ハリー・ポッターと透明の探求者   作:四季春茶

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防御は最大の攻撃

 “秘密の部屋は開かれたり 継承者の敵よ、気をつけよ”

 

 血文字よろしく赤いペンキで書かれた現場に、自然と眉が寄っていく。余りにも生々しくて、とても校内での出来事とは思えない。私が試験で真実薬(ベリタセラム)飲んでベラベラと毒……というかジギタリス愛を織り交ぜながら薬の可能性について語り倒している間に、学校では何やらとんでもない事件が起こっていた様だった。

 この文字だけでも事件としてお腹いっぱいなのだが、当日のこの現場は石にされたミセス・ノリスが吊るされていたというのだから堪ったものじゃない。物凄く嫌な予感がしてならない。

 

 ここまで心が掻き乱されるのは、何も私が猫好きだからという理由だけではない。魔法界でも当て嵌まるかどうかは知らないし、あくまでも一般論みたいな物だと思いたいのだが、公共の場において動物への虐待が露呈する時は猟奇殺人が発生する危険な兆候や前触れだったりすると、どこかで聞いた事があるのだ。

 流石に学校で殺人事件だなんて、そんなサスペンス小説みたいな事態は無いと思う……思いたいけど、去年のトロールやら防衛戦やらを考えると、強ち馬鹿馬鹿しいと一蹴も出来ないのがまた何とも言えなさを加速させていて、非常に辛い。

 

(……無事に早期解決してくれると良いんですけど)

 

 私はきちんと学生らしく学業に専念する日常を送りたいのであって、こんな悪い意味で刺激的な非日常は端からお呼びでは無い。

 

 

 とはいえ、こういう事件が起きると普段以上に情報伝達が跳ね上がるというのが人間というもの。

 ハーマイオニーが魔法史のビンズ先生から「秘密の部屋」なるものの存在について聞き出した話は一両日中に伝播し、他寮にも広く知れ渡る事となった。

 

 四人の魔女と魔法使い──ゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクロー、サラザール・スリザリンによってホグワーツは創設された。順調と思われた学校運営も、やがて意見の対立が表面化してくる。この辺りは後の組分けでの基準にもなっているが、グリフィンドールは勇敢、レイブンクローは知性、スリザリンは血筋に拘り、ハッフルパフは全てを受け入れるという考え方である。スリザリンと他の三人との亀裂は特に埋めがたく、最終的にはグリフィンドールと争った果てに学校を去った。……これが広く伝わっている学校の創設秘話だそうな。

 さて、今話題の「秘密の部屋」が何かというと、どういう意図があったのかは知らないが、スリザリンは学校を去る前に隠し部屋を用意した。その部屋はスリザリンが認めるに足る、真の継承者とやらが現れるまでは誰にも開ける事が出来ない様に封印されている。そして、その継承者のみが「秘密の部屋」と封じられた恐怖を解き放ち、この学校から魔法を学ぶものに相応しくない者、つまりスリザリンの理念にそぐわぬ「継承者の敵」を追放するのだという。

 

 

「──何それ、面倒くさい」

 

「……まさか開口一番に面倒と言われるとは思いませんでした」

 

「だって、そんな何百年もの軋轢をこの時代にまで残してくれるなって思ったので。確執ゆえの喧嘩別れでも譲れない自己主張の結果でも、どっちでも良いですけど、少なくとも今を生きる私達まで巻き込むなって感じじゃないですか」

 

「マーガレットって時々すごく肝が据わっているよね……」

 

 ため息をついて、持ってきたサンドイッチを一口齧る。私のそんな様子に昨年からお馴染みの近況報告兼情報交換のランチタイムを一緒に過ごしていた彼らは揃って何とも言えない顔をしていた。具体的にはレイが若干呆れていて、ネビルが苦笑していた。

 今日の会話のネタはというと、私達の方もハーマイオニーが聞き出した例の話。というより、その場で直接聞いていた二人が私にも教えてくれたという訳だ。

 

