ハリー・ポッターと透明の探求者   作:四季春茶

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覆水盆ごと叩き付ける

「それでは、今学期最初の『連絡網』作成会議を始めます」

 

 纏め役のパドマの宣言に私達は少々大袈裟にわーっと歓声と拍手を返した。みんな休み中に色々調べてきただけあって、この会議をわりと楽しみにしていたのだ。

 

「それじゃ、早速みんなで案を出していきましょう。実現の可否は考えず、良いと思った事はどんどん言ってね」

 

 私達の中でも一番速筆のマンディが大きめの羊皮紙を広げてメモを取る準備を整えると、私達も待ってましたとばかりに順次意見を述べて情報が飛び交い始める。

 

「鏡本体なのは良いんだけど、割れちゃったら大変だからやっぱりコンパクトへの収納は必須だと思う。で、コンパクトには防御魔法をしっかり掛けるっていうのはどうかな?」

 

「鏡に纏わる道具を調べてみたら『両面鏡』っていう遠隔で会話が出来る鏡があるみたい。それの術式をベースにするのが近道かも!ただ、それだとペアの鏡で一対一限定になるのがネックかも。絶対に複数人で使いたい時もあるじゃない?でも、今度は魔法の指定がややこしい事になっちゃいそう」

 

「あと、通信機能だけじゃなくて『鷲の目』と現在地、時間割とか警報ベルとか諸々の機能も入れたいって話してたじゃない?でも、持ち運べるサイズの鏡で術式を全部入れるのはゴチャゴチャになりそうよね。本の章分けみたいに項目ごとに分割出来れば上手く収まるんじゃないかしら?」

 

「マグルで普及している電話やテレビって端末個々ではなく基地局という情報を発信する大元を経由しているんです。それと同じ様に私達が持ち歩く『連絡網』のコンパクトの他に親機に相当する鏡を作るのはどうでしょうか?それを実践するとなると、以前テリーが言っていた超高難度の変幻自在術が必須にはなりますが……」

 

 リサ、サリー、アミー、そして私の話をさらさらっと記録していたマンディも一旦手を止めて、そういえばと続けた。

 

「魔法具って大抵は呪文にしろ特殊製法にしろ、調べてみるとぶっちゃけ『作りっぱなし』なのよね。私もお母さんがマグルっていうのもあって家では普通にマグル製品使っているんだけど、どの製品もメンテナンスは必要だし、製造する方だって常に改良し続けてるわ。せっかく作るんだから、後付けでの機能拡張とか術式の更新も出来る仕組みが良いと思うの」

 

「それなら鏡自体は情報を映すだけの仕組みに留めて、それ以外の術式や魔法の基盤はコンパクトの内側にセットするって形なら良い具合になりそうじゃない?あっ、それとは別件で提案があるのよ。安全の為にも厳重な防御が絶対いるのは分かるんだけど、非常時は簡単に使える様にしないと宝の持ち腐れになると思って」

 

 マンディの意見をパドマが引き継いで、更に問題点と提案を挙げる。私達は顔を見合わせ、どのアプローチなら最適解になり得るのかを考えていく。

 

「ダイアゴン横丁の入り口みたいにコンパクトを叩くとか?」

 

「非常時に複雑な手順を踏んでの使用なんて確実に無理でしょうから、一定時間内に連続でノックし続けると緊急解除になるっていうのは如何でしょうか?」

 

「それだったら、誰かが緊急解除した時は全員にSOS情報と位置情報を発信される様にした方が良いんじゃないかな?」

 

「どういう危険に晒されているかの情報も欲しいから、緊急解除した瞬間から自動で録音か録画を開始、それも緊急情報と一緒にリアルタイムで通信して伝えるのはどう?」

 

「通信合図とかがあればって思ったけど、本当にヤバい時はそういうのを全部すっ飛ばしてすぐに警報鳴る方が良いよね」

 

 ああでもない、こうでもないと議論しながら、漠然としたイメージが固まっていき、少しずつ完成の形が見え始める。魔法の技能云々もだけど、一人では知識や情報が偏ってしまうから絶対に図案化するだけでも途徹もない労力と時間を要しただろう。

