精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

13 / 72
大城「今回のゲストは雷とフィアナさんです。」

雷「どうも、雷です。」

フィアナ「フィアナよ。よろしくね」

雷「今回は珍しい組み合わせだな。」

大城「それはフィa・・・」

ゴスッ

大城「ゴフッ!!! 2話…連続…です…か…。」

バタッ

フィアナ「貴方が余計なことを言おうとしたからよ?」

雷「では、注意事項です。」

※ 誤字・脱字、読みにくい所の存在

フィアナ「これらが大丈夫な皆は」

雷・フィアナ『楽しんで読んでください。』




第13話 部屋割りと依頼の準備

クレア「まーた勝手に決めて」

 

暁「今回に関しては俺達男性陣に任せるってことだったから決めただけですよ。」

 

リンスレット「兎に角、話は分かりましたわ。で、ここに残る組はどなたですの?」

 

暁「俺と雷だよ。」

 

リンスレット「ですとカミトさんは…」

 

カミト「ああ、俺は学院に戻る側になったよ。」

 

ティルフィング「異族問題となると私達が出ないわけにはいけませんね。」

 

暁「まあそういうことだ。」

 

ドラグノフ「雷、今回は夜中での警戒が主となるのに私達に出番がくるのか?」

 

雷「ぶっちゃけると一応ってことだよ。狙撃に関してはあまり出番がないと思われるね。」

 

ドラグノフ「ふむ、今回も出番が無いのか……」

 

 

最近出番がないせいかドラグノフは少し不機嫌そうだ。

 

 

フィアナ「ねぇ、警護って今日の夜からじゃないのよね?」

 

暁「と思うじゃろ、受けたからには今日からしないとね。」

 

雷「ただ何時(いつ)からやればいいか聞くの忘れただけなんだけどね。」

 

カミト「そういえばそうだな。」

 

クレア「それってダメじゃん。」

 

暁「気にするな」

 

エリス「暁は時々おおざっぱだな。」

 

ティルフィング「あはは……」

 

 

エリスの言葉にティルフィングはフォローの言葉が見つからずただ苦笑いをするしかなかった。

そんなこんなで夕方まで日が落ちていた。

 

 

エリス「だいぶ日が落ちたな。」

 

カミト「ここに長居しすぎたようだな。」

 

クレア「でも宿なんか取ってないわよ?」

 

リンスレット「また野宿ですのね。」

 

暁「それなら心配いらねぇよ。」

 

リンスレット「どういうことですの?」

 

暁「町長が町の警護をしてくれるお礼ということで空き家を貸してくれたんだ。」

 

雷「女性陣を探すついでにその空き家を見てきたけどなかなか広かったぜ。」

 

暁「ここにいる全員は暮らせるぐらいの大きさだったかな?」

 

雷「部屋が少々問題なんだがな。」

 

クレア「部屋が2つしかないとか?」

 

暁「いや、部屋は3つあるんだが……広さがあんまりない。」

 

クレア「どういう事?」

 

暁「うーん、百聞は一見に如かずってことでとりあえず日が落ちきる前にその家に行こうか。」

 

 

暁達は会計を済ませて町長から貸してもらった空き家に向かうのだった。

喫茶店から歩いて数分でその家の姿が見えた。家の位置は少々町から離れていたがそのおかげなのか広く作られているようだった。

 

 

クレア「見た目はそこそこ悪くないわね。」

 

カミト「借りた家に文句を言うなよ。」

 

リンスレット「それで問題の件というのは?」

 

暁「ちょいまち。」

 

 

そういって俺は家の扉の鍵を開け、扉を開けた。

 

────ガチャ

 

フィアナ「外から見た感じと話から聞いていた通り2階があるのね。」

 

雷「問題の部屋なんだが……、」

 

リンスレット「2階でしたわよね?」

 

雷「ええ。」

 

クレア「で、とにかく一番左の部屋の前まで来たけど?」

 

暁「じゃあ、開けるぞ。」

 

 

