カズマのキャラもこれじゃない感があるかもしれないですがベルディア戦後は何時ものカズマに戻るのでご安心下さい
「お前が魔王軍幹部のベルディアか?こんな辺境の街までご苦労なことだな」
俺はそう言うと人集りから一歩前へと出る
「ふん、魔王様からの依頼が無ければ好き好んでこんな辺境の街へとやってこないわ…成る程どうやらお前が噂に聞く仮面ライダーらしいな」
そう言うとベルディアの身体から赤いオーラが発せられる。すざましい戦気を感じベルディアは間違いなく魔王軍幹部なのだと確信した
しかし俺はそんな事に臆する事なく不敵な笑みを見せるとベルトを腰へと取り付けた
「ベルディア!お前を此処で討伐させて貰う!!」
『ラビット!タンク!ベストマッチ!』
「変身!!」
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ! 』
「めぐみんだけには戦わせられないわよ!!来て!クローズドラゴン!』
そう叫ぶとゆんゆんの元にクローズドラゴンが飛来しそれを右手で掴み取るとドラゴンフルボトルをクローズドラゴンに装填するとそのままドライバーへとセットした
『ウェイクアップ!』
『クローズドラゴン!』
『Are you ready?』
「変身!!」
『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』
変身した俺達はそれぞれ武器を構えるとジリジリとベルディアとの距離を測る。そして俺達以外の冒険者達もミツルギを先頭に街を守る為のフォーメンションを組みベルディアを包囲し一斉攻撃の機会を受かっていると…
『グォォォォ!!!』
という叫び声と共に街中から悲鳴が聞こえてきた
「まさか…スマッシュの襲撃か!?クソ、こんな時に!!」
「ゆんゆん!申しないがベルディアの相手は頼んだ!俺はスマッシュの方を片付ける!!」
「分かったわ!!」
「ならばゆんゆんさんのサポートは僕達に任せてくれ!!」
俺はゆんゆんのサポートをミツルギ達に任せると街中へと向かう
「チッ、アイツの仕業か…余計なことを…」
ベルディアはスマッシュをけしかけたのは例のブラッドスタークだと思っているようだが実際のところは違う事を気づいてはいない
********************
俺は街に現れたスマッシュ…ニードルスマッシュの攻撃を交わすとドリルクラッシャーをガンモードに切り替えて遠距離から攻撃を加えて行く
「こんな相手に手こずっている暇はないってのに」
俺がそう嘆いているとニードルスマッシュがそんな俺の隙をついて攻撃してきた
「『スティール』!!」
聞き覚えのある少女の声が響くのと同時に視界が光に包まれた後目を開くと此方に向かって飛んで来ていたニードルが消えていた
「助っ人に来たよ…ビルド!!」
「君は…クリス!!」
其処には先日カズマが泣かせてしまったという盗賊の少女クリスがニードルを手に微笑んでいた
「このまま奴らに好き勝手に暴れさせる訳には行かない奴らを絶対に倒すよ!!」
「ああ!!」
「奴の攻撃は私が引き受けるからビルドは攻撃に集中して!!」
クリスはそう言うとニードルスマッシュの前に出ると
「『スティール』!!」
再びスティールでスマッシュのニードル攻撃を防ぎ
「続けて『バインド』!!」
クリスの右手からロープが出現するとニードルスマッシュを拘束する
「今だよビルド!!一気に決めて!!」
「分かった!!」
そう言うと俺はボルティクレバーを回転させて必殺技を発動させた
『ボルテックフィニッシュ』
「タァァァァァァ!!!」
動けないニードルスマッシュはそのままラビットタンクの必殺技を受けたがまだ倒れていない
「こうなったら身体の負担は無視してやるしかない!」
『タカ!ガドリング!ベストマッチ!!』
俺はラビットタンクからホークガドリンクに変わるとガドリンガーで奴のニードルを全て撃ち落とすと上空からホークガドリンガーによる連射攻撃食らわせ
『ゴリラ!ダイヤモンド!ベストマッチ!!』
ゴリラモンドによる強力な打撃攻撃を上空から駄目押しとばかりにニードルスマッシュに食らわせた
そして怒涛のベストマッチによる必殺技ラッシュを受けたニードルスマッシュはなす術も無くそのまま爆発すると力なく地面に横たわっており俺がボトルで成分を回収するとスマッシュは元の人間の姿に戻ったそしてその人物はつい先日俺達に絡んで来た変態女騎士だった
「ダクネス!!しっかりしてよダクネス!!」
クリスが必死でダクネスと呼ばれた女騎士を揺らしているが反応はない
「クリスとりあえず今はダクネスを連れて教会へと連れて行って欲しい教会ならばアークプリーストが居る筈だからきっと助けてくれる筈だ」
「うん…わかったよ。君はどうするんだ?」
「ゆんゆん達の元へ向かうゆんゆん達だけでは分が悪いかもしれないからな」
そう言うとクリスにダクネスと呼ばれた女騎士を任せて正門へと急いだ
*********************
「はぁ、はぁ、はぁ」
ミツルギ達とゆんゆんは息を切らした状態で膝をついていた特にクローズの装甲はぼろぼろで至るところから火花が立っていた
「どうした?仮面ライダーというのはこの程度か?俺はまだ全力を解放はしていないぞ」
(どうして最初の街に現れる幹部が滅茶苦茶強いんだよ!こんなん無理ゲー過ぎるだろ!)
