コードギアス転生って誰でもハードモードじゃね!?   作:女神

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第13話 帝都狂乱-急

皇歴2014年 神聖ブリタニア帝国 帝都ペンドラゴン

 

神聖ブリタニア帝国 帝都ペンドラゴン皇宮 玉座の間で、皇帝シャルルは、ビスマルクと二人で密談を行なっていた。

帝都の混乱具合を見てシャルルは、如何にしてレレーナの気を鎮めるかを考えていた。双子の兄のV.V.の話では、レレーナのギアスは自身の想像した力を発現する力だと言っていた。そしてビスマルクから報告で、レレーナが自分の『記憶改竄』のギアスを使用している可能性もある。機情局は、既にレレーナによって制圧され制御下に置かれており、特務局もギアスによる侵食を受けている。その上一部貴族は、大逆罪の名の下に粛清が行われ始めている。

自分の知らぬところで機情局が、機情局の情報や国防情報局の機密情報を不正に流出させていた貴族やその関係者を逮捕しようとしたのだ。しかも逮捕者リストの者達の多くは、逮捕時に抵抗もしくは逃亡を図ったとしてその場で射殺されている。この異常な事態となっても機情局から此方に上げてくる報告は、普段と変わらず平凡な報告書だけであった。こう成ってくるとシャルルも流石に機情局で何かあったと考えるのは、当然の帰結であった。

 

本来であれば、政治などと言う俗事は一切他人に任せるが、今回はそういう訳にはいかなかった。皇帝直轄の情報機関である機情局は、皇帝以外の権限が及ばず宰相府や宮内省、帝国特務局を持ってしても干渉は難しいからだ。つまり事態打開のためにシャルルに機情局を問い質して欲しいと言う陳情が、宰相府を中心に多数上がっているのだ。既に現役の皇女までもが襲撃される事態となっているので、事は一刻を争う状態なのだ。特に粛清された貴族の後援を受けていた皇妃皇族たちからの陳情が多く、その筆頭はギネヴィア・ド・ブリタニアであった。

 

「ビスマルク。カリーヌを襲撃した賊について何かわかった事はあるのか?」

 

「カリーヌ様を襲撃したのは、陛下の覇権主義に反発するテロリストグループの構成員である事が機情局からの報告で判明しております」

 

「機情局からか」

 

カリーヌを襲撃したのは、反シャルル主義派組織と呼ばれるシャルルの覇権主義に反発する者達であると、結論付けられた。理由としては、襲撃者の遺体の中に機情局や司法省広域捜査局がマークしていた主義者が含まれていたからである。この事から広域捜査局は、昨今の帝都混乱に乗じての皇女暗殺未遂事件として捜査を開始した。機情局もこの捜査に協力する事に成っているのだが、シャルルは何か釈然としない。そしてそれは、ビスマルクも同じであった。

 

「本当にただ皇族を狙った暗殺未遂と思うか?」

 

「分かりません。捜査機関では、そう言う事と成っておりますが」

 

「ビスマルクの見解は?」

 

「私個人の見解としましては、今回の襲撃は恐らく狙いはカリーヌ様ではないかと」

 

ビスマルクは、襲撃された現場に運良く駆け付けたがもしビスマルクが駆けつける事が出来なかった場合、カリーヌは殺害されていた可能性が高いと考えている。理由は、襲撃された場所が丁度護衛部隊が最も離れる場所であり、護衛が少なくなる場所でもあったからである。勿論、警護の仕様上仕方ない事であったがこの情報を知っているのは少ない。にも関わらず今回襲撃を受けたという事は、襲撃者は事前にその事を知っていたのではないだろうか。すると警護をしていた『ネ・ブリタニア』の者か、警護騎士団の中に襲撃者に内通する者が居たという事になる。そうなればほぼ間違いなくカリーヌは殺害されていただろう。一方で襲撃者達の中には、やけに護衛の者達を攻撃する者が多く、若しかすると狙いは護衛の方だったのではないかと思えなくも無かった。

