!」

 

「天格開放 モードガブリエル・ホーリーバード」

 

そしてことりの背中からは汚れ一つない純白の翼が顕れた。

 

「ありがとうことりちゃん!それじゃあ海未ちゃんは私が、真姫ちゃんはことりちゃんで運ぶよ!」

 

こうして4人は横浜のあたりから高速移動を開始した。

 

 

一方浦の星では

 

「私だって負けられないの!」

 

「なら桜内さんも本気でかかってきてよ!」

 

「言われなくても!」

「武装変形!神槍 桜花ロンゴミニアド」

 

「へ〜!桜内さんの武器って槍だったんだね!」

 

「そうよ!これを使うのはいつぶりかしら。大体の相手はブルームの状態で勝てたからわからないけれど、これを出したからにはあなたに勝ちの目はないわよ?」

 

「そっか〜!私ワクワクしてきちゃった!じゃあ私もいくよ!」

「天に煌めけ!バーストモード展開」

『バーストモード開放 承認』

 

千歌の発動したバーストモードに闘技場全体が息を呑んだ。千歌の髪色はためこんだ太陽の力でオレンジ色に変化し、その姿はあのμ'sの穂乃果のようだった。しかし、千歌の異能はここでは終わらなかった。

 

「リミッター解除!神格開放 天照大神(アマテラス)

 

「そんな…なぜこんなところに海未さん、ことりさんだけでなく穂乃果さんの継承者まで…」

 

「さすがにこれは私の守りじゃ焼け石に水かも…」

 

ここから先の戦いは一方的なものとなる……




なかなかバトルシーンにはいらずすみません。次話より数話はバトルシーンになります。(ほぼ千歌対μ's)
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