俺が内心そう毒吐いているとベルディアの攻撃パターンについてある事に気づいた
(あいつ攻撃する瞬間一瞬だが身体を覆っている赤いオーラが消えている?…もしかしてオーラが消えている間ならば此方の攻撃が効くんじゃないか?)
俺は長年のゲーマーの勘でそう判断すると潜伏で姿を消すと奴がゆんゆん達に気を取られている間に距離を詰めそして充分に距離を詰めた事を判断すると
「『スティール』!!!」
俺はスティールをベルディアに向かって発動させたこれで奴の武器を奪う事が出来れば…しかしそんな俺の考えは敢え無く打ち砕かれる事になる
「スティールか…成る程それで俺の武器を奪う算段だったようだが悲しいかなお前と俺ではレベル差が大きいようだ」
…俺の手には何も握られてはいなかったそうスティールは失敗に終わったのだ
「小僧覚えて置くと良い勇気と無謀は違う物である事を!!」
「カズマさん危ない!!」
俺を庇ったゆんゆんはベルディアの攻撃を受けてしまう
「グ…ハァ…」
「ゆんゆん!」
ゆんゆんは変身が解けるとその場に倒れてしまう俺はゆんゆんの元に近づくがゆんゆんは力無くその場に横たわっていた
「貴様ぁぁぁ!!」
ミツルギは激昂するとグラムでベルディアの鎧に攻撃するが傷ひとつ付ける事が出来なかった
「っ!?今のは?」
ミツルギはその時に何かに気づいたがその時の隙が致命的となってしまう
「魔剣の勇者か…中々に面白い相手だが今の私には貴様では役不足だ消えろ!!」
ベルディアは持ってい大剣を一閃するそれだけで決着はついた。ミツルギの胴体に深い傷があるつけられた上に右腕が吹っ飛びグラムも真っ二つに折れてしまった
「イヤァァァァ!!キョウヤァァァ!!」
緑色の髪をしたミツルギの取り巻きの少女が悲鳴を上げた
「このまま絶望しろ!!『死の宣告』!!」
ミツルギの身体に一瞬黒いオーラが纏わりつくとオーラが消え去った
「これで貴様は一週間後に死ぬ事となるが俺はこう見えても寛大でな貴様達にはチャンスをやろう6日後再びこの地に俺はやって来る。その時に俺に膝をつかせれば宣告を解いてやろう!!その時まで対策を考えるのも良し!諦めて過ごすのも良し!好きに過ごすがいい…では6日後にまた会おう!!フハハハハ!!」
そう言うと黒いオーラに包まれてベルディアは姿を消した。…相手が見逃してくれたのは明らかであり今回の戦いは俺達の完全敗北だった…
「ヒール!!切れてた腕はこれで何とかなるけどでも折られてしまったグラムに関しては修理にかなり時間がかかるわ…仮に直ったとしても前のような威力を発揮出来るか…でも胴体の傷が浅いのは良かったわねてっきり致命傷だと思っていたから」
アクアは取り巻きの女の子達にミツルギの容態をそう説明しているが俺にはそんなな耳に入らなかった
…俺の安易な考えの所為でゆんゆんとミツルギが死にかけてしまったそれが俺の胸に深く突き刺さる
「サトウカズマ…」
忿怒に満ちた声が聞こえ俺が声をあげるとミツルギの取り巻きの女の子達が此方を怒りの表情で見つめていた
「あんたの所為でキョウヤは!!絶対に許せない!!」
「そうよ!!キョウヤじゃなくあんたが斬られれば良かったのに!!」
そう言って俺に詰め寄ってくるが今の俺に言い返す気力がなかった…
「そこまでですよクレメア・フィオ」
「あんたは…あの時の」
「紅魔の里以来ですね、ミツルギさんを大切に思うのは良いですが行き過ぎるのももんだとあの時にいいましたよね?」
「でも!こいつの所為でキョウヤが!」
「そうよ!もしミツルギが死んだら責任とれるの!?」
「冷静になって下さい!大切な人を傷つけてられたのは貴女達だけじゃない!カズマだって自分の行為の所為で仲間が傷ついたんです!そんなカズマが責任を感じていないと思っているのですか!?」
その言葉にクレメアとフォオは黙ってしまう
「しばらく頭を冷やして下さい」
めぐみんはそう言うと踵を返してアクセルの街へと戻って行く
「めぐみん何処に行くんだ?」
