精霊使いとキル姫使いと銃姫使い   作:大城 零

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大城「投稿遅れて申し訳ございません。今回のゲストですが金剛 時雨さんとフィアナさんです。」

フィアナ「よろしくね。」

金剛「よろしく。」

フィアナ「ねえ大城、これ大丈夫なの?」

大城「金剛さんの出演は本人の方から許可は取ってるので大丈夫です。」

フィアナ「そうならいいわ。では金剛さんよろしくね。」

金剛「よ、よろしくお願いします。」

フィアナ「緊張しないでリラックスしていきましょう。」

金剛「ハイ。」

フィアナ「それで大城」

大城「遅れた理由ですね。」

フィアナ「ええ。」

大城「正直に言いますと、題名詐欺をしないようにしようとした結果、区切るところが見つからず、書き続けたせいですね。」

金剛「適当なところで切るというのは考えなかったのか?」

大城「一応考えたんですけど、毎回そんなんばかりなんで今回は書ききろうかと」

フィアナ「でもそれで投稿が遅れたら本末転倒じゃない。」

大城「ごもっともです。」

金剛「今度は気を付けることだな。」

大城「先輩の言うことはちがうっすわ~www」

金剛「馬鹿にしてんだろ!!」

フィアナ「こっちで地獄を見せるから安心して(^_-)-☆」

金剛「ではよろしくです。」

フィアナ「ええ任せて。」

大城「・・・・・注意事項です。」


※ 誤字・脱字、読み難い所の存在、キャラ崩壊、長いストーリーなど


フィアナ・金剛「「これらが大丈夫な皆さんは楽しんで読んでください。」」





第32話 領土防衛 partクレア

俺たちは少しの間安堵していた。

その間に町の住人と話をしていたもう一人の少女が話が終わったようで愚痴をこぼしながらこちらに来ていた。

 

 

???「それにしても、来るのが遅くないかしら」

 

???「仕方がないさ。マスターたちも他にすることがあったんだろうし、それに異族の動きは近頃全然見られなかったんだからね。」

 

???「それでもよ。私の指揮官とあなたの指揮官は私たちと契約するっていう目的があるのだからもっと早く来てもよかったじゃない。」

 

???「まあまあ、こうして来てくれたんだからいいじゃないか。」

 

 

この町を先に守っていた少女二人が話していた。

 

 

暁「話に割って入ってすまないが君たちの名前を教えてもらえないだろうか?」

 

???「おっとこれはすまないね。僕としたことがマスターに名乗るのを後にしてしまうとは。僕はパラシュよろしくね。それと……」

 

???「私はWA2000よ、よろしく。それと言いたいことがあるのよ!!」

 

暁「えっと…、何でしょうか?」

 

WA2000「来るのが遅いのよ!! もっと早くに来なさいよ!!」

 

パラシュ「などと言ってますが、皆さんの姿を見たとき嬉しそうにしてましたので気にしないでください。」

 

WA2000「ちょっ!? それは言わない約束でしょ!!////」

 

 

WA2000はパラシュに秘密にしていてもらいたかったこと言われて顔が赤くなりながらも文句を言っていた。その様子を見ていた俺と雷は、

 

ここに来てツンデレ(?)を見ることになるとは

 

などと思っていた。

 

 

カミト「えーとパラシュさん、そろそろ話を元に戻すべきではないですか?」

 

パラシュ「おっとそうだね。それとパラシュでいいよ、敬語もいらない。えっと……?」

 

カミト「俺はカゼハヤ・カミト、カミトでいいですよ。」

 

パラシュ「そういうことなら、カミトの言う通りだね。話したい内容がこっちにはいくつかあるんだ。」

 

暁「こちらの自己紹介をしてないからそれが終わってから内容を話してくれ。」

 

パラシュ「わかったよ。」ちらっ

 

WA2000「なんでこっち見たの!?」

 

 

俺たちの自己紹介をパラシュとWA2000にした。

そしてパラシュの話を聞くことに入った。

 

