転生先は…えっDQⅦですか!?   作:三麟

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第22話ですっお楽しみに!

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うれしいです!うれしいです!…大事なことなので二回言いました

ありがとうございました
コレからも、ぜひよろしくお願いします。


第21話

 

 パミラさんから薬を受け取り、無事にグリンフレークにたどり着くとペペさんの父親が待っていました

 

「おお、みなさんよくぞお戻りになられました、何となく今日皆さんが来る気がしましてな…

もしやぺぺの薬がもう手に入ったのですかな?」

 

「はい、エンゴウのパミラと言う有名な薬師の調合した秘薬です、恐らく効くはずなのですが…」

 

「そうでしたか!儂はこのことを皆に知らせてきますので、みなさんは早くペペの元に」

 

ーーーー

 

 ペペさんの家に着くと、ペペさんの弟の…たしかポルタ…さんでしたっけ?

がペペさんの傍らに座っていました

 

「ああ、みなさんお待ちしていました。しかし色々な薬を試しましたが効きませんでしたよ?」

 

 そういっているうちに庭師のおじいさんがポルックさんやリンダさんをつれて戻ってきました

 

「ああもう着いていましたか、さあ早くぺぺにその薬を!」

 

「ええ、私からもお願いします、早くその薬をぺぺに!」

 

 そんな声に押されて、アルスさんがそっと口の中にパミラさんの秘薬を入れると…

 

「ううっ……体が…」

 

 そう呻きながら少しずつ固まっていた体をペペさんが動かしていきます。

 

「おおっ奇跡だ!」「兄さん!目が覚めたんだね!」「ねえペペ、わたしよリンダ、分かる?」

 

 突然たくさんの人に話しかけられたペペさんはビックリしたように目をぱちくりさせると、

リンダさんのほうに向き、ぼんやりと

 

「ああ、リンダ…無事だったんだね」

 

 と呟きました。

 

「ううん、ちがうの一度みんな石になっちゃたのよ」

 

「そして、このアルスさん達が元に戻してくれたんじゃが…なぜかお前だけもとに戻らんかったんじゃ」

 

 そのことを聞くとやはりぼんやりとした表情で

 

「そうだったんですか…ありがとうございました。すっかりお世話になりまして…」

 

 そう言っているといつの間にか来ていたアホなお坊ちゃんが

 

「まったく、はた迷惑なヤツだよ寝てるあいだじゅうリンダを独占してたんだから、

まあ目が覚めたおかげでリンダが元気になったんだから取りあえずペペに感謝って所かな?」

 

 なんてへらへら言っています…あーこういう人ほんっと私嫌いなんですよね…

 

「そうだ、父さんペペの快気祝いに今夜宴を開こう!」

 

「おお、それはいい!ぜひアルスさん達も参加してくだされ、儂はこれから宴の準備をするので館でお待ちになっていてくだされ」

 

ーーーーーー

 

「用意が整いましたのでハーブ園の方におこしになってください」

 

 そう言うのはあの悪女風のカヤというメイドさんです

 

「お料理は私が腕によりをかけて作りましたのでたくさん食べてくださいね?」

 

 有能なんですけどね…

 

「オイラあのねーちゃんの料理楽しみだぞっ!」

 

「そうだな!あの人の料理昼飯もおいしかったしな」

 

「ま、そうね取りあえず楽しみましょう」

 

「そうだね、ぺぺさんの具合も気になるし」

 

 そんなことを話しながらハーブ園を訪れるとおそらく町中の人が集まって料理をつついています

 

「なあリンっ食べてきてもいいのか?」

 

「ええ、ただしフォークとナイフを使うようにしてくださいね?」

 

 それを聞くとすこしめんどくさそうにしていましたが、「分かった」と言い残してさっさと食べにいってしまいました。

 

「まあ、とりあえずあそこにいるポルックさんにでも話を聞こうぜ」

 

ーーー

 

「おお、リンさんたのしんでおられますかな?」

 

「ええ、お料理もとてもおいしいですし、ハーブも美しいと思います」

 

 だいぶ赤い顔になったポルックさんに捕まりました

 

「そうでしょう?儂の自慢の庭ですからな!」

 

「そうですか…ところで当のぺぺさんの姿が見えませんが…」

 

「おや?そういえば…そうですな、まあきっとその辺りにいるでしょう!はっはっはっ」

 

 チッ酔ってやがる……おっとそんなことよりぺぺさん、ぺぺさん…

 

「では、私はこのあたりで……」

 

 どーこ、行っちゃいましたかね?

 

ーーーー

 

「ねえリンあそこにぺぺさんとあれは?…カヤ…だっけ?」

 

「ええ、そうですよアルスさん、メイドのカヤさんです」

 

 ハーブ園から少し離れたところで二人を見つけました…何か言い争っていますね、

 

「だから言ってるだろそんなことできないって!」

 

「だいじょうぶよ、きっとうまく行くわあなたにはハーブがあるじゃない」

 

「だとしてもリンダと駆け落ちなんてできないよ、

残された父さんとポルタがどんな目で見られるか分かるだろ?」

 

「リンダと一緒になれるのよ!のこされた家族のことなんてどうでもいいじゃない!

