大城「ゲストは暁とティルフィングさんです。」
暁「明けましておめでとう。」
ティルフィング「明けましておめでとうございます。」
大城「今回の回は異世界に行く前の話です。」
暁「カミト達は出ないのか。」
大城「そうですね。」
ティルフィング「残念ですね。」
大城「そもそもあっちの世界に神社があるのかどうか曖昧でしたので、異世界に行く前の話とさせていただきました。」
暁「ちゃんと調べとけよ。」
大城「そうっすね。というわけで注意事項です。」
暁「どういうわけだよ!!」
※ 誤字・脱字、読み難い所の存在など
ティルフィング「これらが大丈夫な皆さんは楽しんで下さいね。」
これは暁と雷が異世界に行く前のとあるお正月のお話
~~ ティルフィングside ~~
朝の7時頃、家の電話が鳴った。
トゥルルルルル
ティルフィング「もしもし?」
ドラグノフ『ティルフィングか?』
ティルフィング「その声はドラグノフさんですね。こんな朝早くにどうかされたんですか?」
ドラグノフ『いや、昨日雷と話して初詣に行こうって話をしてな。2人もどうだ?』
ティルフィング「私たちも昨日その話をしたんですが実はマスターがまだ寝てるんですよ。」
ドラグノフ『雷でさえすでに起きていると言うのに』
ティルフィング「とりあえずマスターを起こしますので家まで来てもらえますか?」
ドラグノフ『了解した。ではまた後で』
ティルフィング「はい。」
ツーー、ツーー、
ティルフィング「さて、さっさとマスターを起こしますか。」
電話が切れた後、私は智也さんとドラグノフさんが家に着くまでにマスターを起こしに行った。
ティルフィング「マスター、起きてください。」
暁「うぅ~。」
ティルフィング「昨日の夜に初詣に行く約束しましたよ。」
暁「今何時だ~?」
ティルフィング「もうすぐで7時半です。」
ガバッ
マスターが勢いよく起き上がった。
いきなりだったので少しビックリしたのは内緒で。
マスターは起き上がると傍に置いてあった時計を見た。
起きようと思っていた時間より遅く起きたからか少し落ち込んでいる。
暁「起こしに来てくれてありがとうティルフィング。」
ティルフィング「いえいえ、それより智也さんとドラグノフさんがこちらに来てますよ。」
暁「なぜ?」
ティルフィング「一緒に初詣に行くためですよ。」
暁「いつの間にそんな話が、まあいいけど」
ピンポーン
家のインターホンが鳴った。
外から智也さんの声が聞こえてきた。
ティルフィング「ほらマスター、急いでください。」
暁「お前は俺のオカンか。」
この後マスターはすぐに着替え、私たちは初詣に行く準備を終わらせた。
~~ ティルフィングside out ~~
~~ ドラグノフside ~~
ティルフィングに電話をかける1時間ほど前・・・
ドラグノフ「ん、今何時だ?」
私はそう思って枕元の目覚まし時計を見た。
時計の針は午前6時手前を指していた。
ドラグノフ「設定時間より早く目覚めるとは」
そんなことを思っていると、異様に気分が高まっていることに気がつく。
ドラグノフ「今日ぐらいはいいだろう。」
私は私にそう言い聞かせ、ベッドから出て雷の部屋へと向かった。
コンコンコン
ドラグノフ「雷、入るぞ。」
雷「Zzz~~」
ドラグノフ「やはりまだ寝ているか。だが、起きてもらう。」
私は少し強めに雷の肩を揺すってみた。
だが起きる気配はこれぽっちも見えない。
ドラグノフ「揺するだけではダメか。」
ドラグノフ「雷、起きるのだ。」
今度は声をかけながら肩を揺すった。
雷「ん? ドラグノフ?」
ドラグノフ「起きたな。では、準備をするんだ。」
雷「何の?」
ドラグノフ「決まっているだろう。初詣に行く準備だ。」
雷「ふむ、なるほど。で、今何時だ?」
ドラグノフ「午前6時過ぎだ。」
雷「早いわ!!」
と、言いつつも雷はその後ベッドから出て初詣に行く準備をしていた。
準備をしている最中にたまにあくびをしていた。
やっぱり早く起こしすぎたかな?まあいいか。
それから数十分が経過した。
ドラグノフ「なあ雷、初詣だがティルフィングたちも誘わないか?」
雷「いいな、人数が多い方が楽しそうだしな。」
ドラグノフ「では、電話をかけてくる。」
そして私はティルフィング達の家に電話をかけた。
電話に出たのはティルフィングだった。
ティルフィングに初詣の事を伝えると、供に行くのは大丈夫だが暁がまだ寝ているのとの事だった。
今から起こすから家まで来てくれと言われた。
そこまで距離があるわけではないので了承して電話を切った。
そして、雷の元へ戻った。
雷「どうだった?」
ドラグノフ「ともに行くのは大丈夫らしい、ただ・・・」
雷「ただ?」