 

暁「自己紹介も終わったからパラシュ、君の話したいことを聞かせてくれ。」

 

パラシュ「まず最初に一つ目、これはそっちでも分かってることだと思うけどいろんなところで異族が急に大量に出現し始めたということだね。」

 

暁「確かに、出現に関してはこちらも持っている情報だな。」

 

雷「でもその規模とかまではわからないんだよな?」

 

暁「ああ。」

 

ドラグノフ「正直規模の話は関係ない。どのみち片っ端から片づけて行くだけだからな。」

 

ティルフィング「そうですね。」

 

パラシュ「二つ目は知っていても損はないと思うよ。」

 

 

パラシュがそう言った。

だがこちらとしては依頼のある町や村を目指しながらドラグノフが言った通り片っ端から倒して回るつもりでいるため、あまり関係ないかなと思い頭の片隅にでも置いておくつもりで聞いた。

 

 

暁「それは一体何なんだ?」

 

パラシュ「異族大量発生しているのは、大体が人口が多い所に偏っていることだね。」

 

 

パラシュの言った言葉は片隅どころかしっかりと覚えていて損のないことだった。

さらに俺たちはパラシュとWA2000の言葉に驚かされる。

 

 

カミト「それは本当なのか?」

 

パラシュ「間違いないよ。」

 

マサムネ「そう言い切れる根拠は?」

 

パラシュ「他のキル姫たちと銃姫たちからの情報だからね。」

 

 

全員『!!』

 

 

ティルフィング「それだとこの世界で封印されているキル姫や銃姫の皆さんはすでに目覚めていると?」

 

パラシュ「そういうことだね。」

 

クレア「でも待って、キル姫と銃姫ってのは祭壇があってそこに封印されているものでしょう?そして自由に動くにはそれを解く契約者がいないといけないんじゃ……」

 

 

クレアが疑問に思ったことを口にした。

それに一番に応えたのはWA2000だった。

 

 

WA2000「それは少し違うわ。私たちは確かに祭壇に封印されている。でもそれはある条件で解除されるのよ。それは異族が出現するという条件」

 

パラシュ「そうだね。さらに詳しく言うと僕たちが封印されている祭壇の近くで異族が出現したときだね。それでも完全に封印が解除されているわけではないよ。行動制限や力の一片の封印はこの条件でも解除されない。」

 

リンスレット「その話を聞く限りでは行動制限の解除と本来の力を発揮するために契約者がいるというお話でいいんですの?」

 

WA2000「その解釈で大体合ってるわ。」

 

フィアナ「その話が本当なら今頃は!!」

 

エリス「キル姫と銃姫の祭壇が近くにない人口密度の多い所は口は悪いが何も出来ずに終わるだろうな……。」

 

クレア「そして私たちの故郷がそれに当てはまるかもしれないってことでもあるのね」

 

 

クレアの一言で各々自分の故郷がもう既に悲惨なことになっているかもしれないと考え、暗い空気がその場に漂っていた。自分の家が、友人が、街の人たちが、家族が、そんなことでいっぱいいっぱいになっているのが見て取れた。すぐにでも自分たちの故郷に飛んで行きたいのだろう。クレア、リンスレット、フィアナ、エリスの4人は名のある名家のお嬢様であり領地を持つ、領地を持てばおのずと人口が増える。だからこそ異族がそこに現れてもおかしくはない。

 

 

パラシュ「故郷が心配かい?」

 

クレア「当たり前じゃない!!」

 

WA2000「ま、当然よね。」

 

暁「ここから一番近い領地は」

 

リンスレット「クレアの領地ですわね。」

 

フィアナ「エルステイン家の領地ね。」

 

エリス「そうと決まれば先を急ごう。」

 

クレア「あんたたち、自分の領地を優先しようとは思はないの!?」

 

リンスレット「思いますわ。」

 

フィアナ「そうね。急いで自分の故郷に戻って様子を見たいと思うわ。でもねだからといって仲間の故郷を見捨てていい理由にはならないわ。」

 

