暁「よろしく」
ドラグノフ「連続登場か」
暁「前回は俺とドラグノフの戦闘回だったな。」
大城「これからも、組み合わせを変えてみるつもりです。」
ドラグノフ「面白そうだな。」
暁「珍しい組み合わせが書かれることがあると?」
大城「まあ、そうなりますね。」
ドラグノフ「さあ、次に私と組むのは誰だ?」
大城「それはその時になってからのお楽しみです。」
大城「ここで、注意事項です。」
※ 誤字・脱字、読み難い所の存在
大城「これらが大丈夫な方は」
暁・ドラグノフ『楽しんで読んでください。』
~~ 暁side ~~
俺が起きたのはお昼を過ぎて午後3時前だった。。
俺は起きた寝ぼけ眼でティルフィングとロンギヌスが寝ているであろうベッドに目を向けたがそこに彼女たちの姿はなかった。
暁「これは寝すぎたかな?」
そう思いソファから体を起こし伸びをした。少しは眠気が取れた感じがしたがやっぱり眠いものは眠い。
だからと言って寝るわけにはいかないので部屋を出た。すると下からみんなの話声が聞こえてきた。
俺は皆のいるであろうリビングに向かった。
暁「おはよう。」
雷「やっと起きたか。というか時間帯的にその言葉は間違ってるぞ。」
暁「うるせぇ、今起きたんだからしゃーねーだろ。」
リンスレット「あら、ようやく起きたんですの? おはようございますわ。」
エリス「暁、おはよう。」
フィアナ「おはよう 暁くん」
クレア「ようやく起きたのね。おはよう ていう時間じゃないわね。」
カミト「暁起きたんだな。」
暁「てか皆ってどれぐらいに起きたの?」
カミト「全員まとめてお前が起きる2時間ぐらい前だな。」
暁「むー、そうか。」
雷「てかティルフィングが一回お前を起こしに行ったんだぞ。」
暁「へ? マジで?」
雷「なぁ、ティルフィング?」
ティルフィング「おはようございますマスター。」
ティルフィング「正確には私とロンギヌスがマスターを起こしに行ったんですけど……」
ティルフィング「マスターは熟睡でして、ゆすっても起きなかったんです。」
暁「うっ!! 何かすまん。」
俺は少し罪悪感が沸いた。なんかマジですみません。
暁「話は変わるがカミト?」
カミト「なんだ?」
暁「学院にはいつ戻るんだ?」
カミト「それなんだが、この時間で出発しても一昨日と同じ結果になりかねないからもう1日止まってくことにした。」
暁「そうか。」
カミト「ああ、出発に関しては明日の朝6時頃にしようと思ってる。」
暁「戻るメンツは? カミトだけじゃないんだろ?」
カミト「それを決めるのに今さっき話をしていたんだ。」
雷「その途中でお前が起きてきたってわけだ。」
暁「はえぇ~~。」
クレア「あんたのその気の抜けた返事どうにかなんないの?」
暁「無理だな。」
雷「無理。」
ティルフィング「無理ですね。」
ドラグノフ「無理だな。」
俺含めて俺のことをよく知っているメンツが満場一致で【無理】だと判断した。
御三方俺のことをよく分かっているじゃないですか。そんな言葉を心にしまって話を続けた。
暁「そんな話は置いといて、今のうちに決めちまおうぜ。」
雷「話を遮った奴の言うことじゃねぇ。」
暁「気にするな!」
クレア「兎に角、止まっていた話を進めましょう。」
カミト「実際は止まるほど話は進んでいないんだけどな。」
リンスレット「確かにそうですわね。」
カミト「そういえば暁?」
暁「なんだ?」
カミト「人数だけど残る側にはあと何人欲しいんだ?」
暁「何人というか一人できれば残ってほしい人がいるんだよな。」
フィアナ「それって誰なの?」
暁「フィアナ」
フィアナ「えっ!? 私!!」
フィアナは驚いていた。少しあたふたしているのを見ると自分が呼ばれるとは思っていなかったようだ。
フィアナ「どうして私なの?」
暁「単純に回復魔法の使える人が欲しいんだよ。」
暁「それとあと、雷の監視。」
雷「なんで!? 俺の監視ってどゆこと!?」
暁「お前、援護射撃
雷「ナンノコトカナ?」
暁「俺がお前の射撃できる位置に敵を誘導してもすぐにその敵が倒されないんだもん。」
雷「それは、射線上にお前がいるからでぇ~・・・・・」
暁「時々だがドラグノフからそういう情報がこっちに流れてくるんだよね。」
雷「・・・・・・」
雷「モウシワケゴザイマセン。」
暁「謝るきねぇなコイツ。」
雷「勿論さぁ~。」
暁「一回殴ってやろうか。」
ティルフィング「まあまあ、落ち着いてくださいマスター。」
暁「はぁー、それでフィアナさえよければ手伝ってほしんだがダメか?」