 私達の得意分野や情報をそれぞれ持ち寄るというやり方は、言うなれば全てを足並み揃えてやる訳でもなく、個人プレーで突っ走る訳でもない。人によっては二度手間と言われるかもしれないけど、この程良い距離感と議論のメリハリこそ、学校における集団の作業を楽しく継続するコツだと個人的には思った。

 

 

 朝食中の大広間、グリフィンドールのテーブルから爆音が炸裂した。どうやら手紙が爆発したらしい。比喩表現ではなく文字通り、爆発である。魔法界恐るべし。

 友人達が言うには、あれは「吼えメール」なるもので文字ではなく怒鳴り声を送り付ける手紙、らしい。開けば吹き込んだ声がハウリング寸前の大音量スピーカー並みに増幅された状態で炸裂し、開けずにいても爆弾よろしく爆発して大惨事になるとか。

 

「あちゃー、やっぱり吼えメール送り付けられたか」

 

「……状況的には吼えメール程度で済んだのが奇跡だろう」

 

 少々呆れを滲ませながら近くにいたテリーとマイケルが話しているのが聞こえる。どうやら吼えメールを受け取ったのは、車でダイナミック通学をしてきた片割れ、ウィーズリー少年であるようだ。確かに大音量過ぎて所々聞き取り難いが、拾った単語から察するに親御さんがカンカンになって送り付けたといったところか。

 そりゃ無理も無いだろう。彼らの選択した方法が論外なのは勿論の事、そもそも改造車自体が法律違反、魔法界の朝刊大見出しにもすっぱ抜かれ、トドメとばかりに校内の貴重な古木に激突したとあれば、親御さんとて吼えメールを送りたくもなるに決まっている。寧ろつくづく罰則とお叱りで済んだものだなと思う。

 

 ちらっとグリフィンドールの方を見ると、撃沈しているウィーズリー少年と物凄く居たたまれなそうにしているポッター少年の姿があった。まぁ自業自得とはいえ、こんな全校生徒がほぼ揃い踏みしている場でお母様から吼えメールが炸裂するなんて大恥の屈辱も良い所だ。でも──

 

(……良いじゃないですか。ちゃんと常識をわきまえたお母様で。もっとも、世間一般の親御さんって本来はそういうのが普通なのかもしれませんけど)

 

 産みの親より育ての親、今の在り方に不満なんて物は全く無い。けれども、羨ましいだなんて、初めて無い物ねだりにも似た気分を抱いてしまったのも事実だった。

 

 

 ところで、本日の記念すべき一時間目の授業の科目が何かというと、闇の魔術に対する防衛術である。

 どうにも私は新任のギルデロイ・ロックハート氏に対して垣間見た第一印象からアレルギー染みた拒否反応を起こしているが、それはそれ、これはこれ。教員になる位なのだから相応の人格者ではあるのだろうし、あの小説教科書も授業を円滑に進める為の思惑が何かしらあるのだろう。偶然ファンサービスが軽薄さを際立たせただけで、それが本質だと決めて掛かるべきではない……なんて、微かながら期待(というか祈願)していた時間もありました。

 

 あった、という過去形で話している時点で察して頂きたい。

 

 

「私だ」

 

 そう言うと、表紙と同じようにウインクを決める。最前列を我先にと陣取っていた女性陣の大半がうっとりしている反面、真逆な事に最後列の争奪戦を繰り広げた男性陣と一部例外の女子達は絶対零度の視線を送っている。言うまでもないだろうが、私は後者だ。

 授業開始数分にして、蕁麻疹が出そうな位に私は心身共に拒絶している体たらく。これはもはや成績云々以前の問題かもしれない。

 

「ギルデロイ・ロックハート。勲三等マーリン勲章、闇の力に対する防衛術連盟名誉会員。そして『週刊魔女』五回連続『チャーミング・スマイル賞』受賞。もっとも、私はそんな話をするつもりではありませんよ。バンドンの泣き妖怪バンシーをスマイルで追い払った訳じゃありませんしね!」