エリス「フィアナの言う通りだクレア。それに考えていても動かなければ何も始まらない。目の前に救える命があるのなら救わなければいけない。そうだろう?」

 

クレア「ごめんなさい。どうしてもマイナスの方にばかり考えて……」

 

 

そんなクレアの頭にカミトが手を置いた。

 

 

カミト「きっとまだ間に合う。だから少しだけ肩の力を抜け。」

 

クレア「そうね。」

 

 

カミトにそう言われてクレアの肩の力が抜けたみたいだった。

俺以外は見ていてこっちが恥ずかしいみたいな空気だったが

その時俺は

 

暁(異族の討伐は()の仕事なのにな……)

 

自分の仕事なのになぜ他人を巻き込んでいるのだろうそんなことを思っていた。

このことに誰一人として気付くことはなかった。

 

 

パラシュ「さて、そちらの話はまとまったかな?」

 

カミト「すまない。大丈夫だ。」

 

パラシュ「ならマスター、契約をしたいんだがいいだろうか?」

 

 

パラシュが声を掛けてきたのだが俺はすぐには返事ができなかった。

 

 

ティルフィング「マスター?」

 

暁「・・・・・」

 

ティルフィング「マスター」

 

 

何度かティルフィングに呼ばれてやっとパラシュに呼ばれていることに気付いた。

 

 

暁「うおっ!! えっと、なんだ?」

 

パラシュ「僕との契約を進めてもいいだろうか?」

 

暁「ああ、喜んで。契約を進めよう。」

 

ティルフィング「マスター、大丈夫ですか?」

 

暁「ちょっとだけ疲れが出たのかもな。」

 

ティルフィング「それなら今は休んで契約は明日でも」

 

暁「大丈夫だよ。」

 

 

俺はティルフィングにそう言ってパラシュとの契約の準備を始めた。

 

 

WA2000「はあ~、しょうがないから私もあなたと契約してあげるわ!!」

 

雷「嫌々なら別に無理しなくても……」

 

 

雷がそう言うとWA2000が目をうるっとさせた。

 

 

WA2000「そんなこと言わないでよ!!」

 

パラシュ「素直に付いて行かせてくださいって言えばいいのに。」

 

雷「どのみち契約はするつもりだけどな。」

 

 

そして俺と雷はそれぞれの契約姫との契約を終わらせた。

 

 

WA2000「ねぇ雷」

 

雷「ん?」

 

WA2000「名前付けてよ。」

 

雷「いきなりだな。」

 

WA2000「いいじゃない別に。」

 

雷「それもそうか。……あっ! そう言えばM16A1とM4A1にも名前付けてやるの忘れてたな。これを機会に一緒に考えるか。ん~、M16A1がムイでM4A1がシィってのはどうだ?」

 

ムイ「安直だが折角付けてくれたのだからその名を使わせてもらおう。」

 

シィ「名前、安直だけど嬉しい。」

 

WA2000「あれ? 私が言い出したのに私最後なの!?」

 

雷「今考えてるから……、……、……、ミレイってのはどうだ?」

 

WA2000「ミレイね……、安直だからいや。」

 

雷「じゃあもう考えるのメンドイからいいや。」

 

WA2000「ごめんなさい。ミレイ、ホントは気に入っているからそう呼んで!!」

 

 

名前を付けてもらった三人は「安直だ。」とは言っていたが本心の方はどうやら結構嬉しかったようで雷が背を向けたときに口角が上がっていた。このことに雷は当然のごとく気が付かなかった。

 

一通りのことを済ませた俺たちはそのままクレアの故郷へと向かった。

 

移動方法は俺、雷、エリスの3人のローテーションによる風魔法で移動した。

移動する最中(さなか)に異族に襲われているいくつかの町や村を助けた。

数はそれほどではないが、やはり活発化していることが戦闘で分かった。

 

現在俺の番なので俺の風魔法でクレアの故郷に向かっている。

 