 

「狙いが護衛の場合か…」

 

「レレーナ殿下にとってオルフェウスは、将来の自分の騎士でありました。それを奪われた腹いせに相手の騎士や護衛、後援者を狙ったとも考えられます」

 

「そうなるとやはり主犯は、レレーナか…」

 

「捜査機関の捜査では、遺体の中に当局が把握している主義者が混じっていたので犯人グループは、陛下に反発するテロリストグループではないかと疑っている様です」

 

「襲撃者の中に主義者が居たと言うが、当然機情局も把握していたのであろう」

 

「はい。機情局もマークしていたと報告を受けています」

 

「つまりレレーナも知る機会があったと言う事だな」

 

「…」

 

ビスマルクにそれを答えることは、難しい。何故なら今回の襲撃事件は、レレーナが裏で糸を引いていると言う証拠は何も無い。レレーナは、現在アリエスの離宮で謹慎中であり、ラウンズ3人が監視に当たっているのだ。彼らの話では「レレーナ殿下は、一度も外に出ておられない」との事だ。

当然ギアスを用いれば、誰にも見られる事なく外出する事は造作もない。レレーナには、犯行動機があり手段もある。しかし繰り返しではあるが、証拠がない。と言うよりも捜査をしている所がレレーナの息が掛かっているのだ、証拠など出るはずがない。証拠がなければただの推論、捜査機関は動かない。シャルルの強権を持ってすれば逮捕も処刑も出来ない事も無いが、まず間違いなく抵抗をされ『血の紋章事件』以上の惨事を招くだろう。迂闊に何かを言う事は、出来ない。

 

「レレーナ以外に誰がいる?」

 

シャルルにも、ビスマルクの考えていることは分かる。しかしレレーナ以外に居るとは、シャルルには思えなかった。

ビスマルクにも答えられない。

シャルルを守る立場にいるビスマルクは、下手に動くとシャルルがレレーナの攻撃対象になる可能性がある事を意識している。

 

「陛下。仮にレレーナ殿下が主犯であったとしても殿下自身が認める事は、無いでしょう。また事件の切っ掛けと思われる、オルフェウスをレレーナ殿下にお返しになっても終息はしないかと。その為、まずオルフェウスを返し、その後に機情局に犯人を逮捕する様に勅命を出されれば、レレーナ殿下が犯人を用意されるのでは、ないでしょうか?」

 

「レレーナ自身に事態の終息を命ずるか…」

 

「レレーナ殿下が主犯であった場合ですが」

 

「違った場合は?」

 

「最悪のケースですな」

 

そうこの対応は、レレーナが主犯であり全てがレレーナの管理下にあるからこその話である。レレーナでない場合、帝国は誰かも分からぬ襲撃者に攻撃されている事になるのだ。まぁその場合でも最後は、レレーナが粛清を行うであろうが…。

 

「…違う可能性も考慮すれば嚮主V.V.に御相談する方が宜しいかと」

 

「…そうだな。ギアスユーザーが犯人であった場合兄さんに依頼をした方が良いな」

 

 

 

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皇歴2014年 アーカーシャの剣

 

シャルルとV.V.そしてマリアンヌが計画している神を殺す計画『ラグナロクの接続』。その神を殺す兵器たる『アーカーシャの剣』に二人の影が伸びる。

一人は、金髪で髪が地面に届きそうな程伸びている少年。もう一人は、同じく金髪で後ろ髪を編んでいて背中中央まで伸びている子供。

 

「叔父上、こんな所に呼び出して一体何の用ですか?」

 

髪を編んでいる子供。レレーナ・ヴィ・ブリタニアが自身の叔父であり、ギアス嚮団嚮主V.V.に問う。

 

「分かってる癖に」

 

「念の為ですよ」

 

レレーナは、穏やかな笑みを浮かべながらV.V.の方を見る。その笑みに緊張や怒りといった感情は、見えず何を考えているか分からない。

 

