どうぞおたのしみください。
長野の山奥のこたつの中からお送りします。
エンゴウの村を出てから3日ほどがたちました。
いま、私はどこにいるでしょう?
その答えはー……フィシュベルのアルス君の家の前でした!
「ここが…ですか」
「うん、早く入ろう。ただいまー」
あ、ちなみにキーファ君とは遺跡で、マリベルさんとはいまさっき分かれました。
…なぜアルス君の家の前にいるかというと、
…ズバリ!家が無かったからです!いやーうっかりしてましたね!
「いや、まあ家はありませんでしたが、その事を忘れているとは…うまく行かないもんですね。」
「なにしてるの?はやくおいでよ」
さて、ではいきますか…
side out…
sideマーレ
まったくアルスもなにをやってるんだか。
王子と嬢ちゃんをつれて、毎日毎日どこに行ってるんだかねえ
「ただいまー」
おや噂をすればだね。
「おかえりアルス「なにしてるの?はやくおいでよ」ん?だれかいるのかい?」
「お、おじゃまします。」
ハァ!?だ、だれなんだい?このお嬢ちゃんは、島の子じゃなさそうだけど…まさか!
「あ、アルスもとうとうそんな年頃になったんだねえ、ただ、母さんにも一言、言ってからつれてきてほしかったよ!」
「えっ母さん何言ってるの?」
「ん?そこにいるお前の彼女のことじゃないか、ちがうのかい?」
「あーすいません私は、リンと申しますべつにアルスさんの彼女じゃありませんよ?」
な、なんだって!?
side out…
side主人公
ふう、やっと誤解が解けたようです。
「なるほどねえ、この家に居候か…」
「ええ、どうでしょうか?家事なども家にいる間は手伝いますし…」
「私は別にいいんだけど、お父さんがなんて言うかねえ」
「あっそういえば、とうさんは?」
「おや、きいてなかったのかい?バーンズ王に呼ばれて城にアミットさんと朝から出かけているよ。」
「そうですか。では、アルスさん城の方にいってみますか?」
「そうだね、じゃあ行っておこ「話は聞かせてもらったわ!アルスわたしも連れて行きなさい!」あっマリベルも?」
なんと扉を開けた先にはマリベルさんが!それに驚かないアルスさんにびびります。
「じゃあかあさん、夕飯までにはかえってくるね」
「あ、ああいっておいで。」
「でもさあリン、本当にこっちに来てもよかったの?」
「なにがですか?」
「いや、そりゃあパミラさんとかいたんだし、出発前の夜に突然ついていくって言い出した時はおどろいたわよ?てっきりついてこないもんだと思ってたから。」
…ああその事ですか
「いえ、もともとパミラさんには引き取ってもらっていたので、あまり迷惑をかけてばかりいられないと思っていましたし、アルスさん達の旅についていくのも面白そうでしたしね。」
「ふーんそれならいいんだけど…」
そんなことを話しながら歩くこと数十分
「おーいそろそろつくよー」
というアルスさんの声に引かれてみると、まさに中世の城と言った風情の城と城下町が丘の上に見えてきました。なんか凄い感慨深いものがありますね!
城につくと、
「さて、わたしはパパを捜してくるから!じゃあね!」
というとマリベルはさっさと行ってしまったが、
まるで入れ替わるように、いかにも王様のような格好をした50代くらいの男が城の通路の角から現れた。…もしかしてこの人が?
「おお、アルスではないか久しぶりだな、いまキーファと話が終わったところなんだが
…やはり、あいかわらず危険な事をしておるようでのう…ところで、そちらのお嬢さんは?
ここらでは見ない顔だが…」
ですよね。さすがにわかりましたよ。このひとがボルカノさんじゃないってことは!
「初めましてバーンズ王、わたしはリンと申しましてアルス殿の旅にこのたびついていく事になりまして、アルス殿の家に居候させてもらえるようボルカノ殿に頼みに参った次第なのですが…」
どうだっ元日本人の礼節スキル思い知れっ
「お、おおそうかボルカノならもうすぐ来るはずだが…」
ん?なんか引き気味ですね。
「おうアルスとマリベル嬢ちゃんじゃ……ねえな誰なんだあんたは?」
わたしの完璧な(ハズ)の挨拶をしていると、う、後ろから筋肉ムキムキの大男が、び、び、びっくりした。
「は、初めまして私はリンともうします、実は………
「なるほどな、居候かその位いいぜ、」
「ほんとうですか?ありがとうございます!」
「よかったなリン殿、さてとアルスよ実はな、先ほど調査隊がかえってきてな、やはりお前達の話どうり、島が現れたらしい。」
そんなことを王様は心配そうな顔で話し始めます。
「しかしな、キーファは王子なのだ。この島全体の事も考えていかねばならぬ、そういう事を考えると、やはり冒険に出すにはいかんのだよ。」
というと、アルスは、
「そう、ですか。」
と悲しそうな顔でいっていました。
「アルスよオレとしては、お前にそんな勇気があったのをうれしく思っているが、男なら引き際も肝心だぞ今日のところは家にかえろう。」
「うん…」
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「ふむ、なるほどな、慎重な男だとばかり思っていたがこんな事をするとは驚いたぞ」
とボルカノさんがアルスさんに話しかけます。
え、わたしですか?マーレさんと皿洗い中ですがなにか?
「おれは、アミットさんや王のように頭ごなしに反対はせんが、あまり人に心配をかけるのは感心しないな。」
「で、これからも冒険は続けるのか?」
「はい!」
「たとえ一人になってもか?」
「うん…この冒険は、本当にやらなくちゃ行けない気がするんだ。
とうさんは’男なら自分の信じた道をいけ’って昔言ってたよね。
いま僕の信じる道はこの冒険なんだ。」
うわっかっこいい事言ってるなあ…
「そうか、わかった。
そこまで決心しているならば止めはしない。
ただ、決して無理をするなよ。お前の周りには王子やマリベルの嬢ちゃんやリンさんまでいるんだからな。」
「わかってるよ。」
「まあなんにせよ今日は遅い…今夜はゆっくりねるんだぞ。」
「ありがとう、とうさんかあさん、リン、おやすみなさい。」
「ああ、おやすみ」「おやすみなさい」
というとはしごを上っていた。
「あいつも大人になったなあ」
「ええそうですね。」
「いつもいつも王子についていってるだけだとおもっていたんだが、な……」
「そうですねえ。まあ子どもが大人になるのは、はやいですからね、もうあなたも寝たらどうですか?」
「そうだな、おやすみかあさん、リン」
「はいおやすみなさい。」「おやすみなさい」
「いや、すまないねえ手伝ってもらっちゃて、終わったところで悪いんだけど、この家のベットはふたつしかなくてねえ、」
えっまさか、
「アルスのベットにしばらく寝てもらってもいいかい?」
「え、ええわかりました。」
「すまないねえ、なるべくすぐに準備するようにするからね」
「はい。おやすみなさいおばさま。」
「ああ、おやすみリン」
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とまあアルスの部屋まで来たのですが、
「し、失礼しまーす。」
といっても起きない!ちくせうしかたがない強引に入るしかないか。
なかみ30歳の私にとってはこんなこと…結構恥ずかしいな。
ベットに入ったら入ったですぐに寝ちゃうんですけどね………ZZzz
どうだったでしょうか第7話
いやーうらやましいですね。ねたましいですね。家にも来ませんかねかわいい女の子の居候