「奴の言う通りならば約束の時までは6日ありますそれまでに何とか新たなパワーアップアイテムを復元します…絶対に!!」
「俺も…俺も手伝うぜ!!このまま待つだけってのは嫌だ!!」
「サトウカズマあんたの事は絶対に許せないでも…今は私達も協力するわよ!!ミツルギの仇を取ってやるんだから!!」
「分かりました…協力をお願いします!!」
そう言うと俺はクレメア・フィオそしてめぐみんと共に地下ラボへと急いで戻った
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「クソ!!!もう時間がない!」
あれから俺はほぼ徹夜でベルトの復元を目指したがどうしても上手くいかない。『スクラッシュゼリー』の復元は然程難しくはなかった対応しているフルボトルの復元には成功しているからだ。既に『ロボットゼリー』の復元を終わらせており後はベルトの復元を成功させるだけなのだが…
「やはりデータが足りないのか?しかし新たなデータを取っている時間はないみんなも色々と無茶をさせているこれ以上は無理はさせられない」
俺が後ろ振り返ると徹夜続き&ミツルギ達の看病で疲れ果ているクレメアとフィオそして研究に協力していてくれたアクアとカズマが床で雑魚寝していた
「兎に角もう一度…もう一度やるぞ!これでダメだったらもう打つ手がない」
俺がそう呟いた時後ろから誰かが起きる気配を感じ後ろを振り返るとアクアは俯いた様子で起き上がっておりそのまま立ち上がるとベルトの元へ近づいていく
「アクア…何をするつもりだ?」
アクアは俺の言葉に答える事は無く無言でベルトに手をかざす。すると手から魔力が放たれそれがベルトに流れ込むとベルトが一瞬光ったのが分かった。俺は繋がれている装置でベルトの状態を確認すると信じる事の出来ない事が起こっていた
「ベルトが完成している?」
そう魔力的な観点から復元に手こずっていたビルドドライバーに次ぐ第2のドライバー…スクラッシュドライバーが完全な形で存在していた
「アクア貴女あの時何をしたんですか?」
俺がアクアに詰め寄るとアクアはポカンとした表情を見せると
「そんなの私にも分からないわよ。でも完成したって事は私のおかげって事でしょ?ならお礼として最高級のしゅわしゃわを所望するわ!」
アホな事を言っているアクアを俺は無視し完成したベルトに触れようとした時カズマの手が先に伸びベルトを取った
「カズマ?」
俺はカズマの突然の行動に驚きを隠せなかった
「これで俺も仮面ライダーとして戦うんだ…ゆんゆんとミツルギの仇をこれで取ってやる!」
カズマはこのベルトを使ってベルディアに敵討ちを望んでいるらしかった
その気持ちは痛い程分かるし俺も仇を討つという気持ちは同じだ。でも…だからこそ
「残念ですがカズマにはこれを使いこなす事は出来ませんよ?」
「何でだよ!!俺だって力が欲しいんだ!!奴を倒す為の力が!!」
やはりカズマは分かっていない。嫌、本来ならばカズマは平和な日本で過ごしていた年相応の普通の少年だ。いきなり分かれというのも難しい話だろう…だが
「力を手に入れるというのはそれ相応の覚悟が必要なんなんだよ今のお前は怒りに支配されている…そんな奴にライダーシステムを渡す訳にはいかない。ライダーシステムは復讐の為の道具じゃない!」
だからこそ俺は此処でカズマを突き放す。カズマが道を踏み外さないようにカズマが力に飲み込まれないようにカズマが力というのを履き違えないように
俺はカズマの元に近づくとカズマの手からドライバーを取り上げる
「ベルディアは俺がこの手で倒すスクラッシュドライバーだって前の世界とは違って魔力稼働になっている。俺にだって扱えるようになってるんだよ」
俺の言葉にカズマは俯いてしまうと走ってラボから出て行ってしまった。そしてラボには寝ているクレメアとフィレを除くと俺とアクアが残った
そしてアクアは真剣な表情になると俺にある事を聞いて来る
