この素晴らしい天才物理学者に祝福を!!   作:血の一族

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この素晴らしい事件の真実に祝福を!!

「もう少しだ…後24時間で我が願いと怨みを果たすことが出来る!!」

 

 

そう言う仮面の男の足元には手の形をした巨大な兵器が存在していた。かつてマッドサイエンティストの手よって作られた兵器…エニグマによりふたつの世界が融合した事件…歴代の仮面ライダーによりその野望は阻止されマシンを破壊された筈なのだが…

 

そのエニグマが今アクセルの街の上空に現れていた

 

 

「あれは…エニグマ!?何故こんなところに!!」

 

 

戦兎の言葉に仮面の男が高笑いを浮かべた

 

 

「私がまだ地獄の底にいた時にとある男から受け取ったデータの中にこのエニグマがあったのだ!!それと同時にこの兵器が過去に引き起こした事件を知り、前に失敗したのならばその計画を私が引き付き今度こそふたつの世界を融合させそしてこの世界を手に入れると決めたのだよ!!」

 

 

「ふざけるな!!そんなの許す訳がないだろ!!」

 

 

「止められる物ならば止めて見ると良いい、止められるものならばな!!」

 

 

仮面の男は笑いながらそう言うとエニグマの手の平に飛び乗るとアクセルの街から去っていった。

 

 

********************

 

 

アクセルの冒険者ギルド内にて仮面の男の緊急会議が開かれていた

 

 

「あの仮面の男が言っていた、エニグマとは何なのだ?ビルドが言っていた別の世界と何か関係があるのか?」

 

 

「エニグマは簡単に言えば平行世界移動装置なんです。私が此方の世界に来たのもそのエニグマの力によるものでしょう、ですがエニグマの真の力は平行世界に移動させるだけではありません。エニグマはふたつの世界を融合させることが出来るのです」

 

 

「世界が融合?そんなことが有り得るのか?」

 

 

「ここに別の世界のめぐみんである、私がいるんですよ。世界が融合したとしても不思議はないと思いますよ?」

 

 

「確かに…その通りだが…」

 

 

ダクネスは戦兎の言葉に言い返すことが出来ないのか黙り込んでしまう

 

 

「ビルドさん。この状況を打開する方法はないのですか?」

 

 

ルナが何か解決する方法はないのか戦兎に尋ねてくる

 

 

「あるにはあります、それはエニグマを破壊すること。しかし奴らもそれはわかっている筈ですから妨害に現れるでしょうね、確実に」

 

 

「しかも奴はライダーシステムに近い装備を持っているのよね?ライダーの力を持ってる私達なら何とか出来るかもしれないけれど…」

 

 

「無い物ねだりをしたってしょうがないだろ。ふたつの世界を救えるのは俺達しか居ないんだからな」

 

 

対仮面の男とエニグマの対策を話し合う3人を羨望とも取れる目線で見つめている5人がいた。

 

 

(クソ…情けねぇ、大事なパーティーメンバーを傷つけられたってのに何も出来ねぇなんて)

 

 

(悔しい…何も出来ない自分が!!でも私に何が出来るの?ダクネスみたいな防御力もウィズさんみたいな魔力も無い私に何が…)

 

 

(私は何て無力なのだ…この街を守る騎士として、ダスティネス家の者として情けない限りだ…)

 

 

(私はどうすれば良いのでしょうか?私は人の身ではありません。本来ならばこの戦いには介入すべきではありません。ですが…)

 

 

(わ、私は水の女神のアクア様よ!!危険な事は別の世界のカズマさん達に任せておけば良いじゃない!私には癒す力はあっても戦う力なんて無いんだだから!)

 

 

そんな暗い気持ちと劣等感がダスト達を包み込みそれに合わせてギルド内も暗い空気に飲まれそうになった時

 

 

「何をグダグダと悩む必要がある」

 

 

そんな士の言葉がギルド内に響いた

 

 

「お前達は只護られるだけなのか?そうやって力をないことを言い訳にしてうじうじしてる間にアイツらに何とかして貰おうと思っているのか?だとしたら随分と卑怯な話だな」

 

 

「あんだと!?」

 

 

士の言葉にキレたダストが掴みかかるが士は軽くそれをかわすと逆にダストに背負い投げを決めると決めた見下した様子で

 

 

「お前達は何故こんなところにいる?アイツらは今、命をかけて戦おうとしているぞ?お前達は勇敢な冒険者だと思っていたか…それは俺の思い違いだったようだな」

 

 

「なら、どうすればいいんだよ!!仮面ライダーじゃない俺達に何が出来るんだよ!仮面ライダーじゃない俺達に戦える訳ねぇだろ!それぐらいあんたにも分かってる筈だろ!?」