「私の場合、別に肝が据わっている訳では無いと思いますよ?普通に石化事件は怖いですもの。ただ、何と言いますか……私の歴史系科目嫌いにも通じる部分なんですけど、こういうのって大概後世の人間の主観が混ざっているじゃないですか。話だけ独り歩きしているというか。なので、下手に歴史やら何やらが絡むと面倒くさいという感覚が先走るんです」

 

 暗記が大嫌いというのもあるが、本当に色眼鏡無しの情報なのかとか、どこまで客観的なのかとか、そういう白黒ハッキリしない部分があるというのが私としては堪らなく度し難い。

 今回の「秘密の部屋」も本来の意図を変な方向に解釈した上に色々と拗らせた馬鹿者が何らかの騒動を起こしたのではないか、というのが私の推測だ。

 

「まぁ、確かに今のスリザリンを巡ってはノブレスオブリージュを履き違え続けた結果とも言えるかもしれませんが……」

 

「でも、実際に被害が出ちゃったって事は、少なくとも『継承者』を名乗る犯人はいるって事だよね……」

 

「そこなんですよね……。ああもうっ!本当に面倒極まりないし、傍迷惑にも程がありますよ」

 

 ため息再び。人の思想自体はどういう考えでも自由だが、だからと言って危害を加えて良い訳じゃない。それに、だ。学校内で急速に広がりつつあるこの空気は、控え目に言っても非常によろしくない。下手したら目下は「継承者」そのものよりも危険かもしれない。だって──これは対応を誤ったら、絶対に犯人探しの槍玉に挙げられてしまうから。閉鎖空間の正義は悪意と表裏一体。物事の真実がどうあろうと、いとも容易く他人を傷付ける。

 難しい顔で思案をしていたレイも小さく嘆息してから、とりあえずはと切り出した。

 

「この事件が落ち着くまでは、少なからず不用意な事は言わない様に気を付けるべきですね」

 

「ですね。敵認定されて狙われるのも嫌ですけど、どっちかというと今は勝手に犯人扱いされる方が怖いです。特にホグワーツは逃げ場無いですし……」

 

「うん、そうだね。悪い噂ほどあっという間に広まるし、逆恨みなんてされたらひとたまりも無いよ」

 

 レイの言葉に私とネビルも頷く。本当、自分の身を守る為には予防策を徹底するに限る。厄介事はお断りだ。仮に運命やら何やらの導きであろうとも、断固お引き取り願うまで。

 とにもかくにも、不用意に目立つ事は避けるべし──今日のランチにて私達が確認した教訓は、この一言に要約されるだろう。

 

 

 

 さて、この「不用意に目立つべからず」という教訓は、実を言うともっと早い段階から身を以て実感していた。

 

 

 闇の魔術に対する防衛術の授業。案の定、ロックハート氏は以前のピクシー以来、授業の体裁を取り繕う事すら放棄した。

 ……で、その結果がコレだ。石化事件以降は輪に掛けて酷い。

 

「では、ミス・ノリス。今日のお相手をお願いしましょう!」

 

 ……無駄に華々しい笑顔と、キラッキラの歯が腹立たしい。衝動的に髪の毛をむしってやりたくなる気持ちを何とか抑制する。暴力は相手が誰であっても駄目な事。せめて、事故を装って以前偶然作り出してしまった発光塗料を投げ付ける位じゃないと。勿論、それだって思うだけでやりはしないけど。

 授業の体裁を取り繕わなくなった結果、この時間は何故かロックハート氏の小説朗読を兼ねた演劇の授業と化した。しかも、ロックハート氏が自分自身の再現的な事をして、私達生徒が倒される敵の役をやるという徹底っぷりだ。

 演劇の授業と割り切るには余りにも茶番劇が過ぎるし、本当に演劇を学びたかったら相応の音楽学校なり、劇団なりに所属した方が遥かに有意義な時間に違いないと確信している。まぁ、早い話がとんでもなく苦痛の一時である。