何故か暁がいつもよりトーンを低くしてそんなことを言った。

何故暁がそんな言い方をしたのか女性陣にはさっぱりわからなかったが、扉の向こうを見た瞬間すぐに理解した。扉をくぐって真っ直ぐにちょっと進むとシングルベッドが壁に対して直角で配置しており、その左側には小さい机が配置されている。それが両サイドに2つずつ計4つ、これだけ聞けば普通の部屋に思えるかもしれないが問題はそこではなく扉からベッドに向かうまでの通路が極端に狭いことだ。人一人歩けるぐらいの幅しかない。

 

 

クレア「ちょっと!? 何よこれ!?」

 

リンスレット「さすがに狭すぎではありませんか、これ……」

 

フィアナ「暁くんもしかしてだけど他の部屋も?」

 

暁「3部屋中の一番右の部屋だけは少し広いですが、何故かダブルベッド1つにソファ1つなんですよねぇ~。」

 

カミト「今の聞いてわかると思うが真ん中はここと同じだからな。」

 

ドラグノフ「2階に関してはただの張りぼてか。」

 

雷「よく見せようとしただけだったんだろうな。」

 

ティルフィング「マスターさすがにこれは部屋割りが大変そうですね。」

 

暁「マジでどうすっかなぁ~」

 

クレア「妥当にくじ引きでいいんじゃない?」

 

 

カミト・フィアナ・リンスレット・エリス

      『えっ!?』

 

 

カミト、フィアナ、リンスレット、エリスは驚いた。なぜなら誰よりも先に『私は一番右の部屋をいただくわ。』と言いかねない彼女が『妥当にくじ引きでいいんじゃない?』そう言ったのだ。彼女と長い付き合いであり、彼女のことをよく知っている4人からすれば相当の驚きに違いない。

 

 

カミト「クレア、風邪でもひいたんじゃないか?」

 

クレア「そんなわけ無いじゃない。」

 

 

リンスレットは片手を自分の額にもう片方の手をクレアの額に当てた。

 

 

リンスレット「熱は・・・、なさそうですわね。」

 

クレア「・・・・・・」

 

フィアナ「あなたきっと疲れ過ぎているのよ。」

 

エリス「ああ、心配だから少し下で休んでいるといい。勝手に決めたりしないから」

 

クレア「あんた達さっきから言いたい放題言ってくれたわね?にこっ

 

クレア「あんた達全員まとめて消し炭よ!!!!

 

ティルフィング「クレアさん落ち着いて、マスターも止めてください!!」

 

暁「家が燃えなけりゃ無問題(もうまんたい)。」

 

ティルフィング「えぇ!?」

 

 

この後クレアが数十分間暴れた。なぜかカミトが一番狙われていたがまぁ、家が燃えなかったから良しとするか。

クレアが暴れている間に日は完全に落ちきってしまっていて、月が見えていた。

 

 

暁「落ち着いたかいクレア?」

 

クレア「ええ、すっきりしたわ。」

 

 

この時のクレアは本当に清々しい顔をしていた。

 

 

雷「そろそろ部屋割り決めないか?」

 

カミト「クジで決めるのはいいがその肝心のクジは?」

 

ドラグノフ「お前達が暴れている間に作っておいた。」

 

暁「紙の先に1~3の番号が振られているから引いた番号が自分達の部屋ということで」

 

エリス「部屋に番号は無いがどうする?」

 

雷「そこは一番左の部屋から1番でいいんじゃね?」

 

雷以外『異議なし(ですわ)。』

 

暁「じゃあ、全員紙を選んでくれ。」

 

 

全員引く準備ができた。

 

 

カミト「せぇーので引くぞ。」

 

 

全員『せぇーの!!』

 

 

全員一斉に俺が持っているクジを引いた。

 

 

クレア「1……ね。」

 

リンスレット「私も1ですわ。」

 

エリス「私もだ。」

 

カミト「俺も1だな。」

 

フィアナ「私は2番ね。」

 

雷「おっ、フィアナも2番か。」

 

ドラグノフ「私も2番だ。」

 

リン「雷、私も2番だよ。」

 

暁「俺は3番だな。」

 

