最低最悪の魔王   作:瞬瞬必生

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無印、開始。


ルナアタック編
鼓動


春。

桜が咲き誇り、また舞い散る季節。

別れの季節であり、また新たな出会いの季節でもある。

かくいう俺も、一つの別れを経験した。

別に恋人にフラれたとかそういう意味ではなく、この春、中学を卒業して俺の数少ない友人である立花や小日向と別れる形となった。

……別れるという言い方は余り適切ではなかったか。

彼女達は元ツヴァイウィングの一人であり、現在も歌手活動を続けているあの風鳴翼の通う『私立リディアン音楽院高等部』に進学する事となり、彼女達は彼女達の道を進むこととなった。

当初は、特に行きたい高校などが無かったので俺も私立リディアン音楽院高等部を志望していた。

 

実はあの事件後、ノイズの出現頻度が何故か目に見えて減った。

あのライブで俺を吊し上げるのが目的だったのか、天羽奏を戦線離脱させる事に成功したからか、或いは他に目的があったのか。

著しくノイズが減ったので平穏が訪れた訳なのだが、それで良いのかと問われれば否。

この平穏は別に事件を解決したから訪れたのではなく、黒幕が行動していないが故の平穏、要は次の戦いへのインターバル的な立ち位置だ。

 

黒幕の目的が何にせよ、ノイズが減るという事はツヴァイウィングの二人と接触する機会が無くなるということで、友人二人が行くのなら俺も風鳴翼目当てにリディアンに行こうかな、と思ってリディアンを志望していたのだが担任に呼び出され、そこで初めて女子校であると知った。

リディアンを志望しておきながら、共学なのか、どの程度の偏差値かなのすら把握していなかった。

当然、女子校を第一希望にするという頭のおかしな行動のせいで彼女らには大いに笑われたものだ。

ちなみに、ツヴァイウィングは天羽奏が引退したことで解散となり、風鳴翼はソロ歌手として現在は活躍している。

天羽奏も生死に関わるような重症は負ってはいないはずなので、多分何処かで療養しているのだろう。

 

それはさておき、俺はというと地元の公立校へ進学することに。

自宅から自転車で通える範囲、尚且つおじさんの負担にならない様にする為に公立校をチョイス。

ちなみに、もし当初の予定通りリディアンに通えたならば、お金の問題はちょっと能力の一つでも使ってなんとかしようと思っていたが、通うことはなかったので試す機会は無かった。

 

結果として、と言っていいのかわからないけれど、俺は高校は別という形になった。

仲の良い二人と離れるのはやはり寂しいし悲しいが、別に高校が別になっただけで会えなくなった訳でもないのだ、会おうと思えば幾らでも会える。

それでも、これまでよりは当然、会う機会は減るが。

また、立花と小日向は揃って寮に入ったので、彼女達は必然的に地元から離れることに。

地元から離れるといっても電車やバイクで行ける範囲内だし、なんなら少し距離はあるが歩きですら行ける範囲内だ。

学校帰りは厳しいかもしれないが、休日ならば余裕で行けることだろう。

 

そう、バイク。

バイクである。

高校生、つまりバイクの免許を取得出来る年齢になったということで、遂に念願の教習所へ通えるようになった。

やはり、仮面ライダーと言えばバイクである。

最近のライダーはバイクにあまり乗っていない、なんなら車に乗るライダーすらいるじゃないか、なんて感想を抱くかもしれないがそれは大人の事情なので突っ込むだけ野暮ってものだろう。

世の中、色々と難しいのである。

 

閑話休題。

 

バイクに乗れるようになったということで、新たな移動手段として活動の場を広げることが出来るようになった。

テレポートや瞬間移動出来るんだからいらないんじゃね? と思われるかもしれないが、それらは案外使い勝手が悪かったりする。

確かに一瞬で目的の場所へ行けるというのは非常に便利な移動手段ではある。

が、瞬間移動は『どこでもドア』にあらず。

場所を声に出したり思念すれば勝手に目的の場所へ連れて行ってくれるような能力ではなく、自分でその場所を把握していなければならないのだ。

簡単に言えば、どこでもドアと違い、俺の頭の中に地図は無い、ということだ。

 

今までノイズが現れた場合などは、大まかな位置を感覚で把握してその場所へ転移する手法を取っていたが、このような緊急時はこれでも別に構わない。

その時は既に変身しているし、とにかく現場に着けばそれで構わない。

しかし、普段からこの移動手段が使えるかと聞かれれば、使いづらいと俺は答えよう。

 