「めぐみんさっきカズマに言った事は嘘でしょ?」
「やはりアクアには分かるか…流石は女神だな」
「当たり前よ女神の前で嘘をつくのは馬鹿のする事よ?それでどうしてあんな嘘をついたの?」
「スクラッシュドライバーはハザードレベルが高く無ければ使う事が出来ないそしてそのハザードレベルの上昇には人間の感情が深く関係しているんだ」
「それならカズマが怒れば怒る程使える可能性が高くなるんじゃないの?」
「怒りじゃ駄目なんだライダーシステムは怒りで使う事は出来ない。怒りや復讐心ではなく純粋に誰かを守りたい…誰かの笑顔を守りたい…そういった気持ちが覚悟が必要なんだよ」
「成る程ね今の怒りに囚われているカズマにハナから使う事は出来ないって訳ね」
「そういう事だ。じゃあそろそろ時間だベルディアとの約束の場所に行ってくる」
「ねぇ、めぐみん…今の貴女に勝てる見込みはあるの?」
「出来るに決まってるだろ?俺は自意識過剰でナルシストな…正義のヒーローだからな」
そう言うと俺はスクラッシュドライバーを金庫にしまうとラボから出てアクアと共に正門前へと向かって行く(クレメアとフィレは起きなかったのでそのまま寝かせた)その時近くの物陰に隠れていたカズマの姿に気づかずに…
正門に辿り着くとベルディアがひとりで俺達を待っていた
「逃げなかった事は褒めてやろう。しかし俺に膝をつかせない限りあの魔剣の勇者を助ける事は出来んぞ?」
「それならば心配はありませんよ?私が直ぐに貴方をサクッと倒しますから」
「その意気は良し!さぁ勝負と行こうか仮面ライダービルド!!」
そう言うとベルディアは前の戦いの時以上のオーラを出して戦闘体勢に入る
対する俺も腰にベルトを取り付け怯む事なくベルディアと向かい合うが…
(ベルディアが纏っているあのオーラ…クソ!やはり初期フォームだけじゃ分が悪過ぎる!せめてスパーキングフルボトルがあれば…)
しかし無い物ねだりもしたところで時間の無駄だと判断すると腰にベルトを取り付け赤と青のフルボトルを取り出した
『ラビット!タンク!ベストマッチ!!』
『Are you ready?』
「変身!!」
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!!』
俺はラビットタンクフォームに変身する
「ではこちらから行くぞ!!」
繰り出されたベルディアの大剣からの重い一撃をドリルクラッシャーで何とか受け止めたが完全には受け止めきれずに地面が陥没してしまう
「パワーで勝てないならばスピードならばどうだ!!」
そう言って俺は素早くベルディアから距離を取るとウサギハーフボディの能力を利用して素早い移動でベルディアを翻弄する。ベルディアは図体がデカい分細かい動きが苦手なのか俺の動きについて来られないようだ
そしてベルディアの背後に回ると左足に内蔵されたバネ『ホップスプリンガー』を利用して強力なキックを食らわせるが…
「どうした?貴様の攻撃程度では俺の鎧を傷つける事は出来ぬぞ?」
ベルディアの言う通り奴の鎧には傷一つついてはいない
「なんて硬い鎧なんだよ!!これならどうだ!!」
ビルドはすかさずホークガドリンガーでがら空きの胴体を狙うがベルディアの鎧に傷一つつける事は出来ない
「そんな小細工など俺には通じん!!この魔王軍幹部ベルディアを舐めるな!!」
そう言ったベルディアの大剣の横に振るった斬撃によりホークガドリンガーを破壊されてしまった
「クソ!負けるかぁぉぁぁ!!」
俺は再びドリルクラッシャーを構えるとドリルクラッシャーのソケットにゴリラフルボトルをセットすると拳状のエネルギーを纏わせてベルディアに攻撃するがベルディアは大剣で受け止める
「面白い…面白いぞぉ!!仮面ライダーよ!!だが、これでやられる俺では無いわぁ!!」
ベルディアがそう言うと纏っていた赤いオーラが更に強くなり先程とは比べ物にならないパワーを発揮し俺はそのパワーに力負けしてしまった