 

「………………」

 

「ホラホラ!ミス・ノリス、もっと笑顔で!」

 

 誰が笑えるか。頭の中で悪態を吐きつつ、諦めを超越した無の境地で前に進み出る。指名された瞬間、前の席のアミーに「ドンマイ」というお言葉を貰い、偶然目が合ったアンソニーとテリーからは滅茶苦茶同情する様な表情を向けられた。……ロックハート氏直々のご指名に対して羨ましそうにしている前列に座る友人諸君よ、こんなので良ければ何時だってお役目を譲るぞ。寧ろ、今すぐ代わってくれ。私はこんな形で目立つのは大変不本意なのだ。

 しかも何が最悪って、初回授業でやたらと悪目立ちしてしまったが故に、私は(とても不本意かつ不名誉ながら)このクラスにおいて女子生徒の中で指名回数は断トツのトップとなってしまった事だ。ちなみにクラス全体で計算した場合、私と同様に初回で結構目立ってしまったテリー、物静かながら女子から密かに人気あるマイケルに次いで、私は堂々たる三位である。こんな屈辱的な三位なんてありがたくも何とも無い。最悪だ。

 

(……いっそのこと、この人にも頭からジェット噴射炸裂の水をぶっかけて差し上げましょうか。ついでに過冷却起きるレベルの塩と氷も一緒に添えて、一思いにブチ撒けたらとっても快感でしょうに。あぁ、それともタライ落としの要領で脳天に物理的に叩き付けるのも一興かもしれませんねぇ……)

 

 完全に死んだ目をしつつ、脳内でそんな事を密かに考える。これも思うだけで実行はしないが。この人の為にパドマやリサ達から不興を買うなんて余りにも間抜けが過ぎるし、この自分大好き男からの心証なんぞ死ぬ程どうでも良いけど下手に恨まれて成績を下げられても困る。だから若干物騒な思考を脳内シミュレーション内にて好き勝手に暴れつつ、現実は無表情のまま従順に従っておく。そんなこんなで、今日も授業とも言えない何かが繰り広げられたのだった。……どうあがいても、時間の無駄でしかない。私の貴重な時間を何が悲しくてこんな事に消費せねばならないのか。

 

 以前、人様に「学業に関しては先生の好き嫌いと科目の好き嫌いを安直に結び付けていると後々損する」と言っておいてあれだが、本当にこの科目自体が嫌いになりそうだ!

 

 

「大前提として、防衛術とはあくまでも身を護る為の物であって、倒す為の物では無いです。結構そこを勘違いする人も多いですが」

 

 その日の放課後、前々からレイと約束していた防衛術を教えて貰っていた。私にとって二番目に成績不良の科目という事もあって、彼は基本のキからやってくれた。いやはや、それにしても空き教室での自主勉強の方が遥かに授業っぽいとは。

 

「……言うなれば、闇の魔法使いって呼ばれる類いの人は総じて呪いのエキスパートですからね。訓練を受けたプロですら命懸けで戦闘する相手に、そもそも素人が勝とうと思う方が間違っているという事です。……無謀にも挑みたがる人も多々いますが」

 

「つまり、防衛というだけあって護身術に近い感じですかね?」

 

「そういう事です。メグ、小学校の時にやった防犯訓練って覚えていますか?あれだって最低限自分の身を護りつつ、不審者から隙を突いて逃げるのが最終的な目標ですよね」

 

「確かに。……倒したり、捕まえたりするのはあくまでも専門家の仕事である、っと。あ、だからレイが予習を兼ねて指定した呪文もとにかく自己防衛的な意味合いが強かったんですね!」

 

 前に予習がてら調べておく様に言われた呪文の数々を思い出す。盾の呪文、武装解除の呪文、閉心術、レベリオ、フィニート、それから守護霊の呪文。出来るか否かはさておき、どれも突き詰めれば護りに特化したものばかりだ。