「シャルルが困ってるんだ」

 

「帝都での混乱でですか」

 

「うん。単刀直入で聞くよ?犯人は君かいレレーナ?」

 

「いいえ。僕は違いますよ」

 

「僕は、嘘が嫌いなんだよ?」

 

V.V.は、殺気を放ちながらレレーナに言う。

しかしレレーナは、何ともないと言わんばかりに澄ました顔でV.V.を見返す。その後苦笑を浮かべて口を開く。

 

「嘘じゃないですよ。僕()違います」

 

「…じゃぁ君が知っている事を教えて?」

 

「良いですよ。でも僕今欲しいものがあるんですよ」

 

「またか」

 

「僕としては、父上に手を出すつもりは無いので叔父上には、必要ない情報ですけどね」

 

V.V.としては、レレーナと敵対するつもりはない。レレーナがシャルルに手を出さないならば、態々レレーナのお願いを聞く必要は無い。ただシャルルから頼まれた上にマリアンヌの件で後ろめたさも有るのでシャルルの頼みは、なるべく聞いてあげたいと思ってもいる。

 

「…はぁ、何が欲しいの?」

 

「僕としては、オルフェウスを取り戻せたら良いんですけど、同じような事がまたあったら嫌なんでチャンスが欲しいんです」

 

「チャンス?」

 

「オイアグロと"決闘の儀"を行う許可が欲しいんです」

 

「あぁ、なるほど」

 

決闘の儀とは、神聖ブリタニア帝国に古くから残る伝統の儀式であり、皇族や貴族がお互いに何かを掛けて剣で戦う儀式の事である。現在でも皇帝の許可の下、皇族や貴族が行われている。

レレーナは、決闘の儀でオイアグロからオルフェウスを取り戻すつもりなのだ。そしてあわよくばオイアグロをその場で刺殺するつもりなのだとV.V.は考えた。

 

「良いよ。シャルルに取り成してあげる」

 

「ふふふ。有難う御座います。では、帝都で襲撃事件を起こしている犯人でしたね」

 

「そう。誰?」

 

V.V.は、レレーナから犯人を聞こうとするがレレーナが口にしたのは全く違う事であった。

 

「僕は、彼にギアスを与えたんです」

 

「!?」

 

「物は試しだと思いまして」

 

「そんな事!?」

 

V.V.は、レレーナの話を聞いて驚愕する。確かにギアスやコードは、未だ分からない事が多く謎の力である。しかしコードユーザーでも無いギアスユーザーが他者にギアスの力を与えるなど聞いた事がない。もしそれがレレーナの全知全能(The Almighty)の力の範囲内だとしたら、只でさえ手に負えないレレーナが更に手に負えない存在になってしまう。

 

「あぁ、ただ叔父上みたいに新しいギアスを発現させたのではなく、僕のギアス能力の一つを貸してあげたんです」

 

レレーナのギアスは、幾つものギアス能力を使う事ができるものだ。その中の能力を貸すと言う事は、任意能力を与えるのと同じでありそれはV.V.が契約して新しいギアスを発現されるよりも遙かに効率的に優秀な駒を作る事ができる。

 

「ただその間は、僕はギアス能力を一つしか使用出来なくなる上に常時ギアスを発動状態になってしまうんですけどね」

 

いや、それでも充分だろうとV.V.は思う。

 

「…どんなギアス能力を貸してあげたの」

 

「父上と同じ他者の記憶を改竄する能力を」

 

やはりかとV.V.は、思う。シャルルからの報告では、帝国特務局総監であるベアトリスがギアスを受けた可能性を指摘していた。その際にベアトリスは、記憶を消された又は、操作された可能性があるとビスマルクは指摘した事を聞いていた。

記憶を操作すれば他者に自分への忠誠を誓わせる事も、自分の存在を消す事も出来る。今回の帝都で襲撃を行なっている者が、そのギアスを使って計画を立てていたとすれば捕まる事は、まず無いだろう。

