別に只の移動回なので「クロス?読んでられるか!」という方は明日までお待ちください(スミマセン汗
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あのあと盛大な見送りをフォズ大神官やカシムさん、ネリスさんとカヤさんから受けて、
私たちは元の世界…名も無き遺跡に戻るため、旅の扉を目指して島を北上していました
「今回の冒険は長かったわね〜」
「ほんとだな!いろいろあってだいたい……」
「三週間位ですかね?」
「…今回は死にかけることが異様に多かったですね」
「はは…気をつけてよ?」
「わかってますよ」
そんな会話をしながら夕方の森のなか、野営のためのテントを作る準備をしていると
ブォン
という転移したような音がテントの裏の森の中から聞こえてきました
「な、なにかしら?」
「さ、さあ?私に聞かれても…」
「…転移…ですかね?」
そんなことをこそこそと話していると…
「う〜ん、ここどこかしら、魔王城に戻ったはずなんだけど…はやく戻ってハドラー様に会いたい…」
こ、声が聞こえてきた!魔物じゃなかったのはよかったんですけど…
「あら?誰かいるの?」
そういって木々の間からきれいな女性が出てきました
「こ、こんにちは、旅の方ですか?」
「え?(あれ?魔王城じゃないのはわかったんだけど…なんでこんな所に若い人間が?)」
戸惑っているようですが…まさか
「もしかして、転移に失敗したとかですか?」
ルーラという呪文自体はおぼえることが簡単なんですけど、転移先をしっかり思い描いていなかったり体力がぎりぎりで集中できていない時だと失敗するらしい…ってパミラさんが言ってましたね
「ええ、そうみたいね…(どこなのか分からないけど二度とこられないかもしれないし、ハドラー様に何か手土産でも仕入れてから帰りたいわね)」
「夜の森は危ないですしここに一晩泊まって行きませんか?まだまだ食料もありますし」
「そうですね、今日の朝出発したばかりなのでもらったものもまだまだ余ってますしね」
「あらそう?私はジゼルよ、料理は得意だし手伝わせてもらうわね?」
そして夕飯のための料理を作り始めたのですが…
「すさまじく手際がいいですね」
「そうかしら?」
カヤさんに勝るとも劣らないほどの腕前ですね、得意というだけあります…わたしですか?完敗に決まってるじゃないですか!普通の食事が作れるくらいですよ
用意も終わり、たき火を囲みながら夕食を食べました
「へえ…世界を取り戻すための旅かぁ…(まさか別の世界だったとは予想外ね)」
「ええ、ようやくこの世界での旅も終わったので元の世界に帰る途中だったんですよ」
そんなことを話しているとガボさんがふと思いついたように
「しっかしめずらしいな!」
「なにがよ」
「ほら!こっちの世界で旅をしてる人なんておいら達以外あったことなかっただろ?」
「…そういえばそうですね」
「まあ、こっちの世界だと何かしら重大な問題があることばっかりだったし魔物も出るしね」
「そうですか?私としてはまだ結構若いのにそんな危険な旅をしているアルスさんたちの方がおどろきだけど」
そういうと良いことを思いついたという顔で
「ねえ、やっぱり旅をしてるってことは何かしら戦うこともあるって事よね」
「え?そうですけど」
「私と戦ってみない?これでもかなり強いのよ?」
……えぇ〜実は気がつかない振りをしていましたが…このひとかなり強い気がするんですよね…
大まかに言うとアントリアとかフォズ大神官とかその他諸々をぶっちぎるくらい
「う〜んそうですね…僕らの中で一番強いのはリンですけど…」
げぇ!なんでこっちに話題をふるんですか!
「あ!やっぱりそうなんだ、そんな気はしてたのよね」
「ま、まあ今日はもう遅いですしまた明日ということで…ね?」
そんなこんなで歩きづめだったおかげで疲れていたアルスさん達もあっさり眠ってしまいました
ああ、明日がこなければいいのに
ーーーーー
▽そして夜があけた!