 

 

ダストの自虐とも言える言葉に士は

 

 

「違うな、アイツらは仮面ライダーだから戦いに行くんじゃない。守りたい物があるから戦うんだ、逃げ出したくて仕方なかったとしても目の前にある小さな命を守る為に戦うんだ。力があるからだと力がないだととかアイツらには関係ないんだよ。大事なのは今何が出来るのかを考えて動く事じゃないのか!」

 

 

士の諭す様でそれでいて発破とも取れる言葉を聞いたダスト達は自分達の中の迷いが晴れていくのを感じていた

 

 

「ははは…大事なのは戦う力を持っている事じゃなく、自分に何が出来るのかか…そこまで言われたら黙ってるわけにいかないねぇな!!アクセルの冒険者の意地を見せてやるよ!!」

 

 

「私も士の言葉で目が覚めた思いだ。先程までの自分をぶん殴ってやりたい!力が無いのを理由にしていた自分が恥ずかしい!私はもう迷わん、ダスティネス家の者として最後まで戦うことをここに誓う!」

 

 

「こんな奴に慰められるのは嫌だけど…ここまま奴らの思い通りになるのも尺よね!世界にいる1万人のアクシズ教徒達の為にも私はやるわよ!!」

 

 

「私もこのままやられる訳には行きません。大切な仲間達との思い出の詰まったこの場所を守る為にも私は戦います!!」

 

 

「ふん。少しはまともな顔するようになったじゃないか、よし、こっちの世界のエニグマは俺とこいつらで何とかする。お前達はお前達の世界のエニグマを破壊しろ。ふたつのエニグマが起動している影響で次元かのトンネルが繋がっている今ならば世界を移動するのは容易な筈だからな」

 

 

士の提案に戦兎達は当然難色を示す

 

 

「まさか、ダクネス達を連れて行くつもりなんですか?危険過ぎです!ダクネス達は仮面ライダーに変身することが出来ないのですよ!」

 

 

「お前達はお前達の世界のエニグマを何とかする事に集中してればいい。それともこの世界のお前の仲間達を信じる事が出来ないのか?」

 

 

「士、お前…」

 

 

戦兎は士が言わんとしている事に気付いた。それと同時に士がどうしようもなく不器用で素直じゃないってことにも。

 

 

「分かった。士、この世界の私達を任せましたよ?」

 

 

「妙なことを言うな?俺は奴らの子守りをするつもりはない。俺は奴らとこの世界を守りに行くんだが?」

 

 

「意外と面倒くさい性格してるな?お前」

 

 

「褒めるなよ、照れるだろうが」

 

 

「誰も褒めてねぇよ」

 

 

こうしてカズマ達は士の提案により二手に分かれて対処することになった。ビルド率いるチームビルドはエニグマAと黒幕である仮面の男とビルドの世界で戦い。

 

士率いるチームディケイドはエニグマBをこの世界で対処することに決まった。

 

 

「この世界の私やカズマ達にはこちらの事情に巻き込んでしまって本当に申し訳ないと思ってます」

 

 

「気にすんなよ、めぐ…ビルド。お前の世界のピンチは俺達世界のピンチでもあるんだぜ?力を貸すのは同然だろ」

 

 

「こっちのカズマも変わらないな。普段はだらしない癖にしっかりと決めるところは同じだよ」

 

 

「なぁ、前から思ってたんだが、ビルドの力を持っていると良い時々見せる大人びた人格と良いお前はいや貴方はまさか…」

 

 

「さぁ、何のことか分からないですね」

 

 

その時のカズマにはめぐみんにとある男の姿が重なって見えたのだった

 

 

********************

 

 

ビルド達と別れた後この世界のカズマ達は士と共にこの世界にあるエニグマの元へと走っていた。すると…

 

 

「イーッ!イーッ!イーッ!」

 

 

カズマ達の前に大勢のショッカー戦闘員が立ち塞がる

 

 

「クソ…!!こんな連中に構ってる時間はないぞ!!」

 

 

カズマ達が焦った様子でそう言っているが士は至って冷静だった。

 

 

「安心しろ、こんな事もあろうかと助っ人を呼んでおいた」

 

 

士がその言うのと同時に背後から誰かがショッカー戦闘員達を狙撃した。

カズマ達が後ろを振り返ると其処にいたのは

 

 

「成る程…これが僕に力を貸して欲しいと言った理由なんですね」

 

 

「お前は…カツラキ!!」

 

 

「ミツルギだ!!この世界では僕と君は親しい訳じゃないのか…まぁ、平行世界ならば有り得ない話じゃないか…」

 

 