フィアナは考える体制をとり、悩んでいた。
こういう時って大抵「時間をくれ。」ってな感じの返答が来るんだよな。
俺がそう思った矢先にフィアナが返答してくれた。
フィアナ「いいわよ。」
予想より以上に早い返答だったので俺は少々面を喰らった。
暁「へっ!? あ、おう、そうか。」
フィアナ「何よその返事は。暁くんが聞いてきたんでしょ。」
暁「いや、予想よりも早い返答だったので少々驚いたんだよ。」
フィアナ「そうかしら?」
暁「俺的には考える時間をくれって言われると思っていたからさ。」
フィアナ「なるほどね。まあいいじゃない細かいことは」
そう言ったフィアナは雷の方を流し目で見ていた。
俺はそれを見逃さなかったがこの時の俺はそれが何の意味思っているのか知る由もなかった。
カミト「じゃあクレアとエリス、リンスレットは俺と一緒に学院に戻る側ってことでいいのか?」
暁「俺はそれで構わないよ。」
フィアナ「私もそれで大丈夫よ。」
雷「俺も大丈夫だ。」
クレア「私達3人もそれで構わないわ。」
そう言ってクレアとエリス、リンスレットはそれぞれ頷いた。
暁「そんじゃあ、これで一通りのことは決まったな。」
ティルフィング「マスター、これからどうされるのですか?」
暁「これといってやらなきゃならんことが無いから晩飯まで自由行動かな?」
雷「じゃあ俺はもう一回寝るかな。」
暁「人に寝すぎとか言っときながらまて寝んのかよ。」
雷「それとこれとは別ってね。」
雷が2階へと姿を消してから各々自由行動をとった。
俺が外に出ようとしたときクレアがフィアナと話していた。
少し気になったが結局俺には関係ないと思いそのまま外に出た。
~~ 暁side out ~~
~~ クレアside ~~
クレア「ねぇフィアナ、あなた残る側を取ったけどどういう事よ。」
フィアナ「どういう事、とは?」
クレア「いつものあなたならカミトとは何が何でも離れようとしないのに、今回に関して妙に暁達の方に着くじゃない。」
フィアナ「そのことね。異世界から来たなんて面白いじゃない だからちょっと興味がわいただけよ。」
クレア「ほんとにそれだけ?」
フィアナ「それだけよ。」
クレア「そう、あんたがそう言うならそうなんでしょうね。」
クレアは一人で納得してそのまま外に出て行った。
~~ クレアside out ~~
~~ ティルフィングside ~~
私はロンギヌスと一緒に今晩のご飯の買い出しをしに来ていました。
ティルフィング「さて、今晩のご飯は何にしましょうか。」
ロンギヌス「昨日は皆さんがいろいろ作ってましたからね。」
ティルフィング「ホワイトシチューにでもしましょうか」
ロンギヌス「いいですね。私もお手伝いさせていただきます。」
ティルフィング「よろしくお願いしますね。」
今晩のご飯を何にするか決まって材料を探していると、ふとマスターの姿が見えた。
────あれは マスター? どこに行くのでしょうか?
気になったのでロンギヌスにマスターの姿が見えたから後を追いましょうと提案した。どうやらロンギヌスもマスターの姿を見つけて気になっていたらしく、後を追うことにした。
ロンギヌス「マスターは何処に行くのでしょうか?」
ティルフィング「こっちの方向って確か町長さんの家がある方向だったと思いますけど」
ロンギヌス「ではマスターは町長さんに何か用事があるってことですかね?」
ティルフィング「話なら昨日のうちに終わっていると思うんですけど他に何かあるのでしょうか?」
ロンギヌス「兎に角このまま後ろについていきましょう。」
ティルフィング「そうですね。」
そして私とロンギヌスはマスターの後を付いて行くのでした。
~~ ティルフィングside out ~~
暁「なんだかんだでようやくゆっくりできたわ。」
クレア「それでも7時半ぐらいから3時まで寝るってどうなってんのよ?!」
雷「こいつ何もない日はだいたい寝てるからな。」
暁「眠いんだもの、仕方ないよね。」
暁「ていうか、お前らも3時に起きてたじゃんか。」
クレア「私たちは朝に一度起きてるわよ。」
雷「その後もう一回寝た感じだな。」
暁「それで3時に起きたと?」
クレア「ええ。」
暁「納得。」
雷「暁が納得したので次回予告」
クレア「あれ? 大城は?」
暁「キャラからの呼び出しがなかったのでいません。」
クレア「・・・。気にしたら負けね。」
クレア「第16話 気になったこと」
3人『お楽しみに。』
大城( 出番なかった。(´・ω・`) )
※ 感想がございましたらよろしくお願いします。