「はぁ!!!」
「グァァァァ!!」
体勢が崩れたところにベルディアの強烈な一撃を受けた俺は壁へと叩きつけられた。変身は解除されてはいないが痛みにより呻き声をあげる事しか出来なかった
「クソ…スクラッシュドライバーさえ使えれば…」
俺が思わずそう呟いたその時
「たく、しょうがねぇなぁ!真打ちは最後に登場ってな」
其処には俺達よりも先にラボから出て行った筈のカズマがスクラッシュドライバーを手に立っていた
「カズマ!?どうしてそれをそのドライバーは金庫にしまっておいた筈だそもそもどうやって暗証番号を!!」
「へへへ…俺の幸運をなめんなよ!!」
カズマはそう言うとベルディアの元まで歩いて行き
「俺はもう間違えない…今度こそ…今度こそ大切なみんなを守ってやる!!」
そう言ってカズマがスクラッシュドライバーを腰に取り付けるしかしその時電流が身体中に流れカズマは苦痛の声をあげた
********************
「グワァァァァァ!!ま、負けるかぁぁぁ!!俺の所為でゆんゆんはミツルギは死に掛けたんだ!!もう大切な仲間のあんな姿を見たくはねぇ!!男の意地って奴をみせてやるぜぇぇぇぇ!!」
これぐらいの痛みに負けるか!ゆんゆんもそして気にくわねぇがミツルギも死にかけてんだ!!俺に力をくれよ…俺にも戦兎さんのような意思の強さを…みんなの笑顔を守れる力を!!!
『お前の叫び届いていたぜ佐藤和真』
「えっ?」
気が付くと俺は辺り一面が真っ白な空間にひとり立っており
「あなたは
『やっぱり俺の事を知ってやがったな…佐藤和真お前は仲間の為に心火を燃やす事が出来るか?心火ってのは心の火の事だ心火を燃やして闘い抜く事が敵をぶっ潰す事が出来るか?』
一海さんの言葉に俺は迷い無くはっきりと強い言葉で答えた
「敵をぶっ潰すとかそんな覚悟は俺には出来ません…俺は一海さんのように戦えません。今まで俺は平和な世界にいたんですいきなり命をかけられるかと言われたらそんなの答えられないです…でも!!」
そこまで言うと俺ははっきりと一海さんを見る
「俺は大切な仲間を守りたい!!前の世界では俺はどうしようもない奴だったでもこの世界で変わりたいんだ!強くなりたいんだ!だから俺は一海さんとは違う形で自分なりの心火を燃やして戦い抜きます!」
…言ってやった。自分の心の中の物を全部吐き出してやった。そして俺の言葉を聞いた一海さんは
「それで良いお前は俺とは違うお前はお前の言う通りに心火を燃やして戦い抜け!後戦兎の事は頼んだぜ?あの馬鹿の事も…佐藤和真今からお前が仮面ライダーグリスだ!!」
「ありがとうございます…一海さん…俺の心火を見せてやるぜぇぇぇ!!」
俺の叫びと同時に再び視界が真っ白に染まった
*******************
カズマがそう叫ぶのと同時に身体を走っていた電流が飛散し消えた
そしてカズマは手にしていたパック状のアイテムを取り出すと上部にあるキャップを回わしてドライバーに装填する
『ロボットゼリー』
カズマは両手をクロスさせる構えを見せ
「変身!!」
『潰れる! 流れる! 溢れ出る!』
『ロボットイングリス!』
『ブラァ!』
そう言うとカズマはベルトについているレンチ型のレバーを下ろしてパックを潰すパックの中身がベルトに注入されるとカズマの周りに巨大なビーカーと装置『ケミカライドビルダー』が出現するのと同時に変身する為の成分がカズマの身体を覆うとスーツが生成される
そして最後に頭部から液体を放出してボディや頭部のパーツ等が出現し変身が完了する。その姿は金と黒を基調としたカラーリングであり頭部はゼリー飲料の飲み口を模し頭部と胸部はクリアブラックにより機械的な装甲という印象を与えており腕には専用武器『ツインブレイカー』が装備されていた
「嘘…カズマがめぐみんやゆんゆんみたいに仮面ライダーに変身した?」
「仮面ライダーグリス…」
そう言う戦兎の脳裏には心火を燃やして戦い抜いたひとりの男の姿が浮かんでいた