精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

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大城「皆さんどうも、第30話です。今回のゲストはM16A1とM4A1です。」

M16A1「よろしく。」

M4A1「よろしくお願いします。」

M16A1「ところで大城よ。」

大城「何でしょうか?」

M4A1「言いたいことわかりますよね?」

大城「分かります。」

2人「「ではどうぞ」」

大城「私たちに雷から名前が貰えていないんですが?」

2人「「正解」」

大城「学校が休みになってから友人と会ってないせいで決めれてないんです許してください。」

M16A1「早めに頼むぞ。」

大城「わかっています。」

M4A1「では注意事項です。」


※ 誤字・脱字、読みにくい所、今更のキャラ崩壊など


M16A1・M4A1「「これらが大丈夫な皆さんは楽しんで読んでください。」」





第30話 動き出した異族

────────── ある日のどこかの町 ──────────

 

グガアァァァァァァ

 

そんな声がどこからともなく鳴り響く。

家は燃え、至る所にはこの町の住人であるだろう死体が転がっている。

 

 

男性A「こんなことって!! う、うわぁぁぁあ!!」

 

女性A「いやぁぁぁぁあ!!」

 

男性B「に、逃げ、ぐあぁぁぁ!!」

 

 

大量の異族が、町の人々を切っていく。

 

ザシュッ

 

という音を立てながら。

 

1体の異族が泣き続ける少女とその少女を抱いている母親のもとに向かっている。

母親はそれに気づいた。

 

 

少女「ママーー!! うわーーん」

 

少女の母親「ッ!! 来ないで!!」

 

 

異族が剣を振りかぶった母親はもうダメだと思った。目を瞑り死を覚悟した。

だが、いつまで待っても子供の泣きじゃくる声が聞こえ続けた。

 

 

少女の母親「何が・・・起き・・・て」

 

 

少女の母親が何が起こったのか、振り向くと灰となって消えていく異族がそこにはあった。

母親自身何が起こったのか未だに理解できていない。

しかし、二人の少女の後ろ姿を見てすぐに理解できた。

助けてもらえたということに。お礼を言おうとしたがその姿はすでになかった。

そして気が付けば異族の声も聞こえなくなっていた。

 

 

────────────────────────────────────────

 

 

異族の出現は各国、町、村で出現が確認されている。

既にいくつかの国、町、村が襲撃されており、

その全てではないが必ず二人組の少女が異族を倒しているという。

 

このことを暁達が知るのはまだ先の話だった。

 

 

──────────────────────────────────────────

 

 

異族の出現を知らない暁達が異世界、カミト達の世界に来てから数か月経とうとしていた。

昨日はこの世界の学院、アレイシア精霊学院に行ってこの世界の歴史について少しだけ教えてもらった。

それだというのにその学院の学院長から至急学院に来てくれと呼び出された。

 

というわけで現在学院長室の前にいる。

 

 

暁「昨日会ったばかりなのにいったい何用だ?」

 

雷「その確認のために今こうしてここにいるんだろ。」

 

暁「いやまあ、そうなんですけど…」

 

ティルフィング「とりあえずマスター、入りませんか?」

 

暁「だな。」

 

 

俺は扉をノックした。

すぐに返事があったので中に入ったら見知った顔がそこにはあった。

 

 

暁「カミト達じゃないか!?」

 

雷「お前らも呼び出されたのか?」

 

カミト「でなければこんなところにはいねえよ。」

 

グレイワース「私に対して文句を言うとはそんなに偉くなったのか?」

 

カミト「だったらよかったのにな。」

 

クレア「学院長、私たちを呼び出したご用件というのは?」

 

 

クレアがグレイワース学院長に呼び出した用件を聞いた途端顔が険しくなった。

 

 

グレイワース「その話なんだが最近異族の動きが活発化し始めた。」

 

全員『ッ!?』

 

 

そのことを聞いた俺たちは驚きを隠せなかった。

今までこれといって異族との戦闘がなく平穏とまではいかなくてもこのまま何事もなく契約を成せればいいと思っていた。内心ではどこかでこのままでもいいとすら思っていたのかもしれない。だからこそ、グレイワース学院長の言葉を聞いて居ても立っても居られなかった。

 

 

暁「その話は…本当なんですか。」

 

ティルフィング「マスター……」

 

グレイワース「本当だとも。現にこうして学院に大量の依頼書が届いているのだから。」

 

 

そう言うとグレイワース学院長は大量の依頼書を机に出した。

その依頼書を全て確認したがそのほとんどが異族関係のものだった。

 

 

カミト「だが、今更なぜこんなに? 今までにも異族の出現は確認されていたはずだろ?」

 

グレイワース「今までは数と強さがそれほどでもなかったからか、対応できていたみたいなんだが近頃の異族は今までの異族とは数も力も桁違いだそうだ。」

 

暁「だから今こうして大量の依頼書が届いたというわけですか。」

 

グレイワース「そういうことだ。」

 

 

その場に一瞬の沈黙が流れた後グレイワースが訪ねてきた。

 

 

グレイワース「どうする?」

 

暁「決まっています。」

 

雷「この仕事は俺たちの仕事だ。」

 

暁・雷「「その依頼、すべて受けます!!」」

 

グレイワース「本当にすべて受けるのか?」

 

暁「もちろんです。俺たちの当初の目的でしたから。」

 

雷「俺たちが今まで行動を起こさなかった理由を知りたいぐらいだな。」

 

グレイワース「お前たちの当初の目的となると」

 