ティルフィング「マスター、私とロンギヌスも3番です。」

 

ロンギヌス「うぅ。///」

 

 

なんだかんだあったがやっと部屋が決められた。

一体部屋を決めるのにどんだけ掛かってんだよって思っちゃうよね。

 

 

暁「やっと決まったな。」

 

ティルフィング「だいぶかかりましたね。」

 

クレア「そろそろご飯にしましょうか。」

 

雷「賛成。お腹が空いてしかたがねぇ」

 

フィアナ「今回は私達が作りましょうか。」

 

リンスレット「昨晩は殿方達が作ってくださいましたし、そうですわね。」

 

エリス「では、キッチンに向かうとしようか。」

 

暁「悪いが、俺は最初に風呂入るわ。」

 

クレア「わかったわ。」

 

 

俺はそのまま風呂に向かい、入った。そして風呂から上がると料理のいい匂いがしてきた。どうやらちょうど料理ができたようだ。

 

 

雷「遅ぇぞ暁。」

 

暁「そりゃあ悪かったな。」

 

 

料理は机一杯に並べられていた。どれもおいしそうだ。でも食いすぎると眠気でこの後の警護依頼に支障が出ると思った。だからあまり食べないようにした。

 

 

暁「ごちそうさん。」

 

クレア「あれ?もういいの?」

 

暁「ああ、今は少しでも早く寝たい気分なんだ。飯はうまかったよ、ありがとう。」

 

雷「暁テメェ、それは作った奴に失礼だろ。」

 

暁「おめぇはちょっと食いすぎなんだよ。」

 

雷「飯がうますぎるのが悪い。」

 

暁「女性陣には悪いと思ってるが先に部屋で寝るよ。」

 

クレア「別に謝らなくていいわよ。おやすみ」

 

カミト「暁、おやすみ。」

 

暁「ああ、おやすみ。」

 

 

俺は自分の部屋へと戻っていった。その後、雷が俺の分も食べた。

この時ティルフィングは暁が考えていることを理解していたが目を瞑った。

晩ご飯を食い終わって皆やることをやって寝静まった。

 

 

────深夜の2時頃

 

暁「さて、そろそろかな?」

 

 

小声でそう言いながら俺は静かに家の扉を開け外に出た。そこにはドラグノフが待っていた。

 

 

ドラグノフ「今回は出番が無いと思っていたのだがな。」

 

暁「雷は?」

 

ドラグノフ「ぐっすり眠っているよ。」

 

暁「まぁ、あんだけ食ってりゃあそうだろうな。」

 

ドラグノフ「というかこれはどういうことだ?」

 

 

ドラグノフは1枚の手紙を見せてきた。

その手紙は俺が寝る前にドラグノフに向けて書いたものだった。

内容は依頼のことで手を貸してほしいただそれだけの単純な文だ。

 

 

暁「そのままの意味だよ。」

 

ドラグノフ「雷に言えばいいじゃないか。なぜ私に?」

 

暁「あいつよりもお前の方が遠距離で精密射撃ができるからな。」

 

ドラグノフ「そう期待されても困るが、お前と組むのも偶にはいいかもしれんな。少し楽しそうだ」

 

暁「じゃあ行きますか。」

 

ドラグノフ「うむ。」

 

 

暁とドラグノフは町の入り口まで行くのであった。

 

 

 




クレア「部屋割りが狙っていたかのような結果になったわね。」

リンスレット「あからさますぎですわね。」

大城「私が書いてますからね。」

エリス「いきなり出てきてのメタ発言」

大城「後書きなんで無問題(モウマンタイ)。」

フィアナ「後書きでも駄目じゃないかしら?」

大城「そこは作者次第ですね」

クレア「じゃあやっぱり大城、あなた次第じゃない。」

フィアナ「うちはもうダメね。」

大城「そんなこと・・・なかったらいいなぁ~」

エリス「そろそろ次回予告したほうがよいのでは?」

大城「うん (´・ω・) 」


クレア「次回第14話 町の警護」

大城以外『お楽しみに!!』


※ 感想がございましたらよろしくお願いします。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。