第一に、人目についた場合、十中八九騒ぎになる。

立花が入院した時に軽々しく転移を使ってしまったが、騒ぎにならなくて本当に良かったと今では思う。

念のため、トイレの個室に転移したけれど、万が一その個室が使われていたら大変なことになっていた。

そもそも変身したら大騒ぎになるんじゃね? という疑問はどうしようもない。

どんなものにも多少のリスクはつきもの。

第二に、構造把握が面倒なこと。

仮に、立花の家に転移する事になったとしよう。

けれど、俺は立花の家の位置は把握しているが、立花の家の構造まで把握しているわけではない。

するとどうなるか。

家の前に転移ならば別に問題ないが、家の中に転移しようとすると、何処に出るかが分からないのだ。

彼女の部屋かもしれないし、それ以外の部屋かもしれない。

なんなら風呂場に出て、「きゃー、総悟くんのエッチ!!」なんてこともあり得なくはないのだ。

やらないけど。

そう思うと、病院の時は運が良かった。

何度か行ったことのある病院だったのでトイレの位置も詳細に把握していたし、人目にもつくことが無かった。

 

何が言いたいかというと、公に使える移動手段は多いに越した事はないということだ。

もちろん、バイクはライドストライカーだ。

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

それはそれとして、新学期。

 

高校の入学式を経て、新たな学友達と、ちょっとこう、もう少し短くできないのかと言いたくなるような、我らが校長先生のありがたい話を聞き終えて一日を終えようとしている。

今更何も言うまい。

校長先生の話が長いのはいつものことだ。

だが、このいつものことをいつも通り受けられるということは幸せな事だとノイズ関連の

事件に関わって改めて実感した。

一時期はほぼ毎日あちこちでノイズが出現していて、守る対象は触れただけで一発アウト、という最悪な前提の上で、人々を守るのはストレスを感じられずにはいられなかった。

いくらオーマジオウの力でこちらは傷付かないとはいえ、他の人はそうはいかない。

 

だが、今はノイズの発生は落ち着いているおかげで幾ばくか余裕を持てる。

勿論、次の瞬間に何処かでノイズが再び大量発生する可能性がないわけではない。

だが、日本の謎の組織さんも馬鹿ではない。

あのライブ事件の後、彼らにも思うところがあったのか、ノイズへの対応は前とは天と地の差ほど違いがある。

 

警察官や自衛隊による避難誘導。

ノイズへの圧倒的弾幕による足止め、そしてトドメの風鳴翼の剣。

 

動員される人数が大幅に増えた。

これだけで、市民の避難するスピードは速くなる。

ノイズにはそもそも、銃弾や爆弾といった物理攻撃が一切効かないという馬鹿げた条件を突破しなければ打ち倒すことなど出来ない。

ぶっちゃけた話、対応策は風鳴翼やかつての天羽奏の様な装備か、オーマジオウによるゴリ押ししかない。

しかし、事実、彼女達はその馬鹿げた条件を突破している。

ならば、後は彼女達の装備を量産さえできればどうとでもなる。

まぁ、その量産が難しいのだろうけど。

 

それはそれ。

そこをなんとかして解決するのが、専門家の仕事だろう。

ダメです、できませんでした、で簡単に諦めてもらうわけにはいかない。

今すぐなんとかしろ、とまでは言わないが、後々はなんとかしてほしいものである。

こちらも人々を守るために行動するのは吝かではないが、あくまで個人での行動。

組織に属してルールなどに縛られて動けないのは勘弁だし、なにより仮面ライダーの力を軍事利用されてはたまったものではない。

俺に出来ることは、彼らの手に負えない範囲をカバーすることと、ノイズが現れないよう祈ることくらいである。

 

数年経ったとはいえ、オーマジオウの悪評が完全に消えたわけじゃない。

ノイズを倒しているのに人々から後ろ指を指されるのは、精神的に参ってしまう。

もっと、こう、どうにならないものか。

 

「まぁ飲めよ」

 

ごん、と、机の上に置かれた缶コーヒー。

机から顔を上げれば、入学初日ではあるのだがそれなりの友好的な関係を築けたクラスメイトの一人が。

ぽん、と、肩を叩かれる。

 

「なかなか、思うようにいかないもんな」

 