 

「また面倒な能力を与えたね」

 

「簡単な能力では、直ぐに制圧されてしまうと思いまして」

 

「…」

 

「ふふふ」

 

レレーナは、さも愉快であると言わんばかりの顔でV.V.を見る。V.V.は、久し振りにレレーナの異常さを自身の目でまざまざと見る事となった。

 

「結局誰に渡したの?」

 

「アレクセイ・アーザル・アルハヌス卿ですよ」

 

「…誰?」

 

アレクセイ・アーザル・アルハヌスは、帝国で要人警護を専門とする警護騎士団(ガーズ)の騎士団長であり、反皇族主義を掲げる主義者の一人であった。彼は、あくまでも反皇族でありブリタニア帝国自体を嫌っている訳では無いので、植民地政策について何かを言っている訳では無い。こう言った考えの主義者は、意外にもブリタニア内で一定の勢力を持っており仲間を集めるのに苦労する事は無い。

そして要人警護専門の警護騎士団なだけはあり、要人の行動と言うのは非常によく分かっていた彼は、うまく皇妃や貴族達を襲撃していったのである。

 

「随分と御誂え向きな人物を選んだね」

 

「本当にいい人物を僕の監視に付けてくれました」

 

説明を聞きV.V.は、頭が痛くなる様だった。駒を与えたのは、シャルル達の方だった様だ。

もう少し身辺調査をしっかりとしてからレレーナの側に置かないと、色々な意味で危ないじゃないかとV.V.は思う。

 

「処分は、君に任せてもいいの?」

 

「いいですよ。事が終わり次第に」

 

「分かったよ」

 

V.V.としては、当初考えていた以上の成果があったので良かったが、やはりレレーナは"危険だなぁ"と思いながらも”面白い"とも思いながらアーカーシャの剣を去っていくレレーナの後ろ姿を眺めていた––––––––––––––。

 

 

–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

僕は、今ペンドラゴン皇宮からアリエスの離宮へ向かう車に乗車している。警護に付いているのは、機密情報局の者達である。今僕が乗っている車の運転手も機情局の職員の一人であるヴィクトルだ。当然ヴィクトルにも、ギアスを掛けている。

 

彼には、『ザ・ソウル』を使っていつでも体を乗っ取れる状態にして『絶対遵守』で完全に制御下に置いている。『ザ・ソウル』は、母マリアンヌのギアスでギアスを発動するとその人の身体を乗っ取り自在に扱う事ができる様になる。『絶対遵守』は、我らがルル兄様の将来のギアスであり、目を見た人物に一度だけ絶対の命令を出す事ができるギアスだ。

 

今回の件で、僕はかなり無理をしている。最近では、オルフェウスに任せる事まで自分でする様になっているので手が足りない。その為アレクセイの計画を監視する役として、ユーロブリタニアから日向シンを呼んでカリーヌ達の襲撃事件の現場に行って貰った。

 

シンとの関係は、僕とオルフェウスがウズベキスタンで任務を終えた後に情報リークに付いて調査する為に、ユーロブリタニアへ行った際に出会って以来である。

 

シンからの報告では、アレクセイは僕の要請を無視して当初の予定に無かったカリーヌ襲撃を行った。皇族を狙えば後の計画に響くから止めるようにと言っておいたのに…ここで始末しても良いけど、まだ彼にはやって貰う事があるし。まぁでも、後でお仕置きが必要だね。

 

V.V.には言っていないが、ギアスを貸す力は実はかなり効率が悪い。これは、僕が意識的にギアスを貸し続けなければいけないのだ。つまり僕がギアスの発動を止めると自動的にアレクセイも使用できなくなるのだ。アレクセイがギアスを使い続ける為には、僕がギアスを貸す力を発動し続けなければいけない。この事は、アレクセイも知らない事である。僕は、彼の事を信用も信頼もしてないしね。

 