ーーーーー
結局朝イチで戦うことになってしまいました、ちくせう
しっかし昨日も思いましたが構える姿に隙がありません、熟練の武闘家か何かですかね…まあアルスさん達もいませんし本気でやれます
「よしっ、バイキルトのピオラ、スカラにマジックバリアも二重がけしたし!いきますよ〜」
「いいわよ、さあかかってきなさい!」
では胸を借りる気持ちで…
「『魔力集中』……いきます!『バギムーチョ』!!」
私の使える最強の呪文をジゼルさんめがけて解き放ち、間髪入れずにマヒャドを両手から叩き込み動きを止めて、まるで弾幕のようにメラミとドルマを連発します、地面が大きく削れてかなりの土煙が上がっていますが…これで倒せなかったらまずいですね…
「いったいですよ!驚きましたわ、まさかあなたみたいな若い子がこんな大魔法を連発できるなんてね」
着ていた服が破れて所々血が出ていますがまだまだ元気そうです
「じゃあこんどは私からいくわね『トベルーラ』!」
一気に低空飛行で距離をつめてきます、何なんですかあの早さは!
「そうはさせません!『凍てつく波動』!『トベルーラ』!」
フォズ大神官直伝の凍てつく波動で突然魔法のチカラを断ち切られ、地面に落下している所で大急ぎで距離を取り直します……魔法使いは距離が命です!
「近づかせません!『ヒャド』『ヒャド』『ヒャド』『ヒャド』!くらいなさい!『アイス』『ゲートオブバビロン』!」
体制を立て直しながら走ってくるゼジルさんめがけて空中に浮かべたヒャドを叩き込みますが…
「はっ!たっ!」
走りながらふってくる氷の槍を叩き折って直進してきます…えぇ〜なんですかその正面突破法は!
「くっ!『とべるーr「おそいわよ!『ハートブレイク』っ」」
呪文の詠唱よりも早く心臓のある場所上からかなりの打撃が襲ってくる…と思いましたが、その程度予想通りです!
「甘いのはそっちですよ」
ギイィィン
という音とともに距離をつめてきた勢いもろとも吹き飛んで行きます…あっぶな!アタックカンタが無ければ一発でKOでしたね
「…う〜ん、あなた強いわねうちの軍に欲しいくらいよ、もしかしてマトリフのじいさんよりも強いんじゃないかしら?」
「ふふふ、お誉めにあずかり光栄ですが…まだまだいきますよ!」
「ええ、私も少し本気でいくわよ!」
そう叫ぶと右手からバチバチと音がし始め…
「これならどう?『ライデイン』」
眩しい光とともに青と黄色の稲妻が襲いかかってきます、トベルーラを起動させていないままではかわせませんね、なら!
「ええい!『ドルクマ』!」
魔法だけなら負けませんよ!
私の手からも放たれた黒と紫の光がゼジルさんと私の間でぶつかり拮抗し、打ち消されました
「…ふうっ、魔法だけなら勝てないわね」
「そうですか?まだまだ本気を出していないような気が大いにするんですが…」
そう私が言うと突然空気が変わり…
「じゃあ私の実力の一端を見せてあげるわ………」
一気に集中しだしました…や、やばい、何なんですかあの魔力は!
「何としてでも止めないとまずいですね……」
私も準備して置き…
はなつ!
「『ジゴ……スパーク』!!」
「ば『バギムーチョ(収束)』!」
体全体から押しつぶすようなプレッシャーを放ちながら
まさに地獄の雷としか言えないような魔力の流れがぶつかってきます…私が一点集中で、今放てる全力で放ったバギムーチョでも止められず、威力を弱めるにとどまりました
「う、ううっ…さすがですね……勝てる気がしません…MPも切れましたし」
そりゃあ準備やら攻撃やらであんなに魔法連発したら足りなくなりますよね…これでもMP量は世界屈指だとおもうんですがね!
「あら?そう残念ね、私もそろそろ帰らなくちゃだし…楽しかったわ!ありがとうね」
そう言うとルーラを発動させて帰って行ってしまいました…なんか嵐みたいな人でしたね…私もアルスさん達に早く追いつかなくちゃいけないですね、しかし…素手で魔法ってくだけるんですね
そんなことを考えながら急いでアルスさん達をあるいて追いかける私でした
祝!初クロス!
今後もドンドン募集しますので「自分の作品のチートキャラ(でなくてもいいですが)を出したい!」
という方は感想の方からおしえてくださーい!