ついになんと評価の欄に色がついたのです!青とか緑じゃなくなんとオレンジ!
ありがとうございます!こんな小説ですがこれからもよろしくお願いします
吹きだまりの町から正気を取り戻したザジさんを連れて岩肌の村に戻ってきました
「…よし、では作戦会議を始めるぞ」
取った宿に着くとすぐに全員を部屋に招集したカシムさんが神妙な顔で話し始めます
「おそらく、裏切り者の神官どもがすでに魔物に大神官を俺達が助け出したことを連絡しているはずだ
もし俺達が洞窟から潜入したことがばれたら、洗いざらい魂砕きの挑戦者を洗われて見つかる可能性が高い
よって、明日の西の洞窟からの神殿への潜入は今日の夜と朝方の二回に分けて行うことにした…恐らく人目も無いだろう、潜入したあとは俺と大神官とフーラルが神殿騎士を集めて襲撃の準備をする、アルス達にはいざという時のために見せ物として魔物達の闘技場に行ってもらうことになるが…」
「わかりました」
「任せてください」
私とアルスさんが返事をするのにうなずき
「なるべくばれんようにな、というかばれるな」
「…それで姉さんはどうなるんだよ」
ずっと黙っていたザジさんがカシムさんに聞きますが
「…ネリスは恐らく魔物に連れて行かれているはずだ…あの肉塊の魔物だった偽のネリスが言っていたからな」
そんなことがあったんですか、私が大神官と話している間だったんでしょうか?
「まあ、そう言う訳だ俺とフーラル、大神官はいまから西の洞窟に潜る、アルス達は翌朝早くに潜ってくれ」
「…お気をつけて」
「ははっ!わかってるさ」
快活な笑いを室内に残してカシムさんはフーラルさんとフォズ大神官をつれて出発して行きました
「…さて、私たちも仮眠を取りましょうかね」
「ええ、そういたしましょうかね」
「オイラ、もうねむいぞ」
「………」
まあ、ピエールが無口なのは前からとして、みなさんもここ何日か移動続きだったので疲れていたようです
その晩はほとんど全員が私含めすぐに眠ってしまいました
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▽そして夜があけた!
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まだほとんどの人間が眠っているような朝早く…だいたい三時半くらいですかね…
「……あっ、開いた」
洞窟の扉はしっかりと閉じられているように見えましたがあっさりとアルスさんの手によりあけられました
「カシム達は無事に見つからず入れたみたいね」
「まあ、あんな夜中にいったんですから当然でしょう」
一列になって警戒しながら階段を上って行くと巨大な月のような物体が浮かんでいる祭壇がありました
「な、なんですかこれ…」
「さ、さあ…何となく危険じゃない気はするけど…」
「そんな戸惑ってねえで、さわればいいんだよ」
動揺する私たちを後ろにガボさんはさっさと祭壇を駆け上ると、立ち止まりました
何かやはりあったのか!と武器を構えた私たちに向かって晴れ晴れとした顔で
「…だいじょうぶだぞ…なんかチカラがもどってきたみてえだ」
「ほ、ほんと?」
そう言いながらマリベルさんも祭壇に登るとホッとした表情で
「…うん、いつもの不思議なチカラが戻ってきた感じがするわ」
と呟いたそれを聞くとカヤさんやアルスさん、私とピエール、みんな次々に祭壇に登りました
…あぁ〜なんだか久しぶりにお風呂に入ったようなすっきりとした感じがしますねぇ〜
いままでどれだけ大きな物を奪われていたのかよくわかります、職業を極めたことによるステータスの上昇も確認できますね…筋力とかMPとか心なしか肌にも張りが戻るような気がしますね、そんな年じゃないんですけど
「さて力も取り戻したことですし」
「ええ、こんなことをした奴は一発なぐってやらなくちゃあ気が済まないわね」
おお、怖いですねぇ
…ま、私もおんなじこと考えてましたが
そんなノリノリな私たちの前には洞窟の魔物など敵ではなく空飛ぶ鉄球も豚面の悪魔も片っ端からなぎ倒されるだけでしたとさ
ざんねん!アントリア登場までイケナカッター(総統閣下風)
…次回は闘技場編です、みなさんの好きな戦闘シーンですよー
リンちゃん無双はじまるよ〜ん!