いやーまさか三日坊主が服を着たような私がこんなに長く書いていられることが奇跡ですね!
船で元ユバール休息地から戻ってくると、マリベルさんとカヤさんが待ち受けていました
「いったい…どこに行ってたのよ!」
開口一番にマリベルさんがアルスさんに半泣きで聞き始めました
ああ…一言言ってから行けばよかったですね……
「ああ、ごめんね…まだ大分落ち着くまでかかりそうだったから二人で新しい大陸に行ってきたんだ」
「そんなの分かってるわよ!
……アルスまでいなくなっちゃたのかと思って…心配したのよ…」
そういってアルスさんに抱きついたまま静かに泣き始めました
…なんと言うかうん、悪いことをしましたね
しかしなんでか、胸が締め付けられるような気がしますが…気のせいですかね?
「しかしまあ…こんなところでもなんです、一旦アミット邸にもどりませんか?
ここは寒いですし、ね?」
そんなカヤさんの言葉でマリベルさんはカヤさんとともにアミット邸に戻って行きました
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ーーーーー次の日…
たずねたアミット邸では既にキーファさんがいなくなったことが伝わっていたようでアミットさんがかなりあたふたしていました
…まあ小さい島ですからね、話しが伝わるのも早い訳です…
「なあマリベル…また冒険に行くのか?」
「ええそうよ、かわいい子には旅をさせろって言うでしょ?」
「それはそうだが……お前は戻ってきてくれるよな?」
「…もちろんよ、私の家はここだもの…じゃあ行ってくるわね」
そういって家を出たマリベルさんとカヤさん、そして途中の森の中で合流したガボさんをつれて名も無き遺跡に向かいました
ーーーーー
ふうっここにたずねてくるのもかなり久しぶりですね…
旅に仲間に加わってからはカジノにもなかなか来れませんでしたし
旅の扉特有の浮遊感を通り過ぎると、結構見慣れた風景が広がっていました
「さて、着いた訳だけど…とりあえずあそこの宿屋に行ってみようか」
「そうだなっ、とりあえずメシ食いたいぞ」
「まだ朝でしょガボ、我慢しなさい」
「ははは!まあいいですから行きましょうよ」
そんな話しをしながら通いなれてしまった宿屋に向かいます
「ええっと、とりあえず一泊5人で、二部屋お願いします」
そういってアルスさんがお金を払い、一泊して情報を集めることにしました
「…とは言ってみたものの、どうすればいいのかな」
「う〜んそうね、一旦分かれますか?」
「まっ、それが良さそうね」
そういって夕方までこのあたりの情報を集めることになりました
えっ?私ですか?ふ、ふふ、ふふふふっ呪われし課金卿(前世)の血がうずいてしまいましてね…
急いで変装(長めのローブとフードを被る)して井戸の中にいそいそと潜り込み…
絶賛ラッキーパネル中です!!もう誰にも私を止められません!
「まったく、最近顔を見せないと思ったらこんな大所帯で旅をしてたとはな」
ここ5年ほぼ毎週時間があれば通っていたことですっかり顔なじみになったポーカーテーブルのバーテンがぼやきます
「……確かにここ半年くらい顔出してませんでしたからな」
「まっ、つきのよさと感のよさは変わってないみたいだけどな」
相も変わらず稼がせていただいております
この体の記憶力でごり押ししてますがね、スペックが高くてすばらしい!
そんなこんなでラッキーパネルをしたり換金したり使えそうな装備を集めたり、バーテンの人と会話をしたり…
あっという間に時間は過ぎて行き…
「おや、もう夕方ですか早く上に戻らねば…」
「あれ?もう行くのかい?いつもより早いじゃないか」
「ですが、上に泊まっているので多分明日も来ますぞ?」
「ははは、お手柔らかに頼むよ」
そういって井戸の中のカジノを後にし、集合場所の酒場に向かいます
「そうだ、オレは勇者になるのが夢なんだ!」
なんて事をいい年した顔色の悪いおっさんが言い残して私と入れ違いにアルスさん達のテーブルを立ちます
「今の人はどなたですかな?」
「コルネリっていう戦士の人…この辺りにダーマ神殿って言う『職』?を授かる場所があるらしいんだけど、そこに向かうために来たらしいわよ」
「まあ、勇者って言う柄じゃなさそうですけど」
うわーカヤの姐さんきっついこと言いますな〜
「で、その神殿に向かうことになったんですな?」
「ま、まあそうだけど…どうしたのその口調?」
えっ………あっ!
「な、な、なんでもないです!きき、気にしないでください!」
そのあとさんざんからかわれましたが(主にマリベルさんとガボさん)
うまいこと強力な装備を手に入れたのでごまかせました…
……やれやれだぜ…ふうっ
これで第三十話まで到達いたしました!
今までのみなさんの熱い(?)声援とたくさんのお気に入り登録、
そしてちょっと少なめの評価(…)によりがんばって来られました!
これからもがんばって行きますのでよろしくお願いいたします