「ビルドが言ってた通り、俺とお前が友人関係だったというのは本当だったんだな」

 

 

「ここは僕は引き受けるよ、君達は早くエニグマの元に行きたまえ」

 

 

「こっちのミララギは中々カッコいいじゃねぇか!!」

 

 

「こんな時ぐらい名前を間違えないで欲しいんだが…まぁ、良いさっさと行ってくれ!!」

 

 

ミツルギの言葉を聞いたカズマ達はエニグマの元へと向かっていき、その場にはミツルギだけが残った

 

 

「あの士さんに任されたんだ、悪いけど直ぐに終わらせて貰う!!」

 

 

『ゲイツ』

 

 

「変身!!」

 

 

『ライダータイム!ゲイツ!!』

 

 

ミツルギはゲイツに変身するとジカンザックス・おのモードでショッカー戦闘員を斬り伏せていく。ショッカー戦闘員は数こそ多いが1体1体の実力は大したことはないのですぐに倒れて行くが…

 

 

「雑魚とはいえここまで多いと流石に手を焼くな!」

 

 

ゲイツがそうボヤいた時、何処からか声が聞こえて来たくるのと同時に足元に何かが転がる音が聞こえた

 

 

『随分とお困りのようだね?なら同じ二号ライダーのよしみで力を貸してあげるよ』

 

 

その青年は高台にひとり立っていた。ゲイツはその姿を確認しようとするが逆光の為に誰かは分からなかったがその人物が男だというのだけはわかった

 

 

「待って下さい!貴方は!」

 

 

ゲイツはその人物に質問しようとするが風が吹くのと同時にその人物は姿を消しており、ゲイツはその青年が放り投げた物を拾う

 

 

「これは!…誰かはわからないけど、ありがたく使わせて貰う!!」

 

 

『ゲイツリバイブ』

 

 

ゲイツは左のスロットにリバイブウォッチを装填すると反時計回りにベルトを回転させた

 

 

『アーマータイム!』

 

 

『スピードタイム! リバイ×3!リバイ×3!リバイブ疾風! 疾風! 』

 

 

ゲイツはゲイツリバイブ疾風へと強化変身する。

 

ゲイツリバイブ疾風は胸部のアーマーが翼のように展開されており、そして全体的なカラーリングは青で統一されてるゲイツの強化フォームだ。

そしてゲイツはリバイブの新たな専用武器『ジカンジャックロー』を二本のクローを伸ばした籠手のつめモードに切り替えると超高速移動でショッカー戦闘員を攻撃して行く。リバイブ疾風は胸部の『ブルークリスタライナー』でエネルギーを分子レベルで延伸することで超スピードエナジーを生成し俊敏性を飛躍的に高めた後、両肩の『リバイブストリーマー』で高速移動をする事が出来るのだ。

 

 

「ヤァァァァァァァ!!!」

 

 

ゲイツリバイブ疾風の高速移動とジカンジャックローを組み合わせた事による連続攻撃によりショッカー戦闘員達を一掃する。

 

そしてその様子を高台の上で先程の青年が見つめていた。

 

 

「僕があげた力を直ぐに使いこなすとは、流石は勇者候補と言った方がいいかな?さてと、士も色々と動いているようだし僕も動かさせて貰おうかな?」

 

 

青年は青い拳銃形のデバイスを器用に回しながらそういうと灰色のオーロラに包まれるとこの世界から姿を消すのだった。

 

 

********************

 

 

そしてカズマ達がエニグマの元へとたど着くと其処には仮面ライダーマルスと仮面ライダーダークゴースト、仮面ライダーソーサラーに仮面ライダーエターナル、そして仮面ライダーダークキバがエニグマの前に立ち塞がっていた。

 

すると何処からかあの仮面の男の声が聞こえてくる。

 

 

『こいつらは歴代の仮面ライダー達と戦った、悪の仮面ライダー達だ。私の科学力により本物そっくりのコピーを創り出すことに成功したのだ!!只の人間である貴様らには過ぎた相手だろうが…問題は無かろう、流石のディケイドもこれだけのライダー相手に勝つ事は出来まい。世界の崩壊よりも前に地獄へと送ってくれる!!』

 

 

ダークライダー達は無言でダクネス達の前に近づいて来るがダクネス達も臆するどころが更に強く地面を踏みしめて前へ躍り出る

 

 

「そんな脅しに臆する我々ではない!お前達に私達の国を!世界をめちゃくちゃにされて溜まるものか!!」

 

 

「あんたがどうやって地獄から脱走したのかはわからないけれども、あんたにこの世界を滅ばさせないわよ!水の女神の名においてあんたを地獄に送り返してあげるわ!」

 

 