 

 知らんがな。私はもう表情筋の維持を完全に放棄し、目の前に座るアミーを盾に上手く隠れるよう深く座り直す。隣からは小さな舌打ちが聞こえる。普段と比較出来ないレベルでガラが悪くなっているテリーに、私は内心で諸手を上げて賛同した。その気持ちは非常に分かるぞ、同士よ。

 

「全員が私の本を全巻揃えた様だね。大変よろしい。今日は最初にちょっとミニテストをやろうと思います。心配はご無用。 君たちが私の本をどれぐらい読んでいるか、そしてどのくらい覚えているかをチェックするだけの簡単なテストですからね!」

 

 そう言いながらロックハート氏(申し訳ないが彼を「先生」呼びしたくない)が配ったミニテストとやらの内容だが。まぁ、端的に言って酷かった。

 

 問1.ギルデロイ・ロックハートの好きな色は何か?

 問2.ギルデロイ・ロックハートのひそかな大望は何?

 ……エトセトラ、エトセトラ。以下省略。

 

 その場で羽根ペンをへし折って、テストを破り捨てなかっただけの理性を誉めて欲しいぐらいだ。これはテストではなく、唯の読者アンケートである。なにゆえ、この人物を教員に採用した?

 とりあえず件のテストは魔法史よりも空白の目立つ回答で提出した。私から言わせると、知らない、興味無い、どうでもいいという究極の三拍子揃いでしかない。

 

 ある意味悪夢としか思えない三十分の後、テストは回収される。それをパラパラと捲るだけで確認出来たのかは定かではないが、意味深かつキザったらしく指を振ってみせた。

 

「チッチッチッ、私の好きな色がライラック色だという事をほとんど覚えていない様ですね。それから、私の誕生日の理想的なプレゼントは魔法界と非魔法界のハーモニーです。尤も、オグデンのオールド・ファイア・ウィスキーの大瓶でもお断りはしませんよ!」

 

 知らんがな。それから仮に教員が賄賂を要求するなや。もうあのウィンクすら鳥肌が立って仕方ない。本当にここまで無理な人もいないかもしれない。ひたすら呆れと失望と面倒くささが入り乱れた気分で話を聞き流していた。

 

「流石は叡知の寮ですね。特に女子の皆さんは非常に優秀な方々が多いみたいですね。満点だったのはミス・パチルとミス・ターピンのお二人です!さ、満点のお嬢さん方はどこにいますか?」

 

 すかさずパドマとリサが挙手する。花の如く笑顔でロックハート氏を見つめるパドマに顔を真っ赤にさせて目を潤ませているリサ。友人とはいえ趣味趣向は個人の自由だから、彼女達が名前を呼ばれるだけでも嬉しいというならそれに越した事は無い。私としては非常に複雑な心境だが。

 

「よろしい!それではレイブンクローにはそれぞれ十点ずつ差し上げましょう!」

 

 一頻りテスト(というのも憚られるアンケート)の流れで満足したのか、布を被せた籠を持って来る。何らかの生き物でも入っている様で、それを見た私達も少し気を引き締めた。

 

「さぁ、気をつけて!魔法界の中で最も穢れた生き物と戦う術を授けるのが私の役目です。しかし心配には及びません。ここには私がいるのですから。どうか、叫ばないようお願いしたい!」

 

 あなたの声が一番大きい。物音からしても、既に籠の中の生物は興奮状態だと思われるので、刺激云々は手遅れではなかろうか。

 仰々しく言って籠の布を一気に外した。籠の中には小さい群青色をした生き物が群れている。刹那、私達の方は何とも言い難い空気になっていく。流石に真面目な生徒が多いだけあって笑いはしなかったが、軒並みリアクションに困っていた。

 

「捕らえたばかりのコーンウォール地方のピクシー妖精です!このピクシー妖精が本当に危険なのか疑問に持ちましたね?無理もない。見た目はこんなですから。しかし、油断は禁物です。こいつらは厄介で危険な小悪魔になり得ます。──それでは、君達がピクシー妖精をどう扱ってみせるか……お手並み拝見!」

