精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

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第2話の制作が終了しました。

この話の注意事項としましては、前話と同様に読みにくいかもしれないことです。

それでもよかったら読んでください。


第2話 久しぶりの戦闘

3分間の放心状態から意識を戻し、ダッシュで魔術教師のもとへ向かった。

 

   暁 「ちょっ、先生どういう事ですかこれは!?」

 

 魔術教師「お前たち今までどこ行ってたんだ?

      もうちょいで開会式だぞ」

 

   雷 「先生、説明を求めます。なぜ俺たちがクラス代表なんですか!?」

 

 魔術教師「あれ? 言ってなかったっけ??」

 

  ティル「朝のHRでも何にも聞いてませんし、

      先生自身も何も言いませんでしたよ」

 

 魔術教師「そうか、それは申し訳なかったな」

 

 魔術教師「一応言うがこれは上からの指示でね、

      お前たち2人を見世物にするつもりだろう」

 

   暁 「なぜ俺達が出れるのか不思議ではありましたが、そういうことですか。」

 

   雷 「上の連中にも困ったな」

 

 

異端者である俺達がこんな大きな試合に出れるのが不思議だった。

 なるほどね、上の者もそこまでしてくるか……、異端である俺達をそんなにも排除したいか

 

 

 魔術教師「まぁ、お前たちなら大丈夫だろ」

 

 魔術教師「お前たちの強さを一番分かっているのは俺だしな」

 

   雷 「どこからそんな自信と信頼が出てくるんですか?」

 

 魔術教師「知らん」

 

   暁 「知らんって、まぁだいたいのことは理解しました。兎に角、決まっていることなので諦めて出ますよ」

 

  ティル「マスター」

 

   暁 「んっ? どうしたティルフィング?」

 

  ティル「この試合、なんだか嫌な感じがします」

 

   雷 「何か起きるかもしれないってこと?」

 

  ティル「はい」

 

   暁 「うーん……、起きてからにしよう」

 

  ティル「マスターがそう言うなら」

 

   雷 「おい暁、そろそろ開会式の時間じゃね?」

 

   暁 「最後に一言先生に」

 

 魔術教師「何だ?」

 

   暁 「やるからにはそこそこ本気で行っても構いませんね?」

 

 魔術教師「もちろんだ! お前たちの力見せつけてこい!!」

 

   暁 「その確認がしたかった、雷ー」

 

   雷 「何だよ?」

 

   暁 「4割ほど本気出してもいいってよ」

 

   雷 「マジ!! やったね!」

 

   暁 「ティルフィング試合のときはよろしく頼む」

 

  ティル「はい、マスター!!」

 

 

その後の開会式は何事もなく進行し、

代表戦1回戦のルールが発表された。

 

 

ーーーーーー 代表戦1回戦のルール ーーーーーー

 

戦闘方法:12クラスまとめてのバトルロイヤル

 

 チーム:5人 (例外チームあり)

 

制限時間:なし

 

勝利条件:参加クラスが6クラスになるまで生き残ること

 

敗北条件:チームの全滅かチームの大将が降参宣言または倒されること

 

                   以上

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ーーーー 代表戦チーム別用待機室にて ーーーー

 

    暁 「分かりやすくていいな」

 

    雷 「まぁ、要するに実力で何とかしろってことだよな」

 

   ティル「そうですね。それよりも雷さんの契約姫の方は?」

 

   ???「私ならちゃんとここにいるぞ」

 

 

どこからともなく声が聞こえた。

 

 

   ???「雷、私に魔力を少々流してくれ人型になりたい」

 

    雷 「分かったよ、ドラグノフ」

 

 

その会話が終わると雷は魔力制御を行った

 

 

 ドラグノフ「久しいな、暁、ティルフィング。

       そしてやっぱり人型はいいものだな。」

 

 

彼女は雷の契約姫で「ドラグノフ」である。

因みに彼女はこの世界では銃姫(じゅうき)と呼ばれている

彼女達銃姫もキル姫と同様武器の力を有している、銃姫達の場合銃に関する力だ

そして、契約者と契約姫の魔力回路を1つにすることで人型になったり、制限のかかった力を

開放したりすることができる。

 

 

   ティル「お久しぶりですね、ドラグノフさん」

 

   ティル「最近姿を見ませんでしたが、大丈夫ですか?」

 

 ドラグノフ「うむ、最近極まれだが魔力が乱れてな。それを直していた。」

 

    暁 「大丈夫なのか?」

 

 ドラグノフ「ああ、もう何の問題もない。

       戦闘もいつもどうりで戦える」

 

 

待機室のスピーカーに声が入った。

 

 『各クラスの代表者の皆様準備ができましたので、訓練場の中央にお集まりください。』

 

 

   ティル「マスター、準備は出来ています。

       何時でも行けます」

 