「ウチのパーティーメンバーが世話になったな!その借りを返させて貰うぜ?あの街には…この世界には愛着があるんでな!」

 

 

「私はダクネスみたいに高い防御力もなければアクアみたいな魔力もウィズさんみたいな戦闘力もないけれど…アクセルの街の冒険者として!この世界に住まう人間として譲れないものぐらいはあるんだから!!」

 

 

「私はこの戦いに介入するつもりはありませんでした。ですが、貴方達の計画が罪の無い人達を巻き込むものならば…見逃すわけにはいきません!!」

 

 

『愚かな…そんな一時の気の迷いで滅びの道を選ぶというのだな?仮面ライダーに変身出来ない貴様達に何が出来る?』

 

 

「確かに私達は仮面ライダーにはなる事は出来ないが…それでも私達は貴様達と戦う!!私達の…誇りに掛けて!!」

 

 

そんなダクネス達の叫びを聞いた士はふっと笑みを浮かべると

 

 

「良い面構えをしてるじゃないか。俺も遠慮なくお前達の力を借りるとするか」

 

 

士がそう言った瞬間、ライドブッカーから光が漏れると勝手に開き4枚のライダーカードが飛び出すとダクネス達に向かって飛んでいく。

 

そして4枚のライダーカードはアクア、ダクネス、ウィズそしてダストの腰付近に行くとそれぞれ『ウィザードドライバー』『戦極ドライバー』『ゴーストドライバー』『ダブルドライバー』に変化した

 

 

「うおおお!!コイツはベルトじゃねぇか!!ってことはこれがあれば俺も仮面ライダーに変身出来んのかよ!!」

 

 

「これで戦えるのか…カズマやゆんゆん、もうひとりのめぐみんのように!!」

 

 

「私は変身していいのでしょうか?立場的に色々と複雑です…」

 

 

「ふふふ、良いじゃない!!仮面ライダーと女神の力があれば敵無しよ!!」

 

 

『オレンジ』

 

 

『アーイ!』

 

 

『サイクロン!』

 

 

『ジョーカー!』

 

 

『シャバドゥビタッチヘンシ〜ン』

 

 

「「「「変身!!」」」」

 

 

『ソイヤ!』

 

 

『オレンジアームズ!花道オンステージ!』

 

 

『カイガン! オレ! レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』

 

 

『サイクロン!』

 

 

『ジョーカー!』

 

 

『ヒー!ヒー!ヒーヒーヒィー!!』

 

 

ダクネスがベルトのガッテンブレードを降ろすとダクネスの頭上にオレンジが降ってくる。そしてダクネスの頭に嵌った後オレンジが開くと鎧へと変化する。

ダクネスは平成ライダー15番目の戦士・仮面ライダー鎧武へと変身完了した。

 

 

アクアが手の平の形をしたバックルに手を当てると赤い魔法陣が出現しアクアの身体がその魔法陣を通りぬけるとアクアの姿は長い黒のロングコートに大きな指輪を模した頭部を持つ

平成14番目の戦士・仮面ライダーウィザードへと変身完了した。

 

 

ダストがジョーカーメモリをベルトに差し込むのと同時にリーンもサイクロンメモリをベルトに差し込む。そしてサイクロンメモリがダストのドライバーに転送されるとリーンは意識を失ってその場に倒れる、ダストは転送されたサイクロンメモリとジョーカーメモリを差し込んだ状態でベルトをWの形に開くと風がダストの周りを包み込むとダストは平成ライダー11番目の戦士・仮面ライダーWへと変身完了した。

 

 

ウィズの身体がトランジェントに包まれるとゴーストドライバーから黒いパーカーが出現しそれを身に纏うこと平成ライダー17番目の戦士・仮面ライダーゴーストに変身完了した。

 

 

「う、ウォォォォ!!仮面ライダーだ!!テレビで見た、仮面ライダーその物だ!!スゲェェェ!!」

 

 

「ず、ズルイです!!ダクネス達だけ変身するなんてズルイですよ!!」

 

 

カズマとめぐみんは酷く興奮した様子でそう叫ぶ。

 

 

「さて、俺も行くとするか」

 

 

「変身!!」

 

 

『KAMENRIDE』

 

 

『DECADE』

 

 

士もマゼンダをメインカラーとし歴代の平成ライダーへと変身する能力を持つ平成ライダー10番目の戦士・仮面ライダーディケイドへと変身した

 

 

「さぁ、最終決戦を始めるとするか」

 

 

士の言葉が戦いの開始の合図だった。




この世界のダスト達を仮面ライダーに変身させてみました。


ダスト達の戦いは次回のお楽しみです。


感想と評価をお待ちしてます。



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