暁「元の世界に戻る方法を探すこととキル姫と銃姫の契約、そしてこの世界と自分たちの世界に存在している異族を殲滅すること。と言っても今は自分達の世界の異族は叩けないけどな。」

 

グレイワース「確かにそうだったな。では異族に関する依頼、全て頼む。」

 

暁「了解しました。自分たちはすぐにでも発ちます時間も無さそうですし。」

 

グレイワース「そうか。それと最後に暁」

 

暁「何でしょうか?」

 

グレイワース「これを機会に残りのキル姫と銃姫を探すつもりだろう?」

 

暁「バレていたんですね。」

 

グレイワース「こんなこと誰だって思いつく。」

 

暁「それもそうですね。」

 

雷「暁、時間が惜しいそろそろ行こうぜ。」

 

暁「だな。」

 

 

此方だけで話をまとめて踵を返して早速近くの依頼場に向かおうとしたとき「待った」をかけた人物がいた。カミトにかけられたかと思い、足を止め振り返ると実際に「待った」をかけたのはクレアだった。

 

 

クレア「あんたたち勝手に話を進めないでくれるかしら。」

 

暁「何故だ?」

 

クレア「私も付いて行くからよ。」

 

 

唐突にそんなこと言いだした本人のクレアとグレイワース学院長以外全員驚いた。

 

 

リンスレット「ちょっとクレア!? あなた何を言い出していますの!?」

 

フィアナ「そうよ!! 異族の話は雷君達に任せておけばいいじゃない!!」

 

エリス「クレア、君が何故そんなことを言い出したのか理由を聞かせてくれないか。」

 

クレア「自分たちの世界だからよ。」

 

 

最初は誰もがその言葉を理解できなかったがその後続いた言葉で理解した。

 

 

クレア「確かに異族の討伐は暁達に任せた方が効率がいいかもしれないけどここは暁達の世界じゃなく私たちの世界、だからこれは私たちの問題なの。それを他人に押し付けるのは間違いだと思っているのよ。だから私は暁達に付いて行って異族共を消し炭にするのよ!! それに……」

 

リンスレット「それに?」

 

クレア「私の領土もあなた達の領土も異族に襲撃されているみたいだしね。」

 

リンスレット・フィアナ・エリス「「「!!」」」

 

フィアナ「それ…本当なの?」

 

クレア「気づかなかったの? まあ、重なってたから気づかなくても仕方がけどね。」

 

 

クレアの言う通りもう一度依頼書を確認したリンスレットたちは一瞬言葉を失った。

 

 

クレア「そういうわけだから暁、私を連れて行きなさい。」

 

リンスレット「いいえ、私たちですわ!!」

 

 

リンスレットがそう言うとフィアナとエリスも此方を見て頷いた。

 

 

グレイワース「カミト、お前はどう思っている?」

 

クレア「あんたは快く送り出してくれるわよね?」

 

 

今まで黙っていたカミトがグレイワース学院長の問いでようやく口を開いた。

 

 

カミト「正直に言って俺は暁達に任せた方がいいと思っている。」

 

クレア「どうして!?」

 

カミト「異族の強さはお前たちだって体験してるだろ。」

 

4人「「「「……。」」」」

 

カミト「そんなところに俺はお前たちを送り出したくはない。」

 

リンスレット「カミトさん」

 

フィアナ「カミトくん」

 

エリス「カミト」

 

カミト「だが、暁達はすでに俺たちの大事な仲間だ。そんな奴らが俺たちの世界を救おうとしてるんだ力を貸さないわけにはいかないよな。」

 

 

カミトがそう言うとクレア達の表情は少し驚いた顔になっていた。

そしてカミトはグレイワース学院長に向かい言い放った。

 

 

カミト「俺も、いやチーム・スカーレットは暁達に協力しようと思う。」

 

 

その発言にグレイワース学院長は溜息を吐いた。

 

 

グレイワース「お前たち、学院の方はどうするつもりだ?」

 

クレア「うっ!! それは……」

 

カミト「それはあんたがどうにかしてくれるだろ?」

 

グレイワース「ふん。いいだろ、何とかしてやろう。その代わりちゃんと仕事をこなして来いよ。」

 

カミト「わかっているさ。」

 

 

どうやら話がまとまったようなんだが、こちらの意見は無視ですかい。

まあ、道案内が必要なのも事実なんですよね。

 

 

カミト「というわけなんだが暁、いいだろうか?」

 

暁「ダメと言っても付いてくるんだろ?」

 

カミト「まあな。」

 

暁「危険だということは肝に銘じておいてくれよ。」

 

カミト「了解。」

 

暁「それじゃあ、準備して行きますか。」

 

全員『(おう)(ええ)!!』

 

 

俺たちは学院長室を後にし各々準備をするために分かれた。

 

 

 




暁「気が付けば30話まで来ていたのか」

雷「確かに、でもまだまだなんだろ大城?」

大城「まったくもってその通りです。なにせ全然キル姫と銃姫と契約できてませんからね」

暁「30話になって未だ4人である。」

ティルフィング「第4話の内容では私を除いて10人でしたから、あと7人ですね。」

ドラグノフ「どうするつもりだ?大城」

大城「気合で何とか……」

雷「気合で何とかなるのか?」

大城「やってみます。何度も言うように途中リタイヤだけはしたくないので」

暁「そうか。まあ一応みんな応援してるから頑張りたまえ」

大城「はい」

ティルフィング「ではそろそろ次回予告ですね」

大城「そうですね。後はお願いします」

ドラグノフ「任せろ。次回第31話 異族襲撃の爪痕」


※ 感想がございましたらよろしくお願いします。


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