まぁしかしこれで、V.V.とシャルルへの牽制にもなるだろう。ギアスユーザーを一人とは言え作る事が出来る力があれば、迂闊に僕へ仕掛けて来ないだろう。本気だったら分からないけど…。

 

「殿下」

 

「うん?」

 

「皇帝陛下より決闘の儀の開催の許可が出ました」

 

助手席に座っているビスマルクが前を向いた状態でそう言った。多分振り向くとギアスが飛んでくると思っているのだろう。それに運転手も護衛も全員が機情局の人間であるので警戒しているのかも知れない。ただ甘いよビスマルク。

 

ギアスは、結界型や命令型、憑依型などで命令型、憑依型の多くは、目を合わせる事で発動できる。しかし中には、声を聞かせる事で命令を出す事ができるギアスもある。『コードギアス反逆のルルーシュLOST COLORS』に登場する主人公のライが使用するギアスは、声を聞かせた相手に自分の命令に従わせる事ができるギアスである。

これを用いれば、今ここでビスマルクを従わせる事が出来るが、シャルルやV.V.をこれ以上刺激するのは良くないと思うからしない。

 

「そっか、それは良かった」

 

V.V.との会談は、本当に何時やっても緊張する。今回も僕は、なけなしの演技力を使ってV.V.と相対していた。殺気をぶつけられた時なんかチビリそうだったけど、何事も相手が居る事では常に相手より優位である事を相手に見せなければいけない。常に余裕な笑みを浮かべてこちらの底を見せない様にする。何時もシュナイゼルがしている事だ。

 

「これでオルフェウスを取り戻せるよ」

 

「決闘の儀が開催されたからと言ってジヴォン卿が、オルフェウスを掛けるとは限りませんよ。それにそもそもオイアグロが決闘の儀を受けるかも分かりません」

 

「そうだね。だからアレクセイには、もう少し頑張って貰わなくちゃね」

 

「?」

 

僕とエウリアからオルフェウスを奪った彼らには、それ相応の報いを受けて貰わなくちゃね。

 

 

–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

レレーナとV.V.との会談が行われた翌日。

ジヴォン家の人間は、慌ただしく動き邸宅は人の出入りが激しくなっていた。何故この様な状態になっているかというと、きっかけは一本の電話であった。

 

《マリーベル・メル・ブリタニアとオルドリン・ジヴォンを預かった。返して欲しければ近日中に決闘の儀を行い、衆人環視の中でレレーナ・ヴィ・ブリタニアを殺せ》

 

その電話を受けてジヴォン家当主は、急遽マリーベルとオルドリンの捜索を行った。しかし彼女達が外出先で誘拐された事が分かっただけであった。

ジヴォン家と特務局の護衛は、襲撃時に抵抗をしたが数の暴力によって押し切られてしまっていた。機情局は、前日に皇帝の勅命を受けて監視と言う名の護衛を外していたので戦闘には、参加する事はなかった。

 

オイアグロは、1日かけて捜索を行うも二人を見つける事が出来なかった事を受けて、皇帝に謁見を願い出る。幸いすぐに謁見が叶った。そしてオイアグロは、異例ではあるが謁見当日に皇帝に対してレレーナに対して決闘の儀を執り行う許可を欲した––––––––––––––。

 

 

 




次回
『帝都狂乱-結』

コメント、誤字報告、評価有難う御座います!
今後とも宜しくお願いします!

<組織>
●司法省広域捜査局
・帝国全土で捜査を行う警察機構
・複数の州を跨いで発生した事件の捜査を行う組織
・日本で言う所の公安警察に該当する

今後の予定について少しお伝えしたいと思います。
『第14話帝都狂乱-結』『第15話狂乱の裏側』の2話を投稿した後、句読点の勉強及び調整を行います。よって16話以降の話は3月上旬になる可能性があります。楽しんでくださっている読者の皆様申し訳ありません。
詳しくは、活動報告の方をご覧下さい。

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