訳知り顔でうんうんと頷くクラスメイト君。

なんと、まぁ、そんなに思い詰めた顔をしていたつもりはなかったが、心配を掛けてしまっていたらしい。

すぐに顔に出るのもなんだし、もっとポーカーフェイスを心がけるべきだろうか。

 

「女子との会話って緊張するもんな」

 

やっぱり通じ合うのは難しいってことを改めて実感した。

無論、俺はそういった悩みで思い詰めた顔をしたわけではないけれど。

 

「で?」

 

「で?って言われても」

 

ギッ、と、音を立てながら前の席の椅子に座って背もたれに寄り掛かったクラスメイト君は、意図がわからない問を投げかけてきた。

入学初日である教室は、ホームルームも終わり、これからの新たな環境について語り合うクラスメイト達が作り出す喧騒で溢れている為、多分周りには聞こえてないはず。

周りに聞かれてしまっては、初日から不名誉な渾名を付けられてしまいそうだ。

 

「だから、好みの子だよ。どの子がタイプだ……?」

 

露骨には視線を向けず、恐らくは視界の端に映る女子の集団に意識だけを向ける。

器用なものだ。

まぁ高校という中学とは違った環境に入ったことで、周りにいる異性に興味が惹かれるのは別に悪くはないけれど。

 

「タイプ……好みのタイプかぁ」

 

今思うと、そういう事に意識を向けたことって今まで特に無かった。

別に女子に興味がないだとか、俺に見合うだけの子がいないとかそんな事ではなく、ただ単純に考えたことがなかった。

小学生の頃は周りの皆も意識していなかったし、中学生はノイズの対処で普通にそれどころではなかった。

何らかの事情が無い限りは一生に一度であろう華の高校生、二度と戻らない青春。

修行やその為の学習にその時間の大半を使ってしまうのは余りにも考えなし過ぎるか。

 

「考えたことなかったな」

 

これから色々と、考えてみよう。

 

「女子はいいぞぉ。俺たちには持ってないものを持ってるからな」

 

腕を組み、瞑目し、うんうんと頷くクラスメイト君。

 

「?」

 

確かに生物学上、男に無くて女には在るものが幾つか在る。そのまた逆も然り。

クラスメイト君は、子宮とかが欲しいのだろうか?

ふと口に出そうとした瞬間、ポケットからブーブーと振動が伝わってくる。

画面を開けばそこには立花の名前が。

 

「悪い、電話掛かってきちゃった」

 

「いやいやなんの、気にせんでくれ……差し支えなければ、誰から?」

 

「中学の友達」

 

「男?」

 

「いや、女子」

 

クラスメイト君がクワッ、と目が見開いたのは多分気のせいじゃない。

 

―――――――――――――――――――

 

立花からの用件は、風鳴翼のCDを買いに行かないか、というものだった。

今のご時世、わざわざ店に行きCDを買わずとも端末でボタン一つで簡単に曲を買うことが出来る。

ダウンロードが主流となっている今、CDを買う者は少ない。

差別化を図る為にも、CD側には特典の充実度がダウンロード版よりも比較的良い場合が多い。

今回もその例だ。

折角のお誘いだし行こうとは思ったのだが、彼女の行こうとしている販売店が少々場所が遠かった。

ただ遠いだけなら別に問題ないが、今回は人気アーティストである風鳴翼のCDなので、早めにいかなければもしかしたら売り切れてしまう可能性がある。

そうなってしまった場合、彼女に申し訳ない。

なので、立花には先に行ってもらう事に。

最悪、俺の分は別に売り切れていても構わない。

 

「? どしたの?」

 

「あー……いや、常磐って凄いなって」

 

「バイクのこと? 俺たちの歳でもバイクの免許なら取れるよ。親の許可が必要だけど」

 

ライドストライカーは何処にも売ってないけれど。

そもそも、実は教習所に通ってるだけで免許はまだ取れてないのは内緒の話。

その事にクラスメイト君は気付いていないのか、ライドストライカーをマジマジと見つめている。

 

「カッコイイなぁ。俺もバイク、頑張って買おうかな……」

 