 

 何を思ったのか、ロクな説明も無しに籠を開け放つ。途端に暴れ回るピクシー妖精に、各所で悲鳴が上がった。

 

「ほらほら!君達は知性を重んじるレイブンクロー生なのですから、スマートに対処出来るでしょう?」

 

 習ってもいない事なんて出来るか!と言えたらどれだけ楽か。正直、自分の荷物を死守しながら机の下に避難するので精一杯だ。

 一応、アンソニー達やリサみたいに防衛術が得意な子が中心になってピクシーを撃ち落としているが、余りにも数が多過ぎて捌き切れず苦戦している。

 

 さて私はというと、爆発寸前である。

 到底授業とは思えない言動に、意味不明なテスト紛いの何か。そしてここに来て暴れ回るピクシーときた。私も知っている呪文を唱えて対処を試みているものの、すばしっこく動き回る相手には狙いが上手く定まらない。呪文が当たらないのもまた、イライラする。

 

 繰り返すが、私は爆発寸前であった。

 

「っ!ちょっ、やめっ、髪を引っ張らな……痛い!痛いってば!」

 

 そこで髪を力任せに引っ張られたらどうなるか。

 髪を数本むしられた瞬間、私の堪忍袋の緒も一緒に弾け飛んだ。相手がピクシー妖精?だからどうした。人間であろうと無かろうと乙女の髪を鷲掴みにして引っ張るなんて、即刻ギルティだ。

 

「~~っ!纏めて煮てやるっっ!!アグアメンティ!!!」

 

 怒りに任せて水で髪を引っ張る不届き者をぶっ叩くと、間髪入れずに呪文を教室全体に飛ばした。正直、頭に血が上っていて、教室内で水系の魔法を行使した際の遠慮とか配慮は全く出来なかった。

 

「フルクティクルス・スクータムッ!!ベリィ・テンペスタッ!!──水でも被って反省しなさい!!!」

 

 空気中の水分を幕状の盾にして強制的に教室の中央側にピクシーを弾き飛ばし、そのまま十把一絡げに激流を叩き付けた。すると、その隙を見逃すまいと言わんばかりにテリーが水の射程先に一番近かった教壇を巨大な大鍋に変えた。

 

「ひとまずあれに閉じ込めろ!」

 

「任せて!ウィンガーディアム・レビオーサ!」

 

「インパービアス!これでも濡れるかもしれないから離れて!」

 

 アミーが鍋を激流の軌道上に浮かせて確実にピクシーを捕獲するべく構えると同時に、サリーも私のぶち撒けた水でみんなが濡れない様に座席側の方に防水呪文を唱えてフォローしてくれた。

 

「グレイシアス!」

「ペトリフィカス・トタルス!」

「インカーセラス!」

「インペディメンタ!」

 

 更には教室の至るところからピクシーをぶち込んだ大鍋に目掛けて様々な呪文が撃ち込まれる。凍らせたり、固めたり、抵抗を封じたりと、呪文の内容は千差万別といった感じだったが、程なくして教室の前方にはピクシー妖精を閉じ込めた巨大な大鍋のオブジェが完成していた。

 結果、授業中のレイブンクローとは思えない程の盛大な歓声が教室全体で響き渡っていた。各々が近くにいる生徒同士で呪文を誉め合い、健闘を讃えている。

 

「マーガレット!あいつらを一纏めにしてぶっ飛ばしてくれたの、最高にクールだったよ!」

 

「テリーこそあの大鍋を作り出した変身術、お見事でした!」

 

 私も隣にいたテリーとハイタッチを交わす。イエーイだなんて普段じゃ到底やらない様なテンションになる程度には、私も興奮していたらしい。

 

「アー……ちょっとばかり見え透いた手法ではありましたが、まぁ二年生の実技としては上出来でしょう。ただ、余りにも分かりやすいやり方を選んだのは残念ですがね」

 