 全部出来ればそれに越した事は無いが、とりあえずは防御の王道たる盾の呪文と、一朝一夕で身に付くものでは無い閉心術から始めると決めた。閉心術に関しては、習得するまで練習中に記憶やら心の内が丸見えになるが大丈夫かとレイに聞かれたが、別に見られて困る様な事をした覚えは無い。幼さ故の赤っ恥な黒歴史も有るには有るけど、それだってほとんど身内と変わらない彼に見られた所で今更どうって事も無いのだから、別に問題は無い。そう答えたら、少しは他人に警戒心を持てと窘められた。……別に私は誰に対して開けっ広げな訳では無いのだけど。これでも信用する相手は結構選んでいるつもりだ。

 

 まぁ、それはそうとして。

 物は試しとばかりにまずは盾の呪文をやってみたが、やはり一発では出来ない様だ。一応は空気が揺らぐのは感じたけど、とても身を護れるバリアがあるとは思えない。

 

「うーん、水幕呪文のフルクティクルス・スクータムは一発で出来たんですけど、なんかプロテゴは微妙な感じがします……」

 

「防衛術が苦手と言う割には、プロテゴの理論は悪くないですよ。というより大人でも使えない人が少なくないという事実を考えたら、案外メグは習得方法さえ工夫すれば防衛術もかなり伸びる余地があると言って良いでしょう」

 

「そう、なんですかね?」

 

「はい。まぁ僕が思うに、一番大切なのはメグが如何に興味を持てるか否かだと思いますが」

 

「うぐっ……」

 

 伸びる余地があると言われて舞い上がったのも束の間、痛い所を突かれて思わず呻いた。私の興味関心の有無が両極端に振れている自覚はあるが……興味無いものは興味無いし、頭が拒否するのだ。でもそうも言っていられない。

 時間が許す限り、無心になってひたすらプロテゴを唱えまくって何とか簡単な障壁を作り出せるレベルにはなった。まだまだ盾と呼ぶには余りにも心許ないが、最初の状態よりは進歩したと思う。

 

 閉心術の方はというと、お試しに開心術を食らうとどうなるかをレイに実演して貰った。うん、あれはヤバい。心というか記憶を覗かれる感覚を実体験した感想としては、凶悪の一言に尽きる。えげつなさは真実薬(ベリタセラム)と良いとこ勝負かもしれない。確かに対応の術を身に付けて置かないとプライバシーもへったくれも無いだろう。ちなみにレイ曰く、今はわざと覗かれてるのが分かる様に乱雑な開心術を行使したのだとか。……という事は、実際は覗かれている事すら気付かずに記憶をすっぱ抜かれるという事か。更にえげつない。

 とりあえずは閉心術を習得するべく、寝る前にでも頭を空っぽにする習慣を付けると良いらしい。心を無にする事が心を覗かせない術に繋がる理屈はイマイチ分からないが、東洋ではザゼンとかメイソウという精神統一なる修行があるとパドマやチョウ先輩が言っていたので、要は精神を鍛えるという事なのだろう。多分。

 

「攻撃されない、攻撃を受けないという意味では、ひたすら回避に徹するというのも一つの手ですよ」

 

「と言いますと?」

 

「話を聞くに、やはり君の杖はどうも……水の魔法と相性が良いみたいですから、それを利用して相手を撹乱させるんです。で、その隙に安全な場所まで脱出する。本当は透明人間(インビジブル)が安全な能力であれば、一番その手の対応に向いているんですが……こればかりはある程度見極めるしかありません」

 

「確かにまだ透明人間(インビジブル)は怖くて当てにはしたくないですね……。でも、水で撹乱ですか……うーん?例えば、水幕越しにマグネシウムフラッシュでも炸裂させて、乱反射による目潰し作戦とか?」

 

