昼休み。いつもなら中庭で宇田川と食べるのだが、今日は雨で宇田川は用事があるとの事で教室で1人である。
(さて、どうしたもんかな?今日は弁当じゃねぇし、学食でなんか食うか購買でなんか買うか……ん?」
携帯がバイブを鳴らしてるので、見てみると坂柳からLINEが来ていた。
(何々……?組織の今後方針を話し合いたいので、遊戯部の部室に来てほしい……か。丁度暇をもて余してたし、序でに購買でなんか買っていくか)
そう思って立ち上がると視線先に由比ヶ浜と三浦がなにやら口論しているのを見掛けた……が特に助けてやる義理はねぇし、由比ヶ浜のハッキリしない態度は個人的に気に食わねぇから放っておくことにした。三浦も由比ヶ浜のそういった態度が嫌いなんだろうしな。
「あっ……」
「結衣!?聞いてんの!?」
まぁ余り周りに迷惑かけんなよとだけ心の中で呟いた。
~そして~
遊戯部の部室は此処か……っと、扉前に人が立ってるからまぁ間違いはねぇだろう。
「よう神室、坂柳の御守り御苦労さん」
神室真澄(かむろますみ)。坂柳有栖の御付きで中学から坂柳の側近をしている。本人は渋々といった感じだが、そんな生活も悪くはないと思っているらしい。
「比企谷……。そう思うなら変わってくんない?」
「やなこった。それにおまえも本心では嫌じゃねぇんだろ?」
「……まぁね。坂柳が待ってるから早く行きな」
神室が促したので、俺は扉を開き中に入る。
「御待ちしておりました。八幡さん」
部室の中では坂柳がチェス盤を弄りながら待っていた。
「坂柳、組織の方針について話したいから来てくれと言っていたな?」
「はい。まぁ折角来たんですから座ってください。チェスでもしながら話しましょう」
こいつ……。半分はそれが目的だな。呆れながらも購買で買ったパンを齧りながらチェスの駒を準備する。
「以前桐原さんが言っていたカタストロフについて八幡さんはどう思いますか?」カチャッ
「話によるとドラゴン等の現実には存在しない化物が多数ゲートとやらから出現するっつーことだが……。超能力を使う人間相手ならともかく理性のない怪物だから対面すると多大な犠牲が出るだろう。まぁそれが本当ならの話だがな」カチャッ
「ダークスピアやオオガミがジャジメントを牽制しつつありますが、それでもジャジメントを抑制するのは難しいでしょう」カチャッ
「同感だな。ジオット側は戦力が強大すぎる。どっち付かずの桐原とホンフーを差し引いても奴の側近であるエアレイドを中心にマゼンタ、ルチア、ジナイダと厄介な連中ばかりだ」カチャッ
「唯一の救いといえば5年前にデウエスが消滅したという事ですね」カチャッ
「……その代わりに連中はハームレスっつーデウエスとは別ベクトルの化物を手中に納めてるがな」カチャッ
「ハームレスはハームレスで厄介ですが、私からしたらデウエスの消滅はとても大きいです。これでジオット側のネットの対応力は大幅に落ちましたので……。チェックです」カチャッ
色々話し込んでる内にチェックを入れられてしまった。とりあえずなんか対処せねば……!
「ならネット方面は任せるぞ。いざとなれば小日向をおまえに付ける」カチャッ
「『シェム・ハ』はネット方面でも優秀なのですか?」カチャッ
「ああ、あの神様にネット知識を少し教えただけでおまえに匹敵するレベルの技術を身に付けたぞ。……まぁ半分は小日向自身が神様に教えたっぽいが」カチャッ
坂柳と一応神室にも俺と宇田川の出世や小日向が神様を宿してる事は話してある。なんでも坂柳は比企谷八幡と幼馴染らしく、突如豹変した俺を見て不審に思い問い詰めてきた結果話すことにしたのである。神室は坂柳の側近なので序でに話しておいた。あいつは今でも半信半疑だが……。
「……では神様諸々小日向さんには期待しておきましょう。チェックメイトです」カチャッ
「げっ……!はぁ、やっぱチェスでは敵わんな」
「ふふっ、まだまだ負けてあげませんよ」
「そろそろ昼休みも終わるし、教室に帰らせてもらう」
「ええ、今日は御時間ありがとうございます」
「おう」
欠伸を噛み締めつつ、教室へ戻る。5時間目の授業は寝かせてもらうか……。最近徹夜続きだしな。
次回こそ材木座回の予定ですぞ!
現在葉山について考え中。どうするか
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アンチだけど後に改心予定
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最後までアンチ
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八幡の友人枠
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八幡の友人枠だけどキャラ崩壊
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キャラ崩壊