考える人のポーズをとってうんうん唸るクラスメイト君。

バイクというものは車と同じ乗り物なので決して安い買い物ではなく、簡単に手を出せるものでもない。

車ほどではないが、免許を取るにしても、取った後にバイクを買う事になったとしても子供ではなかなか手の出しづらい金額が必要となってくる。

お小遣いを貯めて買う、なんてレベルの金額ではないので必然的にバイトをしなければいけなくなる。

そういった面から、親との相談は必須だ。

大富豪のご家庭で、百万円ポンとくれるのなら話は別だが。

バイクに興味を持ってくれるのは非常に嬉しいし、是非ともこの魅力の沼にどっぷりとハマって欲しいところではあるが。

………………うん。

 

「応援はするけど、親とはよく話してね」

 

「うむ、説得は任されよ!」

 

明るく笑い、振り返りながらぐっ、と、元気よくサムズアップで返してくるクラスメイト君。

オーケー! と言わんばかりの元気はいいのだが、後ろ歩きのまま足元の小石を踏み、バランスを崩して転けそうになってしまった。

こういう部分が、おっちょこちょいなのだろう。

なんとかバランスを戻そうとして、今度は電柱にぶつかってしまっていた。

 

涙目でへーきへーき! なんて言ってるから、多分痛いけどそう思われたくない、なんていう年頃なのだろう。

心配し過ぎてもあれなので、手を振って見送る事にした。

 

―――――――――――――――――――

 

感覚が研ぎ澄まされる。

今まで何度もあった、ノイズどもが活動を開始した時の感覚。

最近はあまり感じることのなかった感覚だが……。

思ったより近い。

 

「…………ッ!?」

 

いきなりライドストライカーのスピードを上げて前方の車両をすり抜けて行ったので、運転手を驚かせてしまった。

 

「ごめん、でも、これは見過ごせない」

 

ノイズの場所を急いで特定し、スピードを更に上げて、腰にベルトを出現させながら、車と車の間をすり抜けていく。

ノイズは……ここからなら走るよりまだバイクの方が早い、という微妙な位置。

それも、反応が徐々に移動している。

そのまま脇道へ入って近道。

周囲に人がいない事を確認して、変身。

周囲の監視カメラは、申し訳ないがジャミングを仕掛けさせてもらおう。

万が一にも映るわけにはいかない。

 

しかし平穏だなんて言った矢先にこれだ。

自然発生か、または人為的か。

どちらにせよ、ノイズが現れた事に違いはない。

この方向は、立花と合流する予定であったCD販売店の近くだ。

立花が巻き込まれる可能性は大いにある……。

再び、彼女をあんな目に遭わせるわけにはいかない。

 

―――――――――――――――――――

 

コンクリートが砕け、破片が辺りに飛び散る。

月が顔を出し始めた夜に、日常では聞くことのない音と()()がその周辺に響き渡る。

 

その音色を奏でているのは、一人の少女。

彼女を囲むのは大小、多数の特異災害。

新聞や教科書、本など様々な媒体で一度は見たことのあるノイズそのものだ。

カエル型のノイズもいれば人型、鳥型と多くの姿と多くの種類がその場に存在している。

姿が異なれば、当然攻撃方法は異なってくる。

カエル型はその身体を活かして地上から、鳥型は空から強襲といった風にバリエーションがある。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 

もっとも、色鮮やかな鎧を身につけた少女にその違いなどに意識している余裕はない。

オレンジ、黄色、白といった色をメインにした、何処か天羽奏の纏っていた鎧を連想させるソレを纏った少女は、迷子になった幼子を抱えながらノイズから逃げ回っていた。

明らかにその状態に慣れていない動きで、あちこちに走り回り、時にはその場から跳躍する。

しかし、跳躍の力を調節できていないのか度々壁に衝突する羽目になっていた。

それでも、幼子に衝撃がいかないよう必死に抱えているのは彼女の意地故か。

しかし、襲いかかるノイズの集団には、その不慣れさを慮る理由も無い。

 

「う、うわうわわわわわ!」

 

しゃがみ込んでいたオレンジの少女──立花響が、ノイズののしかかりを避けながら建物から再び跳躍する。

人間ではあり得ないその驚くべき跳躍力は、着地にも勿論適応される。

軽く十メートルはあろう建物の屋上から飛び降り、幼子を抱えたまま、彼女は無傷で地上へと着地する事に成功した。

 

「な、なにこれ!?」

 

驚きを隠せない声。

驚き、自分の身に起きた謎の事象による困惑。

何が起きているのか全く理解できないが故の焦り。

同時に、その手の幼子を守らねばという感情。

幼子にとって、今頼れるのは自分だけと言い聞かせて己を奮い立たせる。

しかし、どうすればいいかが彼女には分からない。

 

困惑。

胸の内からは何故か()が浮かび上がってくる。

それによって、力が高まっていくのもなんとなくではあるが理解できる。

しかし、その力をどのようにして解放すればいいのかが分からないのだ。

 

(どうしよう、どうしよう、どうしよう!)