 

雷「移動方法、もっと早くに気が付くべきだったなぁ~。」

 

ドラグノフ「確かにな。」

 

ティルフィング「マスター、体調の方は大丈夫ですか?」

 

雷「俺たちの魔力量は段違いだからこのくらいじゃあ音を上げないよ。だろ暁?」

 

暁「分かってるのにこっちに振るなよ。まあそう言うことだからそんなに心配すんなティルフィング。」

 

ティルフィング「ならいいのですが……」

 

クレア「見えたわ!!」

 

 

そんなこんなでクレアの故郷であるエルステイン領土に到着した。

所々で家が潰された跡が見えた。

 

 

カミト「異族、現れたんだよな。」

 

クレア「家が潰されているのを見るとそうだと思うわ。」

 

リンスレット「それにしては被害が小さいように思えるのですが」

 

クレア「もしかして!!」

 

 

そう言うとクレアは一目散に走りだした。

俺たちは何が何だかわからなかったがとりあえずクレアを追いかけた。

クレアを追いかけて数分、クレアが1人の少女に抱き着いていた。

その少女はクレアに抱き着かれてとても笑顔だった。

 

 

???「元気だったかクレア。」

 

クレア「ええ、お姉様。」

 

暁「彼女は?」

 

カミト「彼女はルビア・エルステイン、クレアのお姉さんだ。」

 

 

それを聞いてなぜクレアがああも嬉しそうなのか理解した。

 

 

雷「姉妹が仲良いのはいいことだ。」

 

暁「見ていて微笑ましいが」

 

カミト「そうも言ってられないよな。」

 

 

そう言ってカミトがクレアとその姉のルビアのもとへ向かって行った。

 

 

カミト「お久しぶりです。ルビアさん」

 

ルビア「カゼハヤ・カミト、久しぶりね。」

 

カミト「クレア、お姉さんに会えて嬉しいのは分かるがそろそろ本題を聞かないと」

 

クレア「そうだったわね。お姉様に聞きたいことがあるの。」

 

ルビア「それは白い化け物の事か?」

 

クレア「やっぱり出てたのね。」

 

ルビア「何か知っているみたいだな。」

 

クレア「ええ、それとお姉様に合わせたい人たちがいるの。」

 

ルビア「そういうことなら、ここで話すのもなんだ家で話そうではないか。」

 

 

どうやら三人だけで話をまとめたみたいで遠くからだが三人が分れるのが見えた。戻ってきたカミトとクレアがクレアの家に向かうからと話をして、そのまま付いて行く形となった。付いて行っている際にどうしてクレアの家に向かっているのかの説明を受けた。ルビアさんは先に家に戻って準備をするとの事だった。クレアの家に着くなりルビアさんが俺たちを出迎えてくれた。

 

 

ルビア「私はクレアの姉、ルビア・エルステインだよろしく。」

 

 

ルビアさんの軽い自己紹介の後俺たちも軽く自己紹介をした。

積もる話もあるだろうからという事で応接室だろう場所に案内された。

 

 

ルビア「それにしても随分と賑やかになったものだな。カゼハヤ・カミト以外の男の精霊使いを見るのは初めてだな。」

 

クレア「お姉様、暁達はこの世界の人間じゃないの。」

 

ルビア「どういうことだ?」

 

 

クレアが言葉にした途端にルビアの顔が険しくなった。

 

 

暁「何故俺たちがクレア達とともにいるのか説明させてもらいます。」

 

 

そして俺と雷でルビアさんにクレア達と行動を共にしている顛末を話した。

 

 

ルビア「話は分かった。そして、君たちを睨みつけてしまってすまない。」

 

暁「お気になさらず、仕方がないことですから。」

 

ルビア「敬語は使わなくても大丈夫よ。」

 

暁「そういうことなら、それでこの町を襲ったのは」

 

ルビア「ああ、君たちの話に出てきた異族とやらで間違いない。特徴が一致する」

 

