死んだと思ったら目が腐った男になっていた!?   作:銅英雄

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夏休み終わっちゃったぜ!まぁ私には関係ありませんが……。


奉仕部と活動理念

「彼は比企谷。入部希望者だ」

 

「2年F組の比企谷だ。入部は希望してないがな」

 

こんな訳のわからん部活に時間を割いてやるほど俺は暇じゃねぇんだよ。

 

「君には作文のペナルティとして此処での部活動を命じる」

 

「お断りします。ペナルティなんて書き直しで充分でしょう?」

 

そもそも平塚以外の教師に今書いてある作文を見せたら100%OKを貰えるだろうしな。

 

「いいのか?3年で卒業できなくなるぞ?」

 

おいおい、それで脅してるつもりなら甘いぞ?

 

「たかが一教師にそんな権限があるわけないでしょう。そもそも学年1位で素行も問題ない人間を留年させるって脳味噌大丈夫ですか?思考回路可笑しいんじゃないですか?」

 

「教師に舐めた口を聞くんじゃない!!」ブンッ

 

挑発をしたら平塚が此方に攻撃してきたので、俺は難なくかわす。

 

「避けるんじゃない!」ブンッ

 

いやいや、避けないとあんたの教師人生終わっちまうぜ?それにこんな鈍い攻撃は避けるか受け止めてくださいって言ってるようなもんだしよ。

 

 

~そして~

 

「………」ハァハァ

 

約3分間平塚は殴ろうとしたのを俺は全てかわした。平塚は息を切らして蹲っている。

 

「もう帰っていいですか?」

 

「こ、これはハァハァ……。ペナルティだとゼェゼェ……。言っているだろう!異論反論口答えはゲホッ……!許さん!」

 

そんなゼェゼェ言いながらだと説得力もクソもねぇな。

 

「ゆ、雪ノ下!比企谷の事を頼んだぞ!」

 

未だに息が整ってない平塚はこの空き部屋を出ていった。おいおい、雪ノ下が完全に置いてけぼりだし、俺も帰り辛いじゃねぇか。

 

「はぁ……。座ってもいいか?」

 

「え、ええ……」

 

雪ノ下雪乃もポカーンとしてたのを気を取り直して此方を向いて話しかけてきた。

 

「比企谷八幡君……だったわね」

 

「ああ、そういうおまえは雪ノ下雪乃だな?」

 

「ええ、まさか貴方が学年1位の人だったなんてね……」

 

此方を睨みながら成績の事を言ってくる。そんなに悔しいかね?おまえの場合は宇田川にすら勝ててないようだが……。

 

「それで雪ノ下、此処は一体何部なんだ?」

 

「そうね……。ゲームをしましょうか」

 

「ゲーム?」

 

まさか此処はゲームをする部活だとでもいうのか?それにしちゃなんもない部室だが……。

 

「そう、此処が何部かを当てるゲームよ」

 

「部活の名称を言やいいのか?」

 

「そうよ」

 

雪ノ下雪乃が頷いたので既にゲームが始まっている。此処が何部かを当てるゲームねぇ……。

 

そう思いながら俺は辺りを見渡した。

 

(さっきも思ったが、机と椅子以外の物は特にない……。強いていうなら自前のティーセットらしきものがあるくらいか)

 

「雪ノ下、ヒントをくれ」

 

「ヒントは私が今こうしてることよ」

 

(雪ノ下雪乃が今しているのは読書……。だとすると文芸部か?それにしては活動記録も見当たらないからそれはないな。そういえば平塚が俺に罰として奉仕活動をやれって言ってたっけか。まぁ罰を受けるつもりは毛頭ないがな。だとすると……)

 

「奉仕部、若しくはそれに近い名称の部活ってとこか?」

 

「……その心は?」

 

「雪ノ下が今しているのは読書だ。なら文芸部が候補に挙がったが、活動日誌のような物が見当たらないからそれは違うと踏んだ。平塚先生が奉仕活動と言っていたからその発言に基づいて奉仕部だと思った。これが答えだ」

 

つらつらと述べると雪ノ下雪乃は目を見開いていた。すげぇ吃驚してんな。

 

「……正解よ。流石は学年1位といったところかしら」

 

「こんなのに学力は関係ねぇよ。大事なのは洞察力だ」

 

実際学力が低くてもこういった頭の回転が速い奴だっているんだからな。

 

「それで比企谷君はこれからどうするのかしら?」

 

どうするのか……。まぁ正直このままバックレてもいいが、手透きの時の暇潰しくらいにはなるだろう。

 

「まぁ平塚先生が態々連れてきてくれたんだ。雪ノ下さえ良かったら入部させてもらう」

 

「そう、わかったわ。……ようこそ奉仕部へ。歓迎するわ」

 

「おう、これからも宜しく頼む」

 

まぁ部活に入ることになったのだが……。

 

「この奉仕部は一体何をする部活なんだ?」

 

「飢えている人がいたら魚の釣り方を教える……というのがこの部活の活動理念よ」

 

「成程、要はその人の自立を促す為の部活ということか」

 

「そう捉えてもらって構わないわ」

 

そんなこんなで俺は部活に入ることになった。とりあえず宇田川にメールでも送っておくか……ん?宇田川からLINEが来てるな。

 

 

『八幡様、私も明日から奉仕部の部員して参加させて頂きます』

 

 

……なんでわかるんだよ。怖ぇよ。◯◯だった頃の俺はこんな化物と仕事をしてたのか!?あっ、また通知が来た。

 

 

『私は化物ではありません。普通の人間です』

 

 

ねぇ見てるの宇田川さん?実は見てるんだよね?

 

溜め息を吐きながら宇田川に返信して携帯をしまった。




次回、奉仕部に依頼人が……?

連日投稿はここまでかな?ここから不定期更新ですぢゃ。他の小説もありますしね。

現在葉山について考え中。どうするか

  • アンチだけど後に改心予定
  • 最後までアンチ
  • 八幡の友人枠
  • 八幡の友人枠だけどキャラ崩壊
  • キャラ崩壊
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