私はただイワン様の元で普通にメイドを続けたいだけなのよ!

あなたはリンダがイワンと結婚してもいいの!?」

 

「………ふんっ僕は駆け落ちなんて身勝手なことはしないさ。」

 

 そう言い残してペペはこっちに…へ!?

 

「は、はやく隠れてください!こっちに来ます!」

 

「わ、わかったよ」

 

 ちなみに今ここには私とアルスさんしかいません、ガボさんはずっと食事していて動きませんでしたし、マリベルさんはめんどくさいの一言で却下され、キーファさんは町の婚活中の女の子に捕まっていました

 

 森の中なので隠れるとこくらいたくさんありました、

 

 …………ふうっ

 

「やりすごせましたね」「うん」

 

 そう安堵していると…

 

「どうしたんですか?みなさんこんなところで…」

 

 う、後ろからカヤさんが…しまった、やってしまった

 

「もしや料理が口に合いませんでしたか?」

 

「い、いえとてもおいしかったですよ!?」

 

 そういうと、ひじょーに邪悪な顔でにやりと笑うと、

 

「…では、そろそろ毒の効いてくる頃ですね」

 

 …は?

 

「ふふっ冗談ですよ…でも、本当にそうしたら善かったかもしれませんね…そうすればずっとイワン様を独り占めできるから…」

 

「そうでしたか…」

 

ーーーー

 

 カヤさんと一緒にハーブ園に戻ると、ポロックさんが駆け寄ってきます。

 

「ああ、アルスさんとリンさんそれにカヤも、ペペを見ませんでしたかな?コレから重大な発表をするというのに……」

 

 そこまで言い終わったところで

 

 ーーー突然雨が降り始めました。

 

「えっまさか灰色の雨?」

 

 そんな誰かの呟きによって町は大混乱に包まれた。

 

「早く屋内へ!」「石になるぞ!」

 

 そして、残ったのは私たちとカヤさんだけだった、

 

「全く、せっかくの料理が台無しね」

 

「ああ、そうだな」

 

 ガボさんは相も変わらず食べ続けようとしましたが、マリベルさんに止められました

 

「あーあ、嫌になっちゃいますね」

 

「そうね、全くだわ」

 

 ぬれねずみになりながら、ふと町の入り口に目を向けると、旅支度をしたペペさんがいました

 

「…みなさんにはお世話になりましたから、一応挨拶はしておこうと思いまして」

 

「この町をでていかれるんですね?」

 

「ええ、夢だった自分のハーブ園を作ろうと思います」

 

 そんな風に大きな荷物をしょったペペさんはいいました

 

「リンダのことはどうするのよ…」

 

「そうだぜ、いまならまだ間に合う、ポルックさんに話してみろよ、きっと分かってくれるぜ」

 

 キーファさんとマリベルさんがいいますが、ペペさんはくびをふりながら、

 

「いや、もういいんだ、僕は要領が悪すぎたんだ…」

 

 そう言い残して旅立ってしまいました…

 

ーーーーー

 

 ▽そして夜があけた!

 

ーーーーー

 

 町をペペさんが出て行ったことは一晩のうちに知れ渡り、多くの人が悲しんだようです

特にリンダさんが…

 

 そして、わたしたちも朝早くポルックさんとイワンさんに見送られて、出発しようとしていました。

 

「みなさんにはお世話になりました。ぜひまた訪れてください」

 

 そんなことを言うポルックさんに別れを告げて屋敷を出ると、

 

「もう出発ですか?」

 

 と後ろからカヤさんが追いかけてきました。

 

「あれ?なんでそんな格好しているんですか?」

 

 そんなことをアルスさんが聞くのも当然ですね。

なぜなら、やけに大きな荷物をしょってメイド服の上からコートを羽織っていたのですから

 

「私は一生イワン様に仕えるつもりでしたが、昨夜一晩、これからイワン様とあのリンダが結婚してずっと一緒にいると考えてたらなんだか悲しくなりましてね、いっそ旅にでも出ようかと思っていたんですよ。」

 

「もしかしてそれって」

 

 大分困惑したようにマリベルさんが聞き返すと、

 

「ええ、もしよかったら私もあなた達の旅につれていってくれませんか?もう辞表も出してしまいましたし」

 

「…だそうですがどうするんですか?」

 

「これからよろしくなカヤ」

 

「ええ!ガボさんどうしたんですか?」

 

「なんとなくわりいヤツじゃなさそうだし、いいんじゃねえか?」

 

「そうね、私もいいわよ」「おれもだ」

 

 マリベルさんもキーファさんもですか…

 

「アルスさんはどうですか?」

 

「…うん、これからよろしくねカヤ」

 

「………!……はい!!よろしくおねがいします!」

 

 

 

 

 




すみません、ついついもういちどプレイしてたらカヤがかわいく思えちゃったんです!

…まあ、なにはともあれカヤさん加入です。原作崩壊…なんですかね?

次回はついに種泥棒のお話ですね!
おたのしみにっ!
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