ドラグノフ「暁がまだ寝ているから家まで来てほしいとの事だ。」
雷「あっ・・・。」(察し)
ドラグノフ「少ししてから出ようと思うのだが?」
雷「それでいいだろ。」
そこから数十分家でくつろいで、暁の家に向かった。
暁の家に着くと雷がインターホンを鳴らすと同時に声を掛けた。
家の中から少しあわただしいやり取りが聞こえてきて、
私はティルフィングは苦労しているんだなと思った。
~~ ドラグノフside out ~~
~~ 暁side ~~
初詣に行く準備が終わり、ティルフィングとともに家を出ると雷とドラグノフが待っていた。
暁「明けましておめでとう、遅くなった。」
雷「明けましておめでとう、遅ぇぞ。」
暁「悪かったな。」
ドラグノフ「明けましておめでとう、ティルフィング。」
ティルフィング「明けましておめでとうございます。ドラグノフさん」
ドラグノフ「では、初詣に行こうか。」
ティルフィング「ですね。」
そして俺たちは飛んで大きい神社に向かった。
神社にはすでに大勢の参拝客がやって来ていた。
通路端には出店が並んでいる。
暁「おみくじと参拝どっちからしようか?」
雷「参拝でいいだろ。」
ティルフィング「そうですね。今はそこまで並んでもいませんし」
ドラグノフ「それでも結構の人数だがな。」
列の人数を見てみると普通に数十分はかかりそうな人数だった。
暁「並びますか。」
ティルフィング「はい。」
雷「だな。」
ドラグノフ「うむ。」
並び始めて約40分後ようやく俺たちの番が回ってきた。
そして各々お金を賽銭箱に投げ入れた。
暁「ティルフィングの願いが叶いますように。」
ティルフィング「えっ…、ドラグノフさんの願いが叶いますように。」
ドラグノフ「むっ…、雷の願いは叶うまい。」
雷「暁のn…、あれ? 今なんかおかしくなかったか?」
そんなこんなで俺たちの参拝が終わった。
ティルフィング「マスター、どんなことをお願いしたんですか?」
暁「今年もティルフィングと仲良く過ごせますようにって。」
ドラグノフ「雷はどんなお願いしたんだ?」
雷「俺は、異族がいなくなりますようにって。」
ドラグノフ「そうか。」
雷(ん? 一瞬暗くなったか?)
そんな会話をしながらおみくじ売り場まで来た。
4人、各々のおみくじ代を払って引いた。
結果
・ティルフィング・・・大吉
・ドラグノフ・・・大吉
・雷・・・小吉
・暁・・・凶
ティルフィング「やりました。大吉です!!」
ドラグノフ「ふむ、私も大吉だな。」
雷「俺は小吉だって、微妙なラインだな。」
暁「・・・・・。」
ティルフィング「マスターはどうでしたか?」
暁「・・・・・。」
ドラグノフ「暁?」
暁「・・・・・。」
雷「おーい。」
暁「\(^o^)/オワタ」
3人「「「え?」」」
3人が俺のおみくじの結果を見た。
凶であることを3人は目の当たりにした。
ティルフィング「マ、マスター・・・。」
ドラグノフ「まぁ、ドンマイだな。」
雷「やらかしたな。」
暁「結んできます。」
そして俺はおみくじを結んですぐに3人のもとへ向かった。
雷「さて暁も戻って来て、やることもやったし帰るか。」
ティルフィング「そう言えば御二人はこれから用事はありますか?」
雷「特に何もないよ。だろ、ドラグノフ?」
ドラグノフ「ああ、帰ってもお雑煮の準備して食べるだけだな。」
ティルフィング「なら、うちで食べていきませんか?」
雷「いいのか?」
ティルフィング「構わないですよねマスター?」
暁「ああ、別にいいよ。」
ドラグノフ「ならお言葉に甘えようじゃないか。」
その後2人を家に招き、ティルフィングとドラグノフが一緒に作ったおせちとお雑煮を食べた。
あまりにも美味過ぎて雷と一緒に涙を流したら、
2人からそれは大げさすぎだと言われたが、そんなことはないと思った。
食べ終わった後はお正月らしい遊びを4人でとことん楽しんだ。
こんな楽しい日がいつまでも続けばいいなと思った。
きっと、他の3人も思っているだろうな。
~~ 暁side out ~~
雷「ついに年が明けたな。明けましておめでとう、大城。」
ドラグノフ「明けましておめでとうだ、大城。」
大城「明けましておめでとうございます。御二方。」
雷「にしてもまさか暁が凶を引くとはな。」
ドラグノフ「確かに、てっきり雷が引くかと思ってたよ。」
雷「パートナーなんだからもうちょっと信用してくれよ。」
ドラグノフ「冗談だ。」
大城「ドラグノフさんの冗談は冗談に聞こえないんですよね。」
ドラグノフ「そうか?」
雷「そうだな。」
大城「そろそろ次回予告をお願いします。」
ドラグノフ「了解した。」
雷「次回第24話」
ドラグノフ「2戦目」
※ 感想がございましたらよろしくお願いします。