    暁 「よし、じゃあ行きますか」

 

 雷・ドラグノフ「「ああ!!」」

 

 

俺達は、待機室を出て放送のあった場所へと向かう。

向かっている最中に何組かのチームから(さげす)まれたりしたが、その都度試合で倍返ししてやろうかなと考えた。

 

そんなこんなで、開会式のあった訓練場の中心辺りについた。

 

 

   審判長「これより、特別ステージに転送します。転送位置はチームメンバー以外はバラバラになるようにしています。」

 

   審判長「それでは、転送開始します」

 

 

その声と同時に足元に転移魔法が発動し、光を発した。

光に包まれたかと思うと、そこはすでにさっきいた場所とは違う。辺りを見渡した結果、

どうやら「森」のようだ。距離は遠いが至る所に魔力の塊を感じる。

 

 

    暁 「ふむ、結構の広さのステージのようだ」

 

    雷 「一人で納得する前にまず、友人の無事を確認しろよ。」

 

    暁 「俺達が無事なのは確定事項だろ?」

 

    雷 「いやまぁそれはそうなんですが……、そこはほら気持ち的にね?」

 

    暁 「はいはい」

 

    暁 「それよりも、これからどうしたもんかな」

 

    雷 「どうしたもなくね、俺達含めて6チームになるまで他チームを倒せばそれで解決だろ?」

 

    暁 「それはそうなんだが……」

 

 ドラグノフ「暁が考えてるのは魔力量のことではないかな?」

 

    雷 「今さら何でそんなことを?」

 

 ドラグノフ「今回の戦いはほとんど仕組まれた戦いに近いからな。それに、暁はティルフィングが言っていたことが気になっているんじゃ?」

 

    雷 「嫌な感じがするって言ってたっけ?」

 

   ティル「はい、それが何かはわかりませんが……」

 

   ティル「すみませんマスター確証もなしにこんなこと言ってしまって」

 

    暁 「別に構わないよ、それに此処に来てからだけどティルフィングが言いたいことがなんとなくだけどわかったからね。」

 

    暁 「確かに、変な感じがするんだよなぁ~。」

 

    雷 「そんな感じしないけど?」

 

    暁 「うーん……おっと、どうやら俺達を倒そうとしているチームが来たみたいだな」

 

    雷 「久しぶりだからって腕がなまってやられましたなんて言うなよ!!」

 

    暁 「その言葉、そっくりそのまま返すわ」

 

   暁・雷「「ティルフィング!!・ドラグノフ!!」」

 

   ティル「はい!!」ドラグノフ「承知!!」

 

 

俺と雷はそれぞれの武器を取りつつ、それぞれの契約姫に流している魔力量を少し上げた。

すると、何も持っていなかったはずの契約姫達の手にはそれぞれ剣と銃を持っていた。

 

 

    雷 「隠れてても魔力感知の魔法で居場所がバレバレなんだよなぁ」

 

 

そういいながら雷は茂みに一発撃ち込んだ。

 

 

   生徒 「ぐはっ!!」

 

 

どうやら一人倒したらしい。

それが引き金となったのか倒された奴のチームメイトだろう

剣を持った男子生徒と槍を持った女子生徒の2人が茂みから出てきた

 

 

 男子生徒A 「貰った!!」

 

 女子生徒B 「やぁーー!!」

 

 

甘い!砂糖をそのまま食べるぐらい甘い!!

奇襲のつもりなんだろうがさっき雷が言った通り魔力感知の魔法で居場所が筒抜けだったんだよな。

だから対応しやすい

 

 

    暁 「ティルフィング女子生徒の方よろしく」

 

   ティル「分かりました。マスター」

 

 

俺とティルフィングが同時に出てきた生徒を一閃した。

 

 

    暁 「後2人いるはずなんだけど?」

 

    雷 「この感じなら後2人は支援型じゃねぇかな」

 

    暁 「なるほど、と言うわけであとは雷とドラグノフに任せるわ」

 

    雷 「締めがもらえた。やったぜ」

 

 ドラグノフ「雷、残り2人の位置が分かった。

       直線50m先の木の上に1人とそいつの左斜め後ろ20m先にもう1人だ」

 

    雷 「遠い方はドラグノフに任せた」

 

 ドラグノフ「了解した。」

 

 

2人が銃を構えて一息入れ、そのまま引き金を引いた。

すると、出発する前に事前に配られていた魔力で書かれた参加表から

俺達が今さっき倒したであろうチームのクラス名が消えていた。

 

 

    雷 「久しぶりの戦闘でなまっているかと思いきや案外いけそうだわ」

 

    暁 「確かに」

 

 

俺達がそんなたわいもない話をしているとき、

他のチームは俺達を潰す計画を練っていた。

だがそんなこと、今の俺達には知る由もなかった。

 




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