 本当かしら。一気に白けた空気が流れる教室内だが、賢明にもそれを口にする者はいなかった。とりあえず、今にもロックハート氏を氷付けにしそうな雰囲気の面々と目に見えて落ち込んでいる面々に二分されている。

 これ以上の悪目立ちは正直御免蒙りたかったけれど、一番最初にブチ切れた手前、このカオスな空気を収束させる義務は生じてしまったかもしれない。この上なく面倒極まりないが。

 

「……申し訳ございません。髪を鷲掴みにされた勢いで理性が消し飛んでしまった次第でして。是非ともロックハート教授がお考えになっていらっしゃるスマートかつ意外性のある手法というものを御実演にて御教示願えますでしょうか。勿論、未熟者たる私達は離れた場所で待機し、一切手出しを致しませんので、その華麗なる杖捌きを存分にお振るい頂ければと存じ申し上げます」

 

 敢えて過剰気味の敬語でそう言ったところでチャイムが鳴った。私の実演依頼に彼は答える事なく、 早口で「次の授業の準備をしなくては!」と言って去っていった。非常に疲れたし、今の授業だけで私の中においてロックハート氏の印象に「不誠実」という単語が追加されてしまった。……今後どの様に事態が推移するのかは定かじゃないが、正直ここから彼の印象を好転出来る気がしない。

 とりあえず、今年は二番目に苦手な科目を独学で習得しなくてはいけない事態となった訳だ。魔法史の二の舞になる事だけは何としてでも回避せねばなるまい。

 それから要対策なのは……対人関係もだ。

 ここまで相性悪いというか苦手な人間と遭遇したのは初めてで困惑しているが、何が駄目なのかをハッキリさせたい。今後似た系統の人と関わらない保証も無いのだし、せめて対策ぐらいは立てないと円滑な人付き合いに支障をきたし兼ねない。

 

(今までは来る者拒まず去る者追わず、危うきに近寄らずの方針で上手く遣り繰りしてましたけど。……あ、そういう事か)

 

 思考を巡らせ、唐突に理解した。

 

 確かに、私は今まで基本的に来る者は拒まなかった。けれども、その時点でその人に興味があったかどうかと言われれば否と答えるしかない。そして何より、拒まない事と受け入れる事は私にとっては断じてイコールでは無いのだ。

 ──つまり、私にとって興味無い物事を一方的に押し売りされる事は、下手な相互不理解よりも耐え難い苦痛であるらしい。

 

 人間の心情とはつくづく難しいと、私はため息をついた。




苦手な相手こそ敬語を使いまくれと、ばっちゃが言ってた!
セールスマンタイプの人間はとことん苦手な主人公。人に余り興味を持てない弊害がここにも出てます。彼女に押し売りは厳禁。
ちなみに某セーラーな戦士の青い子の決め台詞を言わせたのは作者の趣味的なもので特に他意は無いです。


【オリジナル呪文】

フルクティクルス・スクータム
水幕の呪文。あれでも一応は防御魔法。
空気中の水分を薄い幕状の盾へと変える。全方位防御するも良し、広範囲包括するも良し。ただし、プロテゴ程の防御力は無い。

ベリィ・テンペスタ
激流の呪文。魔法自体に殺傷力は無いが、分類上は攻撃魔法。
作中ではブチ切れたメグが怒りに任せて高圧ジェット噴射をかました。水流や水圧を調整出来ればウォーターカッターみたいな芸当も出来るかもしれない。
某弾幕ゲームの「ベリーインレイク」を参考にしました。


【キャラ紹介】

リサ・ターピン
原作では組分けの時に名前だけ登場していた子。
彼女は名前しか分からないので、完全に名前から浮かんだイメージから想像しての設定になりました。
この話では大人しい眼鏡ガールだけど予想外にアグレッシブな一面がちらほらと見受けられる子になっています。

マンディ・ブロックルハースト
原作では組分けの時に名前だけ登場していた子。
純血じゃない事だけは公式(作者)情報で確定しているので、同級生メンバーの中では比較的マグル関連の知識があるかもしれない。
この話では基本的には穏和で生真面目な生徒、根っこの感性はメグに近い部分もあるという設定です。

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