雷「大量にここに押し寄せてきたんじゃないですか?」

 

ルビア「正解だ。」

 

クレア「それってお姉様一人で撃退したってこと!?」

 

ルビア「そんなわけなかろう。」

 

カミト「何があったのか話してもらえますか。」

 

ルビア「あれはお前たちが来る数時間前の話だ…………」

 

 

それからルビアから聞かされた話では(たみ)たちが急に(あわただ)しくなり何事か尋ねたら街の外に白い化け物が大量に現れ、人を切り始めたとの事だった。一刻も早く民を避難させなければいけないと思い声を掛けて回った。それはすでに入り込んでいた異族と戦闘をしながらだった。

 

避難は完了したが異族の量は増えるばかり、これでは避難させても結局は・・・そう思った矢先に2人の少女が姿を現した。その二人は異族の殲滅に力を貸してくれるとの事だったので言葉に甘えて共に戦った。急に異族が姿を消したかと思うとともに戦っていたはずの少女たちも姿を消していた。その後は壊された建物を見て回っているときに俺たちと出会ったそういう話だった。

 

 

ルビア「ここは丈夫な城壁なんかないからな。あの時、二人の少女が現れていなければ今頃この地は灰と化していただろうな。」

 

クレア「今の話に出てきた少女二人ってまさか」

 

カミト「キル姫と銃姫かもな。」

 

ルビア「長くなったな、こんな時間だ家の泊まっていくといい。」

 

暁「いいんですか?」

 

ルビア「これも何かの縁だ。別に構わない」

 

 

アレイシア精霊学院を出発してから動きっぱなしだった俺たちにとってはありがたいことだった。今まで全然休みという休みが取れていなかったからだ。

 

 

暁「お言葉に甘えます。」

 

ルビア「では、それぞれの部屋に案内しよう。」

 

 

俺たちはルビアに部屋を案内されて、各々部屋で休憩することにした。

女子たちは汗でベタベタだということで先にお風呂へと向かった。

 

部屋で休んでいると扉がノックされた。

返事をすると「夕食の準備ができたので呼びに来ました。」と言われた。

扉を出て目の前にいたのは()()()だった。

(こういうのって執事の人が来るんじゃないの?)などと思ったりもしたが、気にしたら負けか。

そしてメイドに連れられて部屋に入ったらすでにみんな揃っていた。

食事中は喋りしながら楽しく食べていたのだが何故か俺だけはその輪の中に入れずにいたのだった。

 

食事が終わり皆部屋に戻った。

今までの疲れがいっきに出たのだろう。その夜皆すぐに寝静まった一人を除いて。

 

俺は何度も目を瞑り、寝ようと心掛けたが何故か寝ることができなかった。

 

 

暁「疲れ、溜まってると思うんだけどな……」

 

 

かと言ってこのままいてもどうしようもないので一旦外の風に当たろうと思い、起き上がり一緒の部屋で寝ているキル姫たちが起きないように部屋の外に出た。部屋を出た後も誰も起こさないように外に出た。外に出て風に当たっていると溜め息が出た。

 

 

暁「いったいどうしたもんかな」

 

 

そんなことを考えていると遠くの方が明るいことに気が付いた。

 

 

暁「こんな夜中にキャンプファイヤーか?」

 

 

俺は最初そんなふざけた考えをしていたが、そんなものは現実を目にして吹っ飛んだ。

そんなバカなことを考えた自分を本気で殴ってやりたいとさえ思うほどに現実は無常だった。

外が明るかったのは建物が燃えているいるからだったのだ。

 

俺はすぐに明るくなっている所に向かった。

そこにいたのは逃げ惑う人々とそれを切り殺す大量の異族だった。

見ただけで一人だけで対処しきれる数ではないことは明白だった。それでもこの世界での異族出現は自分がこの世界に来ることで蒔かれた種かもしれないと思っていた俺はそんなことは関係なかった。

 