「非常時にそんなもの用意出来るかはさておき、考え方はそれで合っています。ついでに自己防御出来るならば、一緒に爆音でも鳴らせばより効果的かと思いますよ」

 

「なるほど。確かに私はその方向も考えた方が良いかもしれないです。力押しになったら絶対に負ける自信あるので……」

 

 私の何とも情けない自信にレイは苦笑していたが、ふと真面目な表情になって少し考える。そして妙に爽やかな笑顔を浮かべた。

 

「……ちなみにですが」

 

「はい?」

 

「今から言うのは本当に不味いという状況で、尚且つ杖を抜く余地すら無さそうな緊急時の有効打の一つです。率先してやれとは言いません。というか断じて推奨している訳ではありません」

 

「杖無しの有効打……え、そんなものあるんですか!?」

 

「ええ。相手が男で、尚且つ君を小柄で非力な少女相手だと舐めて油断している様子の場合、問答無用で急所を蹴り飛ばして沈めるのが一番手っ取り早いです」

 

 ……爽やかな王子様スマイルで、なんてこと言うんだ。ま、まぁ確かにそれは向こうの防犯訓練でも暴漢に襲われた時、咄嗟の反撃として王道の一つだと言われたが。というか──

 

「魔法使い相手に通用するんですかそれ……」

 

「寧ろ、魔法使い相手の方が高確率で決まりますね。何せその手の人達ほど己の魔術の腕を過信する傾向がありますから。魔法での反撃なら条件反射で対処出来ますが、逆に言うと()()()()()()には滅法弱いんですよ。大抵はそんな事、想定すらしていません」

 

「へ、へぇ……」

 

「とはいえ即座に対応出来る人も当然いるので、それに頼り過ぎるのは危険なんですが。反撃しようとして拘束でもされた暁には、一巻の終わりだと思っておいて下さいね?」

 

 ニコリ、と効果音が付きそうな笑顔と共に念を押された。怖い。でも、確かにそれはごもっとも。しっかり肝に銘じておこう。

 

 

 レイのおかげで不得手な防衛術も何とか沈没回避の兆しが見えてきた。まぁ、今年度の成績に直結するかというと、授業が授業なだけに何とも言えないが。

 私としては大満足だったのだが、ふと思った。

 

(……あれ?ホグワーツに入るまで過ごしてきた環境は私もレイもほぼ一緒だったのに、何でレイはあんなに闇の魔法使いの実情っぽいものを知っているんでしょう……?)

 

 彼の凄い知識量に対して一瞬だけ疑問が浮かんだ。

 

(まぁ、好きな事はありとあらゆる所まで調べ尽くしたくなるのが人間ってものですし。私の薬学好きと同じ理由ですね!)

 

 でも、自分とてちょっとばかり毒薬にも愛を向けている気があるのだから、レイもなんだかんだ似た様なものだと結論付けて勝手に納得したのだった。




考え方も戦い方も人それぞれ。
非日常の入り口にて自分に合った対処法を考える話でした。

【キャラ紹介】

アンソニー・ゴールドスタイン
原作ではDAに参加していたレイブンクロー生。
パドマと共に監督生を抜擢されていた。公式情報によるとファンタビのゴールドスタイン姉妹と遠縁で、純血のユダヤ人とのこと。
個人主義の強いレイブンクローで監督生に選ばれるのだから、パドマと同じく成績優秀で総合力高いという設定にしています。というより、原作で読んだ時からアンソニーは優等生のイメージだったので、それを大いに反映させました。

マイケル・コーナー
原作ではDAに参加していたレイブンクロー生。
何気にハリーと同じ彼女遍歴を辿っていて、レイブンクローのクィディッチのチームにも入っている。映画版では物凄い耽美な雰囲気の美青年だった。それでいて魔法薬学の上級クラスにもいたのだから、学業もかなり優秀と思われる。
恋愛観はさておき、ロン曰く「暗い方がマイケル」らしいので物静かな人だと勝手に解釈しています。

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