 

後退る。

何か考えがあっての行動ではない。

ただ、迫る災害から生き残る為の生存本能に突き動かされて。

だが、ノイズはお構いなしに確実に距離を詰めていく。

 

「?!」

 

直後、ノイズが、唐突に爆発四散した。

そのまま暴風が吹き荒れる。

ノイズが自ら爆発したわけでも、立花響による攻撃によって爆発したわけでもない。

その場にいない第三者からの攻撃。

それは周囲のノイズへと拡散していき、連鎖的に爆発。

この光景を、彼女は知っている。

はっきりと覚えているわけじゃないが、圧倒的なソレは記憶に刻み込まれている。

 

ぶるん、ぶるん、とエンジンの音を立てながら、ソレは姿を現した。

過去に一度、あの事件の折にその姿が公になったそれは今では誰もが知っている存在。

 

「まったく、がむしゃらに逃げられると追いかけるのも一苦労だよ」

 

見たことのないバイクに跨がり、背中には時計の長短針を模したプレートによって構成される大時計がマントの様に揺れている。

真っ赤に輝くその瞳に位置するライダーの文字が、立花の方へ向けられる。

 

「ギリギリセーフかな」

 

爆発によって周囲は未だに燃えており、彼女が抱えている幼子はその光景に当然ながら怯えている。

 

「助けに来たよ」

 

魔王、オーマジオウ。

あの事件の元凶とされている存在。

その声は、魔王という名とは裏腹に気さくで。

しかし、彼女にとっては、どこかで聞いたことのあるような声な気がした。

 

 

 

 

 




翼さんもここはバイクで現れるし、ライダーなのでは?
投稿もギリギリセーフ
本当はクリスの誕生日に投稿したかったけど、まだクリス出てないし別いっかなって()
では軽くキャラ達の解説を

◯ン我が魔王
まだ免許持ってないくせにバイクで学校通ってるいけない子
勿論学校には申請していない
ホントはビッキー達と一緒にリディアンに通おうと思ってたけど、男だからリディアンに入らないよね?ってことで一人寂しく地元の高校へ
ノイズ最近減って平穏だと思いきや、全然そんなことなかったの巻
ノイズの感知は多分アギトの超能力的なやつで感知してる
ついでに監視カメラにも映らない、アギトって便利
転移もいいけど、やっぱバイクに乗ってこそのライダーでしょう!
バイク乗って駆けつけてほらほらあくしろよ

◯ビッキー
CD買いに行こうとしたらノイズに巻き込まれてしまった可哀想な子
実は原作とは少し違く、流れで言うと
ノイズ発生→みんな避難→幼女迷子→ほっとけないので助けに→ノイズから逃げるためにシェルターから離れてしまう
って感じ
あの逃げるビッキー、見直してたらなんかめちゃんこ可愛い気がしたんだけど、わかる?

ちなみに、余りイジメを受けなかったので精神ダメージは少なめ
周りがビッキーの物を隠そうとしたら何故か隠そうとした子の物が隠される、机に落書きしようとしたら自分の机に落書きしてた、ゴミなどを投げつけたら何故か跳ね返ってきた、上履きをカッターで刻もうとしたら自分のを刻んでた、などの怪奇現象が起きた為イジメは無くなったそうな
怖いね


ようやく本編始められました!
長かった!
いや、俺のせいだけど
原作に沿っていくのか、オリジナルをやるのかは内緒
多分オーマジオウは暴れちゃう
むしろ暴れない方が不自然なのでは?
オーマジオウとシンフォギアを書きたいがために書き始めたこの作品、ようやくちゃんとしたスタートを切れて一安心
あとは完結目指して突っ走るだけ

年末は忙しくて辛い
今年は大晦日まで仕事だからいつも以上に辛い
去年は休みだったのに、何故今年だけ営業するんじゃ
いいんだ、皆んなのご馳走様と笑顔が何よりの幸せだから……
嘘です
休みください社長!

新年は休みもらえたので、多分早く書けると思いますが、そんかこんなのフリーダムな作品ですが、それでもよければお待ち下さい

良いお年を


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