逃げ惑う人々を庇いながら異族と戦い始めて数十分後、援護射撃が飛んできた。雷達かとも思ったがあいつらは寝てるから、すぐに準備ができるとは思えない。

じゃあ誰なのか。考え続けようかとも思ったが今は目の前の大量の異族に専念することにした。

どのみち、この戦闘が終わるかはわからないがもし終わったとすればその時に姿を見せてもらえると思うだろうし、だからこそ今は戦闘に集中して何とかしよう。

 

誰かは分からない援護射撃を貰い助けられながら異族を斬っていく。

 

 

暁「剣技、ヒートウイング!!」

 

 

背中に炎の翼が生成され、さらに使っている剣に炎を纏わせて大量の異族の中に突っ込んでいく。

 

 

暁「まだだ!! 剣技、ストームソード!!」

 

 

高速で回転して周囲の異族を蹴散らしていく。

 

戦い始めてすでに数時間が経っていた。

そろそろ雷達の耳にこのことが入っていてもおかしくはないと思うが…………いや、これは俺の仕事だな。あいつらを巻き込むのは筋違いだよな。あいつらは十分すぎるほど手伝ってくれた。後は俺一人で…………

そんな時だった

 

 

ティルフィング「マスター!!」

 

 

そんな声が後ろから聞こえた。

聞き覚えのある声、ティルフィングの声だ。

その後ろにはみんながいた。

 

 

雷「遅くなった。」

 

ティルフィング「申し訳ございませんマスター。」

 

暁「なんでお前が誤ってるんだよ。」

 

ティルフィング「それはマスターの手助けに遅れたから」

 

暁「仕方がないことだろそれは。ここから屋敷まで結構の距離があるし、それに準備だってしなくちゃならないんだから。」

 

ティルフィング「ですが!!」

 

暁「これじゃあ、埒が明かないからとりあえず一緒に戦ってくれや。」

 

ティルフィング「もちろんです。」

 

 

それからすぐに全員で戦闘に入り異族を倒し切ったのはそれから数時間後の話だった。

そして、戦闘終了とともに全員が俺のもとに集まってきた。

当然、最初に俺に援護射撃をしてくれていた人もだ。

 

 

ルビア「こういうのは私がしなければいけないのにすまない。そして、住民を守ってくれてありがとう。」

 

クレア「私からも御礼を言わせて、本当にありがとう暁。」

 

暁「頭を挙げてくれ、俺は俺の仕事をしただけ……だか……ら。」

 

 

言い終わると同時に急に意識が持って行かれ、倒れそうになった。

 

 

カミト「おっと」

 

キル姫たち「「「「「マスター!!」」」」」

 

カミト「大丈夫だ。眠ってるだけだ。」

 

 

カミトの一言を聞いてキル姫たちは安堵した。

 

 

???「あれ? もしかしてバッドなタイミングだったかな?」

 

 

その時2人の少女がこちらに姿を見せた。

その姿を見たルビアは驚いていた。

 

 

 

 

 




暁「今回は話が長かったな。」

雷「ホントにな。」

大城「毎回毎回前半と後半に分けてるとなんかさ、ね。」

暁・雷「「ね。じゃねえよ!!」」

クレア「いつも通りなのね。」

金剛「大城ですからね。仕方がない。」

リンスレット「そうですわね。大城ですものn・・・」

全員『!?』

金剛「どうかされましたかみなさん?」

暁「他の作者が出てていいのか!?」

金剛「こういうときリアルが友人関係だといいですよね。」

大城「そうですね~。」

クレア「いきなりのメタ発言。」

リンスレット「これが作者の力・・・」

大城「ただ()()()()()()()ので出てもらっただけです。」

雷「またメタ発言かよ」

金剛「そろそろ次回予告ですね。」

大城「よかったら一緒にどうぞ。」

金剛「お言葉に甘えて」

暁・雷・金剛「「「次回第33話」」」

クレア・リンスレット・金剛「「「領土防衛 partリンスレット」」」


※ 感想がございましたらよろしくお願いします。


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